こんなステキな!お花をいただきました。今注目の、ニコライバーグマンさんのです。スイーツのようで何とも素敵!長くたのしめるといいな。

健康応援ブログ
時間さえ合えば、必ず見る「題名のない音楽家」ですが、12日は冒頭にエリック・ミヤシロさんが出たので、これは外せないと、その日の予定をずらしてみました。エリックさんはトランぺッターで、そのすばらしさは言葉では言い表せません。ずーっと前ブログにも書かせて頂き、ハワイの海でイルカに助けられた話は有名です。その立派な体格と黒のヘアバンド。繊細かつダイナミックな音色は、一度聴いたら虜になります。この日は彼率いるスーパーバンドが演奏でした。
案内役は、これも先日雪村いずみさんとのジョイントコンサートでブログに書きました80歳になられる前田憲男さん。いつもの袖口フリルのブラックスーツでニコニコと。
前田さんによるジャズの歴史をかいつまんで書いてみます。
①もともとダンス音楽でした
②ストリート音楽となり、その担い手の黒人たちが不況で失業するようになり
③ディキシーランド・スタイルとなりました。プロもびっくりのこのスタイルの楽しさに、ベニーグッドマンとかが現れたようです。
④その後、グレンミラースタイルとなりました
今のビックバンドの標準で、12人から16人になり、お客様の踊りの音楽ダンスバンドとして、スイングに飽きた人々がジャムセッションを楽しむようになりました。。
⑤ラテンリズムのコンボが出てきました。 ダンス音楽として人気ですね
⑥ビーパップスタイル
オリンピックじゃないけど(前田さん弁)より高くより複雑に・・
⑦ウエストコーストジャズ(アメリカ西海岸)
太陽を浴びて、軽やかに。ニューヨークのドロドロジャズは似合わない
⑧モード(旋法)! コードよりモード
マイルスデビス・ジョンコルトレーンに代表されます
⑨ヒュージョンスタイル
木からエレキへ楽器の改良、ロックンロールの影響もあり、ロックとファンクの融合となった
⑩フリージャズ
あらゆる制約を取り払って、文字通り自由に
(以上番組での聞きかじりで、大雑把な流れですので間違っているとこあれば失礼いたします)
・このような歴史的な説明があって、名曲「枯葉」がそれぞれのスタイルで演奏されました。実感として曲を聞くことが出来とてもわかりやすかったし、当たり前かもしれませんが、エリックさんのスーパーバンドが、その都度自在に演奏され、指揮者佐渡裕さんもびっくりの ”前田憲男教授”の授業でした。
先日雪村いずみさんとのジョイントでも、演奏は元より前田憲男さんのその舞台上の間の取り方、ステキなウイットに、お歳召しても「カッコいいなぁ」と思ったことですが、ジャズやってる方は、他の楽器とセッションする中で培われる、やわらかさが絶妙でとてもステキです。ステキに歳を重ねられるって、やわらかくいることかもしれませんね。
そういえば
ジョイントって→つなぎ目・あわせめ・連合・合同
→自分のパートを歌いながら相手も尊重するっていう事ですものね
佐渡裕さんはクラシックの指揮者でありながら、懐深く(バーンスタインの影響もあって)+前田憲男さん+エリック・ミヤシロさん。これぞジョイントの最たるものでした。そして私達に感動を下さって、更にジョイントでした。ラッキーな朝でした!
