上だけ動かすのは箸。下だけ動くのは歯

箸を正しく持てないお子さんが増えているようです。
実はもう、お父さまお母さま世代から箸を正しく持てない人は多いらしいと聞きます。

箸を正しく持てないと食べ物をはさめない。
ちゃんと口に運べないから、口のほうを食べ物に近づける。姿勢が悪くなる。
食べ物をよく噛めない。
はさみやすい食べやすいものだけたべるようになる。
量もきちんと食べられない・・などが起こる懸念があります。

何より、日本人の食文化には箸がなくてはならないことを学び、お箸を正しく持って食事をしましょう。   「歯の教室より」

 

 

 

2040年「医療・介護100万人不足」白書

高齢者数がほぼピークになる2040年、医療や介護などの就業者は約100万人不足する。9月16日の閣議に22年版の厚生労働白書はこう指摘し、社会保障の担い手不足がこの先、一層深刻になるとの見通しを示した。
白書は、人材確保が「社会保障における最重要課題の一つ」とするが、現場からは労働環境の改善を求める声が上がっている。

団塊の世代が全員75歳以上になる25年以降、医療や介護のニーズはさらに高まり、「団塊ジュニア」世代が64歳超となる40年には、医療・福祉分野で1070万人の就業者が必要になると試算した。一方、確保できる人材は974万人にとどまり、96万人が足りなくなると見込んだ。

医療・福祉の就業者は21年時点で891万人で、約20年間で1・9倍に増えている。しかしながら、20~64歳の現役世代の人口が急減することで、人材確保が追い付かないとみられると伝えている。

労働環境の改善は、現場をよく見て、現場の声を素直に吸い上げ、無理の上に無理で成り立っている事の無いよう、そのような目で的確に判断される政治の仕事と思う。そして燃え尽き症候群のようにならぬことを願う。それは看護士さんの現場でも他でも同じようだけれど・・。

私も歳を重ねてきた昨今、お仕事とはいえその大変さを慮って、感謝できる自分でいたいと思う。

オフィスグリコがあった時代から・・今

久しぶりに「オフィスグリコ」の名を新聞で見て、懐かしいなぁ~と。

と言うのも1998年日本で初めての歯科予防の会が発足し、むし歯の成り立ち・原因、むし歯も歯周病も細菌による感染症!という新たな見解にひっくり返る騒ぎになった。

特に虫歯はちょこちょこ食い(頻食)がいけない・・と、甘いものなども食事直後にデザートのように一緒にとり、食事をしたらすぐ歯の汚れを取りフッ素入り歯磨き(950ppmf・当時)で磨く。食事と食事の間はあける。何も食べない時間を置くことにより、お口の中の環境は修復される→むし歯・歯周病になりにくくなるというものだった。

そのしばらくして、菓子メーカーのグリコが、「オフィスグリコ」なる自販機が希望する会社に設置され、いつでも!好きな時に!食べたい時に!お菓子が食べられる!とニュースに出たものだから、予防の会は色めき立った、よく売れるお菓子は欠品にならぬよう、こまめに補充されると言う。何でも仕事中に「甘いものが欲しくなった時に、すぐ食べられれば仕事の効率も上がる!」と言う宣伝だった。甘いものは仕事の効率を上げるとまで言われた。
たいして需要もないだろうと我々は思ったが、評判を呼び、常設する会社が結構あり、今でも継続していると聞く。

何十年ぶり?久しぶり新聞に「オフィスグリコ」の名を見つけ、何と今度は「企業などのおフィスに、お昼のお弁当を配達するサービス開始」とのこと。一食当たりの糖質を40g以下に抑えたメニューが売り、健康志向の高い働き手のニーズをつかもうとの狙いとある。

アプリを通じて朝9時までに注文するとお昼までに職場に届く仕組み、ただし法人の利用に限る由。何れにしても職場向けの置き菓子販売事業「オフィスグリコ」の配送網を使うらしい。手始めに大阪から始め、首都圏に拡大するという。

「オフィスグリコ」がこのような進化?を遂げている間に、虫歯の状況も随分変わってきた。予防が進んだ結果、子供の虫歯は減ったが歯肉炎と、大人の虫歯は増えている。大人も子供も予防の観点から定期メンテナンスを受ける人が増えてきたのは喜ばしい。しかしながら高齢になっても歯が残るようになったが、高齢者特有の虫歯が増え、高齢者は不自由し、介護現場で違う悩みを増やしている。
そのむし歯の処置はかなり大変で、高齢になると全身疾患のリスクを増すので、歯科として出来る処置が限られる、ましてやご自分で口腔ケアが十分にできる方ばかりではない。憂慮される事態にもなってきた。でも食べなくてはならない。

超高齢社会の今、自分の口で食べられる幸せを考えた時、たまたま読んだ「オフィスグリコ」の記事から、いろいろ考えてしまった夏の終わり。気がつけばあんなにジージー言ってたセミは姿を消し、いつの間にか虫の音が聞こえ、水引草や吾亦紅の風情に、ホッとする季節になった。

コロナで、配食サービスが増え、街中にキッチンカーがみられるようになった。コンビニに行くと魅力的なデザート満ち溢れ、コンビニのおかげで、今ではいつでもどこでも、誰でもオフィスグリコ状態。

「いつでもどこでも」は忙しい時には救いでもあるが、違う面もみせるのだと、考える余裕ももちたい。

「便利」は何かを失うような気もしている・・。

 

折々のことばより  井伊雅子

 

 日本の医療制度の大きな問題は自由過ぎる事なのである。 井伊雅子

迅速に多くの検査を受け、薬を処方してもらうことを良い医療だと思う人は多い。患者が医療情報にふり回され、医療サービスも過度に市場化するなか、
「地域住民の健康に責任を持つ家庭医」の仕組みを整える必要があると医療経済学者は説く。
医は人を看る/診ること。自由は放任や自己責任とは違う。(日本の医療制度をどう設計するか? アスティオン96号から)

筋肉の老化 脳が関与か (長寿研など、マウス実験)

加齢で全身の筋肉が弱る「サルコペニア」の症状を、脳で働く特定のたんぱく質を増やして改善する動物実験に、国立長寿医療センターなどのグループが成功した。筋肉の老化に脳の働きが関わることを示した。

グループは、老化に伴って増える病気と、細胞内でエネルギーを作る上で不可欠な物質の研究を続けてきた。こうした物質を細胞の外から中に取り込むたんぱく質「SLc12a8」を調べると、加齢に伴って、脳の特定の場所で働きが低下することを見つけた。

若いマウスの脳の特定の領域で、このたんぱく質の働きを止めると、全身のエネルギー消費量が減った。さらに筋肉の量や筋力、筋肉でできるたんぱく質の量、走る距離が低下し、年とった老化マウスと同じような状態になることがわかった。

逆に老化マウスの脳でこのたんぱく質の働きを上げてやると、筋肉量や筋力も上がり、走る距離も伸び、サルコペニアの症状を改善することができた。

サルコペニア、更に心身の働きも衰えて要介護前段階となる「フレイル」の詳しい原因はわかっていない。グループの米ワシントン大の今井真一郎教授は「これまでのサルコペニアは筋肉の問題として考えられてきたが、中枢神経が関わることがわかった。新たな治療法開発につながる可能性がある」と話している。

にもかかわらず笑う

アルフォンス・デーケン先生の有名な言葉「にもかかわらず笑う」は、かつて日本医大癒しの環境研究会に、発会から参加し勉強させて頂いていた折、デーケン先生がお帰り際にっこにこ顔でおっしゃって頂きました。それからずーっと心の芯にあります。

本を片付けていたら、1984年以来精神科医として、ホスピスの場で多くの高齢者に接し、看取った患者さんは2000名を超え、ずっと老いと死を診て来たという柏木哲夫先生の文庫本「老いはちっとも怖くない」を見つけました。表紙も変色し貫禄ついた文庫本の、一番気に入ったページを紹介します。

18ページ「ユーモアで元気に」(老いを前向きに受け入れ)
ハワイを訪れたとき、友人に聞いた話です。(柏木哲夫先生)
92歳になる日系移民のおじいさん。顔中にこれまでの苦労を物語る深い皺がありますが至って元気「長生きの秘けつは」と尋ねると「息するのを忘れぬことじゃ」。
歯が一本もありませんが、ステーキを美味しそうに食べます。長年の習慣で食事の時には入れ歯をしません。そうしてると歯茎が強くなって、たいていのものは食べられるそうです。「どんな時に入れ歯を入れるのですか」と尋ねたら、「歯を磨く時じゃ」。友人はおじいさんのユーモアのセンスに感心し、これこそ長生きの秘けつだと思ったと仰ったそうです。奥さんは87歳。ご主人に劣らず元気でユーモアのセンスは抜群。川柳の会に入ってるそうで、最近の作品は、
「合わぬはず、じいさんそれは私の歯」。

老いてユーモアがある人に出会うとホッとします。老いを前向きに受け入れていないとユーモアは出てきません。老いを嘆き、辛さとやるせなさだけを見る人からは出てきません。上智大学のデーケン教授は、ユーモアを「にもかかわらず笑うこと」と定義します。

ハワイの老夫婦は、老いにもかかわらず老いを笑い飛ばして生きています。元気だからユーモアが出るのではなく、ユーモアが出るから元気なのでしょう。

「にもかかわらず」と言う状況で最も笑いにくいのは、死が近いときでしょう。にもかかわらず、笑うことができる人はいました。末期の肺がんの人で、せきがひどく苦しい時、「このせきは小錦に来てもらわないと、とれそうもありません」と言いました。関取と「せきとり」をかけたこの人独特のユーモアでした。死が近いにも関わらず、ユーモアを無理なく振りまくことができる人はすばらしいと柏木先生の本にあります。このページと入れ歯のページは、入れ歯の記述があるからでなく、ひどく印象に残って何度も読み返したものです。

デーケン先生は、自己紹介の際「私はアルフォンス・デーケンと言います。何もデーケン」とニヤッと仰って笑いを誘ったあの日を思い出します。

新型たばこも吸っちゃダメ!

