これからの看護

 新春の新聞にも特集されていた、これからの看護。私達歯科にも通用することばかりで

したので、レジュメにしてみます。その中で”看護師に求められる素養の中で特に大切な

こと”として次のことがあげられています。

看護は「人」を相手にする職業でしょうが、その「人」は患者さんであると同時に、

一人の生活者です。どういう暮らしをされてきて、今患者さんとしてここにいるのか。看

護師は自らの体験をもとに考察し、実際の看護ケアの生かす「人間としての幅」が必要で

す。又医療の高度化に伴い、看護師にも高度な知識が求められる時代です。これは看護師

に限らず、医療関係の職種すべてに言えることです。さらにそれぞれの職種が専門性を

向上させるだけでなく、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士など、医療専門

職それぞれが、自分のもち得るスペシャリティを出し合い、補い合いながら「チーム医療

」と「協働」の姿勢を持ち続けることが大切です。知らなかったのですが、看護を学ぶ学

生と、他の医療系学部や学科の学生が同じ教室で授業を受け「共に学んだ仲間」という意

識を植え付ける取り組みもあるそうです。「インタープロフェッショナル・ワーク=専門

職連携の実践」の考えに基づき、他の医療職は何を勉強して、どんな役割を持って

いるかをお互い知り合えるようなカリキュラムが実践されているそうです。医療の世界は

日々進化しているので、学生時代に習得した知識だけでは太刀打ちできない時代が来る。

又看護を学ぶ人には、大学を卒業して医療現場に立った後にも、常に学び続ける姿勢を

学部にいるうちから身につけることが肝心です。そして不可欠なのが、コミュニケーショ

ン能力です。看護ケアの本質は、向き合う患者さんとかかわりながら、自分も成長してい

くことにあります。この点を踏まえ実習を大切にしますが、実習終えると学生さんは大き

く変わるそうです。目の前で成果が帰ってくる一方、時には患者さんに拒否されることも

あるような「自己を見つめざるを得ない環境」に身を置くことで、貴重な経験を得るよう

です。更に院内で疾患のケアを中心に行ってきた看護師の役目も継続的に指導助言を行う

ようになります。これからの看護師には、経験や勘だけではなく、患者さんの体の状態や

治療段階などの情報を総合的に分析・判断して、最良の看護ケアにつなげる「アセスメン

トに基づく判断力」も求められる、マネージメントする力が必要になるようです。書くと

大変ですが、要するに人と向き合うために必要な「人間としての幅」が求められることは

確実です。生活者としての患者さんとどう向き合っていくか。課題は大きいですが、医療

技術だけでなく他の素養も求められるのは、当然かもしれません。対象は病気でなく

病気を持った人ですから。看護の世界のこれからは、私達歯科医院に求められることでも

あります。医療提供者である自分も、ある日患者さんになるのですから、この記事にある

提言・示唆は本当に勉強になりました。

ブレイクしそうな快味!?

新しいもの好きの日本人ですが、から揚げのお店を中心に「快味」なる味が流行っている

そうです。内訳は、醤油・お酢・砂糖・ラー油・練りごま・ニンニク・花山椒・生姜

葱のみじん切り・豆板醤の10種類絶妙な塩梅で入ってるそうです。

甘味と酸味と辛み・・と一体どんな味なんでしょうか?うーん!

動物の謝肉祭 (谷川俊太郎さんの詩で)

先日の題名のない音楽会、サンサーンスの動物の謝肉祭でした。とびっきりの若い演奏

者が集って、なんと谷川俊太郎さんがそれぞれに”詩”を付けられ、子供合唱団の子たちが

見事な朗読をした後演奏されました。一番最初は「亀」このテーマはオッフェンバックの

天国と地獄。谷川さんの詩はこうでした。「亀って年とってるのか若いのかわかんない。

楽しいか楽しくないかもわかんない」でした。次は「象」象をコントラバスに見立ててワ

ルツを踊る象を見事に演奏しました。お次は「水族館」フルートとピアノがキラキラした

水の中を表現しました。なんといってもピアノは児玉麻里さんと桃さん姉妹・フルートは

あの工藤重典さん。スゴイ組み合わせです。そして「ピアニスト」練習曲ばかり弾いてい

る無能なピアニストを表現し、最後は有名な「白鳥」のソロで終わりました。俳優でない

素朴な子供たちの詩の朗読が、想像力をかきたて、谷川さんのすばらしい詩にのって

なんとも豊かな動物の謝肉祭でした。すばらしい企画と谷川さんの瑞々しい詩に拍手で

した。佐渡さんの、クラシックをもっともっと気楽に楽しもうぜというのが十二分に伝わ

りました。

雪ですね

 予報通りの雪ですね。朝方は小さいフレークで水っぽく、積もらないかな?と思ってい

たら、今随分積もってきました。ロゴも何も入ってない大きい窓の診療ユニットからは

雪の降るさまを目の前で見ることが出来ます。来るのは大変だったけれど、こう見ると

きれいね・・と雪の降る様子に見入る方もおられます。とはいってもこの足もとの悪い

中、ご高齢の方と発熱のお二方だけのキャンセル。この雪の中をお時間早めにご到着され

る、メンテナンスの患者さん方、本当に頭が下がります。衛生士さんも助手さんも寒い中

早めの出勤。院長は一時間半前に出勤。自分の健康は自分で守る皆様のお気持ちに応えて

今日も一日頑張ります。

ナベサダ

寒さと疲れでほとほとへたっていましたが、この方のだけは見逃せないと

頑張ってBSを聴きました。渡辺貞夫。日本きってのサックス奏者も御年

81歳になられるそうです。それにしてもいつもかっこいいなぁ!この日も

マロン色の茶色のジャケットで決めて、サックスの金色が映えること!!

