夏の終わりは仲町夏祭り。協賛するとカンビール一缶とタオル頂きます。
受付さんが届けに行ったら「枝豆食べてらっしゃい」ってオジサン方に言われたそう(笑)。
当院階段下は今年はどくろマーク!長雨で今年の夏はつまらなかった子供達が、うんじゃと群がっています。
去年はなかった「はし巻き!」と言うのを買ってきて皆でつまんだところ。小腹入り、本日もこれにて終了!

健康応援ブログ
日本で初めて「予防」を立ち上げた会以来です。
一歳半のお子さんつれて、忙しくも楽しそうにしてて、嬉しい再開とご訪問でした。ご一緒した衛生士さんも、勉強家で礼儀正しい、また楽しい方です。悩みがおありのようでしたが、それは一生懸命取り組んでいるからと、理解しました。
未々これから未来あるお二人に、してさしあげられる事は何だろう?と考えると、それは一緒に意見交換しながら、共に考えるということかなぁと思いました。
常日頃細かい仕事の歯科医や歯科衛生士は、たまには広い視野と遊びが大切です。更に考えの違う人と、年代違う方と、仕事以外の場で会ったり喋ったりが大切。視野広くですね。
そう言う私も、ランチを一緒にしながら、うまい子育てしている若い友人に感心させられ、初めて会う方の真摯なものの考えにふれ、あっという間の楽しい時間でした。お二人とも美味しそうに召し上がるのが何よりステキでした。地元のものですが・・と、お持ちくださったお土産が、さりげないのに美味しいことったら!お二人の活躍ぶりが心にしみる訪問でした。
またいらしてください。楽しみにしています。
2016に引き続き、2017も企業の健康管理に拍車がかかりそうです。
キャノンでは
・従業員は 自覚(自分の健康状態を知る)
自発(自分で改善・向上に向けた行動をする)
自治(継続的に自己管理できる)
・会社では、従業員が健康の自己管理に取り組み安心して働ける環境をつくる を中心に掲げ、2016~2018 キャノングループとして安全衛生活動中期計画を 進める予定だそうです。
その一環として2016・4月キャノングループは敷地内禁煙を決定しました。すばらしい決断ですね。
会社ぐるみで禁煙に取り組むと、吸わない人はもちろんですが、「やめたくてもやめられない」喫煙者が会社の応援受けて、禁煙に踏み切ると思います。
喫煙室で吸う喫煙者が、実は本当に実害大きいのですから・・。そして「意志が弱いからやめられないのではない」と伝えましょう。
みんなで喫煙者が禁煙に向かうように、そして禁煙により病気を遠のけられますように応援しましょう。
先月末、日野原先生の告別式に参った際、特段のことではありませんが
時代が変わったのかなぁ・・と思いながら、帰ってから周りの者に聞きますと、あらかた同じ意見でしたので意を強くしておりました。
それは、ようやく順番がきて献花をする際、日野原先生のにこやかな遺影に向かって、スマホで写真撮る方がかなりいらしたからです。お撮りになりたいお気持ちも理解はできます。
白いバラとピンクの花々に囲まれた柔和な先生のご遺影は、それはそれはお優しいいつもの笑顔でいらして、私たちに微笑えみかけているようでした。ご遺影のすぐ下には、天皇陛下からの勲章も掲げられ、大変貴重なお品を拝見させていただきました。
とはいえ、大勢の方が列なしてるなか、猛暑の中皆様献花を待ってらっしゃるのに、スマホで写メとは!
想い出に・・の気持ちもわからなくはありませんが。私の知人達は皆そろって「私はしないわ」「いくらなんでもそこで写メはしない」の意見ばかりでした。
偶々先日テレビで、お盆でお墓参りの季節のせいか、”お墓をバックにピースマークして写メし、SNSにアップする”のはどう思うか?という特集してました。
伺った方の69%が「お墓に向かって写メなんて、しないわ」と言ってて少しばかりほっとしました。中には若い女性が「そんなことしたらバチ当たるわ」と私たち世代のような意見を言っていて、くすっと笑いながらホッとしたりもしました。
昨今お墓の意味も変わってきていて、檀家さんも減ってるようで「お墓」というものの意味もだいぶ世代によって違ってきています。忌み嫌うものではないにしても、お墓やお寺と縁が切れるのを心配するから・・と、何してもいいというものでもありません。
早速当院のスタッフに、このことを聞いてみましたら、全員が「お墓に向かって写メするということはないです。もし新しくお墓を立てたというようなことがあって、家族全員で先祖を囲んで・・というようような、シチュエーションだったらまた別ですが・・」と。
何が良くて何が正解でとうるさく言うつもりもありませんが、「たしなみ」という美しい日本語があります。年長者が若い人に「たしなみ」を教えて差し上げることは、悪くありません。わきまえを持ち、たしなみを持った若者が増えるのって素敵です。年長者は手本を示して文化を守るのも一興じゃないか・・と思ったりする長雨の夏です。
こだわりの作物作りしてらっしゃる患者さんが、わざわざ車でお持ち下さいました。でんすけスイカです。
6キロ、あろうかと思う大きさ!院長しか持ち上げられず。それよりこのスイカ切る包丁がないので、明日家から持ってきて食べようと言うことになりました。
一時は「待合室でスイカ割り?」という珍案まで出ました(笑)。明日が楽しみです。階段も大変だったのに、お持ち下さった患者さん有難うございました。
よーく見ると、真っ黒でなく地紋に筋が見え隠れしています。来院の皆さん前を通るたびに、「ワーッ!」と歓声上げてなでる人など様々・・。ビックリしますよね。うれしいお福分けです。
あまりに大きくて食べきれず、家に持ち帰るスタッフ他、テナントでご一緒の方々にもお分けして、みんなで楽しませていただきました。
ごちそうさまでした。
ひさしぶり頂いてなかったので、用事のついでに足延ばして件の韓国料理店へ。あちこち頂きましたが、サンゲタンはここ。ありふれたところですが、このシンプルさが好き。鶏半身にもち米詰め、朝鮮ニンジンとなつめ。スープの美味しさ。シンプルに藻塩とキムチで。残ったスープはご飯にかけ塩味でサラサラ頂きます。旨いんだな!これが。
こ~んなに食べても夜になればお腹が空くいじましさ・・。しっかり食べて食べた分動く!私の信条。本日もよく食べました。食べられる幸せに感謝。
画像が曖昧なのはグツグツ沸騰して運ばれて来て、湯気のせいです。食べ終わって汗びっしょり!韓国の女性、お肌がきれいなのは、夏でもこういうもの食べ体の循環よくして、免疫上げてらっしゃるのかもね!!