先日違う意味で?何かと話題だった、公益法人日本医師会ですが・・。
ワクチン記事の脇に「教えて!日医君!新型たばこも吸っちゃダメ!」と載っていました。

紙巻きたばこに比べて、健康への影響が少ないイメージのある新型たばこって、本当に安全?日医君がわかりやすく解説します。と言うものです。

「あなたのため、そばにいる人のため、禁煙は愛」
   https://www.med.or.jp/forest/kinen/

最近、急に40度近い暑さになったこともあるのでしょうか、外でマスクを外す人が増え、それに伴い路上喫煙が目立ってきたと買い物中に感じています。先日は細い道で、渋滞している車の脇をおそるおそるスーパー帰りに通ったら、プ~ンとタバコのにおい!車中で吸ってる方からでした。咲き誇った紫陽花の花を横目に、喘息気味の私にはとてもつらいものでした。喫煙者ご自身の健康も心配です。

やさしいチョコ 痛くない口溶け(再掲載いたします)

・二月末掲載させて頂きましたら、GW中にテレビで放映されました。「表皮水疱症」のお子さんがご家族と共に取材に応じられ、日常の困難さを初めて知りました。このチョコレートを開発した、現北海道大学医学部6年生の中村恒星さん「表皮水疱症は少数かもしれない(全国で約200人)でも光を当ててあげたい」の元気な言葉がなんとも頼もしい番組でした。

”以下2月末掲載記事です”
副題が→口があれる難病患者のため医学部生開発 と新聞にあり興味深々。   

口内が荒れ、食事で痛みを伴うことが多い皮膚の難病「表皮水疱症」の患者さんが少しでも栄養がとれるようにと、北海道大学医学部5年の中村恒星さん(26)が「世界一やさしいチョコレート andew(アンジュ)」を開発した。製造販売会社「SpinLife」も立ち上げ、これまでに1万枚以上も売り上げている。

富山大薬学部を経て、編入学した北大医学部で外科医を目指している中村さんは3年前、強烈な痛みを伴う「表皮水疱症」の事をしり、ボランティアで患者会の運営を手伝うようになった。

生まれつき皮膚がボロボロとめくれ、こすれると水ぶくれができる難病で、口内も例外でなく、患者の一人から「ポテトチップスを食べると、とげがついてる板を食べてるくらい痛い」と言う話を聞き、「食べ物が制限される患者が美味しく栄養を取れる方法はないか」と考えたという。

富山大での治療薬の研究中、患者が何に困っているのかわからず悩んだ経験があり、実験に疲れて目の前のチョコレートを食べようとしてひらめいたらしい。
医学部で臓器移植や脳腫瘍などの研究する一方、2020年1月「世界一やさしいチョコレート」を製造販売する会社を設立。専属のショコラティエとパティシエを雇ったそうです、

この難病は、皮膚の痛み以上につらいのが食道の粘膜が挟まり、食事が飲み込みにくくなる症状だそうで、子どもの場合、栄養をうまく接種できず、低身長や低体重になり、進学や就職に影響することもしばしばあるとのこと。

友の会代表理事は、「口内にも水疱が出来、かむ力も弱く、栄養を口からとるのが苦痛になる。このチョコレートは小腹が空いたときに最適で、コンビニ栄養食の理想形」と話しています。

「表皮症」の患者さんは、全国に約2000人いるとされ、中村さんは、栄養食として将来、保険適用も視野に入れ「数的マイノリティ―の人が理解される仕組みを作りたかった、病気の人も病気でない人も食べて欲しい」と。

頼もしい、想像力と行動力に満ちた青年の快挙に拍手しました。
チョコレートは嗜好品ではありますが、このチョコは白砂糖・保存料・乳化剤・香料を使わず、植物性の原材料のみなのでタンパク質・ミネラル・ビタミンなどの栄養素をバランスよく摂取できる完全栄養食との評価で、テンパリングの温度管理に注意して仕上げているので、満足な口どけが実現したそうです。

私も試食してみたくなりました。

さて、仕事柄、このような患者さんのお口のケアは、どのようになされているのか、ご不自由さを想像しながら、伺ってみたいとも思いました。お手入れに使うものなども、患者さんの状況にあったものの開発が望まれます。中村さん言うように「数的マイノリティー」だからこそです。この新聞記事が多くの方の目に止まれば、きっとご縁が繋がるはず。そうなるといいですね。

このコーナーによく書かせていただく、番組バリバラを最近はよく見るので、自分の知らないところで、数多くのご不自由を「しかたない事」とあきらめ、我慢している人がいかに多いかをこの歳になって初めて知ります。何もできなくとも「知って、想像し思いを寄せて、伝え共感する」ことで、どこかで誰かとつながるのではないでしょうか?最近はそう思うことが多くなりました。

一粒の種も、誰かが水をやり、育てれば花は咲きますよね。
そう信じています。

マスクでドライアイ!?

マスク生活も長くなりました。しかしながら、マスク効果も評価されていますから、一概に今外す気にはとてもなりません。皆様はいかがですか?

マスクをしている弊害は、口にばかり注目してましたら、眼科の先生が、「実はマスクドライアイ」が起こってますよと健康番組で。

マスクの隙間から出た息が、目に直接当たるんだそうで、この風により角膜表面の涙液が飛んで→ドライアイになりがちと。(東邦大学医学部眼科・堀先生)

今マスクは必須なので、何とかマスクしながら目を守って下さいと言っておられました。コロナ禍での精神的なストレスも、大きいとのこと。

又もっと深刻なのは、仕事の仕方が変わってディスプレイ、スマホなどを注視する時間が長くなった事!
・意識して瞬きをする
・眼を休める習慣をつける
・ディスプレイより視線を下げて見る
・空調が目に直接当たらないようにする

・入浴とストレッチも大事
・点眼薬もいいが頼らずに、あまりに不自由なら受診くださいとのことでした。

口の渇き、口喝が言われるのかと思いきや、目の渇きも・・とは。気づかぬうちに乾いてるんですね。

 

オーラルフレイル

最近とみに言われる、”口から始まる心身の衰え”
先日、平野浩彦先生(健康長寿医療センター)が丁寧に説明しておられました。

口の機能が落ちる(オーラルフレイル)→柔らかいものばかり食べる→さらに機能が落ちる→食欲落ちる→栄養偏り体力も落ちる→誤嚥性肺炎起こしやすくなる

まさに階段を転げ落ちるがごとくですね!
オーラルフレイルになると要介護は2・4倍、死亡率は2・1倍だそうです。

昔は歳とれば歯は失って当たり前・・でしたが、1989年8020運動が始まり(この当時80歳で20本の歯が残ってる人はたった10%)、歯科でも予防が言われるようになり2016年には8020は50%にまで上がったそうです。みんな頑張りましたね!(歯科の現状は海外から見たらまだまだ・・)

しかしながら、歯が残ってみると「残った歯がある口を如何に使うか」が重要になってきたそうです。それはそうですよね・・。なので、歯科の専門以外の人を如何に巻き込んで、いかに支援していくか!が重要となってきたと平野先生。
納得です。

・ある例として、香川県まんのう町ことなみ地区(高齢化率50%)の木村歯科医が発案した、バス買い物ツアーが、地元の高齢者の健康アップ・お口の健康アップに大きな成果を上げていると紹介されました。これには地元スーパー・管理栄養士・歯科衛生士など参加し、口の事だからと歯科だけでなく、その他の専門家たちが「生活の場」に出て行って取り組む様子が紹介されました。参加した高齢者は「楽しい、又来たい」と満面の笑み、気持ちが上がりますよね。すばらしいご活動です。

・又、毎日の生活の場でもっと気楽に「口」を使ってみること

・究極の口腔トレーニング
 特に、「うがい」は誰でもやれるが、なめられませんよ!と平野先生。

そう言えば、コロナになる前から当院では「うがい・手洗いをして頂く」ことが診療前の準備でしたが、「ガラガラガラ!」と洗面所から大きな音だけ方・・。使用後、洗面所をビチャビチャにする方など・・いろんな方いらっしゃいました。こう言う方々は概して、肝心な歯ブラシは結構大雑把!

平野先生は「うがいは、されど”うがい”」で口まわりのトレーニングンに最適と

・「ブクブク」は→お顔をよく動かして、しっかりブクブク

・「ガラガラ」は→のどを開いて、絶妙に息整えて 

要はこのしっかりした口腔トレーニングが、究極のオーラルフレイル対策ですと
そして「口を如何に楽しく使うか・・」ですよと加えられました。

確かに、何でもやらなければ老いるのみ。パタカラ体操も、大声出すことも、先日案内した「若隆景」を連呼することも、やらなければそれまで。できなくともちょっとでも続けていると、出来るようになるから不思議です。

人生最後まで「食べる楽しみ」は持っていたいですね。
だからこそ、大した時間もいらないので、口を動かしのどをよく開く小さな口腔トレーニングを心がけて、美味しくいただける日々を大事にしましょう。

抗菌薬に気をつけて

最近また言われ始めていることですが、以前は有効だった抗菌薬(抗生物質)が効かない「薬剤耐性菌」によって、2019年に世界で127万人が死亡した、そんな推計を米ワシントン大などの国際グループが発表し、この耐性菌による死者は50年に年1千万人になるとの推測は、想定より速くその数字に近づいていると警鐘ならしているそうです。薬剤耐性の問題に取り組む国立国際医療研究センター病院AMRリファレンスセンターの都築慎也医長は、この世界規模の分析の存在感は大きいと評価しています。

細菌は、抗菌薬に対抗する遺伝子を別の種類の細菌からもらったり、じぶんの遺伝子が変化したりして、耐性菌になります。抗菌薬を乱用するほどこうした機会は増えます。耐性菌を減らすには、必要のない時に、抗菌薬を使わないことが重要です。

特に大きな問題は、かぜの人に出される抗菌薬で、風邪の原因はウイルスだから抗菌薬は効かないうえ、下痢や嘔吐と言った副作用が起きることもあります。前記のAMRリファレンスセンターのグループ調査によると、2012年4月から17年6月、かぜやのどの痛み、鼻づまりなどの急性気道感染症で外来受診した3割に、抗菌薬が出されていました。過去の調査よりは減りつつありますが、改善の余地はまだ大きい実情のようです。AMRの都築さんは、「かぜに抗菌薬は効かないといった感染症に対する知識を深めることが、対策の推進につながる」と話しています。

一方、医師が必要があると判断して抗菌薬を処方した場合は、よく話をきいて、自分で薬の量を増減したりしない様にとも注意を促しています。すべからく医療者と患者さんの「十分なコミュニケーション」が望まれます。

また余った薬をほかの人にあげたりするのも禁物です。注意深く使い、乱用は避けましょう。不安な時は、薬局の薬剤師さんなども気軽に相談にのってくれます。最近ポリファーマシー(多剤投与)も問題になっていますので、身近に相談できる薬剤師さんを探しておくことも、いざと言う時とても助かります。

若隆景

大相撲春場所は、新関脇 若隆景の優勝となりました。

若隆景 WHO?と言うくらい知らなかった私です。私が相撲ファンでなかったからかな~?それもそのはず新関脇の優勝は86年ぶり!
双葉山以来だそうです!!