演奏合間のインタビューに答えて「今国立音大でサックス教えてるんだけど

上手いけど、何にもないのよ。上手いんじゃなくて、いいか悪いか自分の

歌を歌って欲しいんだよなぁ。与えられたことやるのはあたり前だけどさ」

とおっしゃって居ました。最後の演奏は My dear life!サックスが存分に

歌って豊かな音に彼の思いがふんわりのってるようでした。81歳というの

になんという軽やかさ。ステキでした。鳴りやまない拍手に、袖に消えたナ

ベサダさん。予定になかったのに、もういっちょやるかなぁといった風情で

Orange Express!すばらしいアンコールでした。あちこちで様々な活動な

さっておられますが、いつも満面の品よい笑顔が本当にさりげなくてステキ

なナベサダ・渡辺貞夫さんでした。ステキ・ステキ!

 

金柑煮てみました

大寒の名に恥じぬ?寒さ。皆さん風邪などひいてらっしゃいませんか?かわいいまん丸の金柑見つけたので、蜂蜜だけでコンポートにしました。そのままでも、パンにのせても、アイスクリーム(寒くてたべないかな?)に添えても。お湯注いでホットドリンクにしても。私達だけなら、こんなに柔らかくせず火を止めましたが、94歳の田舎の父にも送ろうと、いつもより柔らかめに煮上げました。あと1ヶ月の寒さのピークを乗りきってほしいと願いを込めて。庭の蕗の薹がいっぱいでてるでしょう。

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糖尿病

 

11月14日は世界糖尿病デーだったそうです。ご存じのように糖尿病には1型遺伝よ

るもの、Ⅱ型生活習慣病と区別されますが、現在糖尿病の合併症でなくなる方は7秒に一

人と聞くと、正しい情報を伝え出来ることはやっていく事が大事と感じます。特に昨今

20代の若い人に糖尿が増えていて、世界中で4億人の患者さん。このままだと6億人

になるかもと言われているそうです。それで世界糖尿病デーなんですね。もうみなさん十

分ご存じですが、注意するきっかけになればと書いてみます。

・おやつを必ず食べる

・脂っこいものが好き

・野菜・海藻は食べない

・お酒をたくさん飲む

・食事時間が不規則

・運動不足

・ストレスがたまっている  以上で〇が多いほど糖尿のリスクが高くなるそうです

合併症で怖いのは眼・腎臓・神経系です。すべて血液の流れが悪くなるからです。

又、健診で見つからない「隠れ糖尿病」にも注目が集まっているとのこと。これは

健診の時に前日から食事を抜いていくので、食後血糖を見られず,

健康人とかわらないと見過ごされてしまうようです。病気はすべて、早ければ早いほど

対応も簡単で予後もよいので、このような事実があるなら健診の方法に再考が望まれます

が、普段から自分で気にしておくことも大事かもしれません。歯周病は糖尿病とある意味

仲良しなので、当院では、現状を伺い、治療状況などもお聞きして、慎重にかつ注意深く

お口の定期ケアの対応をしています。歯周病のコントロールをきちんとすると、糖尿病も

進行せず落ち着く方が多いようです.

もう一度生活習慣見直してみると、案外簡単な解決策があるかもしれませんね。怖いのは

いいやいいやになっているうちに、「疲れてるから」「きょうは大変だったから」と自分

で理由をつけて、マンネリになってしまうことです。習慣は自分でつくるのですから。

 

和みました

お見舞いに伺った病院のエントランス。ボランティアの作品だそうです。和ませていただきました。

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鍋料理

 ますます寒くなって、お鍋を囲みたい今日この頃です。我が家の定番は、まず向田鍋

(世にいう常夜鍋)です。若い方はごぞんじでしょうか?豚三枚肉の薄切りとほうれん草

だけ。一人ほうれん草一把食べられちゃいます。ポン酢でね。次はカキ鍋。我が家のカキ

鍋は薄いお味噌汁のような甘味なしの味噌仕立て。牡蠣と斜め切りのネギと油揚げの薄切

りに黒こんにゃく(面倒でも手切りします)のみです。細切りの糸こんにゃくで代用する

とうそのように全く違った味になるので、面倒でもこんにゃくは自分で繊切します。

薄かったお味噌汁のようなだしがだんだんコクが出ていって、あとのお雑炊がもう感激も

のです。次は鱈ちり。真鱈と木綿豆腐のみ。必ず小鉢にネギのみじん切りとおかかにミカ

ンの皮の千切りとお醤油で薬味を作り、深めの小鉢を鍋の真ん中に据えて、その薬味を

つけながら頂きます。次はなにかしら・・。鶏のもつ鍋でしょう。鶏のもつ・レバー・

ハツ・砂肝・たまごみたいの・正肉・皮と太めの糸こんと葱の斜め切りのみをすき焼き味

で煮ます。あとはおうどん・又はお餅を入れて〆ます。翌日このお鍋に残ったモツの残り

を突っつくのが又最高です。プリン体の塊ですのでコレステロール上がりますから、たま

にしか作りませんが・・。

ところでこの鍋料理が外国の方から見るとどうも不思議な食べ方のようですね。フラ

ンス人はお鍋見て「中心がない」と言ったそうな?どういう意味?かなあ?

よく考えてみれば、お鍋を囲みますから「輪をつくり・和む」には最高と私達日本人は

普通に思いますが、文化が変れば受け止めようも違うのですね。友人の息子さんが

カナダで居酒屋をオープン。今でこそ一番店となって評判ですが、オープン当初、

お料理を大皿で提供したところ、やはりびっくりされそれぞれのお箸でつつく習慣もなく

本当にご苦労されたようですが、現地の方々を知り、どうしたら受け止めて下さるか試行

錯誤の末、今では2号店出すまでになり、とてもフランクに食事が出来ると好評のようで

す。日本では冬と言えば鍋。家族同士でなくとも、友人・会社の同僚とつついて食べる習

慣も、国が変れば異文化でしょうね。最近は電気の「一人鍋」などという便利なものもあ

り、鍋そのものを否定するわけでなく、お一人住まいや、高齢者でカセットコンロや土鍋

の準備するのも大変な方に受けています。実際私も、86歳の母が入院中、94歳の父と

この一人鍋がどれほど役立ったかしれません。電気なので安心ですし、お手入れも簡単で

助かりました。

まだまだの寒さ。友人と近いうち「ネギま鍋」食べに行く約束を楽しみにしています。

怪我の功名ならぬ、風邪の功名ですね

 先日の患者さん、ずーっと禁煙支援してるのに、のらりくらりでタバコとのご縁の

切れない方でした。来院してすぐ、風邪ひいてしまって辛かったぁとのこと。すわっ!

