早口言葉のつづき・・

この8月、ムササビの早口言葉をご案内しました。

  ムササビ むし歯に むせび泣く  でした。

この早口言葉、結構難しいですね。リズムを取りながら言えば、何とかいけます。口に出しているうち、段々早く言えるようになりますよ。

「むせび泣くの続き・・」川柳で見つけました!

  むせび泣く
  ことはないけど
  むせて泣く    
         69歳の方の川柳です 誤嚥しないよう気をつけて下さい

歯科に関連する川柳をもうひとつ

  歯磨きを
  いやがる孫に
  入れ歯見せ   
        やはり高齢のおじいちゃまの川柳 こわいよ~って泣かれちゃう?  
         
お正月の召し上がり物は、歯ごたえあったり、召し上がりにくいものもあります。どうぞ、それこそよく噛んで召し上がって下さい。噛まずに飲み物で流し込む癖ついていると、むせることが多くなります。誤嚥はこわいです。お餅も引きのいいものが増えましたから、ゆっくり召し上がって下さいね。

日常の、あっち行ったりこっち行ったりのブログを、お読みいただきましてありがとうございました。寒さも厳しいですから、どうぞ皆様おからだお大切に。よいお年をお迎えくださいませ。        

 

世代間ギャップをなくして・・

今年も残すところわずか。新聞に「帰省先 子供のヒヤリ!防ぐには・・」という特集がありました。
普段は小人数で、小さな子供から目を離さないようにしてるのに、帰省先で大勢がいるからと、つい油断したすきに、子どもが外に出てってしまっていることに気づかない例とか・・慌てますよね・・

2歳の子が、空のガスボンベの口の部分を、くわえようとしてたとか・・
気をつけるものとして、家族の薬・加熱式タバコ・ボタン電池・洗剤等など

意外なのは、ブドウ・ミニトマト(これらは4等分して)・ナッツ・アメ・こんにゃくゼリー―

小さいものが床に落ちてない様に、きれいにしておく、
手が届く範囲の棚を空にしておくなど、受け入れる方の努力もわかるが、普段あっていないと、細かな認識をすりあわせるも機会がないと指摘しています
しかたないですよね、お父さんもお母さんも仕事をする時代ですから・・・

以前から言われていることの一つですが(お子さんが2歳のお母さんの話です)

・義母が自分が使ったスプーンや箸で、食事の味見をその方のお子さんにしているのを見た。むし歯や感染症のリスクが気になったが「やめて下さい」などと言うと角が立つので「保健師さんにお箸やスプーンの共有はやめましょうと言われているんですよ」と言い、別々のものを使ってもらうようにしたということです。
今では虫歯は感染症と言う認識ですが、ご存じない方も未だまだ居られます。リスクやお互いの負担を減らす為、実家に泊まらない選択をした人もいた・・とも書いてあり、少しシュンとなりました。

世代間のギャップを埋めるため「教えてドクター」のHPでは、事故予防策や、過去30年で変わった子供の栄養や病気、育児の基礎知識を紹介し、「子育てや医療の常識は刻々と変わる。親と祖父母のどちらかが一方的に教える形でなく、最新の知識を一緒に学んで、すれ違いを減らして欲しい」と願っておられるそうです。

コロナ禍ですが充分留意して、楽しい帰省になるといいですね。

ポップコーン

メリー・クリスマス 皆さま💓
ブッシュ・ド・ノエルでもなく、シュトーレンでもなく,ポップコーンです。

久しぶり見ましたポップコーン!
いつも行くスーパーのレジ横、要するに人目について、ついお会計前に籠に入れてしまうコーナーです(笑)
ポップコーンと言えば映画!

懐かしいな~と、安さにつられて一つまんまと買ってしましました。買う時になんか今までの袋と違うな~と思いながら・・カゴに入れました。

帰宅してもう一度袋を見ると、Fritolayの物ですが、袋になんと「食物繊維たっぷり・レタス約2個分」バターしょうゆ味と書いてありました。
以前の物にはこんな表示はなかったはず・・。

そこで調べて見ると、食物繊維を取る方法の一つの全粒粉だけれども、なかなか高齢者には取りにくいものだそう・・。
それで「ポップコーン」の提案となったわけですね。

まっトウモロコシのまんま、と言えばまんま!
全粒粉と言えばそうですよね。ふくらんで軽いから、高齢者にも良いのでは?と新しい提案でしょうか?

今度母のいるホームに持って行き、反応見てみましょう。
膨らんだポップコーンでおなか一杯になっちゃってもね。乾き物でのどに詰まらないかしら、入れ歯の方はどうかしら・・などなど、心配もあります。
ポップコーン食べる楽しみや、思い出もあって話題が広がるかしら?
水分がないと食べにくいかしら・・と、興味と関心は尽きません。先ずは安全に食べられるかどうか?聞いてみましょう。

と言う私もおやつに頂いてみましたが、すぐお腹膨れてしまい、食事が入らなくなるなぁ~が実感です。
でも、食物繊維を言うばかりに、お野菜お野菜、繊維質・・!と言う時に、偶にはこういう提案もいいですよね。

意外な発見でした。
「出汁のきいたポップコーン」もありましたよ・・。

高齢者がますます増える今日にあって、お菓子の世界も変っていくんですね。
食べることって楽しみですものね。

どんなに身体に良くても、鼻つまんで無理して食べても仕方ないし。
このポップコーンの新しい提案、さてはて如何でしょうか?