そして福島出身の力士では50年ぶりとあって、地元は大喜び。でもこの若隆景、代々お相撲さんの家なんですね!福島の震災で被災した方々へも、「これで少し元気づけられたかな?」と静かにコメントするとても真摯でステキなお相撲さんです。

これから活躍期待される若い力士ですが、一つみんなを悩ませるのが名前の「発語」の難しさ!!アナウンサー泣かせ・・と言われます。
実際私も「難しいなぁ~」と感じ、毎日の”滑舌トレーニング”にこの「若隆景」を入れることにしました。

パタカラの後に、「若隆景・若隆景・若隆景・・」と5回繰り返せたら、大したものですよ~!出来たら、少しピッチ上げてみて下さい。「わかたかたか・・」になっちゃったりして!笑えます。

初優勝おめでとうございます。「わかたかかげ♪♪♪」さん!

左右異なる視力の子供増える

3月末の新聞紙上にこのタイトルで記事がありました。副題は「コロナ下 画面見る時間影響か」と。

NGO「子供の体と心・連絡会議」議長の野井真吾・日本体育大教授らが調べ、3月発行の学術誌「チルドレン」に掲載されたそうです。
新型コロナウイルスの感染が拡大する前と後の子供の視力を調べたところ、左右の視力が異なる子が増え、もともと視力の低かった子ほどさらに低下する傾向があると発表されました。スマートフォンやパソコンなどの画面を見る「スクリーンタイム」が増えた影響があるのではと見ているとのことです。

東京・埼玉・神奈川・静岡の4都道府県の公立7小学校と4中学校の協力を得て。19年と20年の健康診断における視力データー延べ5893人分の分析によるものです。

左右の視力レベルが異なる子は、男子は19年の15%から20年は21%に。女子は
19年の18%から20年は23%に増え、特に小1の男子は6%から15%に増えたそうです。

調査を発表した野井教授は「スマホなど小さな画面を見ると片目に負担がかかる。視力が安定していなかった子は影響を受けやすいのでは」と話しています。

たまたま見た、Eテレ“ウワサの保護者会”でも、コロナになって特にスマホなどの時間が増え、寝っ転がってスマホをしていたり、画面を見てる時間が増えたこと、危ないサイトを心配し注意した親御さんがしょっちゅうもめています・・と相談を寄せ、登場した他の親御さんも同じ悩みを打ち明けていました。

今では必需品のスマホですが、成長中の子供の体、あるいは心への影響も最近はあちこちで指摘されます。積もり積もって健康被害が生じないといいのですが。

氷食症?

あなたの周りにもいらっしゃいませんか?
冷たい飲み物の氷をガリガリかじる方・・?

時々ならまだしも、いつも、常に、ご自宅でも、夏冬限らず氷をガリガリかじる方がいらっしゃるそうです。見てるだけで寒い!

そうしたらなんと!「鉄欠乏性貧血」の一つのサインと・・。
その知らせとして、お口の中が熱くなったりするそうで、そうすると脳から「冷やして」の指示が出て、氷が欲しくなったりするそうです。にわかに理解できませんでした。

貧血にはいろいろな原因が考えられますが、偏った食生活や何かの臓器からの出血も考えられるので、軽く見ないで血液検査をしてみて下さい・・とのことでした。思いがけない展開と説明に、いやはやビックリでした。

広まってきた パタカラ体操

「がんばらない」で有名な鎌田先生。最近は随分ダイエットされて、中高年の健康体操など実践しつつ広めておられます。元々諏訪の有名な病院長先生で、長野県を健康長寿県に生まれかわるきっかけをつくられました。

テレビにもよく出られますが、コロナ禍でマスクしてるが所以の、「口腔虚弱の予防」として、”パタカラ体操”を薦めておられました。もう皆さんよくご存じだと思いますが、「パ・タ・カ・ラ」をリズミカルに発語する体操で、随分前から誤嚥予防に開発されました。

クリニックでも、よくご案内しておりまして私共では、「パパパパ・・」「タタタタタ・・」「カカカカカ・・」「ラララララ・・」と単独にリズミカルに発語していただきましたが、鎌田先生は「パタカラパタカラ・・」とご案内でした。どちらでも良いと思いますが、とりわけ「カ」は難しいので、単独に発語を続けられると、よりいいと思います。

「カ」の発語は、「喉」を使うので、とても難しいのです。でも続けてなされば段々に早く出来るようになります。

鎌田先生は、面白いことおっしゃって、「イライラしたり」「怒りっぽくなった時」には、脳の前頭前野が⤵ってる証拠だから、「パタカラ・パタカラ・・」とやってみるといいですよ!とにっこり笑って仰っていました。な~るほど。

当ブログの2021・6・23 嚥下障害・2021・12・20 ”声の力を鍛えよう”にも
関連記事あります。よろしければご笑覧下さい。

FAST

久しぶり耳にしました。FAST!
     →脳梗塞に早く気づく注意点です。

以前クリニックでも気づいて頂けるように、待合室に提示しておりました。

F (Face)→
                「イーッ」としていただき片方の口など、歪んでいないか?

A (Arm)→
                 目をつぶり両腕を上向けに上げ、
                どちらか一方が下がったりしないか?
     
S (speech)→
     「生き字引」言ってみて?しゃべれますか?

T (Time)→
     発症時刻をメモ。脳梗塞の処置には時間経過が特に大事です
       

     この四つのどれかに、また複数あらばすぐ119番に電話!
     治療は迅速に!です。

とろみ付き飲料自販機!

もう皆様はご存知でしたか?
サービスエリアや、デパートなどでなんと「とろみ付き飲料自販機」があるんだそうです。
バライティ番組の、音がうるさいので替えようとと思ったら「ごいん?」と若いタレントが言ってて「ごえん?」じゃないの?と思い直してみた番組です・・。

その自販機がすごくて、コーヒーやら、日本茶、ジュースなどもあり、出演者がいろいろ試していました。とろみには三種あって「薄い」「中間」「濃い」で選択できるようですが、薄いってどんな感じ?濃いってどんな風なんでしょう?
中間はトンカツソース? 濃いはケチャップ位だそうですが・・。

とろみのついた飲み物の意味が分からない出演者たちには、総じて不評でした・・。たぶんお若い方々には、そののみ込みにくいというご不自由さが実感なかったのかもしれませんね。

最初にトライした方は、日本茶に薄いとろみつけましたが「マズいよ~」と。次に味見した方はコーヒーにとろみ「なんか味噌汁みたい」と見た目を仰って。最後にトライした、トラウデンさんは甘いレモン味のジュースをチョイス、「飲むゼリ―みたいで美味しい」と、さまざまでした。
お料理でのとろみ(あんかけ焼きそばとか・・)しか慣れてない方には、ちょっと違和感あったようでした。

この飲料には、医療現場で使われている、キサンタンガムが加えられているようでした。医療の現場や、高齢者施設などでは、もはや当たり前のとろみですが、誤嚥の危険がある方や、のみ込みが困難な高齢者や病気療養中の方などが身近に居ない方には、きっと「なんのこっちゃ、飲み物にとろみって!」だったのではないでしょうか?

普通にできる、嚥下=のみこむという行為が不自由になる・・と言うことが、少しでも伝われば意味ある番組でした。

かつてクリニックでも「吹き戻し」をお配りしたり、唾液腺マッサージや、「あいうべ―体操」「パタカラ体操」などいろいろご案内し、のみ込みにくくなるということがどれだけ大変なことで、でも普段から気をつける方法もあるとご案内してきました。「吹き戻し」は高齢者施設にいる身内も毎日のやる事リストに加えて頂き、お陰さまで他の方にも利用が広がっています。それがきっかけになって、お食事前の「嚥下体操」実施につながりました。やはり意味あるようです。

なかなかとろみ飲料自販機が普及するかどうか「?」ですが、冷たいにせよ、あったかいにせよ、”美味しくなくては頂けません”、これは大事なことです。
ご病人、もしくはご不自由がある方にこそ美味しくなければ、勇気を出して試されても、なかなか利用いただくまでには至らず、広まりません。

まぁその一段階目として、とろみ飲料の自販機が出来たのでしたら、大いにいいことだとは思います。
また、とろみだから誤嚥しない!と言うことでもないので、召し上がる状況や姿勢も大事で、傍に世話する方が居れば、尚望ましいと思いました。
ちなみにこの、誤嚥対応のきっかけは、随分前のお茶ゼリーの開発に始まります。この分野にご貢献の金谷節子さんのご活躍大なるものと思っております。

※2021・6月ブログにも誤嚥に関した情報あります。

ちがうことこそ、ええこっちゃ

最近、公共交通機関で車いすの方が、電車にスムーズに乗られる様子を、皆さんご覧になっていませんか?お乗りになると、何やらスマホを操作され、降りる駅に着くと、駅の方がその方の扉にすっと降車板のようなものを差し出し、車いすがスムーズに下りて行かれます。すばらしいサービスだなァと、いつも感心して見ておりました。

半世紀の間、様々な障害者運動に携わってきた、車いすの男性の方の記事を読みました。当初地下鉄側も後ろ向きだったが、署名・募金活動しながら議員やマスコミ等様々な方が加わり、運動が広がっていったそうです。

この方は小中学校で講演活動もし、ある小学校では、体育館で待つ子供の前に松葉づえで登場した途端、「おっちゃん、どないしたん?」「足悪いん?」「トイレどうするん?」と質問の嵐。子供の反応が面白くて必死に受け答えしたそうです。松葉づえは魔法の杖。年齢差の垣根も吹っ飛ばしてくれると。今まで約30万人ほどの子供達に話をしてきたそうで、障害者を理解してもらうというより、子どものうちに「障害者」と言う固定観念をいかに振り払ってくれるかが大きなテーマだと仰っておられます。

又、障害者も「自立」と言うことを考えておられるそうで、日本では、幼い頃から一人で何でも出来るようにと自立を促される、社会の中で「速く」「がんばれ」「信用できるのは自分だけ」と。これでは「孤立」なんですと。この方の様に他者の力を借りながら、自分の生活を創り出すのが本当の自立ではないか。人間関係を増やすほど自立度は高くなると。

障害を持つ子と持たない子がともに学び、共に遊ぶ教育も、活動始められた半世紀前からあまり進んでいません。一緒に遊べば人生は豊かに広がるはずですと仰っています。「違うことこそ。ええこっちゃ」ですと、
今は電動車椅子のNPO代表理事さんでいる方は、バリアフリーは進んだが、社会の障害者観はあまり変わっていないと感じているそうです。

「共に育てば豊かな人生」 進んでいくといいですね。

ケア

先日「問いとは自ら見出すもの・・」と言う話を耳にしたものをここに上げさせて頂きました。偶然とはあるもので、その数日後に「上野千鶴子・最後の講義」と言う番組にも出会いました。

相変わらず歯切れのいい上野さんですが、この日は30代から40代と思われる男女10人くらいの方々との、相互交流ある面白い番組でした。

ここでも、「ケアは双方に良いもの」だと。
アンハッピーな介護のしわ寄せは、弱者(介護される人)に行くのよ!と。

そこで上野さんらしい強烈な例を上げました。
女性がね、同居してる年寄りの世話しても無料、当たり前と言われるけど
隣の他人のおばあちゃんの世話すれば有料なのよ!と。(会場の男女が、ビックリして一斉に顔を上げました!その表情が最高に面白かったです。ほんとだ!と気づいたのですね)
その上、上野さんは、こうもおっしゃったのでした。
  当たり前の嫁の仕事→強制労働 forced  powerなんです・・・と。うわッ!