天声人語より抜粋です。
動的平衡は、生物学者・福岡伸一さんが打ち出した考えかたです。生き物の身体は、栄養素が通り過ぎる「流れ」のようなもの。体内で絶え間なく分解と合成が続いており、同じ人でも一年もたてば、分子レベルはまるで別人だという。
「生命はいつも自らを解体し、構築しなおしている。つまり(大きく)変わらないために、(小さく)変わり続けている」と最近お書きになっている。
生物に限らず、組織にも当てはまるのではないか・・と、我が国の今の政治を慮ってのコメントでした。
先ほど銀座の老舗でデザイナーされている方が、メンテナンスに見え、終わってから雑談させて頂きました。有名な老舗でも、ただ今まで通りではダメ、時代を知り、今の人を知り、何を欲してらっしゃるかを知り、基本は大事にしながらも、新しい風をどう取り入れるかなんですよね。ニーズがあるからとすっかり変わってもダメ、その店の良さを残しながらいかに新しい風を取り込んでいくか・・。とても難しいけれど、やらなくてはダメですと。
福岡先生おっしゃるように、大きく変えないために、小さく変わり続けている。この鋭い感覚持った新陳代謝が大切だと、老舗にお勤めの方からも伺い、やはり老舗たるものすごいなぁと感じ入ると同時に、人間の体のすごさを知りました。
ですから、メンテナンスにいらっしゃる患者さんは、間が空きますので、
生活環境やご家族・ご自身なにがしかの変化もおありになります。歯科だから「歯だけを診ていれば済む時代でなく」普段の暮らしぶりが変わっただけで、お口にも変化を生じます。あたたかいコミュニケーションを大切に、その方それぞれのケアが提供できますように、これからも頑張っていこうと思いました。又話が飛んで失礼いたします。
人気のテレビ番組、県民ショー。
故郷の美味しいもの自慢、特集だったようです。
参加者の一人・沖縄の具志堅用高さん。「お煎餅やポテトチップなんてない時代、俺たち、セミあぶって食べてたよ!」発言にみんなびっくり!
固まっちゃいました!
又、再び青森のことば特集もあり、地元の方の普段の言葉が全く理解できず通訳入るありさまでした。結構早口に聞こえますが、でもでもどこかあったかくて、言葉になんとも良い雰囲気があって、すてきでした。
よくフランス語と間違われる・・?とのことでした。
言葉を聞きに、又土地の雰囲気味わいに青森に旅したくなりました。
大好きな夕顔、大きくなって漸く蕾をつけました。今日帰ったら咲いて迎えてくれるはず。うすあまい香りが楽しみです。誰かが言った「夕顔が咲くときは音がするんだよ」。私も誰も未だ聞いたことありません。
咲くまでジッと待ってたら聞こえるでしょうか?夜中にポーッと白くさく夕顔、毎夕楽しみが増えました。蜜が多いのか?アリンコが沢山。ヒアリじゃないと思うけれど、よく見なきゃね。明日から夏休みです!