21日にアップしてくれた衛生士・神子島さんの画像。メガネなしで見た私。「ウン?ミル貝?」と思っちゃいました。先日スーパーのお魚売り場で、貝から思いっきり伸びてるミル貝見て、「おいしそうだなぁ」と思いながら買わなかったからです。食い意地張って何でも食べ物に見えちゃう私。アシカさんごめんね。美人さんのベストショットでした。
昨今言われる、若い方の食のことですが、先日興味深い番組をやっていました。
ご存じのように、味覚は 甘味・塩味・苦味・酸味・うま味の5つに代表されますが
これらに対する味覚力は「子供のころの食生活による」ものが大きいようです。
学習院大学の品川先生という方が、学生さんにこの5つの味覚について、25点満点で調査をしたところ7点~23点までに分散したようです。
23点の女子→おばあちゃん子で、地方出身。けんちん・ほうとうのようなたくさんの具
材の祖母の料理で育った。好き嫌いなし
19点の女子→小さい頃から、メニューの数が多く、旬の野菜とかよく食べた
7点の男子→野菜は苦手。だって味が薄いか味しないでしょ!野菜いってとのこと。好き
なものしか食べない。5歳までハワイで育ったので肉ばかり食べていた。
最初からペッパーやマスタードをたくさんつけて食べていた。
この調査を総括して品川先生は、「味を判断する力のない子供は、同じものばかり食べたがるので、用意する人が出来るだけいろんなものを経験させないと、”うま味” ”苦味”などは知らずに大きくなるとのこと。
東北大の都築先生は「大人からでも味覚開発はできる」=ワインがいい例ですよ!と応援メッセージ。大人の方がうま味・苦味感じるようになる。小さい時に経験少なくとも、食わず嫌いもあるのでいろいろ食べさせてあげた方がいい。1週間で10品目以下では少ないが、1週間で30品目取れていればいいんじゃないでしょうか?とのことでした。
この番組から、お味噌汁・スープは本当に有効だと感じました。具だくさんにできるからです。特にお味噌汁は、けんちん汁とはいかないまでも、様々な野菜や肉類・キノコ類・海藻など入れられるので、汁椀一杯で優等生です。今一度見直してみたいと思いました。子供のころの食生活って、とっても大事なんですね。働くお母さん増えて朝も忙しさは、格別でしょうが、寝る前に野菜だけ出汁で煮ておけば、翌朝お味噌溶けばOK.お味噌汁は塩味濃くしなければ、スーパーな和食だと思いました。
実際あちこちの小学校で、このスーパー和食の取入れが始まっており、「ご飯・具だくさん味噌汁・もう一品」の和食給食で、残食が減ったそうです。家に帰っても 「ご飯・味噌汁におかずひとつ」が提案され、子供たちに「イライラしなくなった」「元気出た」
「集中できるようになった」という声も出始めているようです。朝食を食べなかったり
菓子パンにジュースだった子供も変わり始めたとか・・。嬉しいですね。
これに「いただきます」「ごちそうさま」を忘れずに教えてあげて、”食べ物が自分の為に作られていることを感じて育ってほしい”とある給食の担当先生は伝えています。
あちこちで。子供の食事・働くお母さんを応援する仕組みが始まっています。こうじゃなきゃいけないということはないけれど、子供・若い人だけでなく取り入れたくなる提案でした。
「よく咲きますねェ」しょっちゅう患者さんにこのようにお誉め頂きます。「どうしたら次々と咲くんですか?」ともお尋ねがあります。しいて言えば”根元に水を上げ過ぎない”ということでしょうか? お花から「お水ほしいよ~」のサイン感じたら、水を霧吹きします。たったそれだけです。すべてはおひさまのおかげです。
胡蝶蘭何回めでしょうか?また蕾がついて、桜の開花と同じ日に咲き始めました。売ってるのと違い、あっち向いたりこっち向いたりですが、一つ一つのお花の綺麗さは一緒です。かえってお花が力強くパキッとしてるように感じるのは気のせいでしょうか?お天道様に恵まれた当クリニック。窓際は早くも25を超え衛生士さんは暑いー!患者さんは暖かくて眠くなるわ!です。贅沢な悩みの当院です。
先日久しぶりTVでヒラリー・ハーンのバイオリン聴きました。すっかり貫禄のついた体の線バッチリのトルネードドレス。ちょっとドッキリでしたが、彼女はものともせず相変わらずのダイナミックさでした。
曲はバイオリンコンチェルトブラームスの2番。皆さまもお聴きになればあぁあの曲というおなじみのコンチェルトです。イギリス・フィルハーモニア管弦楽団で指揮はカッコいいサロネン。コンチェルトに先んじて、シベリウスの「トウオネラの白鳥」やりましたがオーボエのソロが光っていました。
ヒラリー・ハーンは十代から活躍していますが、いつだったかグラミー賞も取るなど、めざましい活躍です。私も初めて聴いた時、その研ぎ澄まされた音色と圧倒的な美しさ・力強さに驚きました。この日のブラームスは、ハーンの力強いところと細やかな感性のコンビネーションがオケとよくコミュニケーションして、聴いてるこちらにその対話が伝わり、楽しくなりました。主導権をハーンとオケが交互にやり取りし、それが相乗効果となってこちらに届きました。すばらしいブラームスでした。
バッハのパルティ―タ。無伴奏のハーンのバイオリンの音色が教会の高ーい窓から降り注ぐ光のように、のびやかで力強いアンコールでした。豊かな時間でした。
君を見つけたこの渚に♪
一人たたずみ思い出す♪
小麦色した・・・ 加瀬邦彦さんがなくなりました。
夏の葉山で、白いコッパン履いた70歳の加瀬さん。「この御歳70歳が17歳のももクロと共演。カッコいいと思わない?いいでしょ!」とおっしゃったのを思い出します。縁あってお食事ご一緒しました。スマートな冗談沢山おっしゃってカッコいい先輩でした。
その後銀座のケネディハウスに友人と押しかけ、やんやのライブを楽しみました。全員ガンになって、ワイルドワンズじゃなくて、”ワイルドガンズ”だよ!と冗談飛ばした加瀬さん。ご立派な風情のちょっと年配の方が、背広姿で来店したかと思うと、ワイシャツの袖をまくってこぶしを振り上げノリノリの様子に、この空間は団塊世代のオアシス!と感動したものです。当院の患者さんにもケネディハウスの常連とおっしゃる方がいてびっくり。ワイルドワンズってカッコよかったもの!
