タクシー運転手さんのつぶやき・・

年明けに乗った地元のタクシー運転者さんが、溢されました・・。

気持ちの良い車内でしたので、「いつもきれいにされてますね」と言うと
「ちょっと前ですけれどね、消費税変更に伴って、車の機械とメーターを取り換えがあったんですよ。ところがね、タバコ吸う運転手の機械は「タバコ臭くてね!!参りましたよ」と。

喫煙者の車の機械迄タバコは臭うんですね!そうか室内と同じことだから・・と合点。「お客さん商売してるんだから、ちょっとの時間でも気持ちよく乗っててもらいたいんだよね」と非喫煙者の運転手さん。

客としては当たり前の事でも、運転手さんがこんなに気を遣ってくれてることに感謝しながら、乗ると「ワッたばこ臭い!」という車両があることも事実なので、運転手同士でも困ってるんだと知りました。

その折、「タバコ吸っていい?と聞くお客さんにどう断ったらいいですか?」と質問されたので、こう答えました。

「私、喘息っ気があるんですよ、たばこの臭いはきつくてね。それに息子の嫁さんから、タバコ臭いと保育園から孫の健康にも害がある!と言われるんですよ。自分が吸わなくとも、吸ってる方の傍に居たり、吸った方が乗ってくると車内で吸わなくとも、受動喫煙っていうんですか?その吐く息吸ってしまうらしいですね・・」と説明したら如何でしょうか?と話しました。
これは事実ですから。

今では、受動喫煙はセカンド(吸ってる方の傍で煙を吸う)サード(その場で吸わなくとも喫煙所でたばこ吸った後吐く息の中から有害物質が吐かれる)とあります。どちらも有害です。

家では吸わないから、換気扇の下で吸うから、車の中だけで吸うから、いずれも受動喫煙があります。

偶々乗ったタクシー運転手さんが、運転手同士でも健康被害があることを知りました。
そしてお仕事とはいえ、タクシーという狭い空間で、苦しいことでしょうね。

喫煙者は「”意志が弱いのでやめられないのではありません” 脳の依存だけです」ので、たばこに支配されることなくご自分の健康・周りの方の健康の為に、禁煙支援する医療機関受診をお勧めします。どなたも必ずできます。

どちらのご家族も、家族の健康を願わないお宅はありません。
どうぞご自分の為・ご家族に為に、禁煙に踏み切って下さい。空気の美味しさにお気づきになると思います。応援しております。

加藤登紀子のひらり一言より

「命」から「口」を外すと「令」という字。

食べるな、しゃべるな、と言われてるようで辛いわね(笑)

今年は大いに食し、語り、歌い、「命」を謳歌する年にしましょう!と。

な~るほど・・。

喫煙30代の半数 加熱式使う!(1月15日朝日新聞より)

たばこを吸ってる人のうち、加熱式たばこを使ってる人が男性で3割、女性で2割に上ることが、厚労省が14日に公表した2018年の国民健康・栄養調査で明らかになり、男女とも30代では約半数を占めたそうです。この調査で加熱式たばこの使用状況を調べたのは初めてです。

この調査は2018年11月に実施し、20歳以上の男女やく6500人からの回答で、”女性は微増している”とのショッキングなデーターです。

JTは加熱式たばこが健康にいいような広告してますが、加熱式たばこも「たばこ」と同じです。海外では日本ほど普及していないので、今日本で過熱式たばこを吸ってる方の健康情報が、「今後の加熱式たばこの健康被害の情報になるだろう」と言われる位、日本では野放し?加熱式たばこならいいだろう・・と思って、吸ってる方が多い現状ですが残念ですね。

加熱式たばこも「たばこ」と声を大にしてお伝えしたいと思います。

折しも「カモノハシ」の愛称で知られた新幹線700系が、3月に東京―大阪間の東海道区間から引退するニュースのキャッチコピーが「最後まで地球にやさしく」となっています、が、同時に700系は、座席でたばこが吸える喫煙車が残る唯一の新幹線。車内の案内板にも「喫煙可」のマークが記されているとあります。

果たして地球にやさしいとは言っても、乗客の健康に優しかったのでしょうか?セカンドスモーク・サードスモークの受動喫煙も言われる今、たばこの認識では世界中から遅れを取っている日本は、オリンピックイヤーの今こそ、健康支援を考え禁煙受動喫煙防止に真っ向から取り組まなければならないと思います。