皆様もあちこちお出かけされると思いますが、くれぐれもお気をつけて、
楽しい夏休みをお元気にお過ごしください。
当院は 8月11日から16日まで休診です。
8月17日 九時半より診療開始。お電話は九時から通じます。
お休み中、何か気になることがおありでしたら、17日からやっております。躊躇なくご連絡ください。低気圧・台風などが近づきますと、歯茎がプッと腫れたり、痛みもないのに違和感あったりする事があります。痛みなくとも、様子を見ずにご連絡をお願いします。よろしくお願いいたします。
テレビに健康番組様々あるので、とても追いつきませんが、今日は「誤嚥性肺炎」でしたので、急いで帰ってみました。
専門家として登場は、東北大学の佐々木教授。
以前、脳血管障害と口腔ケアでしたか?セミナーでお話伺い、大変興味深かった先生。何しろ、高齢者にラーメン食べていただく時は「必ずコショウを振ってね。それが刺激になるのよ」と笑っちゃうようなことを仰ったので覚えていたのです。なるほど、当時まだ80台だった父に実践すると、コショウのにおいに「いいねェというと同時に、ハックション!」となって、刺激されるに違いないと思ったことでした(笑)。
それから時はながれ、すごい事実が判明したようです。
”サブスタンス P”という、正常に食べ物を飲み込んだり、咳したりできるように神経に働きかける、”神経伝達物質” がわかってきたようです。
サブスタンス=物質という意味 Pはペプチドで、11個のアミノ酸からなる神経ペプチド。感覚の伝達物質で、三叉神経や硬膜の血管にも分布するとか。なので炎症にも関係しています。
通常は、喉や気管の神経の中に蓄えられているが、これが低下すると嚥下や
咳の反射が鈍くなる。神経組織だけでなく、腸管にも分布するようで、血圧降下・唾液分泌・腸にも活性効果あるようです。
そして、この ”サブスタンスP” カプサイシンの唐辛子・黒コショウが増やす食材として注目あびてきました。
逆にサブスタンスPを作れない、無症候性脳梗塞(自覚症状のない)の方に、誤嚥性肺炎やせき込むといった症状がみられ、唐辛子のカプサイシン・黒コショウを食事に取り入れることで、随分改善がみられているという報告でした。
無症候性脳梗塞の20%の方が、このような努力で改善みられ。又高血圧のACE阻害剤がサブスタンスPの分解酵素も阻害するので、ACE阻害剤2年ほど服用の方が、不顕性肺炎を起こしていない・・というデーターも出てきており、高血圧予防が肺炎予防につながってるのでは?と注目されています。
唐辛子は嚥下の見方!!とばかり、蜂蜜の山田養蜂場が初の製品化に成功したようです。
何年も前に、「高齢者がラーメン食べるときに、コショウ入れてあげると
脳に刺激いっていいんですよ!」とおっしゃった佐々木先生が、研究を深められ、このように気軽に・手短に改善できる方法を発表なさるとは、なんだかうれしいニュースでした。唐辛子の刺激は強いですが、黒コショウは粒を買ってその都度グリグリして香り高いすり黒コショウが楽しめます。
この情報スタッフと共有し、患者さん方にお伝えしようと思います。ただ激辛はダメですね。胃に負担になるほどなさいませんように。
なんでも過ぎたるは及ばざるがごとし!です。
ファミレス・飲食店でお料理持ってきた店員さんからこんな風に言われたことありませんか?最初はギョッでしたが、あまりに多いこの言い方に、最近では「バイト敬語」なのかな?と思っていたら、昨日疲れて果てて寄ったファミレスで、中年女性も「こちらパンになります・・」でした。ギョッ!
「なります」と言われるとひねくれものは、出されたものがこれから「パンになるのか」と思ってしまいます・・。
でも三省堂国語辞典によれば動詞「なる」の「あたる。相当する」の意味の使用例として挙げ、一方岩波国語辞典は「1980年くらいから広まった俗用」としています。
岐阜大学の言語学・洞澤教授はこうした言い回しをやはり「バイト敬語」と呼び、「コンビニ敬語」「ファミレス敬語」とも呼んでアルバイトの若者たちが接客業全般で使っているとのこと。「です」と断定は強すぎ「ございます」だとかしこまりすぎと感じ、その間を狙ってるとの分析です。
「レシートのほうはよろしかったでしょうか」
「千円からお預かりします」のような表現も、店の指導でなく、先輩・仲間が使ってるから、よく耳にするからと業務が無難にこなせる便利な表現として考えられているようです。
しかしながら、世論調査で「気になる」という割合が五割・六割と増えていることもあり、ロイヤルホストでは一定期間「禁止語」として指導もしていたようです。テレビなどで「テーマはこちらになります」駅では「一番線に参りますのは、東京行きになります」など、世代や場所に限定されない新しい表現として定着しつつある・・という見方もあります。
皆様はどうお感じになりますか・・?