禁煙と思うも、ぐっと我慢して言わずに通り過ぎようとすると(禁煙支援は押したり引

たりなんです)患者さんから「風邪ひいたらね。吸いたくないのよ。吸っても美味しくな

いんだろうけれど」とご自分でお話始めました。やったぁ!とはやる気持ちを抑えて、

「3時間・3日・3週間・3か月・3年がハードルなのよ。辛くないですか?」とお聞き

すると、「そうなの吸いたーいと思うんだけど、我慢しちゃうのよね」と語ってくださる

事すべてすばらしいにつきます。「よかったわ、風邪ひいて下さって(笑)きっと脳が

吸わなくてもいいよ!って言ってるのね。よかったよかった」と満面の笑みでお伝えしま

した。凄いわーっと。照れ乍らも「またすっちゃうかも・・」とのこと。すかさず「でも

きっとやめられます。今お出来になってるんですから。肌も髪もお口の中もよくなりま

すよ」とフォローに努めました。禁煙支援はタバコだけでなく、いろいろなことに自信が

お出来になって積極的になられとっても嬉しい活動です。行ったり来たりしながら禁煙

出来ればよいことですので、このようなチャンスを逃さず支援を続けます。風邪ひくのも

生活習慣見直すいいチャンスかもしれません。グッドチャンスにしましょう。

友人の優しさ

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ありがとうございますご自身もご高齢のお母様抱え大変でらっしゃるのに、さりげないお心遣い。身に沁みます。下さったそちらにも、春よ来い、早く来い!

熊谷先生のご活動に学ぶ

 18日熊谷先生のお話しを聞く機会に恵まれました。私達と同じように先生も年齢を重

ねてらっしゃるはずなのにいつにかわらずお若いことといったら!確固たる信念を持って

日々過ごしてらっしゃるからだと拝察しました。この日もたくさんの学ぶことばかりで

したが、何よりうれしかったのは18年このような活動続けているお仲間の先生やスタッ

フと旧交を温め、診療コンセプトを共有確認できたことです。昨今の歯科への不人気と

衛生面でのご指摘(切削機械タービンを消毒滅菌してない歯科が相当ある件)は恥ずかし

いにつきますが、すべからく「虫歯も歯周病も感染症」と言うことを患者さんに伝えきれ

ていないからです。インフルエンザだって、正確に伝えられるようになったから、手洗い

うがい・予防注射などなど意識が変ってきたのに、歯科従事者の私達の力がまだまだ足り

ない証拠です。虫歯も歯周病も「つくってしまう」訳ですから、自分でやること・プロに

やってもらうメンテナンス・その他虫歯歯周病に大きな影響及ぼす「禁煙」含め、熊谷

先生は地元企業にも働きかけ、意識を変えて自分の体に関心を持ち、自分でコントロール

していくような意識改革に取り組んでらっしゃるとのことでした。地域への貢献はそれぞ

れの医院がなさっておられますが、中央歯科もこんな事ということも含め様々なところに

発信してますので、何かとご縁がつながってきて、直接歯科とは関係ないようでも「結局

はお口からよね!」とおっしゃる方が増えてきていることも大変うれしいことです。

歯科が単に治療だけが仕事でなくなった現在。生活者である患者さんの生涯にわたるご健

康に貢献しようと思うと、治療技術だけを誇っている時代ではありません。お口の中のバ

イオフィルムのコントロールする歯科衛生士は、更なる勉強も必要です。禁煙支援を随

分前からしている当院は、最近は特に禁煙支援の意義を感じ、患者さんに喜んで頂き、こ

れをきっかけにご自分のからだに関心持つようになられる患者さんを、すばらしい健康観

になられたなぁと賞賛したくなります。どなたでも自分の習い性を変えるのは辛いもの。

禁煙に踏み切る勇気と努力を称えたくなるのも、熊谷先生の強い気持ち。真の患者利益を

考えるという信念に共感するからです。当院を利用いただく皆様の「健康寿命」を支える

ために、お伝えする努力を続けます。皆様もお任せにしないで、医療者と十分コミュニ

ケーションとってこその受診とご理解頂き、積極的にご質問頂ければ幸いです。

仲間と交流しました

IMG00215 IMG00216オーラルフィジシアンの新年会に参加させて頂き、院長先生が熊谷先生との写真撮ってくださいました。昨年暮れに日吉に伺い、実技をみて頂いて勉強になったお礼を申し上げました。更に仕事の精度を上げなさいとのアドバイスでした。その帰った翌日院長に、逃げないでやりますと宣言したことを思い出していました。

沢山の歯科医師、歯科衛生士の方とお話ができ、有意義な1日でした。ローストビーフはじめ美味しいお料理も堪能しました。ありがとうございました。神子島

 

子どもの いのちとからだの10か条

 治療を受ける心構えや命の大切さを子供に知ってほしいと、患者相談に取り組むNPO法

人「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」から小冊子が届き、主にお子さんの

いらっしゃるご家庭にお配りしています。

その中には「お医者さんには自分で症状を伝えよう」「わからないことはわかるまで聞い

てみよう」とあります。親任せでなく、自分の言葉で説明し尋ねることが、将来「医療

の主役は患者」という自覚につながるという意図でつくられました。20年前”大人用”が

出来た時にも患者さんにお配りしましたが、医者の言う通り患者さんは黙って聞くのみと

いう時代でしたので、なかなか伝わりにくかったことを覚えています。その当時は辻本好

子さんという方が画期的な活動されて新聞を賑わしたものです。多くの医療関係者も

協力している団体。以前ご縁のあった辻本さんのご子息が意思を継がれたようです。

患者の心構え子供版10か条、すばらしい活動に拍手!