その場にいた参加者の女性が発言しました。家のこと全部やって、子供世話して、仕事に行って、その仕事も自分が一番上だから模範示さないとならなし・・と言うと、上野さんは「力には限りがあるよ。優先順位をつけなさい。出来ないことは目をつぶって・・。欲張らずに一つずつやっていくのね」と言った瞬間、発言した女性の目に涙があふれていました。さらに優しく、強がらず、弱さを認め合ってね・・と。
  強者はずっと強者ではいられない。強者も弱者になるのよと。

だからね
 ・安心して弱者になれる社会
 ・安心して要介護者になれる社会
 ・安心して認知症になっても殺されない社会
  (好きで認知症になるんじゃないからね・・と)

あの阪神大震災で、自助・公助の他に日本には共助と言うものがちゃんとあった!それを知ったとことは大きかったとも仰いました。

「ケア」と言う非暴力の実践に男を招き入れるのが女の役割ですよと加え最後に

 ”フェミニズム”と言うのはね、弱者が弱者のままで尊重される社会なのよと
締めくくられました。集まった30代40代の男女みんなが、いちいち大きく頷いていたのがとても印象に残りました。その若い方々の真摯な反応・発言が力強く感じられ、さわやかなひと時となりました。希望が見えるようでした。

 

脳トレ

先日どうも同じ年齢の?それ以上の?男性・女性が不思議な歩き方をしているのを見ました。テレビの番組です。

解説によると、足踏みしながら、「イチ・ニ・サン・シ・ゴ・・・」と数字を数えながら、5の倍数→手を叩く! 7の倍数→バンザイする・・と言うものでした。結構皆さんお上手で。

な~んだチョロいじゃないか!とやってみると、出来ない、出来ない、ムリ!

でもさっきの方達やれてるし!・・と気を持ち直して、思いついたらやることにしました。まあ騒々しいのなんの・・。

パタカラ体操にしても、あいうべ~体操にしても、続けなきゃ意味ないわけで・・。さんざん患者さんにお勧めしてきたのだから・・と、一念発起してやってみようと思いました。

そう言えば、何十年前、高校の時「リトミック体操」と言うのがあって、狭い体育館をぐるぐる廻りながら、右手は三拍子、左手は四拍子、足踏みしながら・・ねと女の先生に指導されたのを思い出しました。先生の名前思いだせないなぁ~。

リトミックと同じだ!と思いつくも、当時の年齢でも難しかったんだから・・と愚痴も出そうですが、今は超深刻な脳トレ世代です。やらない手はありません。三日坊主にならない様にがんばろうと思います。

「イチ・ニ・サン・シ・ゴ・・・♪」

”声の力”を鍛えましょう

先日、中年女性のイビキの記事を書きました。

そう言えば・・と思い出したのが、山王病院耳鼻科医師のコロナ禍を憂えての提案でした。

コロナでマスク生活な上、人との接触・対面を減らさざるを得ないため、しゃべらなくなってることのリスクです。

お喋りは女性の、特に中年以降の女性の特権!?ですが、この時期さすがの我々女性もしゃべる回数・機会は相当減っています。
喋らなければ、声帯を使いません。筋肉の上に粘膜のってるのが声帯ですから衰えて当たり前です。

そこで提案されたのが、実に簡単なこと、これならできるかも・・!
☆彡大きく息吸ってから、一息で何秒「音」を出せるか?
 「あ~」ッと、男性なら30秒
        女性なら20秒頑張って声出して欲しいそうです。

☆彡もう一つ、ストロー加えて「う~」ッと5秒以上声を出し続ける、この事で
  声帯をしっかり振動させ、喉の圧力高まるそうです。

出来ることからやってみませんか?
なんと、アントニオ・猪木さんの”燃える闘魂”ドキュメンタリーで、猪木さんがこの「あ~」をベット上で実践してました!凄いですね。さすがです。

無理ムリ・・と言う方、ハミングや鼻歌もいいそうですよ。
レッツ・トライ!

中年女性のイビキ

ショックな番組でした。
最近中年女性のイビキが散見され、何と!心臓に負担かかり、頭痛や肩コリの原因にもなっているというのです。

軟口蓋・舌根が気道に落ち、粘膜を震えさせて乱気流が起こるのが原因と。サッパリわからん・・。
イビキ(SNORE)は軌道が細くなるから心拍数上がる!のはわかる気がします。

この原因が、所謂女性ホルモンが減る→筋肉の張りを保てなくなる
→のどの周りの筋肉が弱くなる・・のだと。

どうすりゃいいのよォ!

そこでいつもやっている
☆彡「あ・い・う・べ」体操を続けていればいいのでは?と思い到り、地道に続けています。すごい顔になりますから、お一人の時に!

☆彡「あ~」と10数えるくらい声出すこともいいかも?お一人の時に!

☆彡そうだ!「ぱ・た・か・ら」体操もいいかも!?
      「ぱぱぱぱ・・・」「たたたた・・・」
      「かかかか・・」この「か」の打音はとても難しいですけれど、続
              けていると出来るようになってきます。

何れも、時と場合を考えて、やってみましょう。
ヤレヤレ・・です♡

 

若年性認知症の方の番組を見て・・

たまたま二度も遭遇した番組でした。

認知症ケアの新しい取り組み、ユマニチュードを細々学ぶ身にとっても、又改めて思うことの多い番組でした。

今までそのご家庭では、奥様に何もかも任せっぱなしだったというご主人が、その奥様が若年性認知症になって、大変身してお世話する姿に心打たれました。今では介護を学ぶ仲間の会で、ご自分の体験を真摯に述べる姿にも感動しました。

「認知症の方はとても敏感です。我々がイチ言うことが、サンにもヨンにも感じます。だから我々が言うこと、言い方はとても大事です」と。認知症の奥様を見守る,かつては何もしなかった!と言うご主人自らのあったかな言葉でした。

又働き盛りで若年性認知症になった65歳の男性は、この診断受けて川に身を投げようかと思ったそうですが、思い直して日記をつけるようになったそうです。「何が伝えられるか?」言葉では伝えられないので書いてるそうですが、いざ書こうとすると「何を書くか?忘れることもしばしば・・」と。それを聞いた奥様が大笑いでした。でも、ここまでこのご夫妻がたどり着く迄、どれだけご苦労あったかと想像し泣き笑いしてしまいました。出来なくなることが増えるのは仕方ない。だけど自分らしい人生は送れる・・と日記を続けておられるとのことでした。書くことはいい!と他の認知症の方にも勧めておられました。

お傍にいる奥様が「楽しく笑って、生活できたら幸せやね」とカラカラ・・と。

ことばの大切さ、思いやりに満ちた想像力・・大切なことを教えて頂いた番組でした。

大橋洋平先生

ご自身がGist(間質性腫瘍)で闘病中でありながら、緩和ケア医として頑張られてらっしゃる大橋洋平先生。この度本を出されました。

治療中で浮腫んだ足を奥さまがマッサージしておられました。寝るときも布団は平らに出来ず、上半身を起こした形でおやすみになられているご様子が放映されました。

お辛い中、ご自身の体験から患者さんに、又患者さん家族に発するメッセージは、ご体験から命のメッセージと受けとめました。このような貴重な先生いらしてありがたいことです。感謝とともに穏やかな毎日を祈るばかりです。

気の持ち方、心の持ち方・・。

以前、有明の精神腫瘍科の先生の言葉を読んだことがあります。
苦しんでいる人に寄り添うのはとても難しい。かける言葉がみつからないこともあります。「周囲が”available”、いわば空車のタクシーの心構えで接してくれると、困った時に頼れてとても助かる」とご自身が進行がんだった、米国在住の日本人精神科医の先生が教えて下さったそうです。大切にあなたのことを思ってるから、手を挙げてくれれば、私が出来ることを手伝うよ」ぐらいがちょうどよいのだと。きっとその想いは届くに違いありません。

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耳印・音印

ワクチン接種も進んだせいか?ここへきて急激にコロナ感染者が激減し、人々の活動も活発になる中、医療関係者からは第6波も懸念されています・・。ここへきて、オミクロン株なる変異株も取り沙汰され、空気感染?と言うニュース報道もあり慌てています・・!