患者さんに「こちらが○○さんの虫歯になります!」なんて口腔内写真を説明したりするのは、控えたいですね。
世代を超えてスタッフと話し合わねばね・・。
NHKのアナウンサーでも最近は「アレッ!?」みたいな表現に、思わず首かしげることありますが、私達は医療職ですから、できる限り正しい美しい日本語で、正確にお伝えしたいものです。さてはて・・。
新聞の投稿欄からです。日ごろ私も思っていたことが書いてありました。
45歳の投稿者のお嬢さん通う中学校で、社会科の授業として「新聞を読んだ感想や意見をリポートする」取り組みが始まったそうです。
それまでお嬢さんは「ニュースならネットで見ればいいじゃない?」と言ってたが、課題とあって新聞を手にするようになり、「この漢字なんて読むの」とか「見てみて!この人すごい」等親子の会話も増えたそうです。
決まった時間だけでなく、いつでも情報が新聞手にするとわかる。テレビと違って聞き逃すことなく、繰り返し何度も読むことができるのが新聞です。
現代っ子(今の子供たち)にとっては、ネットのニュースの方が身近なのかもしれませんが、じっくり活字に向き合い、文章を読んで自分の中に取り入れることをわが子の含め体験してもらいたい・・。そんなお母さんからの投稿でした。同感しました。
新聞は自分の好き嫌いにかかわらず、様々なニュースや意見が、又旬の人がクローズアップされています。
自分の中に「ヘーッ」が増えるので、私は夜ゆっくりと、又忙しい時は休日にまとめてお茶しながら、ゆっくり読むのが大好きです。結構仕事に関わる「歯」の話題も多いんですよ。最近では思わぬトピックスがあって、切り抜くことも多いです。
以上「新聞のすすめ」でした。
朗報です。
当院で扱っている「フッ化物配合歯磨剤」の一部が、改良新発売となります。
今まで日本国内では、フッ化物配合歯磨剤のフッ素配合上限は、
1000ppmでしたが、国際基準(ISO)と同じ1500ppmを上限として
認可されました。これに伴い、下記の3商品の含有フッ素が1450ppmになります。
ご愛用の患者さんには、窓口でご案内いたします。せっかく残した歯を
虫歯にしないためにも、ひき続きホームケアを手ぬかりなくなさって頂きますように。
ご注意事項がひとつあります。(日本歯磨工業会)
「6歳未満の子供への使用は控える」
「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」を記載され新しい
(1450ppm)のフッ化物歯磨き剤の販売となりました。
尚・当院ではお子さん(幼児)には、ご自分でクチュクチュペッのうがいができるようになってからのフッ素使用を勧めています。そして子供用のフッ素は500ppmにして頂いています。
フッ素は有効なものですが、小さいお子さんのいるご家庭では、気を配って保管をお願いします。
資料・ライオン歯科材(株)提供
以前、熊谷崇先生も出られた、カンブリア宮殿。
先日はとびぬけ面白い特集でした。
「実演販売士」デパートやスーパーなどでよく見る、珍しい商品をなんとも上手に勧誘?説明しながらお買い上げいただく為に、実演するプロの方達の紹介でした。
ところがそのプロたる所以。プロとしてのすごさにビックリ。生半可なお仕事でないことがよくわかり、その社長さんの哲学も伝わって、すごい人たちの集団であることがわかりました。
そのお仕事ぶりを拝見して、とても参考になることがありました。それは
「心理的手続きが終わらないと、言葉は伝わらない」ということです。
私達歯科医院でも、いつも患者さんとやり取りあっての診療やメンテナンスですが、言ってるつもりが伝わっていない・・ということがままあります。お相手のせいにすることは簡単ですが、この実演販売士のプロの特訓みて、やはり
心が通わないと・心に響かないと・心に届かないと・・とつくづく思いました。こちら側のまだまだ努力不足である気がしました。
相手の扉があかなくてはいくら言葉を発してもダメですものね。
㈱コパの特訓受けてみたくなりました。
今度デパート・スーパーでお見かけしたら、立ち止まって、プロの技に目と耳を傾けたいと思います。
どの販売士の方も元気でテンポが良く、シャキシャキしてました。それと売るべく商品をよく研究し、徹底的に知り尽くして臨んでいるようでした。あんなに見えないところで努力されてるなんて、プロだなァと感心しきりでした。その上、仕事だからでなく、心底楽しんでやってらっしゃるところが、足を止めさせるのですね。真似できることはやってみようと思います。
歯科医院の仕事は、販売ではありませんが、参考にすべきこと満載のカンブリアでした。プロ!でした。

先月29日、日野原先生のご葬儀には、制服姿の小学生?夏服の小さなお子さんも列にいらっしゃいました。
患者さん?そのご家族かもしれませんが、この「10歳の君へ」を読んだ方たちではないでしょうか
日野原先生は命の授業もなさいましたが、この本は本当にたくさん読まれているようです。先日当院の11歳の患者さんのお嬢さんが「本お借りしていいですか」・・と。夏休みの課題図書にするようです。その後、他の小学生のお子さんからもお問い合わせあり、急きょ貸し出し用に注文しています。
「命」というのはあなたに与えられた時間。その時間をいかに人の為に使えるか・・とご本の中で伝えた日野原先生。
葬儀の列に制服姿で静かに並ぶお子さん方が、うがった見方かもしれませんが、みんな意志をもって、ここに並んでいるように見えたのは気のせいでしょうか?
