ナナフシ

一家で昆虫採集?と言ったら叱られるでしょうか?ファーブルバトンと言う番組で、石垣島の野山を歩き不思議な生き物に歓喜する一家を見ました。

雑木林の中で、こちらからは何にも見えないけれど「アッ居たいた!」と大喜びの一家。そうッと手にしたもの、「枝じゃないの?」と私。まるで枝。

ナナフシと言うほんとに細い枯れ枝のようないきものでした。羽もないのです。
敵が来ると、枝に化けて難を逃れるそう。不思議ないきものでしたが、見つけた時の無邪気なこのご家族のはしゃぎように、見ている私も笑ってしまいました。世の中には、自然界には、まだまだ知らない生き物が一杯です。そしてこんな無邪気に野山を歩かれるご一家に、なんだかほのぼのしました。

そうそう、ちょっとしたことを思い出しました。
ず~いぶん前の子供のひとこと投稿欄に、傑作が載ってましたっけ・・。

 「ネェお母さん、クモって納豆食べてるんやろか?」

クモの、糸を見て思わずこう言っちゃった、子供の発想に大笑いしながら「すごいなァ~、新鮮だなァ!」と感動したものでした。

自然界にはまだまだ不思議がいっぱい。小さな生き物を見つけて、キラキラする気持ち大事ですね。そういえば、コロナで群馬の奥の方に住まいを移したご一家の話しで、田舎の満天の星を見て小さいお子さんが「お星さまがいっぱいで落っこちてきそうだよ」と言ったとか。こういう子供のことば、宝物ですね。早くコロナが終息して、子ども達がワイワイ、元気に走り回るのを見たいと思います。