夏ごろのコロナ感染爆発の時期でしたが、視覚障害の方から、切実なお困りを訴える番組を見ました。目の不自由な方々が、普段どのように行動してらしたか・・!ビックリするお話しと訴えでした。

普段白杖を持たれて、街中や交通手段を利用される時、「音を頼りに行動してる」と知ったからです。その音も、「お店の音・活気」「自動販売機のお金がチャリンと落ちる音」だったり、「お店の自動ドアが開く音」等など。伺ってビックリしました。音を聞いて、あそこだな?ここだな?と感じられて、ご自分の記憶と突き合わせながら行動されてるんですね。

ですので、コロナでお店が閉まり、人の流れの「音印」が無くなって、空間認識がわからなくなったということでした。
加えて、人の外出が制限されたため、声をかけてくれる人も少なくなり、「参ったな~」と思われたそうです。

最近は、白杖を少し持ち上げることで「サポートして下さい」のサインにしてます!と仰いました。街で見かけたら失礼ないように、お声がけしてみようと思いました。

以前、大塚の駅に居ると、よくホームに白杖ついた方が居られ、電車が接近する時などヒヤヒヤしたことを覚えています。ご器用に安全なところを歩かれますが、急に人が走ってきたりすると、危ない!と思った事もありました。どのタイミングでお声がけをしたらいいのかわからずにおりましたが、これからは臆せず適切なお声がけしようと思います。

南大塚郵便局では、コロナでドアが開けっぱなしとなり、→視覚障害者が困ってしまったので、ドアマットを新たに増やして、入り口を誘導できるようにしたそうです。

又スマホには、「SIKAI(視界)」と言う誘導サービスが出来ているそうです。

障害者の方々の社会活動が安全に確保されるようになるといいですね。それにはその方々が、日常どうやって、何を頼りに行動してらしゃるか?知ることから始めないと、何も始まらないと知りました。良い番組に遭遇しました。

歳を取るということは、何かしら不自由が生じることだと、最近認識するようになった昨今、障害者の方の日常のご不自由さを教えて頂き、自分事として把握しおもいを寄せたいと思いました。良い番組でした。

孤立

たまたま見たテレビで、「孤立が健康被害!」とやっていました。

この孤立、タバコを一日15本吸うリスクと同じだとか・・!(今一わかりにくい・・)孤立が健康被害と密着しているということでしょうが・・。

何でも、地域医療サポーターの会の先生が、訴えていらっしゃる番組でした。街づくりに熱心なドクター・ナース・社会福祉士・ケアマネの方々が活動されてるようです。すばらしい活動ですね。

病気だけでなく、趣味・生活全般にわたる交流拠点をつくること
普段持っている交流を繋げて、気づくチャンスを増やすことだそうです。

このようなつながりの輪は、声がけから始められると仰っておられました。

高齢に伴って、大切なのは「薬」じゃなく(薬が大事な方もあるでしょうが)
「つながり」と。

イギリスでも、孤立が健康被害という発表がされた!とのことでした。

確かに、つまらないと思われるような会話や、雑談がないと一日口をきかないで済んでしまう方も、居られるのではないでしょうか?

先ずは、ご挨拶をしましょう。
  「おはようございます」

  「いいお天気ですね」

  「寒くなりましたね」

そう言えば、ご近所のお子さんも照れくさいのか、ご挨拶しない時もありましたが、こちらから「おはよう!」「行ってらっしゃい」と声かけるうち、自然と「こんにちは」となってきました。照れながらですけれど、嬉しいものですね。

血中酸素測定発明 米学会が栄誉賞

9月15日のブログに掲載した、パルスオキシメーター発明の、日本光電の技術者、故・青柳卓雄さんに、米国麻酔学会の栄誉賞が贈られたそうです。麻酔科学の分野で国際的に卓越した貢献をした人が対象で、日本人が受賞するのは初めてだそうです。

パルスオキシメーターは胃カメラと並ぶ日本発の医療技術の代表で、1974年に、青柳さんが原理を発明。心臓病や肺の病気などで救命率の向上に貢献し、世界中の医療現場で使われるようになりました。今般の新型コロナウイルスの感染拡大でも、患者さんの重症化を把握したり、治療方針を決めたりするのに欠かせない役割を果たし、家庭にも普及しています。

科学者が人間であること(3・09付・再々 掲載致します)

もう随分前、この著者・中村桂子さん(東大大学院ご卒業後、三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長)を何かのTVで拝見し、その静かな雰囲気、豊かな言葉で話される内容に感銘受けました。

その後折に触れTVで拝見した時、研究者でありながら主婦でもあり、お庭の手入れもなさりながらで身近に感じられ、なお一層ご発言が気になる方となりました。
堅実でステキな方だなぁと。

立ち読みしてこの本に出会えたのも幸運でした。

「人間はいきものであり、自然の中にある」このあたりまえの原点。
日常感覚と思想を持った科学者が育つ社会づくりへ、と本の帯にはあります。

問題は人間だと。

命を持つ生きものの一つであり、自然の一部である人間。

それから重ね描きのできる人間。

これあっての科学、そして科学技術であり、社会であるわけだと。

今は「経済成長が重要でありそれを支える科学技術を振興する」と言う亡霊のような言葉が飛び交っている。ここには人間はいません。経済成長とは具体的にどのようなことで、誰の暮らしがどのように豊かになるのか、幸せになるのかという問いも答えもありませんと。

したがって科学技術についても、イノベーションという言葉だけしかないところに大きな予算をつけることが「振興」とされ、その研究や技術開発によって人々の日常がどのようななるかということは考えられていません。

私たちって人間なんですというあたりまえのことに眼を向けない専門家によって動かされていく社会がまた始まってるとしたら、やはり「科学者が人間であること」という、あたりまえすぎることを言わなければならないと思うのです・・と。

さらに「生きていること」に向き合って「どう生きるか」を考えるというテーマに終わりはありません、と。

「社会の役に立つ」という言葉が、現代科学のあり様を考える上で、重要なキーワードになってるが、視点を「社会」の側に移し、それが科学や科学技術をどう扱ってきたかを考えて見ると・・。過去にスリーマイル島やチエルノブイリで事故は起き、思いがけない自然の力で、思いもよらず深刻な事故が日本で起きました。自然に対して想定はありませんから、事故はいつでも想定外で起きるものだと言えると。

興味深い例としてイギリスで人気の「きかんしゃトーマス」と日本で愛されている手塚治虫の「鉄腕アトム」の主題歌をあげています。

    空を超えて ラララ 星の彼方
    ゆくぞ アトム ジェットの限り
    心やさしい ラララ 科学の子
    十万馬力だ 鉄腕アトム

    耳をすませ ラララ 目をみはれ
    そうだ アトム 油断をするな
    心正しい ラララ 科学の子
    七つの威力さ 鉄腕アトム

    町角に ラララ 海のそこに
    きょうも アトム 人間まもって
    心はずむ ラララ 科学の子 
    みんなの友だち 鉄腕アトム  (谷川俊太郎 作詞)

手塚さんも谷川さんも思慮深い方であり、単なる科学礼賛者ではない。手塚漫画には、生命の視点から科学技術を考えるという課題がその底に流れていると。しかしアトムは子供たちに夢を与えるものであることが求められているので、どうしても「ラララ 科学の子」になるのです・・と。

一方、イギリスで子供に人気のテレビ番組「きかんしゃトーマス」のテーマソングの一つに「事故が起きるよ」という一節があるのだそうです。

 「じこはおこるさ」

    ・・・・じこがほら おきるよ いきなりくる
    ちょうしにのって やってると
    バチがあたる

    じこがほら おきるよ
    いいきになってると
    そうさ よそみしてるそのときに
    じこは おきるものさ

    おもいつきでやると
    きっと しっぱいするよ
    こううんのめがみは きまぐれだから
    ウキウキしてると まっさかさま
    わすれないで きをつけてね いつだって

    ・・・・・”ひょうしきはいくつもあるのにさ、
    だいじなものばかりみおとすね”
    そんなとき かならずやってくる
    にどとやらなければ いいけど・・・・ 

                   (マイク・オドネル、ジュニア・キャンベル
                    訳・山田ひろし)

この歌は、技術、特に等身大を超えてどんどん大きくなっていく技術には制御の難しさがあることを心にとめておかなければならないという基本を示しています。特にいい気になってると事故になるものだよ、だから気を引き締めなければならないよとストレートに子供たちに伝えています。
ここで言ってるのは人間の問題です。

このように、中村さんは本の中で、科学者だけでなく、現代社会に生きる人皆が、それぞれの立場で、日常感覚と思想性に基づくバランス感覚を発揮してこそ、新しい文明、新しい科学への道が開けてくるのだと思うと述べておられます。

日本人の自然核を大事にしながら「重ね描き」の科学を実践していくために子供の教育にも触れ、吉本隆明の自然観にも触れ、吉本が好きな宮沢賢治の考察を実に魅力的と述べています。

賢治のテーマは常に「本当の賢さ」と「本当の幸せ」です。それは生命誌のテーマでもあると。人間は生き物であるという事を基本に置き、そこから人間らしく生きる道を探すとしたら「本当の賢さ」と「本当の幸せ」以外にはないと。

中村さんのこの本は、深く静かに「私たちって人間なんです」という当たり前のことに眼を向けて、又この当たり前のことに眼を向けない専門家によって動かされていく社会がまた始まっているように思えると危惧をし、やはり「科学者が人間であること」という、当たりまえ過ぎることを言わなければならないと思うと繰り返し述べておられます。

小さな新書ですが、中身は重く尚且つ軽やかに、訴えるものが強く心を打ち
手放せない一冊が増えました。

 

 

 

 

パルスオキシメーター

今、このコロナ禍にあって、脚光を浴びているのが一見、大きめの洗濯ばさみのような、人差し指の先端を挟むと直ぐ血中酸素飽和度が表示されるパルスオキシメータ。

原理を考えたのが、日本の青柳卓雄さんという新潟生まれの技術者で、発明家になる夢を抱き、大学で工学を修めた方だそうです。島津製作所を経て、1971年に日本光電工業に入り、「ユニークなものを開発せよ」と上司に言われ、麻酔科医との会話がきっかけで、動脈血の酸素濃度を簡単に測れる装置の開発に打ち込まれたそうです。

当時は採血しなければ酸素レベルは読めず、患者の顔色で判断していた。青柳さんは拍動を利用し、動脈血だけの信号を取り出すことに成功し、連続測定を可能にしたそうです。大発見であったものの、紆余曲折あった後に、有用性が理解され、企業が相次いで製品化し、各国に広まり多くの命を救うことに貢献しました。

全国で10万人超が自宅療養と言う名の「自助」を強いられる時代。パルスオキシメーターは私達の命綱となっています。
原理を考えたのは日本の技術者と知り、もっと再評価されるべき発明と、天声人語は伝えていました。

コロナ終息を願い、自分の命を守ることは、他人の命も守ること。感染予防、出来ることはきっちりやろうと思います。

 

コロナ不安?子供の未受診増える(歯科は6割)

6月中旬過ぎの新聞記事です(だいぶご案内が遅いですね・・)

学校であった健康診断で「医療機関での受診が必要」とされた児童や生徒が、実際は医療機関を受診していないケースが2020年度は増え、歯科では6割以上が受診してないことがわかったそうです。
調査をした全国保険医団体連合会は「新型コロナウイルスの感染不安による受診控えの影響も出たとみられる」としています。

未受診率は最も高かったのが歯科で62・3%(前回57・0%)で、未受診の理由を学校の養護教諭に聞き取ったところ「新型コロナ感染を不安に感じた受診控え」「保護者の理解不足」「共働きで子供を医療機関に連れて行く時間がない」などが上がったそうです。皆さん不安な気持ちは一緒ですね。

学校検診で指摘されたからと言って、すぐ治療が必要な事ばかりでなく、コロナ禍で在宅時間が長くなったため、自由な時間が増えおやつなどがダラダラ食いになったりで、虫歯が増えた来たことは嬉しくない事実として早くから指摘があります。だからと言って虫歯の状況によっては、「コロナ禍においての生活習慣の見直し」と、「お手入れの再確認と徹底」で,初期虫歯でしたら治療の必要はないかもしれません。ともかく見極める必要はあります。コロナの状況と受診する医院の感染予防が十分にされているかを鑑みて、早い受診を勧めます。むし歯だけでなく、小さい頃から歯肉炎のお子さんも多く見られます。さらにマスクの必要から、お口の状況特に唾液の量なども変わっています。(しかしながら、現状ではマスクは必須ですが・・)

歯科の受診だけでなく、からだの各部位の検診控えも指摘されています。このコロナ禍で不安ですから、控える気持ちもわからなくはありませんが、早期発見は出来るに越したことないので、コロナ感染状況と、受診する医療機関の感染予防の徹底さを見極めて、病気の進行が防げたら・・と思います。あくまでも無理ない範囲のことですが・・。

それにしても、みんなで感染予防頑張っているのに、現在の感染状況は大変厳しいな~と感じております。
自分で出来る感染予防に加え、懸念されるマスク外しての会食・外飲み・立ち食いもついつい盛り上がってしまうので、もう少し我慢しましょう。

マスクは鼻までしっかりカバーして(鼻・眼・口からの感染です)
自分の命、他人の命守りましょう。

休憩室と喫煙所 コロナ感染盲点

このところの爆発的なコロナ感染!