「ビートルズのおかげです」という加瀬さんの本を頂いて帰ってきました。折りしもポールが来日中。ギター弾きながら加瀬さんの歌。もう一度「思い出の渚」聞きたかったです。残念です。
オファーの絶えないふなっし~ですが、いよいよ雑誌モデルデビュー!それも若い人向けのAnCan。なんと押切もえさんや、以前ブログでご紹介の高垣麗子さんとそうそうたるモデルさんと一緒。表紙を見ると、モデルさんと同じように、「ふなっしーにもウエストのくびれが!!」びっくり!です。
聞けば前日から”ウエストのくびれ”を作るべく、鏡の前でポージングの練習してたとか。ふなっし~ってこういう「ひたむきさ」が好き。人気の秘密です。ですので、押切もえさんも「がんばりやさんの梨(人)柄に刺激を受けた」と言ってらっしゃいます。半日に及ぶ撮影にも耐え大成功だったようで・・。
「顔の大きさは置いといて(笑)ふなっしーだってスタイルで負けてなかったなっしー」とダイエットした?ことを明かしたそうです。いつも一生懸命なふなっしーに現場もいい雰囲気だったとか。いろいろ勉強させられるふなっし~です。雑誌の紹介には
「美くびれに注目」!ですって。ふなっし~はやっぱりスゴイ!ひたむきです。
歯科の仕事をしていると、どうしても砂糖についてお話しする機会も多く、そのほとんどは虫歯・歯周病との関連です。その際、これからの季節はもちろん、いつでも話題に上るのが、おやつよりも缶コーヒーや清涼飲料水などでした。学校医をやっていた中学校では学生自ら流行りの清涼飲料水に含まれる砂糖をはかり、角砂糖何個分かをポスターにしてくれたこともあります。
オフィイスで集中して仕事した後・営業の外回りから帰った後・長い会議の後などホッと一息つきたくて、缶コーヒーやペットボトルのジュース・炭酸飲料を一気に飲み干したりする方も多いようです。
一般的な缶コーヒーには、角砂糖3個分
コーラなどには、角砂糖10個分
スポーツドリンクには、角砂糖6~7個分 と言われます
ファーストフードのシェイク状のドリンクには、なんと角砂糖10個以上!20個近く。
砂糖には、栄養素はなく高カロリーで、コカイン同様の依存性があることも心配されます
WHOのガイドラインによると
成人・子供一日当たりの糖類は、全カロリーの5%未満にすべきとの見解。ジュースや缶コーヒー2本も飲めば。その日はもう糖類はオーバーです。砂糖にはカロリーあっても必要な栄養素はないので「空のカロリー」と呼ばれ、白米・アルコール・白く精製された小麦粉も同じです。「空のカロリー」は体に入ると大きな負担です。カロリーあるので何らかの経路で”ブドウ糖”になります。”ブドウ糖”がエネルギー源になるには体内の機能や物質を使う必要があり、その一つがクロムという必須ミネラルの一種です。砂糖にはクロムも含まれないので、ブドウ糖をエネルギー化するために、他の食品から摂取したクロムを浪費するので、体に多くの負担がかかるわけです。
砂糖の過剰摂取で、脳にも変化が起こります。と言うのもコカイン・モルヒネ・ニコチンと同じように砂糖の依存性により脳に変化が起こってるようです。ですので仕事の合間や息抜きに砂糖たっぷりの缶コーヒーなどを飲み干す習慣に警鐘ならしています。