昨今、会社でもAYA世代のガン患者さんへの支援を始めとする、健康経営の取り組みが始まり、厚労省では2030年の健康プランも始動してると聞きます。

禁煙出来ないのは、「意志が弱いから・・」でなく、脳の依存だからです。吸ってるあなたが悪いのではなく、「たばこが脳を支配してるから」です。ですので、やめられます。女性の喫煙者が微増と聞いて、お肌や髪の毛等、美容にもよくないことは明らかですので、美容に栄養にお金をかけても、たばこはそれを台無しにします。

たばこを吸う理由は何でしょうか?

おからだあっての毎日。おいしい言葉に惑わされずに、禁煙に向かわれることを祈っています。応援団はあちこちに沢山います。
加熱式たばこも「たばこ」だということを忘れないでください。

こころ強い言葉

当院のメンテナンス患者さんで、受験予備校の先生がいます。今こそ中堅どころでしょうが、お若いころより当院にいらしていて、ずーっと定期メンテナンスも土曜必ず、きちんといらっしゃいます。
土曜は運動の日と決めてるらしく、ランニング途中で寄られることもしばしば・・(笑)その寛いだ表情に日ごろの激務が伺えます。

先日アポではないのですが、お使いの歯ブラシとフッ素のペーストを買いに寄られました。帰り際お時間があったのでちょっと質問してみました。

「AIとか、英語が喋れないとダメとか・・いろいろ言われていますが・・」

「僕の考えですけれど、英語はやはり必須でしょう。バイリンガルに及ばずトリアンガル・・もいます。AIの事もありますが、結局本読んでる人の勝ちですよ!」と。「受験勉強はどの学生も、その時期頃になって準備すれば、大概は出来ます。それより常日頃、紙の本を沢山読むことです。文の余白、本の表紙に始まる本の設え、作者がこだわる紙質・文字の書体等など・・。
本から得る情報は無限にあり、又考える機会や刺激をもらいます。
本は出来るだけ沢山読んだ方がいいですね!」と。

思いがけない予備校の先生の言葉に、なぜかホッとし、又このような先生が若人を教えて下さっているのだとちょっと安心し、有難く思いました。

初診のころは、ふわーっとして頼りない青年でしたが、いつの間にかこんな心のあったかい、きちんと物を言ってくれる先生になっておられて、なんだか嬉しい一日でした。

ただただ丸覚えでなく、気持ちのある先生に会えば、子供たちもきっと関心をもって、学ぶことが好きになるはず・・と思った一日でした。

亀の手

久しぶり友人夫妻と食事。友人の行きつけのお店はあたたかい応対に家庭的で尚且つ美味しい数々。

スタートは珍しい亀の手!なになに・・のこの姿に、一人は「僕はいいわぁ~」と及び腰・・。後は全員他愛なく黙々と食べる食べる・・と言っても大して食べる分量は少ないけれど、お酒楽しみながら会話を楽しみながら、貝を頂く感じでしょうか?イソギンチャクの仲間かしら?と言いながら黙々と楽しみました。

味はと聞かれれば「貝」だけど、食感は貝の紐を柔らかくした感じかな・・?めんどくさがり屋には無理ですね。見た目もなんだし・・。

地球上の危機から、昆虫食も言われる今、亀の手の様な食材も貴重なたんぱく源になるやも知れない・・等と思いながら、貝の味に似た「旨味」を楽しみました。好物の栄螺もですが、ほじって食べる食材は、飲んべーには格好のおつまみでした。

 

2020・令和2年1月7日より新入スタッフ・常勤です。

この度、縁あって朝霞中央歯科に参りました。ピー助と申します。

皆様に笑いと笑顔をお届け致したく、”世直しオジサン”から申しつかって参りました。朝から晩まで、ご要望あらば鳥らしい鳴き声と共に歌声をお聞かせします。

嫌なこと!あったまにくること!ガッカリすること!いや~んと言葉にならぬ思い・・等に遭遇しても、このピー助の歌声聞いて、忘れて下さい。

色々あるさ~。だからこの世は面白い!なんちゃって。

そばに控えるは、くまモン万華鏡とキュウリペン・ケチャップ修正テープです。・・先生から新年に笑ってぇ~と頂きました。

今年も元気に参りましょう。

 