日野原先生が蒔かれた種が、かわいい双葉になり、あちこちで芽をだして伸びているんだなァと感じる一コマでした。
老若男女、献花の列に並ぶお一人お一人が、託されたご自分の道に、日野原先生の柔らかい笑顔のご遺影に導かれるようにこの場で希望を頂き、白いカーネーションを一本一本供えてらっしゃいました。悲しいのにさみしいのに、なぜか
「いよいよ私たちの番ですね」という晴れ晴れした空気に満ちていました。
まさに「命の循環」を実感して帰途につきました。
こんなやわらかい気持ちでご葬儀から帰るなんて、初めてのことでした。
お土産で頂いた御池煎餅。懐かしいなぁ。母が大好物。うっすら甘くカサッと軽く、品のいい薄焼き煎餅。秋草の手描きのお皿にのせてみました。
88になった母は、クラッカー症候群(唾液減って乾いたものが苦手)なので、食べられるといいのですが・・。年齢と共に好きだったものが食べにくくなるのは、悲しいですね。
ホームケアでのお手入れの歯磨き剤(ペースト)の変更。唾液を促すお口周りのストレッチ等も、母だけでなくご高齢になられた患者さん方に、ご案内していこうと思います。少しの努力で、唾液(つば)も出るし、召し上がりやすくなります。「もうダメ」と思ってあきらめず、からだは状況にあった使い方をしてあげれば、まだまだ復活します。唾液腺も適切な刺激があれば、少しでも反応します。
テレビや雑誌で、お口周りの簡単なストレッチ等よく載っておりますので、無理ない範囲でお試し下さい。
過激な運動はかえって損ねますが、その方に合わせたゆったりストレッチは
いいようですので、お口周りのストレッチも加えて、より美味しく召し上がれるようになさってください。
乾いた御池煎餅から、話が飛びまして失礼しました。
BSで感動的な番組見ました。
ホスピスで時間のないかたをご希望の所へ、ボランティアが車でお連れする活動です。
最初の方はご主人とよく行った海。色々怨念やらあって複雑な思いの方を、元ホスピス看護師、ソーシャルワーカー、救急隊員でらした方などが、ボランティアでサポートされ、あったかいきめ細かいサービスをしてらっしゃいました。砂浜にも行ける車椅子!日本にもあるのでしょうか?すごいですね。
二人目のおじいさまは孫の結婚式に行けました。
3人目の方は状況から結婚式迎えられない現状ですが、よくデートした湖のほとりのレストランに、ガールフレンドとランチも出来て今までの日々をなぞってるようでした。
付き添った方々が周りのお客様に事情とこのような活動です!と伝える様子も実にスマートで商売っけなし。なので周囲の方々が賛同して温かく見守られ、
その空気が画面通じて伝わってきました。あたたかく慈愛に満ちて・・。レストランオーナーは、「お店開いてから、いろんな人に助けていただいてここまで来た。だからいいことに遭遇したら、いいことをお返したいので、今日のランチ代は僕からのプレゼント」と! ドイツで始まったこの素晴らしい活動はドイツの他の町にも広がっているようです。
行きたい場所に連れてって貰い、いった希望の土地で解放され自分をさらけ出され、皆で笑いあいご希望の中華レストランで、待望の北京ダックを突っつきあう末期がんの女性。ボランティアの人達と余命わずかな患者さんとのワイワイ楽し気な家族のような映像が、何とも感動的であったかいものでした。もっと早い時間の又は日曜の再放送あるといいなぁ。もう一度拝見したいです。
移動に使われるメルセデスの特別車も、スタッフのユニフォームもすてきだけど、ボランティアの皆さんの表情が何よりステキでした。
日本にもあるといいですね。(画像はすべてテレビ画面より)
日野原先生なくなって1週間。たくさんの手元のご著書をあらためて見直す折、この付箋だらけの本は宝物だなぁと思っていたら、共著の犬養道子さんの訃報。
この夏「行動力の人」お二人を私たちは失うことになりました。
日野原先生のオマージュをもう一度お書きしようと思っていましたが、犬養さんの訃報を受け、この日野原先生とのご本から心に残る部分を引用させていただこうと思います。
「人はどう生き、どう死ぬのか」
この本は平河町のLPCで頂いたと思います。1997年ですから、まだまだ「死」を声高に話す空気もなくでしたが、本の帯が「日本の病院は半世紀遅れている」でしたので、すぐさま買いました。丁度犬養さんはスイスでがん手術を受けたばかりで、人間の生、死、病を、医師・看護師・患者のあるべき関係を素直に語り合ったこの本は、あまりに日本と違いすぎて、驚きをもって何度も何度も読み返しました。
この本の中で、「トータル・パーソン」全人医療を言っておられました。そして、医師や看護師は「ドント・ドゥ、ドント・ドゥ」ばかり言うけれど、もう少し寛容な医療があってもよいのではないか・・と。
看護学でなく、ケアそのもの。オスラーいうところの「メディシン・イズ・アン・アート・ベイスド・オン・サイエンス」
英語に「ビー・ケアフル」という言葉がありますでしょう?と犬養さん。
「愛」というと日本人にはピンとこないかもしれないけれど、昔の言葉で言えば「御大切」。切支丹は「愛」を「御大切」と呼んでいました。だけど他人様に対して「御大切」は、全部ケース・バイ・ケース。そこに一つのプリンシパル(原則)も通る、そのプリンシパルと現実とのハーモニーというか、かみ合い。これが人間のリアリティだと思う・・と。
それに対して日野原先生は、「そのプリンシパルを立てる・適用する時はいつもインディビジュアル(個別的)」と。
人によって違う。時期によって違う。タイミングも違う。すべてステップ・バイ・ステップ。それが(医療)がアートであるためには、その人がやっぱり人間としてまず成熟しなくてはならないのです。ですから偏差値ばかりが評価され医学部に入る昨今は、リベラルアーツ(教養)をなくし、学生時代の楽しい若い日の生活を犠牲にして、もったいないのです・・と。だから、ヒューマンタッチなんかまったくわからない。医療者には人間的な成熟がいるのですよ。だから一般の4年制の大学を出て医学部へ!・・と。
もし人間としてのタッチがあるなら、この人の御一生というものを御大切にして、たとえば死期迫っているということを、どういう風に言うかを真剣に考えることができる。一人の人の、一生のけじめをつけてさしあげる瞬間に立ち会う場合など、大事な役目をわれわれは担ってるのです。
正岡子規が「病床六尺」に精神的介護がないと、形式的だけではだめだと書き、夏目漱石は「私は昼、夜を通して看護をしてもらって、吐血から助かった。私は病むことによって生き返った。これからは善人になろうと決心した」と書いてもいる。ケア受けた体験が漱石を変えたんですね・・と。
日野原さんは、犬養道子さんのそのひたむきな生きる姿勢こそ、ハイデッカーの言う「最後の死への挑戦であると」。また老人にとっては、ヘルマン・ヘッセの「老いへの成熟」の姿だろうと思う・・と。
日野原先生が18日に亡くなり、犬養道子さんも24日亡くなられた。
お二人の言葉を決して無駄にはしないと心に誓うばかりの、今年の夏になりました。自分の時間(命)を人の為にどれだけ使えるか・・? そう考えるとワクワクするのは、あのにこやかで好奇心たっぷりの日野原先生から教えていただいたことです。
下の画像は、犬養さんがスイスでがんのオペを受け入院中のお食事です。当時
おかゆが基本の日本から見ると、ビックリの普通食(ステーキ!)詳しくはご本をご覧ください。
この夏休み、お二人の本を抱えて、セミの声を聴こうと思います。
今を時めく藤井君、と言ってはあまりに失礼な腕前。スーパースターです。
何勝目の時でしたでしょうか?