2015011416440000

ワインでなくお茶です

2015011019480000ワインも大好きですが、お茶も好きなのをご存じの方から

立派なお茶を頂きました。開けてびっくり!これお茶?よく見

ると玉露から作ったほうじ茶。とあって茶葉を生産した方の名

と茶師!?も書かれています。家族だけで飲むのはもったいな

いと思いましたが、開けてみると栓はクリスタルのガラス。

ワイングラスで召し上がってください・・とあるので、赤ワイ

ン用のグラスに注ぐと、「まぁきれいな色。そして高い香り」

全く濁りも何もないほうじ茶でビックリでした。きっとお食事の席でワインをお飲みにな

れない方用に開発されたのよね・・と大事に大事に味わっていただきました。大変ごちそ

うさまでした。

歳をとるってこういうことだったのね。

もう解散しましたが、以前50キャラット会議と言うところに参加させて頂いておりまし

た。各界で大活躍の方々が気楽にいろいろお話しやら、そのお仕事を披露下さるので、

大変魅力的でした。さすがプロ。どなたも非常にやわらかい心で、広いお気持ちの持ち主

で感動しました。出版したご本の中にあった文章、今でも、介護が始まった今だからこそ

「そうだなぁ」と心に残りましたので、ピックアップしてみます。

お料理するのが大好きな母でも、うっかりお鍋を焦がしてしまう。たび重なると自信を失

い、料理がおっくうになってしまうようです。歯が弱くなったり、消化力が落ちるのは誰

にもあること。けれどスプーン料理ばかりでは淋しいもの。手軽にやわらかくする料理の

裏技があれば、お箸で食べられるいつもの一皿を並べられます。薄味で統一したら、食

が進まない様子。食べてくれなくちゃ元も子もないと思う。季節の香味野菜でメリハリを

利かせたり、小鉢の一品は好みの味にしたりする。食欲は宝ですから。

体が老いるって、こんなことだったのね・・。(会員の実際のご経験)

「祖母はお皿の模様を箸でつついて、ハッと気づいては照れていました。視力が弱ると

色や立体感がわかりにくくなるのね」とある料理研究家。「うちでも同じことがありま

した。レストランで、テーブルの照明が十分でなかったせいもあって、お皿の模様を一生

懸命取ろうとしていたの。笑いながらも哀しかった・・・」と今は亡きお姑さんを語る方

もありました。50代といえども他人事ではありません。お店で伝票の金額が見えなくて

支払時に困ったことは再三再四。家でもお魚を下すときは、メガネがいるようになってい

ます。60代を迎えた人の中には、洗ったつもりなのに、汚れが落ちていないお皿に気

づいて、「食器洗浄機を買おう」と決意した人もいます。

いつもと同じ味付けなのに、今日のはアジが薄いね・・と言う。お薬味などで工夫して

見た目と香りで味を補う工夫をしました。又、塩分抑えて薄味にすることは確かに大切

だけれど、それで美味しくないから食べないでは元も子もないと、食欲の大切さも実感し

ながら伝えています。このように、親たちから学ぶ「食の底力」を生かしていくつになっ

ても誰かと食べる幸せを感じて頂き、美味しく召し上がれれば、脳も活発になれるので

いい事尽くしです。お一人でも多くの高齢者がそのようになられることを祈って、引用さ

せていただきました。食べ方上手は、生き方上手かもしれませんね。

成長されて

先週メンテナンスにいらした小学6年生のお嬢さん。チアを始めた・・と伺っていましたが、こんなにすごいんですね。でもまだ上にあがれないの。下の役目・・と言いながらも嬉しそう。5歳の時初めて見え、嫌がって大変だったことを思い出します。でも以前からメンテナンス始めていたお父様とお母様のご理解もあって、続けてこられました。今日久しぶりに会うと、お母様を越す背丈になって、こちらも感無量。大きな充填もなく来年から中学生。受験とかあっても続けて下さるように応援です。

cheerland_All-Japan-Cheerleading-and一時期お稽古事があって中断されそうでしたが、何とか続いています。朝霞にお住まいでないので大変ですが、優雅に見えてもチアもスポーツ。頑張るほどにかみ合わせも強いでしょう。きっちり拝見していこうと思います。お勉強もチアもお口のメンテナンスも頑張りましょうね。

 

患者さんと共に

先ほどメンテナンスにご来院の患者さん。ながーく糖尿を患っています。40代後半で

お一人暮らしの男性。お食事のコントロ―ルが難しいのが見てとれます。10年以上

当院に律儀に通われ、その間、歯科なりにお食事のこと、特に外食(コンビニ弁当や

立ち食いそばに至るまで)女子栄養大学の手引書などを参考にご説明して、サポートに

努めてきました。HbA1cが11もあった(!!!)時よりだいぶ下がりそれでも7~8

台。歯茎のケアをしているせいか。又ホームケアも頑張っているせいか、まあまあなんと

かコントロールできていました。そうはいっても「早食い大食い」とご自分でおっしゃる

ように、忙しいを理由に考えて食事をとるのは相当大変なようです。今朝いらして開口一

番、「年末に糖尿の数値上がりすぎて、2週間入院しました」、みればお顔つきも少々

スッキリ、足取りもすこーし軽やかです。「あらっスッキリなさって、お体軽いんじゃな

いですか?」「そうなんです。まだまだですけど」とご気分も違うようです。担当衛生士

にケアの前伝えてあったので、うまくフォローしてくれ、患者さんも状況を話して「入院

食も随分よくなってそんな嫌な入院じゃなかった・・」とポツリ。「足のマッサージも

したら気持ちいいんですよね」とおっしゃるので、以前筑波の林先生に、糖尿患者さんの

サポートを教えて頂いたことがあって、”フットマッサージが有効”と聞いたので、このこ

とをお話しして、街中でも足のマッサージあるのでお勧めしました。ただし衛生面の整っ

たところでなさって下さい!と念を押して。なぜなら糖尿患者さんは感染が一番怖いから

です。糖尿病性の網膜も心配なら、足の壊疽も心配です。ですので、ビジネスルールには

外れますが、ソックスも黒でないものをお勧めしています。思わぬケガやぶつけただけで

もわずかな出血を見逃さないためです。出血は怖いのです。歯科医院でなんでそこまで!

