発酵性食物繊維と発酵食品は別です・・エッ!

時々、健康番組でお見かけする、京大の内藤裕二先生
この方が出ると、腸の話です
京丹後市の調査で知られ、京丹後市は健康長寿の町として有名です、大腸がん罹患が全国平均より少なく、血管年齢も平均より若いと評判の町です

この日の番組を聞くともなく聞いてると、饂飩を薦めていることにコメンテーターから異論が出ました、すると饂飩は炭水化物だけど、糖質がないんだそうです
前から白いお米、白いパンは控えてとおっしゃってた先生ですから、突っ込み入るのも当然です・・

そしてすすんで食べてほしい食品の写真が出ると、そこにキムチや納豆が載ってなくて、又!質問が出ました、そしたら
「発酵性食物繊維と発酵食品は別です!」のコトバだったのです、へ~ツ知らなかった!
細かに言えば、このような勘違いがあるのでコンビニなどの小さなサラダをちょっと食べたからってあんまり意味ないんですよ、レタスはほとんど水分ですから食物繊維取ろうと思ったら、レタス何個も食べないと・・と
それよりも、わかめ・ごぼう・人参・大根・山芋・海苔・饂飩・オートミールなどなど、毎日色んな食物繊維を取りながら、納豆やキムチを一緒に食べるのはいいんじゃないですか?と言うお話しでした

前からおっしゃってることですが、パンも真っ白でなく、ブランが入ったもの・・と。ブランの入ったパンを最近愛用している私は、そうでなくとも入荷量少ないから手に入りにくいのに、TVでおっしゃると又品薄になるのかなぁ~と心配になりました
出演してた方が、「そうは言っても真っ白なフワフワのパンって魅力的ですよね、美味しいですよね」と嬉しそうにおっしゃって、素直にそうそう・・と言いたくなりましたが、最近はブラン入りのパンにすっかり慣れて美味しくてお気に入りです。ご飯ももち麦入れたり、玄米混ぜたり美味しく頂けるようになってきました。快腸です

デーツ

デーツをご存知ですか?
私はいつも常備している甘み!です。ちょっと甘いものが欲しいな・・と思った時2~3個つまみます、美味しいドライフルーツです
バッグにも少し入れ持ち歩いています・・

いつも買うデーツは決まっていて、と言うよりいろいろなデーツを食べて、今の商品に落ち着きました、チュニジア製です。
原材料→デーツのみで、保存料も入っていないようです
この商品の袋に面白い記載があって「黒糖やあんこのような上品な甘みと柔らかな食感」とあります。日本向けに書いたのでしょうが、あんこのような甘み!には素直に同意します(笑)

このデーツ、食物繊維・マグネシウム・カリウムがバッチリです
ドライフルーツ好きの方に聞いても、「デーツは食べないわ・・」と仰る方多くこんなにおいしいのに、もったいないな・・と思ってしまう私です
多分、少し手がべとつくから、イヤなのかも・・です

たまたまある番組で,なつめやしの実と言ってたので見たら、「デーツ」の話でビックリでした!それもスーツ着た男性が話していたのです
その方はソースの会社の方で、その会社ではお好み焼きのソースを作っており、以前は甘みは砂糖を使っていた、ところがイギリスのウースター州訪問の際、フルーツ由来の甘みとしてソースの甘みにデーツを使ってると知り、それ以降お好み焼きソースの甘みにデーツを採用したとのことでした、ヘーッ!でした
デーツ好きとしては、嬉しいお話しで、メソポタミア文明からあるフルーツが、今栄養的にも評価されていて、尚かつ美味しく、持ち歩くのにも便利だからもっともっと広まるといいなぁと思いながら、チャック袋のデーツを開け、レディグレイの紅茶を入れて一服しました、結局なんだかんだ言って、デーツを食べるのです・・

そうそう思い出しました、アルピニストの野口健さんが以前、デーツを男の別腹としてコメントしてらっしゃいました。お母さまがエジプトの方だからよく食べていたと・・
コンパクトで食べやすいので、山にもよく持っていく。登山ではいろいろな原因で便秘になり易いけれど、繊維が多いのでその対策にもなり、又鉄分・亜鉛も多いので低酸素地帯の対策や疲れにもいいとのことだったと記憶しています

ものによっては、すごく固くてボソボソしたのもありますので、いくつか試して
美味しいお好みのデーツを見つけて楽しんでください、くせになると思います
栄養もバッチリです

老年期と思春期に違いはない  

「かたわれ」とおっしゃる夫、作家・藤田宣永さんを亡くされ、「月夜の森の梟」を書かれた小池真理子さんの文章の一部です

「月夜の森の梟」は新聞に連載され、思いを共有する方々の反響大きく、美しい本となって出版されました。こちらは2021年4月に連載された新聞の一部です

・・・
若いころの私は、人は老いるにしたがって、いろいろなことが楽になっていくに違いないと、思っていた。のどかな春の日の午後、公園のベンチに座り、ぼんやりと遠くを眺めている老人は、皆、人生を超越し、達観しているのだろう、と信じていた。ささくれ立ってやまなかった感情は和らぎ、物静かな諦めが心身を開放し、人生は総じて、優しい夕暮れの光のようなウ“ェールに包まれているのだろう、と。
だが、それはとんでもない誤解であった。老年期と思春期の、いったいどこに違いがあろうか。生命の輝きも哀しみも不安も、希望も絶望も、研ぎ澄まされてやまない感覚をもてあましながら生きる人々にとっては同じである。老年期の落ち着きは、たぶん、ほとんどの場合、見せかけのものに過ぎず、たいていの人は心の中で、思春期だった時と変わらぬ、どうにもしがたい感受性と日々、闘って生きている。