徹底的に感染予防する方もいれば、ワクチン接種したから・・とマスク外す方もいる今日。情報が錯綜し、政府のあっちに行ったりこっちに来たりの方針に反感持ち、言うことなんか聞くもんか・・の心境わからなくもないけれど、でも!でも!感染した方の大変さを聞くに及ぶとぞっ!とします。

考えれば、武漢のころ、ダイアナモンド号の頃のことを、遠い昔の様に思ってしまってはいないだろうか?

ウイルスが変異してきた・・と言って、最初の頃のショックを忘れてはいないだろうか?志村けんさんの事、岡江久美子さんが無言の帰宅した画像。涙がこぼれて止まらなかった・・。

あの頃、朝霞中央歯科では、ビニールの大きなゴミ袋で、せっせと防護服を作り、手作りフェイスシールドを作り、マスクをたくさん買い、来院患者さんに「そこまでするの!?」と言われながら、診療前に手洗い・うがい・アルコール・検温・待合室封鎖・雑誌などの撤去・スマホに触れることもご遠慮いただき、アンケートも実施してからの入室をお願いしていました。その後、感染予防商品が数多く出てきて、手作りせず済みましたが、防護ガウンが品薄の時には、スタッフ総出で100均のレインコートを買いに走りました・・。

その頃言われていた事(患者さん方より伺ったもの・・)
・仕事先で、仕事場に入る前に、着てきた上着は入り口で脱ぎ、靴の裏消毒、アルコール必ず(このことは自宅に帰った時も徹底してくださいと言われた方もあったと聞きました、この事が遵守されないなら退職して下さいと言われた話も聞きました)
・仕事先で、ロッカールームでのおしゃべりはしない
・洗面所で並んで歯ブラシしない
・喫煙所は感染リスクが高い、喫煙者は特に感染リスクが高い
 等などもありました

以上のような事を思い出すに、最近では少し気が緩んでやしないか?と思っていたら、先日ニュースで、「会社の休憩室や喫煙所でクラスター」の報道。デパ地下でもクラスターが出ています。

武漢の頃、感染始まったころの危機感を、今一度思い出し、何もわからないうちに、ウイルスの正体もつかめぬうちに亡くなった数多くの方々がいらしたことを思い出し、あの頃言ってた注意を忘れてはしないか?今一度振り返りたいと思います。
又特に若い方の後遺症の重大さも言われます。複数の後遺症出る方もあれば、後遺症をきっかけにQOL(日常の普通の生活)が著しく下がり、新たな病気につながる可能性も心配されています。

  自分を大事にすることは、他人も大切に思うこと。

我慢も辛抱も既に限界ですが、でも、未だ出来ることはあるはず。今少しの辛抱が、きっとコロナを克服する日に繋がると信じます。

もし自分がコロナになったら!?想像するだけで震えます。ですので未だ、いえもう少しブレーキかけて、自分に出来ることはないか?考えたいと思います。罹患し回復した方の、深刻な後遺症も数々報告され、元の生活に戻れない・・など聞くと、侮らずにやる事きっちりやって、もう少し、もう少しの辛抱と思います。

出来ることを今一度振りかえり、今少しの我慢をして、不幸なことを出来るだけ少なくして、乗り越えて行けたらと思います。

 

暑熱順化

まだまだ深刻な感染状況ですが、皆様お元気でしょうか?

リモートワークで歩いていないから、ステイホームであまり出かけないから、ちょっとスーパーに行っただけで、疲れ方が依然と違うと思ってらっしゃいませんか?
その上、この頃のこの暑さ!朝から暑いですよね。

暑熱順化 からだが暑さになれることだそうです。暑熱順化すると低い体温でも汗をかきやすくなり、皮膚の血流も増加、熱が逃げやすくなって体温の上昇を防ぐことを言うそうです。

ステイホームでこの季節、いきなりの熱中症が増えてるようです。外出していないと、この暑さに急に熱中症になるんですね。それに未だマスクは必須ですし。

熱中症になると体の水分がなくなり(脱水)、体温をコントロールできず、異常高体温を起こすのです。暑さと脱水を防ぐことを知れば、熱中症は防げます。

普段は筋肉に水分蓄えているわけですが、運動不足で筋肉も減ってますので、かくれ脱水起こって体温を下げにくくなり、熱中症もおこしやすい今日この頃とか。

気温が下がった時間にでも少し散歩は如何でしょうか?ウオーキングくらいでも350㎖くらいのお水は飲みましょう。
また、ぬるめ(38度から39度)のお風呂にゆっくり入って、汗をかき、皮膚の血管を拡張させることも有効だそうです。

更にこのような夏場は特に、1日コップ一杯の水×8回くらい飲むことが必要だそうです。

散歩と言っても猛暑の中では大変ですよね。家の中を歩くだけでも筋肉量は保持できるそうです。更に大事なことは、エアコンを適切に使うなんですね。
やれる事はやってみて、この暑い夏を乗り切りましょう

失った歯が再生!

7月6日、BS7でショッキングな情報が流れました。
「失った歯が再生するというニュース」です。

京都大学ベンチャーの、トレジャスバイオファーマの高橋克さんと、喜早ほのかさんが共同創業者です。今回世界的な反響あったと!

何でも、人の永久歯の奥には、「第三の歯がある」そうで、体内にその成長を阻害するタンパク質がありそれを妨害していたそうです。

2030年ころには、インプラントとか言ってないで、
「歯生え薬にしますか?」と言うようになる日も夢ではないそうです。

実際、無歯症(先天的に歯の生えない)の患者さんなどに役に立てば・・とのコメントもありました。この薬、有名なオプジーボと同じカテゴリーの薬になるかも?だそうです。

テレビ番組からでした。
「歯生え薬にしますか?」・・ビックリですね。

 

 

マスクのつけ方 

エアロゾル感染の放送で、伺った内容の続きです。

マスクは「フィットしてるかどうか?」が大事だそうです。
顔にピッタリしてないと、意味がありません。鼻を出してのマスクは
全く意味を成しません。結構医療者でも(病院にもよりますが)この鼻だしマスクの方多くて、エッと思うことしばしばです・・。ましてやエレベーターでご一緒したくないですね。

細かく言えば
 N95のマスク
 医療用サージカルマスク
 不織布のマスク   これら3点は小さな飛沫にもかなり有効性あり

 布やガーゼ     以上3点に比べると かなり効力落ちる

 ウレタン      有効性は1%以下で、”若い人の感染理由”は
           正直ウレタンマスク?とまで仰ってました。
         ※ ただし、不織布マスクの上にウレタンマスク
           を重ねた場合は、密閉性が増すので有効と。

また、ウイルスはマスクの繊維の中にいるそうです。

これから、ますます蒸し暑くなりマスクは辛いですが、不織布マスクは有効なようなので、上手に使って感染予防に努めたいものです。長引くコロナで、情報も随分精査されてきたようです、臨機応変により良い解決に向かうよう、やれる事はやってみましょう。大変ですけれど、感染してご苦労された方の現場からの声は、聞きしに勝る大変さですし、亡くなられた方がたくさんおられるわけですから・・。

再警戒はエアロゾル!

オリンピックを間近に控え、感染拡大が止まりません。7月6日、アメリカCDCに居た、西村秀一先生による感染経路のお話をテレビで見ました。

スーパーで買ってきた商品の表面をアルコールで拭くなど、物の表面からの感染より、やはり「エアロゾル感染」が脅威だそうです。

エアロゾルは、咳・くしゃみ・会話(1~2メートル以内の)からで、
のどや鼻からウイルスを吸い込んで感染だそうです。1~2メートルと言ったように、近づけば近づくほど感染力は強いと。

又近い距離(1~2メートル)とともに、15分以上この状態でいるかと言う時間も定義されました。
更に、2メートル以上離れていても、換気が悪ければ✖だそうです。

ですので、当初ダイアモンドプリンセス号での感染が、“接触感染”と言われてましたが、→ウイルスを含んだエアロゾルが循環した「エアロゾル感染」と判断されたそうです。

コロナ発生来、様々な検証経て「屋外でも、マスクを外して騒ぎ続けたり、密になるとエアロゾルが留まっている可能性が大きい」と指摘していました。

この15分以上対面・・と言うことですが、ペルーの方で”ラムダ株”と言う変異が起き始めており、このラムダ株の場合、対面で1分30秒で感染!と、とても怖い情報が7月7日のネットのニュースで報じられていました。

エアロゾル!見えないから本当に困りますが、マスクはなるべく外さないように、換気して、距離を取って、会食はしばらく我慢して、最少人数の個食(孤食)もやむを得ないのかもしれませんね・・。

どなたかが言ってました、ウイルスにペンキ塗って欲しいわ!と。
感染から復帰なさった方々の、その後のご不自由さなど聞くたび、
今少し、自分で出来る感染予防は、きっちりとやろうと思います。

会食中の感染対策 呼びかけ 6/27

6月27日付 朝日新聞掲載の記事を紹介します。
「口の細胞にもウイルス感染!」と言う副題です

舌や唾液腺など、人間の口内の細胞にも新型コロナウイルスが直接感染していることを、米ノースカロライナ大等の研究チームが突き止めた。口内でウイルスが増え、唾液を通じて感染を広げる可能性があるという。専門家は”会食等飲食の場での感染対策”に、一層の注意を呼びかける。