と言われても、ご注意にこしたことはありません。お口の中を診させていただくことは

お体全体の縮図でもあるので、全身状態に配慮し、又全身に及ぼすお口の炎症をコント

ロールするためにも、様々な正しい情報の提供をして、患者さんご自身の喚起を促すこと

が大切です。そうして初めて自分の体はご自分で面倒見るというお気持ちになられ、改善

も進むと信じています。オーラルフィジシアンは、患者さん皆様のご協力あって進められ

る意味のある診療体系です。歯科衛生士のコントロールと患者さんのたゆまぬケアによ

り、落ち着いていることは何より安堵です。油断は禁物なことは患者さんもおわかりで

す。ケアを終え歯ブラシを取り替えて帰られる患者さんの恙無い毎日を今後もサポートさ

せて頂きます。医療情報現在の状況をつぶさに伝え、協力を仰ぎながらです。

歯周病という慢性疾患は、患者さんの協力なくして改善はありません。患者さんとパート

ナーシップで臨むものと認識しています。歯周病は全身と切っても切れない、侮れない病

気ですが、理屈を理解して対応間違えなければ、改善可能な病気です。頑張りましょう。

 

だるませんべい・・・

 縁起物のダルマの袋に、いろんなおかきが入った楽しいおせんべいを頂きました。

抹茶味 ほろ苦い思い出もあったかな・・

胡麻味 自分の気持ちをゴマ化しちゃいけないな~

辛子味 時には辛口に語ってみようか!

白砂糖味 やっぱり世の中そんなにあまくないよな~

梅ざらめ味 スッパイ(失敗)が財産になったね!

青のり味 まだまだ青いね、さあ、これからだ!

サラダ味 サラっと一歩、踏み出してみよう!

正油(醤油)味 正しく歩めば立ち上がれるぞ!  のダルマのつぶやき付き。

あ~疲れた!

でもこれ考えた方は大変だったんでしょうね。

和風総本家

 お正月早々でしたか?大好きな和風総本家は本当に感動的でした。ご存じのようにこの

番組は、日本の職人さんのお仕事をつぶさに紹介するものですが、私も日本人なのに全く

不勉強で知らない事ばかり。大量生産大量消費の真逆ともいえるこのような、職人さんた

ちがまだまだ頑張ってらっしゃる様子は、誇らしいものです。この日は”新潟”ののこぎり

職人さんでした。その方の商品がどこで注目されているかと言うと、遠く離れたイタリア

しかもviolinの修復工房でした。信じられないほど小さくすばらしい刃物のそののこぎり

が、あのストラスバリウスの修復に貢献していたのです。イタリアの工房での取材のビデ

オを新潟の職人さん家族にお見せすると、「信じられない。イタリアの有名なviolinの修

複の役に立っていたなんて!」とびっくりしながら戸惑っているご様子。そのご様子を

撮ったビデオを逆にイタリアの工房にお見せすると、その職人さんご一家のお人柄に

感動され、ついにノーアポで来日され、新潟の職人さんを突撃訪問されたのでした。

企画されたとはいえ、そこには「いいものを作りたい」という職人さん同士の誠実さと

仲間を得た満足な思い。テレビをとうして十分伝わりました。海外にもその道のプロは

くさんおられるでしょうが、日本の職人気質と言いましょうか、妥協のないきっちりし

たお仕事ぶりは海外での評価が高まるばかり。商品に凝縮された誠実さが海外の方の

心をとらえるのでしょう。オートマティックなITに代表される商品があふれる中、人間

の鋭い感覚・たゆまぬ努力に裏付けされた職人技にただただ「スゴイ!」と見入るばかり

でした。日本人の感性は世界中で秀でたものです。職人さんたちが途絶えぬよう、私達は

大切にしないといけないことを番組は伝えています。見終ると心が豊かになり、日本人と

して誇らしくなる外せない番組です。小さい頃嗅いだ大工さんの鉋屑のにおい!薄く削ら

れたかつぶしのような鉋屑をもらってあそんだものです。炊き立てご飯を移したおひつの

蓋。木のにおい。おひつに移したご飯の美味しさ。いろんなものを思い出しました。

 

「の」の字の哲学 (渡辺和子さんの言葉より)

なかなかできないけれど、渡辺さん仰る「の」の字の哲学という言葉には納得しました。

夫が仕事から帰ってきて「ああ疲れた」と言ったら、「疲れた”の”」、

夏に「ああ暑かった」と帰宅したら、「暑かった”の”」と言って上げて下さい。「私だっ

て疲れてます」「夏だから暑いのは当たり前でしょ」と言っては元も子もない。「の」を

心がけるだけで全然違ってくる。子供に対しても同じ。子供が帰ってきて「お母さん、今

日つらかった」と言ったら、「そう、つらかったの」と聞いてあげる。「あんたが悪いか

ら」とつい言いそうになるのを抑えて、まず相手の気持ちを酌んであげる。相手の気持ち

に沿ってあげる。そのゆとりを持つことが大事だとおっしゃっています。自分の言いたい

事を抑えて、相手の身になる自由。これは自分自身との戦いを必要とするとも言ってお

られ、いずれにしても私には難しいことばかりですが、心がけてみようと思いました。

チャレンジです。

マスクのつけかた

ンフルエンザが猛威を振るっているようです。皆様は大丈夫ですか?まさにパンデミッ

ク。外国人から見ると「マスクをした日本人」は異様に見えるそうですが、この季節

マスクは欠かせません。皆さんはマスクつけるとき、どうしてますか?私達はゴムの

ついてる方が”裏”と判断して、鼻に合わせひだを顎まで広げて「バッチリ」と思ってまし

たら、そうすると広げた”ひだ”が受け皿のようになって、そこに埃やウイルスがたまるん

だそうです。なので専門家が「裏表関係なく、マスクを広げた時にひだが下向き。要する

にたまらない向きに広げて下さい」とのアドバイスでした。図解できずすみませんが、

「ひだに溜まらない向き」と覚えて下さい。まっ説明が理に適っているので、長年のつけ

方を変えてやってみようと思います。何でも、いいことはまずやってみましょう!インフ

ルエンザ罹りたくないですものね。ついでに又外国人の話ですが、駅などで大勢がマスク

して歩いてくると、脅威にさえ感じるとのこと。普段マスクをつける習慣ないので、とっ

ても”怖-い”んだそうです。国によって違うんですね。びっくり!