ここのところ、風の強い日が増えた。山から森に吹き降りてくる風は、ごうごうと凄まじい音をたてながら、まだ芽吹きを迎えていない樹々の梢を大きく揺らして去っていく。
ミソサザイの鈴のような美しい声音が四方八方から聞こえる、振り向けば、雲ひとつない群青色の空。あまりに青く眩しくて、どこまでが夢でどこまでがうつつなのか、分からなくなる。

使う言葉のメンテナンス

ちっとも進まない断捨離中です
普段からきちんとしておけばいいのに、わかっちゃいるけど・・です
山のような本の中にある雑誌みつけ、何かなぁ~と見始めたから手がとまる!わかっちゃいるけど・・です

その中にいたく感心するページがありご紹介したくなりました。断捨離中断、やむ無し・・です

☆彡「はじめの一歩は使う言葉のメンテナンス」
ここに一杯のコーヒーがあったとします。一口いただいてAさんは「なにこれ、美味しくないわ!」とおっしゃたとします。対してBさんは「わぁ。美味しい!」とおっしゃったとしましょう。Aさんが飲んだコーヒーも、Bさんが飲んだコーヒーも同じです。でもそれをどう捉えたかによって、世界は変わりました、Aさんは「美味しくないコーヒーを飲んだ」世界の主で、Bさんは「美味しいコーヒーを飲んだ」世界の主になったのです。つまりこの世は定まった不変のものではなく、あなたが、そして私がそれぞれ作り上げている仮想現実であるという訳です
その世界をカタチづくるものはなにかというと、コトバですと

コトバの持つ音には周波数があって、その振動によって形が作られていることを、ドイツの物理学者にちなんで「クラドニ図形」に見られ、コトバがあってカタチが出来ることは、科学的にも道理があるそうです

一人暮らしだから誰とも話なんかしてないわ・・でなく、私たちが一番多く話している相手は、自分自身なのですよと、一人で暮らしてる方とて、言葉は使っていると
そして今言ったようにコトバには、もともと持ってるカタチ(周波数)があって例えば「ありがとう」とか「愛してるよ」と言ったコトバのカタチはまあるい。そして私たちの心にもカタチがあって、「好きだなぁ」と思う心はふわふわだけど、「嫌い」と言う心はとげとげしてる。心のカタチとコトバのカタチが合わさって、あなたの周りの世界がつくられるということです

たとえば、とげとげのカタチ(✕)の心で、とげとげののカタチ(✕)のコトバを使ったら、世界はいたたまれない状況に出来上がる、でも、たとえ心のカタチがとげとげ(✕)でも、まあるいカタチ(〇)のコトバを使えば、あなたの世界には光が差してくるのですよと、看護師、僧侶、ケアマネージャーである玉置妙憂さんの言葉でした

なので、まずは、口にするコトバのカタチを整えましょう、心のカタチを変えることはそうそう簡単にできなくとも、コトバのカタチを変えることは簡単にできるはずですと

「あぁ、疲れた~」を「ああ、よく頑張った」にメンテナンス
それだけで、あなたの世界が変わりますの言葉に、ガッテン!!
(これだから・・断捨離ちっとも進みません、又言い訳です‥)

連休が終わりました
お休みの間、公園で大はしゃぎする子供の声に、楽しそうな様子になんとも幸せな気持ちになりました。子供の数が心配される昨今、自分たちはどうだったっけ・・と思い出し、さんざん、大人に叱られるようないたずらもしたけれどと冷や汗かきながら、応援の手を差し伸べなければな・・とつくづく思います
いろんな世代の関り、あたたかい声がけがいるのかもしれません、スケボー練習してる子供に「カッコイイね!」って言ってあげようかな~

 

ヘアードネイション

随分前から、病院で働くファシリティ・ドックの活動に賛同しているので、小児がんのお子さんを取り巻く状況や、様々周辺医療や関連する数々のことを、多くの方に教えて頂けて深く社会をより知るきっかけにもなり、有難く思う今日この頃です

いつぞや東北のある町で、小学生はじめ多くの若い方々が、地域でヘアドネイションを実践していることを知りました。髪の毛を伸ばすことの意味を学び、それに伴うご不便もものともせず、お役に立てる喜びを話す小学生の方に、感動すら覚えました

連休に入ったある日の朝日歌壇にこんな作品が選ばれており、なんだか心が軽やかに、ほっとあったかくなりました。ご紹介します

・このかみがだれかのウイッグになるんだと
 三年のばしたかみ切りおえる (成田市)かとうゆみさん

選ばれた永田和宏さんが「かとうさんは小学生だろうか。三年伸ばした髪が誰かの役に立つという喜び」と評しておられます
私も、小学校低学年でらっしゃるのかなぁ・・など思いをはせながら、なんだかほっこりあったかい気分にさせていただきました
今まで、新聞でもこのようなコーナーは読んでませんでした。朝日歌壇をスキップしていたことをとても後悔したこの春、これからは折々拝見したいと思いました