認知症の新治療法・リコード方を予防に生かす

2025年には高齢者の約5人に1人が患うという推計もあり、他人ごとではない認知症。暮らしの中にリスクが潜んでいることが徐々にわかってきたらしい。

認知機能の低下の回復という意味の、英語の頭文字をとってReCODE法を、認知症研究の第一人者、米国のデール・プレデセン博士が編み出したそうです。これにより、多くの患者さんをすくことが出来るということで、介護する家族にも笑顔が戻るといいですね。

日本でも約30年前から認知症研究に関わっている、白澤卓司医師も賛同しているということです。

アルツハイマー病の原因となる行動リストが乗っていましたので、列記します。普通にやっていることの中で、簡単に改善できそうですね。

➀朝食は菓子パンと砂糖入りコーヒー
②プロトポンプ阻害薬を服用している
➂スタチンを服用している
➃寝る前に甘いものを食べてしまう
⑤何事もあくせく。ストレスがたまりがち
⑥移動は車が中心
➆昼はサンドイッチで軽く済ませる
⑧ダイエットのために人工甘味料入り飲料を愛用
⑨タバコを吸う
⑩昼食後はほとんど歯を磨かない
⑪歩いていてぶつかりそうになるとイラッとする
⑫夕食は揚げ物中心

           プロトポンプ阻害薬→胃酸の分泌を抑える薬
       スタチン→脂質異常・コレステロールを抑える薬 

こう見るとついついやってしまっている事ばかりでしょうか?ただ喫煙はもうすでに、健康リスクが明らかです。
日ごろの食事・生活習慣・環境を考え”元を絶つ”が必要なんですね。
服用する薬も、全部悪いでなく、処方する医師と「何のための薬で、飲むとどうなるか飲まないとどうなるか?」を聞き、飲んだら経過観察をして、漫然と服用しない事のようです。何れにしても、医療者と密なコミュニケーションが必要です。
最近は薬局の薬剤師さんも、親身に相談にのってくれます。利用するのも
よろしいですね。

再び、日野原重明先生の言葉 「習慣がつくる こころもからだも」

あらためて、この言葉が思い出されます。

イチローの言葉

あちこちで評判になっているイチローの言葉。少年達に折々話していた言葉の数々が、私達にも心に届きます。

・人の二倍三倍頑張ってると言われるけど、人との比較でなく、自分の中でもうちょっと頑張ってみる、これを続けよう。

・ペットショップで売れ残った大きな犬みたいかな。元気なんだけど、元気だと見せる機会もない。

・自分で出来ないと思ったら、絶対に出来ないよ。

・外に出て初めてわかること。調べればわかることでも、行ってみて初めてわかることはたくさんある。外に出て気づくことや勉強になることはたくさんある。自分の価値観がかわる体験をしてほしい。

実体験からの真摯な言葉は、この歳になっても、とても心の底に響きます。
これらの言葉を聞く子供たちの、キラキラした目が印象的でした。

これが現実・・

忙しい朝、郵便局に急ぐ道すがら、車がバンバン来る道に一人のご老人。後ろから見るに、ストック二本で歩いてるようだがなかなか進まない!右腕に持った買い物袋が邪魔そうで・・。

通りすぎるのも憚られたが、私も先を急ぐので「大丈夫ですか?」と声かけて通りすぎようとお顔見たら、左頬に大きな傷があり出血のあと!「どうなさいましたか?」に「朝、髭剃ってて切ったよ、大丈夫だから、心配しないで・・。有難う」と。
91と96の母抱えた私は、後ろ髪引かれる思いで先を急がせて頂きました。

その直後近所の知り合いに会ったので「角曲がった歩道に、ご老人居るから見てね!」と声かけして・・郵便局へ。彼女も「わかったわ。見て声かけするから・・」と。このような方をどうしたら地域で守っていかれるのでしょうか?