新型コロナウイルスは肺や喉の細胞に感染し、肺炎を起こして呼吸困難による重症化を起こす。PCR検査に使う唾液の中にも、ウイルスが存在することはわかっていたが、口内の細胞に直接感染しているのかは不明だった。ノースカロライナ大や、NIHなどの研究チームは、健康な人の舌や歯肉、唾液腺などの細胞を詳しく調べ、肺などと同様に、ウイルスが細胞に侵入するのに使うたんぱく質が存在することを特定した。

次に、新型コロナウイルスで亡くなった患者から提供された唾液腺や、軽症患者の唾液を調べ、ウイルスが口内の細胞に感染し、増殖している様子を確認できた。このように唾液が感染を広げることを証明できた。

”無症状の新型コロナ患者でも、唾液からは3週間以上ウイルスが検出された”例もあり。味覚嗅覚がなくなった患者の唾液からは、ウイルスが見つかりやすい傾向もあった。

こうした結果から、研究チームは、口内の細胞に新型コロナウイルスが直接感染すると結論付けた。口内の細胞が、気づかぬうちに感染し、唾液を飲み込んで気管や肺などにウイルスが侵入したり、他人に飛散させたりする「培養装置」になっているとしている。この論文はネイチャー・メディスンに掲載された。

国内では昨年4月、日本歯科医学連合会が「口腔は、鼻腔とともに咽頭や軌道より先んじて感染するのだと推測される」と注意喚起し可能性を指摘してきた。当会では
「ウイルスを含む飛沫は見えないので、”マスクを適切につけ”唾液の飛沫が口に入る可能性が高まる飲食の場では、さらに注意が必要になる」と話す。

再びの感染拡大が懸念される今日、基本的なリスクを今一度一人一人が自覚して、自分を守り他人を守りする努力を続けたい。マスクもただするのでなく、”鼻まで覆って”せっかくのマスクを、暑い中つけるのですから尚の事、マスクの意味を生かしてつけましょう。

誤嚥性肺炎 NHKチョイスより

 

NHKチョイス!の「誤嚥性肺炎予防(戸原先生)」がとても素晴らしい番組でしたので、再度ご案内します。最近では新聞の死亡欄に「誤嚥性肺炎で」という訃報が度々載るようになりました・・。

この番組で戸原先生は「呼吸と嚥下」の大事さを何度もおっしゃっています。今更ですが、この当たり前の、普通に何気にしている呼吸とのみこむということが、不自由になる方が増えているのです。

予防には三つ大事なことがあるそうで
       ①口の中をきれいにする事
       ②口と喉の機能を保つこと
       ③体力を保つこと     の三つです

今では、療養中の患者さんに、医科の先生・歯科医の他、歯科衛生士や言語聴覚士、口腔内科医なども加わって、口の中は元より、体全体をマッサージしたりして誤嚥の予防するようになってきたそうです。特に活動できずベッドに横になっている方、麻痺などあってご自分で口の中をきれいにできない方などに、食後だけでなく、「食前のお口のケアも大事」ということでした。

身体がご不自由な方の口の中をきれいにするステップは以下です
 ①潤す ブクブクうがいをする
 ②磨く 歯と舌を磨く、入れ歯の方は入れ歯もよく洗う
 ③除去 ブラシやスポンジブラシなどを使って汚れを取る
 ④保湿 保湿剤でお口全体を潤す

又戸原先生は、ブラシの当て方も、誤嚥性肺炎を予防するために

・”奥から手前に磨く!” ことを勧めておられます。
 手前から奥へと磨けば、汚れを奥に押し込むことになりますから
 誤嚥の危険を増しますね。

・舌の舌苔(カビ)を取ることも勧めていますが、やり過ぎは禁物
 微妙に白いのは通常で、薄白いのは取る必要はないそうで、くれ 
 ぐれもやり過ぎないようにと。
 
・以上のように磨いた後は、唾液中に細菌が多いので、よくブクブ   クうがいをお願いします。

・又特に誤嚥予防のために、朝起きたら朝食前に必ずお口のケアを
 と勧めています。(寝ている間にお口は細菌がいっぱいです)

☆口の汚れが増える原因は、お手入れ不足・チョコチョコ食い飲み・お薬の服用、口呼吸とかいろんな原因がありますが、一番大きいのは唾液が出ていないことで、→唾液の不足は

  ・汚れがたまる
  ・食べにくい
  ・虫歯・歯周病になりやすい
  ・粘膜が傷つき易い   に繋がります

そこで、番組内で戸原先生は、唾液を出すために「梅干を思い出したら如何でしょうか?」と仰ったので、私はクスッと笑ってしまいました。と言うのも先日他の番組で、今の若い方は、「酸っぱい梅干は食べない」ので、梅干しのおにぎりなどNO!と聞いたからです。若い方が梅干しと言えば「はちみつ漬け」か今はパイン酢!と言うのもあるそうです。ビックリ!でした。

ですから、空港のPCR検査で、梅干し・レモンを思い出して下さいとあるそうですが、俗にいうハブロフ反射(条件反射)は高齢者だけかしら?等と思ってしまいました。(これらを思い出して唾液を出すのは無効という向きもあるようですが・・)

美容の世界では、お顔の周りをマッサージしますが、三大唾液腺
耳下腺(耳の下)・顎下腺(顎の下のゴリゴリ)・舌下腺(ベロの下奥)のマッサージも有効のようです。

何れにしても・口の中をきれいに保つ
      ・機能を保つ
      ・美味しく安全に食べる
      ・活動的な生活を保つ 等など、

今まで当たり前に出来ていたことを、キープする努力をしましょう・・と言うことでした。未だ私は大丈夫でなく、先日ご案内の

・大きく口をあけて「あ」を10秒続ける 

こんなことも、普段のお口の手入れに加えて始めてみませんか?

嚥下障害

4月前半に口を10秒開けているトレーニングを紹介しました。
あれから一カ月半を過ぎ、私も随分効果が出てきました。

時々忘れることもありますが、一日に一回は「あ~っ」と10秒キープやってみました。あら不思議。起きてすぐのゴロゴロうがいが、以前より長く出来るようになりました。効果あり!

もう一度、おさらいで書きますね。

  ①大きく口を開けて口開け10秒キープ(顎舌骨上筋)

  ②顎を手前に力一杯引く (オトガイ舌骨筋)

どうぞ無理ない範囲で、落ち着いてなさってみて下さい。

又お食事でも、体に良いとされる植物性たんぱく室の「高野豆腐」「がんもどき」のような美味しい日本の食材も、意外と嚥下には難しいのです。と言うのも、だいたいあまじょっぱく煮て調理することが多いので噛むと汁が出ます。これでまずむせるようです。

思いがけないことですよね。普段では何でもない汁物なども注意が必要ですので、気をつけましょう。

①と②もご無理のない範囲で、なさってみて下さい。

大事なこと忘れました。是非にお口のケアを忘れずにお願いします。

 

脳梗塞の兆候 FAST!

随分前にも書きましたが、再びの登場です。

F face   お顔、特に口の周りがゆがむ

A   arm       両手を水平に上げ、どちらかが下がる⤵

S  speech  ろれつが回らない

T time  急いで救急車呼んでください(発作が起きた時間をメモ 
                    していく)

     発作起きて4時間半以内なら(血液を溶かす薬が使えると
                    いわれています)

とにかく FAST 早く気づいて病院へ!   

 

 

「野外飲み」のリスク

野外のバーべキューで、コロナ感染が起きた!というニュース。

昨秋、スーパーコンピューター「富岳」を使い、会話時の飛沫のとび方や飛沫量を計算したという記事がありました。豊橋技術科学大学の飯田明由教授(流体力学)は「台風レベルの風なら別だが、近距離の場合、屋外でも飛沫が届くリスクは変わらない」と話す。

会話をすると、飛沫は屋外でも、1・5メートル先まで届くという。富岳の計算では、1・7メートル先まで届く場合もあった。

対策として効果的なのはやはrマスクだ。マスクでしっかりと口を覆ってる場合、飛沫の量が減り、勢いが落ちるという。飯田教授は「屋外だから安全という訳ではない。一番良いのは家で静かに過ごすことだ」と話した。

☆専門家らが指摘する「屋外飲み」のリスク
 ・飲食でマスクを外した時に、飛沫がかかる
 ・近くで話すことで飛沫が届く
 ・大声を出すことで飛沫量が増える
 ・近距離でマスクなしの会話をしてしまう
 ・皿などの共有物を使うことでウイルスに接触 等指摘があ
  ります。

今更ですが、今一度気をつけたいものです。

 

依存症のリスク 

長年、禁煙・受動喫煙防止活動をしていると、「依存症」の文字が気になってしまいます。このお酒もしかりです。

何でも「ストロング系」と言われるアルコール度数7%以上の缶チューハイが売れに売れてるそうです。安さと飲みやすさが強みだそうですが、アルコール依存症との関係も指摘されてきたようです。

缶チューハイは、炭酸などで割らなくてもすぐ飲めることから
RTD(Ready To Drink)と呼ばれ、調査会社によると2020年の販売額4300億円は過去最高額だそうで、その6割をストロング系が占めてるそうです。

最近人気の発酵レモンサワーは度数7%、RTD特有のアルコールくささを抑えさらに無理なく飲めるよう工夫されてるようです。

この様に各社が飲みやすさを競う一方で、依存症との関係を指摘する声は強いようで「お酒が苦手な人でも飲めるため、依存症の入り口が広がった。酔う為の手段として飲まれる側面がある」と国立の薬物依存研究部の松本部長さんは指摘されています。

厚労省の指針では「節度ある適度な飲酒量」は一日平均純アルコール20グラムで程度で、度数7%の350㎖缶一本分に当たります。500㎖かんは約28gあり、一本の飲めば優に基準を超えます。

メーカーも問題を認識していても、成長が見込める市場で、販売をやめることは難しいようです。

このような現実ですので、タバコ同様、つい飲みなれると段々量が増え、ないと困る状況になってしまいますので、ぜひ、毎日常用はやめて、たまに美味しく飲むという風になさったらいかがでしょうか。

タバコもつい一本が、習慣になると(例えば、朝起きたら一服・PC開けたら一服・ご飯食べたら一服・・)というように生活習慣に入り込んでしまうと、なかなかやめるのは難しくなります。

たかが缶チューハイ・たかがレモンチューハイでも、毎日・しょっちゅうになれば=なくてはならないもの!になってしまいます。

最近スーパーで買い物してると、野菜やお肉、お惣菜等買った後にビール売り場による女性も増えてると感じます。そういう私も、買い物のついでに第三のビール、ホワイトベルグ5%を1~2本買います。でも最近は休肝日週に二日でなく、「飲むのを週に二回位」に減らしました。そうしたらアルコール頂く日の感動!と言ったらありません。よりおいしく感じます。

依存症というのはとても怖いです。
そしてそこからはい上がるのは、とても大変です。アルコールもタバコも、お菓子も、何でもそうですね。

止められない方の意志が弱いのでなく、知らないうちに依存になってしまうことを知って、「今日はやめておこう!」と一回うまくいけば、明日も明後日も行けると思いますので、ついついの一杯が、”なければなっらない一杯になってしまう”ことを知って頂ければ幸いです。

たまに飲むと美味しいものですよ!やってみて下さい。

タバコの汚れは高くつく!