確かひふみんこと、大名人を破った時だったと思います。インタビューに答えて。
「僥倖の勝利です」
ヒェーッ!でした。
中学生です。それであの落ち着き。あのたたずまい。お行儀のよさ。
今でこそ、小さいころからモンテッソーリ・・だのなんだのかしましく言われていますが、それだけではないやはりご家庭に、秘密はあるのでしょう。
「僥倖の勝利」
あわてて辞書を引く私でした。字も書けなかったわ!!
藤井君の活躍に大期待です!
この見出し見て、ぎくっとしましたね。
腸内フローラについては、当院HPにあげましたので、お読みいただくとして・・。やはり腸内の悪玉菌が腐敗物質を作っていくということでしょうか?
そしてその臭いが口まで登っているということになりますね。ゾーッ!!
いくら歯磨きしても口臭が気になる・・という方がたまにいらっしゃいますが
腸内細菌のコントロールができると、気にならなくなるのかもしれません。
腸内で善玉が増えると
↓
悪玉菌との縄張り争いに勝ち
↓
腸内の善玉菌が増えて便の質が改善し、健康につながる
こんな図式でしょうか?
先日ブログに書いた、「もち麦」も腸内を整えるの有効です。
乳酸菌もですが、意外と身近に腸内フローラ整えるものがありそうです。
お口のケアは、もちろん必要ですが、意外と相関関係にあるものを見落としていたりするので、「まずは食・食べることを見直す」こんなところから
始めて見ると、お口の中だけでなく、いろいろいいこと増えそうですね。
99歳の日野原先生にお目にかかった際、子供向けのからだに関する興味深い絵本を数冊お持ちしました。「頂いていいの?」1ページ1ページ丁寧にめくって喜ばれました。子供たちの話題になると、柔らかいお顔がさらにマシュマロみたいになられて。
とりわけ子供たちには「どうしても伝えたいこと」がおありになり、
何をさておいても、子供たちに「命の大切さ」を伝えるのですよ・・と
仰っていました。命の授業では「命というのは=時間のことです。その命をいかに人の為に使えるか」ということです。と身振り手振り年齢を感じさせないお元気さで、その日もお話下さいました。
この対談の直前には、黒海に行ってらしたとか!ご年齢からそれだけでもびっくりなのに、「泳いだのよ!」と。ビックリの私たちに、「黒海は塩が濃いから浮くのですよ」と首すくめてカラカラとお笑いになる先生でした。
医療者は、データー・数字も大切だけれど、のりしろというか、「ほかの大切なこと」をたくさん教えてくださいました。
ご著書の題名「あなたとともによい医療を」いつも心に留めたいと思います。
今までも、これからも灯台です。
ガン治療中の男性患者さんから、便秘がひどくて便秘薬が手離せないと、ご相談受けました。ヒョッとしてと、我が家で愛用の「もち麦」の話をし、普通の白米にすこしまぜるだけで簡単だから・・とおすすめしました。
3か月後のメンテに見え「いやぁ良かった。おかげさまで」と。お腹の調子良くなって便秘薬要らなくなった!それに、家内がよく食べてるのに、体重減ってね「便乗効果」と言うか美味しいし喜んでいますよ。やぁ”もち麦”のおかげ・・と。
人によるかもしれませんが、よかったぁ。効果があって・・。もち麦加えるといつもより良く噛むので、ごはんお代わりせず一膳で十分です。
それに加え、採血すると鉄分不足の方も安定すると言われています。
何だかもち麦のセールストークみたいですが、気に入っています。よろしかったら小さい袋でお試しください。冷めてももちもちご飯で美味しいですよ。
例の腸内環境のカリスマ小林先生によると、このような食材を「健美腸」食材と呼び、もち麦は白米の25倍も食物繊維があり、”ちょい足し食材”としてとてもいいとのことです。次にゆでもち麦の作り方です。簡単ですよ。
・ゆでもち麦の作り方
①1リットルの水を火にかけ、沸騰したら2分の1カップのもち麦を入れる
②中火で20分ゆでたら、ザルにあげ軽く水洗いする
冷蔵で4日・冷凍で3週間保存可(但しあくまでも目安)
・いつものサラダに、スープに「ちょい足し」いかがでしょうか?