明日はわが身とも感じながら、独居なんだろうか?雨の日だったらどうするんだろうか?仕事しながら頭から離れない一日でした。行政がやれば?と言っちゃえばそれまでですが、これからもっともっと高齢者がふえます。どうしたらよいのでしょうか?悩ましい一日になりました。

 

花咲かせ名人

友人にお花を咲かせる名人が居ます。いつか差し上げたパフィオ!珍しい蘭で、ちょっとエキゾチックな色でした。変わった色ねぇ~と言いながら楽しんでくれましたら、暮れに蕾がついたのを見せてくれました。

いよいよ咲きそうです。葉っぱも艶々ピンピンして、彼女は本当にお花を育てるのが上手。差し上げた私も嬉しくなります。アラッ?この膨らんだ蕾、何かに似ていませんか?
今私が夢中!のハシビロコウの嘴です。そっくりだわ!

 

ウィンターブルー

最近増えている?と言う、冬の時期のブルーな気持ちの現象?症状を、テレビでやってました。

以下の3つ以上当てはまる方はご注意下さいとのこと。
①甘いもの・炭水化物ばかり食べたがる
②だるい・倦怠感
③いくら寝ても眠い
④体重増加
⑤家事や仕事に時間がかかる 

これらを放置するとうつ病に近い症状になる方もあるそうですから注意が必要ですね。季節性感情障害とも言われるらしく、毎年繰り返して通年「うつ」になる可能性を言われると慌てます。

冬は太陽に当たる時間が少なく、脳からセロトニンが出にくくなるようです。雪国の方や夜勤の方にも多いらしく、北国の方には気の毒ですが、太陽・陽の光を見つけたらちょっとでもいいので浴びて下さい・・と・・。
窓際で陽に当たるだけ?でも違うそうです。でも、会社の席替えるのは大変ですよね?

まぁ小耳に挟んだ情報として、陽に当たるだけですから覚えて頂き、
実行してもいいかも知れませんね?
すべてが芽吹く春と違い、冬は寒さでつい体も気持ちも下向きになりますから・・。

雪やこんこんあられやこんこん♪の、犬は喜ぶどころか、今は、犬も猫と同じようにこたつ?暖房の前で丸くなってるようです(笑)

思い切ってあったかくして外へ出て、陽の光を浴びてみましょう!
ブルーな気持ちが飛んでいくかもしれません!

ペロン?

食いしん坊の私は、珍しくてピン!と来たものは買うことにしています(笑)。

「ペロン?」何これ?ピーナッツを固めた?何じゃ?食べてみないとわからないわぁ~と買ってしまいました。

はたして!? ビニール袋の中身をガラスの器に開けると・・。スイーツのブラマンジェのよう。軽井沢の胡桃味噌添えたら美味しい美味しい。ピーナッツ100%らしく香ばしくてあと引く美味しさでした。

別名・肥前とうふと言うピーナッツ豆腐。驚いたのは他に、「ぺろりん」「クロリン」「シロリン」「プルリン」もあるらしい・・。冗談みたいな商品名だけど、なんだかいいなぁ~でした。

社長さんの顔見てみたい!だけど、こう言う商品見つける私も変かなぁ~。

多剤服用の危険!

以前にもここに、何度も書かせて頂きましたが、のむお薬の多さが問題視されています。

クローズアップ現代で、80歳で12種類以上のお薬服用してた方が、ふらつきから転倒し、寝たきりになった様子をレポートしていました。

何と高齢者で7種類以上のお薬飲んでる方は 64歳以上で10%
                     75歳以上で24%もあり

認知症の疑い・・と言われた方の何と20%が多剤服用の現状があったそうです。

又、「かくれ多剤服用」「というのもあって、それは自分で買って飲む
サプリやビタミン剤の多さだそうです。
サプリと言っても、多くなれば同じことで、処方されているお薬ある方はその薬の作用を強めたり、弱めたりの影響もあり芳しいことではない!と述べてました。

つい、雑誌やテレビ通販などで魅了されて買ってしまいがちなサプリ。重々注意して口にしないと、為害性があるということですね。

鵜呑みにしないようにしたいものです。

ご家族に高齢者がお出でになる方は、会話のついでに、「今飲んでいるお薬、たくさんあるんでしょう?」と聞いてみて下さい。やさしく聞くようにすれば、見せて下さり、”お薬整理”につながるかもしれません。
ただやみくもに、減らせばよいというものでないので、かかりつけの薬剤師さんなどに相談するのも一つの良い方法です。