ゆらゆら・・・

 一番ユニットの窓際に飾った、デンマークのモビールです。 さりげない図柄が風に揺れ

る様子が何ともよいのです。沢山持っていますが(笑)この季節はこれ!裏返しになると

ちゃんと雪だるまのカップルの後ろ姿なんですよ。ユニットでちょっとでも

お待ち頂く時間患者さんってご不安なもの。ゆらゆら・・

モビールに見惚れて落ち着いて頂ければ幸いです。

 

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誕生会していただきました(*^_^*)

__ 1 (5) __ 2 (4)院長先生はじめスタッフの皆にお昼休みに祝っていただきました。

何歳かはロウソクの数でお察しください(笑)

おいしいケーキと先生からは私のインコ好きを知って下さって可愛いポーチを頂きました!

 

ありがとうございました(*^_^*)

佐藤 香

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自分の深堀をやめないで

 若い人は、グローバル時代に乗り遅れないように英語力や交渉力を鍛えなくてはと言う

でも、完璧な英語力はネーティブには敵わないし、通じればそれで十分です。それより、

グローバルで抜きんでていくのは、究められたローカルです。そこそこ世界基準に追い

ついた商品より、例えばその土地にしかない郷土色や代々の職人さんのお仕事のように

徹底的にその地元でしかできない個性が世界市場で勝てるのです。仕事をする人も、

平均を超えた偏差値に追いつこうとするより、自分の実力と個性を一つにする努力をする

べきでしょう。勘違いしてはいけないのは、仕事の個性とは、社会で通用する公の能力ま

で育てなければ意味がない。役に立つ個性を掘っていかなくてはなりません。ツイッター

などで「こんな映画が好きです」「私的にこれがヒットすると思います」などと私見を

つぶやくレベルでは、仕事の足しにはなりません。「私」らしく生きていけばいいとい

う、私生活の個性とは土俵が違います。仕事の個性を支えるには技術的な土俵がいりま

す。営業力や話す力、人をまとめる力、書く力、物を作る力、デザインする力など、

きっと誰もが何か持っている。それを面白いとこだわっていくと、突き抜けていくもの

です。昨年の資料を整理していたら、あのカッコいいジャーナリスト・安藤優子さんの

言葉でした。小見出しは「仕事を知らずに終わるな」。安藤さんがおっしゃればこそ

グンと心に迫り、やはりカッコいい!と思いました。日々の歯科医院としての仕事も

まさにそのとうり。特に当院のように内科的歯科医院(オーラルフィジシアン)では

患者さんとのコミュニケーションが重要な位置を占めます。専門領域だけでなく其々が

個性を生かしハーモニーとって進めていきたいものです。

 

 

黒いカラス

今朝、出勤するのでベランダのガラスを閉めようと思ったら、おおきなカラスが手すりに

。以前だったら、朝から黒いカラスなんて「縁起でもない」とがっくりしていました。

偶然目があったら”カァ―ッ!”と大きな声でひとなき。ヤレヤレそんなに大きな声で鳴か

なくともわかるわよ・・!とつぶやく自分がいました。随分前「カラスが黒くなかった

ら」というエッセイ読んで、「カラスだってもし黒でなく白かったらこんなに嫌がられま

せんね」と言うびっくりする考察に笑いながらうなづいたことでした

”カァ―ッ!”とひと鳴きして飛び去ったカラスを見送りながら、挨拶しに来たんだ・・友

達とはぐれたのかしら・・と勝手な解釈して笑いながら出勤しました。

昨年は人生最大の盛りだくさんのイベントが起こり、にも関わらず無事に年を越せたこと

に心から感謝しました。たまたま出っくわしたステキな言葉「運命をお楽しみください」

に大いに勇気づけられ、温かい友人に恵まれ立ち直れました。どんなことも「心の持ち

よう」「自分のとらえよう・・」だと。

随分前にも書かせていただきました、上智のアルフォンス・デーケン先生にお目にかかっ

た時おっしゃって頂いた「にもかかわらず笑ってね」の言葉、又思い出しました。

ものはとりよう、気分よくおもしろがって過ごしたいと思います。

週末なのでお許しください

今朝テレビで(又テレビ!)「馬鹿やろ!」を連発していました。朝からなんでしょ!と

思わず見入ると、なぜか外国の方が言ってます。なんだか威勢のいい人たちが!ギリシャ

の市場でした。得意になってあげた右手に見慣れたお魚。アレっ”鱈?” お魚のタラを一

本持ちながら「バカやろ」と叫んでいます。バカやろって鱈のことだったんですね(笑)

そういえば、スペインではニンニクのこと”アホ”って言うんだと知って笑ったものです。

なんだか楽しくなって、出勤してきました。

妄想料理なる番組があって、結構気に入っていますが、言葉もさることながら外国を知る

のって本当に興味深いです。花の終末に、乱暴な言葉の連発!失礼しました。

お医者さんは何も言わなかったよ

本日急患の男性。お薬手帳お持ちくださいね・・と見れば、降圧薬というより、腎機能に

問題あるらしき投薬。聞けば前立腺も治療中、2か月前膀胱のオペも受けられてました。

にもかかわらず毎日20本の喫煙。手術する時、こうしてお薬出していただく時、「言わ

れないですか?」「何を?」「タバコのこと」「何にも言わないよ、医者も」

お口は10年以上放りっぱなしでケアの経験なし。お顔には皮膚にも喫煙者独特のしみ・

大きなほくろ・唇の色など長い喫煙習慣が見て取れます。

嫌がられない程度に喫煙のお口へのリスクをお話しし、禁煙支援診療室であること、ス

タッフ全員でサポートすること、タバコをやめられないのはその方の意思が弱いのでなく

「依存症」(ニコチン・ディペンダンス)であること。脳がニコチン要らないよ!と

切り替わってくれるようにすれば、タバコと縁が切れますよ・・とお話しすると

「エッそうなの・・」とパンフレットを大事に持って帰られました。こんなにTVで

「お医者さんと禁煙しましょう」と言ってても、おっしゃらないお医者さんの方多いんで

すよね。リスクをおっしゃらずに投薬しても・・。嫌われるから言わない・・と言う歯医

者がほとんどですが、お医者さんもそうなんですね。今日の患者さんが禁煙なさるきっか

けになったら嬉しいです。減煙・禁煙と同時に歯茎が本来の姿を現すので、逆に歯茎から

出血とかあると思うので、おっしゃって下さいねとお送りしました。長いお付き合いに

なりそうですが、来院を機にご自分のお体を大切になさるきっかけになれば嬉しいです。

オッチョコチョイ

新しい日めくりが届きました。今日の言葉は、いつくしみ。フムフム・・。あれっ!さつきみどりの日って、あの歌手の?と思ったら、5月4日はみどりの日ですよ、と言う意味でした。今年もオッチョコチョイは健在です。皆様よろしくお付き合いください。