タバコをやめられないのも、ご本人の意思が弱いのではない・・と禁煙支援しています。ニコチンがないとダメ!と脳が認識しているだけですので。砂糖も同じように”脳が記憶=依存”するようになるんですね。砂糖=甘いものの習慣と言うのは本当に怖いものです。当院でも患者さんとお話しする時に、虫歯のことだけでなく、砂糖は「空のカロリー」と言う説明を増やして、お体全体への影響もお話しする様にしたいと思います。
おにぎりがこんなことになってるとは、全く知りませんでした。おにぎりは「握るからおにぎり」なんですが、握らないのです、だから ”おにぎらず”
私達世代は「おむすび」と言いました。両方の手にご飯をのせて結ぶように形を整えるからです。「おにぎらず」はその名のとうり握りません。でどうするかと言えば、一帖の
大きな海苔を広げ、ご飯を置き、好きな具を置いて折り紙のように畳むのです。その後
切り方によって、断面を楽しみながら頂くようです。つまりご飯のサンドイッチです。
最初はびっくりの私もやってみると実に実用的。おにぎりとは別物と思えば、それなりに
楽しめ便利です。本も出ているようですが、自分で工夫してみると意外といけます。この
おにぎらず。男の方の発案だとか。すばらしいですね。おにぎりの他におにぎらずもありです。楽しい・たのしい。
各界の達人が、若者に厳しくもあたたかい言葉を述べていました。
・自分を知る・・自分の気持ちの浮き沈みを知りなさい
・会社を知る・・周りがどう自分を評価するかを知って,ギャップを自覚しなさい
☆ローソンからサントリーに移った 新浪剛史さん
人と違うことをやりたい人を待ってます。でもね暴走はダメ。つまるところ礼儀正しい人・きちっとしてる人・時間を守る人。要するに人に助けてもらいやすい人になることだね。自分から考え、自分の言葉を持ち人を知ることのできる人。(すごくシンプルでわかりやすい説明をされました。当たり前をちゃんとやることでしょうか)
☆俺のイタリアン・・の坂本さん
自分の失敗を、他人にさらけ出せる人。こういう人には踏ん張る力があります。カッコつけててもダメですよ。
☆スジ屋(地下鉄のダイヤを作る人)半田さん
ベトナムにも行って、現地で特別指導している方だそうです。私にとって、共に働きたい人は「仕事をワクワクしながら挑める人」
どちらの方も、「漠然と仕事していても意味がない」と言いきられました。そして”より深く”自分を知っているか。アンてナ張って感性磨いているか”・・。
最後に ☆プロ野球の山本昌広さん49歳。選手として30年生き抜いてきたとおっしゃる山本さんは、「運」が自分に回ってくるように、常に準備しておけよ。見えないところで努力してれば、巡ってくるよ。その時すかさずキャッチできるように。
どなたの言葉にも、真摯なお気持ちと誠実さが感じられ、特別なことではないと感じました。日々大切に丁寧に生きることなんでしょうね。
今年入社した方は、ひょっとして今日初のお給料日ではないでしょうか?嬉しいですね。石の上にも三年。戸惑うことも多いでしょうが、頑張ってください。
み~んな最初はおんなじです。頑張れ!応援団はいっぱいいます。
先週末来、寒いしお天気悪いしで、体調崩されていませんか?