 

昔といえば・・

ギョギョッと言っても、さかなクンの話題ではありません・・。
本当にビックリしました。

我々世代が昔・・と言えば、まぁ昭和でしょうか? この秋通りがかったデパートの催事でやっていた「昭和展」には溢れんばかりの同世代のお客様でした。

中心には昔のお茶の間がセットされ、ちゃぶ台に黒電話、蚊取り線香・・などがおいてあり、皆さん上がりこんで、なりきって写真撮っておいででした(笑)

そういう私も、花柄のお鍋やポットなど見て、懐かしいなぁ~と足をとめ、流行っていた怪獣グッズコーナーで、チビに怪獣ファイル等買ってしまいました・・。

新聞記事によれば、今はやりのZ世代に「あなたにとって昔とは?」と聞いたところ「平成」だったそうです。たかだか5年~10年前を昔と言うなんて驚き!
それでギョギョギョ!だったわけです。

そっかぁ~!
10年前を昔っていう若者と、我々とで感覚の違いが起きて当然ですよね。
いいの悪いのでなく、この事を知ったことは、大きな収穫でした。

さてさて、これからますます、様々な年齢の人たちとご一緒するわけですから、どうしたもんでしょう・・?
想像し考えることも楽しいかも?と、温かい紅茶の湯気にぼーっと考えてしまいました。

ついて行けるかしら・・?

悲しみは・・

久しぶり、加藤登紀子のひらり一言より

      悲しみは漬物石

      その重さが心を発酵させる

早くも12月、そろそろ白菜をつけようか・・?と言う頃、目にしました

毎年、簡単に我が家流で白菜をつけます。うちの漬ける器サイズに合わせた株の切り方をして、白菜をちょっと干してから、塩と鷹の爪だけで漬ける。真っ白な一部黄色の白菜と、赤い鷹の爪のコントラストが塩を得て鮮やかになる過程が私は大好き!毎日見るたび「いいぞいいぞ」ってうきうき致します。
長いこと使って、一か所欠けてしまった重しの漬物石の、陶器の漬物セットを
使います。うまく発酵して美味しく漬かるといいなぁ。

この一年いろんなことがありました。悲しみは日薬と言うものの、そう簡単に忘れ癒えるものではありません。でも発酵するのだと思えば、静かな気持ちになります。

このひらり一言思い出しながら、「美味しくなぁれ」と毎年同じことの繰り返しですけれど、白菜を漬けることにしましょう。
今年も美味しく漬かりますように。

 

 

あらら・・

用事山積みでお昼は簡単にしたいなぁと、スーパーで太巻き買いました。美味しそう!と切り口の反対側見たら「あらら・・」。

巻く前に具材並べた時、余っちゃったんでしょうね?干瓢が。主婦なら余分な分巻き込んじゃうとかなんとか、つじつま合わせするんだけど・・。

切り口から空に挙げる凧の足みたいにヒラヒラした干瓢に、ニンマリしながら美味しく頂きました(笑)。
新人さんなのかなぁ、次は頑張って!

とんかつとお年寄り・・

「母と一緒に食卓囲みたくて」とヒラヒラした美味しそうな、とんかつの写真添えられた記事が目にとまりました。
そして直ぐ、かつての、ある患者さんを思い出しました。
そのおばあちゃん(そう言うに相ふさわしいご隠居さん)は古いお宅に四世代で住んでおられ、アップにまとめた髪型がなんともすてきな高齢者ですが、いつもお声がけすると、気さくに日々の暮らしを話して下さいました。

お嫁さんが同伴下さり、きちんと定期メンテナンスに通われていました。
昔ながらの補綴物(被せもの)が沢山おありですが、ホームケアをよくなさり、定期メンテナンスに欠かさずみえるので、再治療はせずトラブルなくお過ごしでした。
ある日「ほんとに何でも美味しく食べられるのよねぇ。
ゲートボール仲間に会うと、皆歯が悪くてあれがダメこれがダメって。うちはね四世代だけど、私だけ違うおかずって事ないの。
とんかつの日もね、薄い肉をとんかつに揚げてくれるから、皆と一緒に同じ時間に同じもの食べられますよ。
先生にいつも丁寧に口の中診てもらって、看護師さん(歯科衛生士をいつもこう仰った)にキレイにしてもらってるからね」と。

記事を読んで、同居の四世代が同じ食事を囲める幸せなご様子を90過ぎの患者さんから伺った事を思い出したのでした。
その時こうもおっしゃいました。
「年寄りだからって皆と違うおかずで、食べるの遅いからって別の時間に一人で食べたって美味しくないものね、やっぱり一緒に同じもの食べたいわよ。ひと手間、面倒かけちゃうけどね」。

記事を目にして、90過ぎ迄通われた元気なおばあちゃんの本音を思い出しました。そして、そう言えば高齢になって一番の恐怖は「孤独です」と言う言葉も思い出しました。

長い事、定期メンテナンスにお元気に通われた、にこやかな高齢の患者さんを思い出せてくれた記事でした。ありがとうございます。

 

 

切りっぱなしシャツ

実家の母が肩を骨折し、暫くどうしたら?と近所の大型スーパーに駆け込みました。今は介護の売り場だけでなく、普通の売場に、高齢者に配慮した品々があることにビックリしました!知らなかったことでした・・。

季節による入れかわりとかで、少し安くなっていたこの下着のシャツ。全くと言っていいほど縫い目がない!切りっぱなし!なのです。だけども伸びる素材で実に気持ちいい。尚且つ破格の安さ!母と自分用に2枚買ってレジで聞くと、「結構人気なんですよ。縫い目があるとダメな方も居られるので、デリケートな方も多いんですよ」と、別に普通ですよ・・と言った感じでした。

知らないのは私だけなんだぁ、たまにはいろんな売り場を見て歩かないとなぁ~と思いました。売れる数は多くなくとも、それがないとダメな、ご不自由なさる方に、商品が用意されてる事に感動でした。
いい一日になりました。