左右異なる視力の子供増える

3月末の新聞紙上にこのタイトルで記事がありました。副題は「コロナ下 画面見る時間影響か」と。

NGO「子供の体と心・連絡会議」議長の野井真吾・日本体育大教授らが調べ、3月発行の学術誌「チルドレン」に掲載されたそうです。
新型コロナウイルスの感染が拡大する前と後の子供の視力を調べたところ、左右の視力が異なる子が増え、もともと視力の低かった子ほどさらに低下する傾向があると発表されました。スマートフォンやパソコンなどの画面を見る「スクリーンタイム」が増えた影響があるのではと見ているとのことです。

東京・埼玉・神奈川・静岡の4都道府県の公立7小学校と4中学校の協力を得て。19年と20年の健康診断における視力データー延べ5893人分の分析によるものです。

左右の視力レベルが異なる子は、男子は19年の15%から20年は21%に。女子は
19年の18%から20年は23%に増え、特に小1の男子は6%から15%に増えたそうです。

調査を発表した野井教授は「スマホなど小さな画面を見ると片目に負担がかかる。視力が安定していなかった子は影響を受けやすいのでは」と話しています。

たまたま見た、Eテレ“ウワサの保護者会”でも、コロナになって特にスマホなどの時間が増え、寝っ転がってスマホをしていたり、画面を見てる時間が増えたこと、危ないサイトを心配し注意した親御さんがしょっちゅうもめています・・と相談を寄せ、登場した他の親御さんも同じ悩みを打ち明けていました。

今では必需品のスマホですが、成長中の子供の体、あるいは心への影響も最近はあちこちで指摘されます。積もり積もって健康被害が生じないといいのですが。

イノダコーヒー

ある年齢層の方には馴染みの、京都のイノダコーヒー。家人が学生時代から愛してやまないコーヒーです。かの昔、好きすぎて愛車で京都まで買いに行ったとか!なんでも「京都の朝はイノダコーヒーの香りから」と言われ、モーニングセットにはファンが沢山らしいですね。

家人はイノダのレモンパイも大好きで、その半端ないメレンゲの量に加え、レモンクリームの酸味がとてもいいんだ!と、すぐ食べに行ける距離でないので食べたことない私には幻のレモンパイです。

これで味をしめたのか?焼いたメレンゲも大好きで、真っ白なサクサクした焼菓子のメレンゲ見るとつい買ってしまうのでした。
すべからくイノダコーヒーのせいですね。男の方も甘いものが好き。良くコンビニでも、プリンアラモードみたいなのを買う男性を見かけます。嬉しそうに買ってらっしゃるのを見て、なんだかこちらもニヤッ!

ちなみにこの缶の絵は、画家でもある創業者がお描きになったものらしく、この赤缶はアラビアの真珠と言う名前ですが、小さなミニチュアフィギュアは宝物です。

クレマチス

24年目になったクレマチスの鉢植え。こんなに枯れかれになっても、春の気配にやや控えめに芽がでました。
まるで仲良しのこけしみたいですね。

毎日お天気と、風の案配みて水やりしたりしなかったり、長いつきあいになりました。コロナ2年目の昨年も二回も咲いてくれ、 大いに慰められ元気づけられました。

老木のようになりましたが、年に一回でもいいから咲き続けてくれるよう願って居ます。朝起きるとつい「おはよう!頑張ってるね」と蕾に声かけてしまいます。格別寒かった冬をよく頑張りました。はなまるです。

こども

ちょっとの間だったけれど、にこにこ顔の男の子がテレビ画面に出てて、釘付けになった!なんともいい笑顔・・。

学校から帰ってなのだろうか?テーブルの上にいくつかの、おうちの方が握ったと思われるおにぎりがお皿にあり、さも美味しそうに食べてるさまが、何とも良くて、思わず見入った!

すると、「嫌なことあったら、おにぎりの具にするんだ!時間たつと美味しいんだよ」と。すごいな、子供の感性!

衝撃的な、キラキラした新鮮な言葉に息のんでると、傍にいた大人が「今の気分は?」と聞き、それに応えて「しゃけ!嬉しかったぁ~」と。

番組はNHKハートネットだった。
大切な子供の感性!
ハッとした。

今世界で、不幸なことが起きている。
こどもはた・か・らもの。

チンパンジーが治療?

この記事にはビックリしました。野生のチンパンジーが、自分や群れの仲間の体にできた傷に、捕まえた昆虫をぬりつける習性を見つけたと。
昆虫に含まれる抗菌成分などが、傷の治癒に役立ってる可能性があるとのドイツ研究チームの科学誌への発表です。

西アフリカ・ガボンでのチンパンジーの群れを観察した際、チンパンジーが体の傷に虫やその一部を塗りつける行動に気づき、15ヶ月間に計22頭で76回記録されたそうです。

具体的には、葉陰から虫を捕まえ、小さいチンパンジーの足の傷にぬりつけたり、虫を捕まえると、いったん唇にはさんで固定し、指先や唇を使って傷口に移し、その後、傷口から虫を取り除いたと言うのです。塗った昆虫は特定出来ていないらしいです。