薬剤師さんもこの「ポリファーマシー」問題には積極的に関わって、助言下さる方が増えています。心強い限りです。

オックステールスープ

寒くなると作りたくなるオックステールスープ。

お正月のご馳走続きに、やはり食べたい!と思ったら、珍しく近所のスーパーに程よい大きさの骨があり!そりゃ~っ作ろう!と下茹でして汚れを取り一度水を捨てます。あらためて水から煮て、一晩ベランダに放置。

翌朝見ると、表面に牛脂がベッタリ。それを除いたのが右小皿一杯の脂です。脂を処分した後又、火にかけじっくりスープを煮出し骨離れよいお肉にし上げます。お正月休みですから、他のことをしながら煮ておけました。

味はまったくつけず、頂くときに粗塩だけ振ってお肉にかぶりつきます。コラーゲンたっぷりであっさりした味のスープは慈味そのもの。アサツキのみじん切りをふります。最後はご飯にかけてお雑炊。

オックステールのおかげで、今年の仕事始めは、お肌プルプルです!

皆さまもお肉売り場で見つけたら是非!お試し下さい。

 

2020 令和2年あけましておめでとうございます

いよいよ令和2年・オリンピックイヤーを迎えました。
皆さま あけましておめでとうございます。

今、日本では100歳を過ぎてスポーツなさってる方もいるという、健康意識に満ちてお元気な高齢者が多くいらっしゃいます。片や、お口の中が整っておらず、十分に食事がとれずに不自由しておられる方もおいでになります。

巷でもテレビでも今では常に「虫歯予防・歯周病予防」が一般的となりました。私達が1998年日本で初めてスタートした、歯科予防の団体に入れて頂いた日がうそのようです。その日「虫歯も歯周病も細菌の感染症です」のトピックスにビックリしましたが、今では当たり前の常識となりました。

では、虫歯・歯周病を予防するのが歯科の目的でしょうか?

最近そのことを深く考えるようになりました。
一昨年97歳総義歯の父を見送り、91歳・96歳の二人の母の傍にいて、長寿の意味をふと考えています。父は総義歯でしたが、最後意識が亡くなるまでよく食べおしゃべりもしました。老衰の最後の過程では、そうはいきませんでしたが、人間として尊厳ある最期でありました。

91歳・96歳の母たちは、それぞれの口腔内の状況で、恙無く食事ができ、概ね食生活は満足に出来ています。その裏で昔はしなかった、朝起きてすぐ、又毎食後のお口の手入れは面倒ですがしてくれております(介助はあるものの)。食事もおやつもいただけるので、おしゃべりもしますし、周りの方々への配慮も出来ています。恥ずかしがりながらも、紙のおもちゃのへび笛を吹いて、呼吸と喉のトレーニングもしてくれるようになりました。

昨今では「誤嚥」という言葉がよく知られるようになり、年齢とともにのみ込みにくくなる現実が知られ、嚥下性肺炎で亡くなる方も多く、その予防も様々紹介され実施する人々、積極的になさる施設も増えてきました。

私達歯科医院はどちらもHPなどに「皆さんの笑顔・笑って・おしゃべりして・美味しく食べられる」を目指します・・と謳っています。

むし歯・歯周病の予防は手段であって、目標ではありません。

目標は、「生きてる間ずっとご自分の口からたべること」出来れば「ご自分の手で」と付け加えたいところですが、超高齢社会ですから、”介助があってもご自分の口から食べる・・”と付記させて頂きます。

「あ~おいしい!」
この言葉を言えたら・・。
この言葉を聞けたら・・。

小さな幸せかもしれませんが、この目標を達成するには、努力が要ります。即ちご自分で出来るお口のお手入れは、きちんとすること。定期的に信頼に足る歯科医院で定期メンテナンスを受けること。自分のからだの医療情報は歯科と医科が共有すること。医療者とよくコミュニケーションを取ることです。加えれば、我々医療者は勉強を怠らない事!

この事を肝に銘じて、朝霞中央歯科は「大事に思うことを大切に」参りたいと思います。

皆さまも「自分の健康は自分で守る」意識を維持され、ホームケアとプロケアを続けられ、お口を整えられることをお勧めいたします。

多くの方が、「おいしいね!」が毎日言えますように。
あちこちで「おいしいね」「おいしいね」が聞けますように。
健康観の高い皆々様と、これからも共にありたいと思います。