私たちの健康のカギ握る腸。副交感神経が衰え始める40歳過ぎるころからガクンと下がるそうです。もち麦の他、海藻のアオサ・生クルミ・生アーモンド(非加熱のナッツ)・ごまなどもちょい足しにお薦めです。お試しください。
なんでもそうですが、極端な召し上がり方はよくありません。バランスとって食べてください。過ぎたるは及ばざるがごとしです。
消化器の治療受けている患者さんは、念のため主治医の先生にご相談下さい。
日野原重明先生が今朝方亡くなられました。105歳でらっしゃいました。
当院は日野原先生99歳の時に、当院院長・奥富史郎と聖路加の理事長室で
お目にかかることができ、「オーラルフィジシアン」内科的歯科医院=
お口の中も体全体と多いに関係し、一部であると認めて拝見すること。に
ご賛同いただき、お話がはずんで予定時間をオーバーし、その場で色紙まで頂戴しました。
その折、「医のアート」という古いのですが私の愛読書を持参したところ、
大変喜こばれ、1970年代から厚労省に掛け合っていらした、成人病を「生活習慣病」にという提言のお話をされました。予てより「新老人の会」を結成し
高齢化社会日本の未来を鑑み、高齢者の健康診断の縁にする、高齢者のデーターを集めることに腐心されました。
果たして1996年には「生活習慣病」と名前を変え、今では当たり前になっています。
当院は、日本医大の癒しの環境研究会で、病院や医療機関の環境をあらゆる分野から検討しようという、実に意味ある活動に参加させていただいておりました。日野原先生とも連携しここでのご縁は今に続き、とても意味ある学びでした。
今も応援するテノール歌手・佐野成宏さんも日野原先生のご紹介でした。テノールリリコの佐野さんの声に、「このまま天に昇ってもいいくらい素敵ですね・・」とジョークおっしゃったのもつい昨日のことのようです。
そうそう佐野さんのコンサートでお目にかかった際、「あなたねェ。声って大事ですよ。いつかね、余命短い患者さんに自宅の電話教えたの。いつでも電話してと・・。そしたら就寝中に電話いただいてね。枕もとの電話に出たけど寝てた声だから機嫌悪そうに聞こえたのかなぁ?”先生今大丈夫ですか?”ってかえって気をつかわせてしまったのよ。起き抜けの声って不機嫌そうに聞こえるのね。悪かったなぁ」と。頭下げる思いで聞きましたが、それ以来私は、お話しする時はなるべく気分のいい声で話そうと心しました。
理事長室でお目にかかった時も「口の中をね、からだ全体と関連してとらえ拝見するのは、すばらしい診療だから続けなさいよと仰って。そしていきなり、秘書の方に「色紙と筆ペンね」と指示され書いてくださったのが、この色紙です。
「習慣が作る 心もからだも」
模擬患者さんのワークショップで壇上の医学生の皆さんに、手取り足取りお教えになられていた映像も、脳裏に浮かびます。「あなたねェ。今患者さんがお部屋に入ってくる様子、ちゃんと見ましたか?まっすぐ歩いてましたか・・?」「あなたご自分の白衣、きちんと着なさい。患者さんに失礼だなぁ」「あなたが患者さんの方を、患者さんの顔を見ないで、患者さんが本音を言って下さると思いますか?」「この心臓悪い患者さん、アパートの何階に住んでらっしゃるか?聞いていますか?」等など、若い医学生にあたたかくご指導されました。
データーも大事だけれど、その方の状況・生活習慣を伺いなさい・・と教わりました。このことは折に触れ、当院の患者さんにもお伝えし今日に至ります。
その後当院の患者さんのお一人が、模擬患者の講習うけて、実際模擬患者となられ、生き生きと活動されていました。
日野原先生とのご縁、そしてご教示は、小さな一粒の種となって、当院の患者さんにも伝わり、おかげさまでこうして猛暑の中、皆様定期メンテナンスに見えておられます。先生のお教えは、私共小さな歯科医院にも根づき、「自分のからだは自分で守る」ことがじわじわ伝わっていると思います。
又当院のサブカルテ・POSは日野原先生のご教示により今でも続けております。
患者さんとのたわいない会話やお暮らしぶりなど、お口の中を拝見する上で、長いお付き合いになってくると、これがいかに大切か?身に染みています。
先生有難うございました。
小学生の子供たちへ、「心臓の鼓動を聞かせる」活動も忘れられません。聴診器をたくさん持って、ご活動は全国に及びました。ご高齢になって寒い冬、ご活動の体育館で肺炎起こされたことも聞きましたが、すぐ復活され再開されました。
葉っぱのフレディのように、先生のお教えが当院スタッフ・患者さん通じて循環していることをお伝えし、先生自らお示しくださった「人はどう生きどう死ぬのか」を今後も忘れずにまいります。
最後の新聞記事がオスラー博士のことでした。
日野原先生、本当に勉強になることばかりでした。有難うございました。
せいr
九州豪雨災害は想像を超える規模で、毎日の報道から自然の脅威に慄きますが現地ではまだまだたくさん不明者もあって、暑さもあり大変な状況のようです。連休にたくさんのボランティアとニュースが伝えます。活動なさっている方々も暑さ負けせぬよう祈ります。義援金くらいしかできずすみません。
先日、日田地区というところで、5日も孤立していたご家族が救出された報道を見ました。困難な中でも若いママが事実を記録していらして、当日からその日までの写真が放映されました。
その中で、橋がなくなったり、地面が突然分断され穴開く様子に、呆然として声を上げる小さいご長男に、「しっかり見ておきなさい。これが災害よ」と話していたのです。三人のママ、偉い! 強いです!