以前から病気になったチンパンジーが、薬用植物の葉っぱや種を食べる行動は知られていたらしいのですが、昆虫を仲間の傷口に塗る行動は「相手を思いやる社会的行動のひとつだと考えられる」と研究チームは伝えています。この写真見ても、心配そうに仲間の「手当て」する姿に心打たれます。

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ドロシー・ロー・ノルトの詩

批判ばかりされた子どもは
非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは
力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは
ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは
鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは
自信をおぼえる

寛容にであった子どもは
忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは
評価することをおぼえる

友情を知る子どもは
親切をおぼえる

安心を経験した子どもは
信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を感じとることをおぼえる

♡毎日繰り返される戦争の報道、子どもの心を気遣って・・と新聞にある。どんな理由があっても「戦争は悪い」と言うことは伝えたい。小さな子供でも、友達どうしで力による解決をしてはいけないことを知ってるはず。近くにいる大人は、何よりも「あなたの事は私が守る」と言うメッセージを伝えよう、ニュースを見せないのではなく、安心できる場所でニュースを大人が一緒にみて、フォローできたらいいと子どもの専門家は言う。子どもの年齢に応じて「何を知っていて、どう感じているか」を把握し対話ができたらいい、丁寧に見守り続けましょうと提案しています。

震災11年目に思う

11日は東日本大震災、あの大きな津波にのまれた日から11年。朝からテレビでは、当時の目を覆うような津波の画像とともに今を生きる人々の懸命な姿が映し出され思わず涙を拭った。「忘れない、忘れられない」と言う方「思い出したくない、もう忘れたい」と言う方も居られ、複雑なおもいに又もらい泣きした。

そんな中、同日の新聞にはウクライナ南東部のマリウポリの産科病院がロシア軍の攻撃受け、負傷して運び出される妊婦さんの画像が載った。

胸がグッと締め付けられるような気がして、食事していても、何していても手が止まる。どんな思いをしているのだろうか・・。小さい子供の、泣きべそかいていない健気な姿に余計涙が出る。この光景を目に焼きつけて何を思うだろうか?わざわざしなくともいい恐ろしいおもい・・。こんな小さい時に。

インタビュー受けた福島で被災した方の中に、「思い出すのもつらい」と仰った方が居られたように「悲しみに蓋をして忘れようとする」反面「忘れることなど簡単にはできない」のも同じく私達人間なんだと思う。

このような状況の中、自分には何ができるのか、思いを寄せる事しかできない自分がもどかしい・・。

そんな時、福島を歩いて・・と言う番組で、同心円のパラドックスと言っておられ「離れてると見えないけれど、離れているから見えることもある」とコメントしてる方が居られた。せめて今起きてることを、冷静にちゃんと見ようと思う。

 

富士山現わる !

ある日の河口湖、湖水量減ったら、何と手前に岩の富士山が!と友人が送ってくれました。ビックリ!です。現地の方々、毎日壮大な自然のドラマを見てらっしゃるんですね。厳しい自然の季節もあるでしょうが、ただただ美しい。

あるがまま受け入れて

コロナ禍が長引き、心が沈みがち。
こんな時だからこそ、日々を穏やかに過ごすヒントが必要です。少し前から話題になっている「マインドフルネス」は「今、ここ」に意識を向けること。どうしても人の思考は過去への後悔や未来への不安に向きがちです・・。

マインドフルネスは、不安やストレスを減らす効果が実証研究で認められたことで広まり、国内外の企業研修でも取り入れるところが多いようです。よく実施されのが「瞑想」。

瞑想でも、つい考え事をしてしまいますが、考えてしまうことをやめようとするよりは、「考えているんだな」と先ず気づくことが大事だそうです。気づいたらどんな感情も否定せず、感情があることを認めようとすればいいと。

人間は、他人や「昔の自分」「理想の自分」と比較しがち。でも自分の様々な働きに意識を向けると「ここに自分が存在してるのは、自分の様々な働きがあってこそ」と気づくことがあり、「自分の一番の味方は自分」と感じる人もいるそうです。

「こんなはずじゃなかった」とあがくより、これも今の自分と認めたらどうでしょうか?と。そうすると感情の支配から抜け出れるそうです。

ついスマホを見たりテレビを見たりしてしまいますが、何もない「無」の空間に身を置いて自分に向きあうのもいいそうで、パナソニックが「MU ROOM」と言う小部屋を、ホテルの宿泊者向けに作ったところ好評だそうです。

瞑想は、何も座禅をくむことでなく、例えば日常生活で家事をしながら、食器や水の音に耳を傾ける。歯磨きする時に一本一本丁寧に磨く。こんなことでもいいそうです。

「今、ここ」に意識を向けて。

感情を否定せず「これも自分」 あるがままを受けいれて。

散歩をしてたら、沈丁花に蕾がついていました。梅の木の枝が揺れてたので見たら、メジロが花をついばんでいました。人のいないところで一瞬マスクを外すと、ふんわり梅の花のにおい、春の風のにおいが鼻をくすぐるかもしれません。