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春は来ます

IMG00199お正月帰省した時の実家の庭に小さな小さな蕗の薹が。紅梅は沢山蕾をつけて今にも咲きそうです。高齢の両親、外にも出ずひたすら体をいたわっていますが、早く暖かくなって庭にも出て、紅梅の匂いを胸いっぱいに吸い春の訪れを実感してほしいと願います。もう少し時間かかりますが、春は必ず来ます。すべての人に春は来ます。IMG00200

うがいと手洗い

インフルエンザが流行っています。この地区では珍しく中学校から学級閉鎖が始まりまし

。高熱のようで辛いでしょうね。

当院ではもう何年も前から、来院されたらコートなどを取ってから、パウダールームで

うがいと手洗いをお願いしています。歯ブラシも出来るようになっています。今時

手洗いが上手なのはなんといっても幼稚園児と小学生。学校で徹底されてるからです。

逆にぞんざい!と言ってはなんですが、ちょっといい加減なのが団塊世代以上の高齢者

です。高齢者ほどインフルエンザのリスクが高く、かかると重症化しやすいのも伺えます

す。又手洗いがぞんざいだったり簡単な方は、歯ブラシもテキトー(笑)なことが多く

一時が万事と見て取れ、メンテナンスの衛生士につなげると、なーるほどといった感じで

す。面白い考察ですが結構当たっています。

このようにしょっちゅう、パウダールームを使っていただくので、いつもきれいにしてお

くのは容易ではありませんが、スタッフがちょっとでも手が空くと、又自分が使った折

パッときれいにしてくれているので、気遣いを感じています。インフルエンザのこの時期

出たり入ったりの度に、”うがい手洗い励行”し、寒い冬を乗り切ってください

 

配慮

2015010312540000高齢者に配慮したおせちの一品!まぁきれい!程よい酸味にいい案配のお味、何よりそれぞれ歯ごたえありながらも柔らかい。お野菜の切り方に工夫がありました。感服です。彩りきぬた巻と書いてあり真ん中は干し柿。食べる方を想像しながらも、ただ柔らかいでなく、食感を楽しんで欲しいという気持ちが伝わる一品でした。家庭でも参考になりました。