5日孤立の間、誕生日迎えたお子さんに、ホットケーキミックスでささやかなケーキ作って祝ってる様子も映りました。
ようやく助けられた一家のパパ。「頑張りましょう!なんとかなります」と。
夜のニュースで拝見したのですが、この一家に逆に勇気づけられ、ファイト頂きました。皆様に幸あれ!
あちこちで七夕飾りが盛んでした。和光市駅でもアッと言う間にたわわになって。
出勤途中目に飛び込んできた!この短冊。エーッてなっちゃいました。
どんな方だろう。文字下のキラリンマークとハートに救われたけど、とっても気になりつつ・・階段を上がりました。
折しも都議選で大波乱!があり、私達を代表する国会議員達の、なんともな!の言動、行動、対応見てると,情けなくなって怒りさえ覚えるこの頃。
「まとも」って・・と、その言葉が頭から離れませんでした。若い方だったら
夢と希望があってもいいのに・・。声かけてあげたい気持ちでその場を去りました。こういうこと書く方きっと誠実な方なんですよね。
ファイト!大丈夫ですとも!!
一日一にち丁寧にいきましょう。
アチコチで言われ始めましたが、食中毒の季節になると登場するカレー!
犯人はウエルシュ菌(集団感染起こす食中毒の原因菌)です。
このウエルシュ菌、嫌気性(空気があると頃では増殖しない菌)でなんだか
歯周病菌と似ています。
ですので、空気のあるところのみで増える一般的な食中毒の菌とは違うのです。
即ち極端な乾燥・高温状態で「芽胞」となって身を守るのです。100度で一時間以上加熱しても死なない菌とか。
室温に放置されるとウエルシュ菌はどんどん増えるんですって。
潜伏は6~18時間で。45度で最も増殖するとか。☆☆
一年中起こりうるけれど、夏場はさらに注意とのことです。
☆ウエルシュ菌の食中毒防ぐには・・
①3時間以内に作った料理を20度以下に冷やす
②料理を小分けして、空気に触れさせない
➂前日調理は避ける
➃食べる前に、よくかき混ぜ沸騰させる
一日置いたカレーは最高!なんて言ってましたが、思わぬ盲点がありました。ねかし方を間違えると、ウエルシュ菌はどんどん増えるんですね。
先日ブログに失礼と思いながら、「アーバンゴキブリ」なんて書かせていただきましたが、私たちの暮らしがどんどん便利になり、世界全体が温暖化な今、生態系含め、環境の変化とともに、増えるべくして増える「菌」。
目に見えない相手だけに、知識と知恵持って対応すれば安心ですね。
お口の臭い!と言っても、口腔内細菌だけでなく、からだ全体から見れば
みんな相関しているわけで、そう考えると「一つ解決すると、他も解決するんだ」と思えば、やらない手はありません。逆に一つが解決しないと、もう一つ・もう二つも解決しない・・ということでしょうか?
それにしても、恐るべし腸内細菌!
でもでも、私たちのからだは、厄介な菌もいれば、いてほしい菌もあって成り立っているので、驕らず!?菌とうまく付き合っていくのが先決のようですね。これからますます暑くなります。
皆様も、腸内の善玉菌を増やして、お元気に夏を過ごしましょう。
当院と同じフロアに、書道教室があります。
小さいお子さんからご年配者まで幅広いお教室。先生ご夫妻は朝霞では大変有名な先生で、書道家としてもご立派な方です。
折々に作品を飾られ、季節の花を活けられます。今日は桔梗の花でした。わさわさした日々など、廊下を通るたびに作品に触れ花を愛でさせて頂き、忙しいなかでもホッとする瞬間です。
又書とお花を拝見してハッと季節を再認識し、忙しいと言う字は「心をなくす」とも言われる所以を思い出させても頂きます。先生ご夫妻は穏やかで、いつも沢山のご教示いただけます。同じテナントに有難いことです。
墨の文字を拝見して心が静かにさせて頂き感謝するばかりです。
「常に人をもって鏡と為す」
再び、福岡伸一先生のコラム(命の美しさ 感じる心こそ)より
子供の育ちにとって最も大切なものは何だろう。早々と九九が言えたり、英語が喋れたりすることではないはずだ。知ることよりもまず感じること。そう言ったのは、卓越した先見性を持った生物学者レイチェル・カーソン。
「センス・オブ・ワンダー」驚きを感じる心!とでも訳すのでしょうか?
何に対する驚きか。
それは自然の精妙さ、繊細さ、あるいは美しさに対しての驚き!
だからと言って自然とは、アフリカのような大自然である必要はなく、ほんの小さな自然。近くの公園や水辺?いやコンクリに囲まれ、空調の中に住み、電脳世界に支配される私たちに身近な自然とは、自分自身の生命に他ならない。
私たちはふいに生まれ、いつか必ず死ぬ。病を得れば伏し、切れば血を流す。これこそが自然だ。そして自分の生命はいつも周りの自然と直接的につながっている。
心臓の鼓動がせみ時雨の声に、吐いた白い息が冷たい空気の中に、あふれた涙がにじんだ夕日に溶けていくことを感じる心。それがセンス・オブ・ワンダーである。それは大人になってもその人を支え続けるとコラムは語ります。