春が来ます。

かんてんパパ

新聞に医療用寒天!とあったので、もしや長野の伊那食品?と見たら、いきなり画面にリアルな臓器が!
エッ!?と見たら、寒天で作った肝臓でした。しかも血管までリアルに・・。

国内最大手!と出たので、思った通り寒天のトップメーカー伊那食品でした。でもなぜ?医療の世界に。

この伊那食品は、もう随分前から「かんてんパパ」の名前で私や友人たちは愛用でした。何と言っても杏仁豆腐が簡単に美味しく作れるのです。お恥ずかしいのですが、友人たちとそれこそ丼レベルで作って、ガバガバ食べていました。ほかにフルーツ味やコーヒーなどもあり、ラーメン状の糸寒天もあり、痩せたい友人はご愛用でした。

仕事柄、飲み込みの問題が少しづつ出てきた頃、2004年くらいだったでしょうか?聖隷三方ヶ原病院リハビリテーションセンター長でらした、藤島一郎先生が「摂食・嚥下リハビリテーション」と言う本を出された時、この事は大きな問題になるなぁ、寒天が役に立つなぁと思って、伊那食品に連絡したこともありました。
今では介護の現場や病院で「とろみ」は当たり前のものとなりましたが、当時は先ずは伝統食としての寒天、ゼリーや水ようかん、はては凝固剤位の認識だったと思います。しかしながら、当時伊那食品に連絡した際の、丁寧さと前向きの姿勢を感じる応対に、すごい会社だなぁ~と思ったことをよく覚えています。通信販売で杏仁豆腐を取り寄せると、必ず社員さんからの丁寧なお手紙が付いてきたのも、同じ通販の先駆けかと思います。誠実一路なんですね。

番組をみてトップの「快適に働ける職場づくり→いい会社を作りましょう、幸せな会社を!」という経営方針を伺い、48年増収増益も頷けました。元々寒天を戻すのは重い上に人がやる冷たい作業、この重労働を見て工場建設を決断したと。

尚且つ、今回の医療において「肝臓モデル」を作り上げたように、「ずっと変わらない技術と経営開発・研究開発唯一無二の商品を創ろう」が経営理念と聞き、昔から美味しいから頂いている杏仁豆腐のように、当時まだ珍しい通販なのに商品も美味しくすべて丁寧で、電話に出る方も気持ちよく、商品には社員さんのメッセージがついていたことなど、顧客目線がファーストな会社との印象です。

番組最後に現在の二代目社長さんが、「売れるからではない、世の中の役に立つ、自分が欲しいものだから開発するんです」と並々ならぬ、さりとて肩に力入っているんではない、若い人にも門戸を開いて開発に従事させている新しい会社の息吹を感じました。

現在プラスティックの代替品として、食べられる、食性のフィルムの成功にたどり着いたとかで、既にインスタントスープに利用され、次つぎに広がっていきそうです。

一口に寒天と言っても、作られるのは海藻からで、世界中から海藻を集めても、それぞれ性格が違って難しいようで、研究に努めお役に立つ商品を開発していきたいと言う意欲に燃えてらっしゃいました。年輪の素晴らしい木目を見せて、年輪経営を目指すんですよと。
この時代にあって、微動だもしない、昔から変わらない爽やかで確固たる姿勢に、経営のスタンダードを見ました。

杏仁豆腐の丼サイズ久しぶり挑戦しましょうか?

ナナフシ

一家で昆虫採集?と言ったら叱られるでしょうか?ファーブルバトンと言う番組で、石垣島の野山を歩き不思議な生き物に歓喜する一家を見ました。

雑木林の中で、こちらからは何にも見えないけれど「アッ居たいた!」と大喜びの一家。そうッと手にしたもの、「枝じゃないの?」と私。まるで枝。

ナナフシと言うほんとに細い枯れ枝のようないきものでした。羽もないのです。
敵が来ると、枝に化けて難を逃れるそう。不思議ないきものでしたが、見つけた時の無邪気なこのご家族のはしゃぎように、見ている私も笑ってしまいました。世の中には、自然界には、まだまだ知らない生き物が一杯です。そしてこんな無邪気に野山を歩かれるご一家に、なんだかほのぼのしました。

そうそう、ちょっとしたことを思い出しました。
ず~いぶん前の子供のひとこと投稿欄に、傑作が載ってましたっけ・・。

 「ネェお母さん、クモって納豆食べてるんやろか?」

クモの、糸を見て思わずこう言っちゃった、子供の発想に大笑いしながら「すごいなァ~、新鮮だなァ!」と感動したものでした。

自然界にはまだまだ不思議がいっぱい。小さな生き物を見つけて、キラキラする気持ち大事ですね。そういえば、コロナで群馬の奥の方に住まいを移したご一家の話しで、田舎の満天の星を見て小さいお子さんが「お星さまがいっぱいで落っこちてきそうだよ」と言ったとか。こういう子供のことば、宝物ですね。早くコロナが終息して、子ども達がワイワイ、元気に走り回るのを見たいと思います。