週刊誌のIQOS宣伝です。「内装屋激白!」とあります。

・ヤニ汚れの実態を目撃

内装屋を営んでいます。自分も紙タバコを吸っていましたけど、愛煙家のお宅の仕事は正直辛いものがありますね。木枠の拭き洗いだけでバケツの水がコーヒーみたいに真っ黒になりますし、壁紙を剥がすと柱にヤニがべったり付着してすごいことになってる。
紙タバコってヤバイじゃんと思っちゃって、ヤニは天井・壁だけでなくて、実は床にもつきますからね。リフォーム代も会社員の月給が飛ぶくらい高くつきますし、賃貸だと敷金も返りづらくなる。売買にも不利になる。だからこれから引っ越す方は、IQOSに替えるチャンスだと思いますよ。と言うものでした。

まだ続きます・・

IQOSは最初こそ味に戸惑いましたけど、すぐに慣れました。雑味がしないのがいいですね。使いすぎても、紙タバコと比べて口の中が気持ち悪くなる感じる事もなかった。普段吸う場所も、昔は家の外でしたけど、今はリビングで。多少はにおうでしょうから「大丈夫?」って確認しましたけど、紙巻きたばこと違ってあんまり嫌じゃないようで。なので、車の中でも楽しませてもらってます。
”一度、妻に、窓をスッて開けられましたけど(笑)”

お気に入りは新発売の・・・・・。めちゃくちゃ美味しいです、コクと深みがあって、紙巻きたばこ派の友人にも勧めたぐらい。本体とスティックを貸してあげたりしてね。なんでそこまで?って思うかもしれないですけど、ほんとは自分のため。隣で吸われると苦しいから、「ガツンと来る?」とか「酒飲むと物足りない?」とかはじめは疑問だらけだと思いますが、僕自身すぐに慣れて満足できたからお勧めできるんです。と。

このページの下には

⇒「加熱式タバコの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存症のあるニコチンが含まれるなど、あなたの健康への悪影響がひていできません」とわざわざ書いてあります。

このページの副題には ”いいおとなの、いい選択”とあります。

長年禁煙・受動喫煙防止のために、お口の中を通じて患者さん方に様々なアプローチを試み、多くの禁煙成功者を経験し、お口の中の改善・その後の前向きともとれるお仕事などのご発展の様子も拝見してまいりました、また、禁煙しても残念ながら進んだ病魔に勝つことができず見送った方も居られました。

相変わらず掲載されるこのような広告に、複雑な思いで居ります、あなたはどう思われますか・・・?

米・メンソールタバコ禁止へ R3/4・30付

米食品医療品局(FDA)はメンソールタバコや風味付きの葉巻を国内で製造や販売を禁止する方針を示し、来年中にタバコの製品基準の改定案をまとめるとのことです。

FDAによると、メンソールはたばこ製品の不快感を覆い隠すことで、中毒性を高めて吸い始めるのを容易にし、特に若い世代への影響が大きいと言っています。

いかにスタイリッシュにして、若い世代、特に女性の心をくすぐる商品展開が見受けられ、困ったことだなぁと感じておりましたので、この決定は遅きに失した様でも、良かったです。

どんなに、仕様がステキになろうとタバコはタバコ。身体に良いことは一つもありません。

少しでも体に良いものを探そうとしても、良いものなどあるはずないのです。ご自分のからだを大切にするあなた。吸わないことが一番です。身体にも美容にもいいことはありません。必ず禁煙は出来ます。ご自分を大切になさってください。応援団は沢山います。

こんなときから口腔内写真が撮れました

こんなちっちゃいのに、一人でユニットに座り、お口を開けて口腔内写真のミラーを入れさせてくれました。

担当歯科衛生士がことのほか感動してしまい、有り難くて泣きそうでした。いつもママやお兄ちゃまがやるのを見てましたから、頑張れたんだと思います。こんなちっちゃくても解るんですね。

大事に受け止めて歯を守ってあげねば!と強く思った事でした。

歯ブラシの練習

ママに抱っこされて、小さな歯ブラシがお口に入る練習でした。

随分前からママのメンテナンスに一緒に来てそばで見てたから安心してるのでしょう。無理やりはしないで、少しずつ馴れていければいいことだと考えて、やっておりました。

あせらないで、ゆっくりゆっくり、嘘は禁物です。

子ども達の鉛筆、2Bが標準になった理由

テレビを見ていてビックリ!です。子供たちが学校で使う鉛筆の標準が2Bになったそうな!?

えッHBじゃないの?と見ていてなんでなんで・・!と。

何でも手を使わない毎日にどっぷり浸かった結果とか。それってお年寄りに懸念される「フレイル」と同じじゃないのかしら?子供たちも・・!

子ども達の筆圧が弱くなっていて、HBでは薄くて読めないのだとか。標準鉛筆が2Bになったというこの状況を危惧した関係者は、手は立派な感覚器であり、又運動器でもある。HBの鉛筆使って訓練した方がよい!と仰っていました。子供のころからこんなに握力もなければ大変だと!

そう言えばいつぞやブログに書きましたが、例の吹き流し(へび笛)。高齢者の嚥下予防・お口の機能強化のために当院でご案内してた際、幼児や小学生に「やってみて!」と言っても吹けない子供が結構いて唖然とし、ゆっくりお教えしておりました。まだまだ腹式呼吸等できないにせよ、「フーッ!」と言うことすら難しい子供がいて、ショックでした・・。紙風船もおんなじ状況で!

今高齢者に注意を呼び掛けていることが、同じく小さい子供にも・・と思うと複雑な気持ちです。どんどん便利になる一方で、体の部品を使わないで済んでることは、身体能力の低下どころか、もっともっと大きな問題を含んでいると心配してしまいます。

出来ないから、やり易くする!でなく、もうちょっと頑張ってできることは減らさない努力が必要と私は思います。やれば出来ることですから・・。あきらめないで、やれば出来ることだと思いたいです。

ドライマウス

 

最近よく言われるドライマウス!

眼で言われるドライアイと同じ現象です。

お口の中の場合は、主に唾液の現象です。と言っても自覚症状ない方も多いようです。高齢者ばかりと思われがちですが、若い方でもあります。

服用薬の副作用であるとか、治療中の病気によるものの他に、柔らかいものが好まれるようになった社会現象のような趣きもあります。忙しい世の中になってせわしく食事なさってるのでしょうか?食事中に飲み物が離せない方も要注意です。噛む前に飲み物で流し込んでいてよく噛んでいなので、唾液が出ていないのです。
飲み物で流してるから気づかないことも多いようです。

いずれにしても、唾液が少ない事、お口の中が渇いていると、思わぬ事故に繋がります、誤嚥したり、肺炎リスクが高まるなどです。

良くアメをなめる方も要注意です。口が乾いてることに気づかずアメを常用していてお口の渇きに気づかない事もあります。

歯科医院では唾液検査を取り入れるところが増えてきましたので、ぜひなさってご自分の口の中が乾いていないか?調べて下さい。お口の渇きは結構重要です。

「ポカン口!」よくお口を常に開けている方・子供もいます。
鼻がつまっていることもありますが、ポカン口はさらにお口の中を乾燥させ虫歯も増えます。鼻の病気がないかどうか?調べるのも必要かもしれません。

キシリトール100%ガムを、”お口を閉じて”噛んで!鼻呼吸のトレーニングをすることもお勧めです。

お水を飲めば治るものでもありません。

よく噛む
お口をよく動かしてしゃべる
顔や喉・首周りの唾液の出る箇所をマッサージする のも有効

どうぞお口の中が、舌が砂漠の様にならないよう、ご注意ください。

確実に歯石をとらえないと!

コロナ以前の真夏のケア風景です。
個室のドアもオープン。
静かにケアを受けてらっしゃいますが、障害のあるかたでした。ここまで受診出来るようになるまでいくつかのステップ踏みましたが、特別なことはありませんでした。

患者さんはそうでもないのに、医療提供側の私達が、特別な人!と構えてしまうことがいけないのかもしれない・・と学びました。それでも初診を担当した歯科衛生士と院長は大変であったのでは?と察してはいます。

でも難しい患者さんはあまりいらっしゃらず、こちら側の対応次第・・と反省も沢山ありました。
今でこそですが・・。

コロナで虫歯が増えてませんか?

長く続くコロナ禍で、皆毎日の生活が随分変わりました。
最初は戸惑っていた日常の変化は、もはや、当たり前の日常になりつつあります。
仕事の仕方も変わり、在宅も増え、会社での仕事から自分の裁量で過ごす様になったので、規則正しい・・が緩やかになった方も多くなり、おっつけ食事やおやつ、飲物(お茶お水以外の)チビチビも増えたようです。

半年程前に、自粛で休校になり、子供達の虫歯が嘗てないほど増えた!と言う歯科医からの警鐘ならす投書がありました。
虫歯は口開けてすぐわかるようだったら、かなり進んだ状況です。そうなる前に、食事、おやつをしたら、面倒でも必ずお手入れしましょう。

だらだら食いや、薄甘くともチョビチョビ飲みは、虫歯にない易いですよ。

歯ブラシの際は、必ずフッ素の歯磨きペースト頻回につかいましょう。せめてせめて、甘味のある飲物飲んだら、お水飲むか?うがいだけでもしましょう。

定期メンテナンスの折りには、目視だけでなく、このようなレーザーで虫歯を調べられる器械で確認してもらいましょう。


早いうちの虫歯なら削らず済む場合があります。初期の虫歯を
侮ってはもったいないです。

又マスクしてると渇くせいか、飴をなめてる方が増えました。
のど飴と言っても虫歯を増やしてるようなものです。
気をつけて下さいね。

歯も大事な、指一本と同じくご自分のからだの部品です。