衛生士学校で学んだこと?って

昨日ある媒体を通じて見学者がありました。今までお受けした方どなたも「見学の際の

白衣は持参しますか?」とお聞きになりますが、何のお尋ねもなくこちらで普通サイズの

白衣を用意しておりました。いらしてすぐご挨拶もなさらないので、見学といった手前

院内を案内しましたがあまりに衛生士学校生徒とは思えないので、テーブルにご案内して

いくつか質問しました。持参された履歴書は殆ど空白で、「バイトにいってる歯医者で

・・」とおっしゃるので、バイト歴もお書きくださいと言いますと、なんと3軒も書かれ

全部2〜3か月でした。「行ったところで歯科衛生士の仕事見ると、個室で患者さんの

治療計画立て、自分で考えてとか・・。そういうのめんどくさい。だから歯科衛生士とか

でなく歯科助手で採用してください」とおっしゃるのです。唖然として、口もきけず

歯科助手をアシスタントでしょ?と言いきる衛生士学校生に腹立つより、本当に気の毒に

なりました。衛生士学校で何を学んだんだろうと・・。聞けば聞くほど腹も立ちましたが

このような状況の学生をバイトで雇って、衛生士もどきの仕事をさせている同業者もある

のかと思うと、本当に情けなくなりました。少なくても当院の衛生士も歯科助手もこんな

甘い考えの人は一人もおりませんし、こんな気持ちで患者さんに接するなんて、正社員で

もアルバイトでも同じはずです。いろいろお話しする余地もなく、ただ一つ、歯科医院と

言うのは、患者さんが命ある限り、一人になっても人間らしく食べて頂ける、お食事を召

し上がって頂けるお口の中にして差し上げることです。だからその方のことを考えずに

お仕事はできません。それは歯科衛生士だけでなく、歯科助手さんでも同じです。

職種・呼び方はどうであれ、考えないで出来る仕事ではありませんと申しあげました。

余計なことかもしれませんが、歯科は歯科医療と言って、医療=サイエンス(科学)です

日進月歩動いているので、それに携わる私たち常に勉強してなくてはなりません。昔取っ

た杵柄だけでは、流した仕事しかできず、患者さんにとても失礼だと思います。先日いた

だいたお電話の方もそうでした。10年前に2年間だけ歯科衛生士の仕事しただけ。今回

週二日衛生士をバイトでやりたい・・。歯科衛生士の仕事が10年ぶりで、何のトレーニ

ングもなしに、週二日で出来ると思っていらしたら違うと思います。お戻りになるなら

それなりに準備と10年を埋める勉強が必要です。でないと戻られてもすぐ壁にぶつかり

続かなくなりますし、患者さんはそんな甘いものではありません。すぐわかってしまいま

す。歯科衛生士の仕事は意味ある仕事なだけに、売り手市場と(下品ですね)言われます

が、今望まれる仕事が出来るうえに、患者さんと対峙する会話力・礼儀正しさ・誠実さな

どたくさん必要です。でも、そう思ってなされば必ず道は開けます。安直な道はありませ

んし近道もありません。確信を持って言えることは、真摯に向き合えば必ずや腕もコミュ

ニケーション力も上がって、結果が出てくるということです。それまで時間と忍耐要りま

すが、無駄なことは一つもありません。努力すれば必ず報われます。ですので

当院では、「急いで一人前になるより、じっくり本物になってください」とアドバイス

しています。今ブログをお読みの方の中にも、ブランクあって復帰したい方、学生さん

で悶々としている方があるかもしれません。本来の仕事は何か、口の中を掃除すればいい

のではなく、最終目的は患者さんにあり、結果は患者さんに持たらされるもの。患者さん

が快適になることであって、自分の満足が先でない事です。2歳から90歳以上の方まで

様々な年齢層の方に提供する医療ですから、考えずマニュアルでは出来ません。その患者

さんのおかれた生活背景など伺いながら、お口に関わっていく事を、”めんどくさい”と思

うか”面白い”と思うかです。興味と関心持ってする仕事は結果が出て、楽しいことですし

実力がつきます。ぜひ歯科衛生士という仕事を楽しんで、衛生士さん自身が面白いなぁと

思ってなされば結果はついて来ます。そう信じます。そのような意味あるお仕事ですので

姿勢を整えご自身の手首に負担かからぬように、長く続けられるように、お体も労いなが

ら頑張ってください。人の健康長寿の為に歯科衛生さんはとっても意味のあるお仕事。

私達は応援しています。

 

すばらしい年賀状

たくさんの賀状を頂きました。その中の患者さんからの賀状2通ご紹介いたします。

一通目は昨年もご紹介したOさんからのウイットに富んだ賀状。

もう一通は流れるような毛筆の賀状です。つい見惚れてしまいます。

以前勤務しており遠くに越したスタッフから、お子さん含め近況知らせる賀状には、懐

かしさと安堵がわいてきます。衛生士頑張っています!の一言はとりわけ嬉しく

子供を持って大変だろうなぁとエール送りたくなると同時に、ぜひ衛生士本来の仕事を

してね!と声かけたくなります。皆様たくさんのお年賀状をありがとうございました。

 

太田さんのはがきハガキ

2015 佐野成宏さんで幕開け

思いがけずお天気に恵まれ、今年も新年早々の佐野成宏さんの小さなコンサートで幕開け

しました。いつもの青山のイタリアンレストランです。ここには日本で一台しかない

イタリアのフェリーチェというすばらしいピアノがあり、床はテラコッタ。最高の環境で

す。このピアノ・フェリーチェ、名器ストラディバリウスと同じトウヒの響板を内蔵。

40人の熟練した職人が、一台を3年がかりで作り上げる最高品質のピアノ。縞黒檀仕上

げのグランドピアノは比類ない品と美しさです。昨日は蓋を開けた中も見せて頂き、

ブーニンはじめ著名なピアニストのサインがありました。そのピアノを昨日は佐野さんと

名コンビの河原忠之さんが弾く。これだけでも期待感いっぱいです。ナポリの歌4曲

に続きおなじみのトスティの2曲・朝の歌・そして外せない「忘れな草」でした。河原

さんもすばらしいピアノを前にいつになくのってらして、エナメルの靴が踊るようにペダ

ル踏む様子一番前の席で見て取れました。そのピアノに乗って佐野さんの歌も絶好調。

年々美味しくなるワインのように、円熟味を増してレストランのガラスがビリビリする

ような迫力でした。アンコールでは初めて「見上げてごらん夜の星を」を歌って下さり

イタリア人もびっくりのイタリア語のように、佐野さんの日本語は本当に美しいので

惚れ惚れ聴きました。長年ファンの80歳を超えるおばさまのご提案で、2月生まれの

佐野ちゃんにハッピーバースデイをみんなで歌いました。天皇皇后両陛下のご成婚記念

御前で歌を披露した経験ある佐野さんは、本当にジェントルマンなので、その声を聴くと

お人柄がにじみ出て大きな幸福感に包まれます。この日もいらしたどなたもそう思われた

に違いありません。お帰りになる時のお顔を見ればわかります。そんな方々とご一緒でき

ることも又幸せです。今年も佐野さんのように、いい気持ちの行ったり来たりができます

ように。みんなで頑張ろうと思います。

暮れに歯科衛生士が、熊谷先生のところにお邪魔して頂いてきた言葉。

「歯科医院が手を抜けば、患者さんの健康が遠のく」

本当にその通りです。

患者さんお一人おひとりとよく向き合って、お訴えを聞きご不自由さを伺い、どうしたら

宜しいかをご相談しながらお役にたってまいります。それぞれの生活があっての人々。

医療は暮らしに根ざしてこそです。

本年もよろしくお願いいたします。

 

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2015年(平成27年) 新年のご挨拶を申し上げます

2013010407530001新年あけましておめでとうございます。暮れからの異常な寒さ・大雪にほとほとお疲れの内に新年をお迎えという方も多いのではないでしょうか?

豪雪の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

干支も”疾走するウマ”から”くりくりの毛でふんわりした雰囲気のヒツジ”へと、少しは穏やかな一年になってと願わずにはいられません。当院も開業して32年目に入りました。

1998年から予防することを全てのベースに据えた診療体制にシフトして皆様のご理解に支えられ、今年も心の芯に決めた「患者さんの歯を守る・ご健康の源であるお口の中に関心持って頂き、日々の豊かでお元気な毎日に貢献する」という大命題に向かって”逃げずに、ぶれずに”スタッフ一同努力していくことを、新しい年を迎えあらためて決意しました。

厚労省は平均年齢より健康年齢が7歳ほど低くなると発表しました。長く生きるだけでなく、”よりよく”ご長寿でいる為にどうしても歯が大事です。芸能人でなくとも「歯は命です」。私達はその日に食べたもので生きていますから・・。

2014010114120000「歯科医院が手を抜けば、患者さんのご健康が遠のいていく」 32年目の中央歯科、特別なことはありません。淡々と更に診療の精度を上げる努力をし、生活者としての皆様が、美味しくお元気に愉快にお過ごしいただけるよう、お口の中が気持ちよくお過ごしいただけますように、スタッフ一同常に勉強して、皆様をお迎えして参ります。

本年もよろしくお願いいたします。