TVではマスターズの中継もあって、気が気ではなかったですね。なんと39年ぶりの完全優勝、ジョーダン・スピースと言いましたか、次世代のスターが現れました。なんといっても気持ちの強さを感じるスターです。タイガーウッズも40歳になって復活。それより何より、我が松山君5位!頑張りました。彼の何とも飄々と素直な中にも感じる、
まっすぐ見つめた眼差しがとっても若者らしくて良いです。一度は勝ったという優勝相手に自信もついたことでしょう。こうしてどんどん凄い相手と戦って共に成長していくんですね。これからを引っ張っていく人の予感がするマスターズでした。
このニュースをたまたま見て、バイオリ二スト 川畠成道さんのことを思い出しました。
なぜニュースになったかというと、2014年市販薬による副作用で亡くなった方がなんと15人。後遺症残った方がやはり15人いらっしゃるそうです。なんということでしょう。この市販薬というのは、風邪薬と解熱鎮痛剤だそうです。
その副作用の中で大きいのが、スティーブンジョンソン症候群。
高熱が出て、皮膚が赤くなり、視力が低下する怖い副作用です。徐々に症状が悪化するので気づきません。知っていれば、早い対応で重症化を防げます。アレルギー体質の方は市販薬とはいえ、特にご注意です。
「僕は、涙のでない目で泣いた」これは文頭に書いた川畠さんの本の題名。川畠さんは目のご不自由な方ですが、すばらしい演奏なさるバイオリニストです。CDでは聴いていましたが、随分前地元でコンサート開いた時に生で聴き、その澄んだ力強い音に、力強いけれど伸びやかであたたかい音に魅せられました。終わってすぐその本を買いました。
川畠さんが小学校3年生の時、おじいさまおばあさまがアメリカに観光旅行に行くので、初孫の川畠さんを夏休みの思い出にディズニーランドに連れてってあげようと初めての海外旅行だったそうです。ロスに着いたその日から「寒い寒い」と言いだし、翌日も不調で熱も38度もあったためおじいさま達が日本から持ってきた薬を飲ませたところ、もっと具合悪くなり、ホテルの手配で現地のドクターに診てもらい、扁桃腺とのことで新たな薬をもらっても症状はどんどん悪くなったそうです。翌日体にブツブツが出来はじめ、呼吸も困難になってUCLAの病院に運ばれました。最初川崎病も疑われましたが翌日、スティーブンジョンソン・シンドロームと確定されたそうです。その時「全力尽くすが助からないかもしれない」と言われ日本からお母様が呼ばれ、その時でも39度という高熱な上、息子の体が赤く血だらけ、意識朦朧だったそうです。紙のシーツに寝かされ、からだがくっつくので紙をはがすのはとてつもなく苦痛だったとご本に書いています。UCLAのみなさんのご尽力で、波を乗り越えたものの待っていたのは、視力の低下。後遺症が目に出たと小さな成道さんは実感したそうです。長い入院を経て退院の運びになったのは10月も半ば。おじいさまは「帰国しても、よくよく療養に努め、成道が世の中に役立つ立派な人間に成長するよう育てるのが、私ともの責任」と病院スタッフはじめ関係者に感謝の言葉を述べられたとあります。
バイオㇼ二スト川畠成道さんのバイオリンの音色には、多くの方の愛情に支えられてのものなのでしょう。あの時ロスで風邪薬を飲まなかったら、死ぬような思いも目も悪くならずに済んだかもしれないが、それを恨んだことは一度もありません・・とそれも運命だったのですと。コンサートで拍手と歓声頂くことがどんなお薬より、僕には効果的だと。
そして最近では彼と同じように、同じ薬を飲んで目を悪くされ、同じ症状に苦しんでいる方と交流を持ち、励みになってらっしゃるそうです、なんと強い方でしょうか。
ニュースでたまたま見たお薬の副作用によるスティーブンジョンソン症候群のことをお伝えするだけが、つい川畠さんのお話しになりました。
熱が出る、発疹が出る、皮膚が赤くなる、目が見えにくい。そんな症状出る前に、風邪薬鎮痛剤など飲んでいらしたら、ちょっと気にしてみてください。早い対応は重篤化を防ぎます。
川畠さんのメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は本当にすばらしいです。ぜひ視聴してみてください。心に沁みわたります。
4月となって、出勤途中にも、着慣れないスーツやヒールの若者を見るにつけ、「頑張ってよ」と声をかけたくなります。入学式でしょうか?お母様が早足で改札を抜け、パスネットの残金が足りないのか?引っかかってドギマギしている新入生の本人も居ました。これから荒波に出るんでしょう・・。新しい季節に新しい生活。活動の場をかえ、地方に移る人もあり、何もかも又新しく変わっていく季節。生きていくって、変っていく事ですね。そして自分も変わっていけるなら世界はいつも新しいのでしょう。「おしゃれ」も自分が変っていくことですが、そもそも「おしゃれ」ってどういう意味なんでしょう。
「しゃれる」の語源は「される=さらされる」という説があるそうです。”晒し木綿”は木綿を灰汁で煮て日光や雪の上でさらして白くしたもの。怖いですが”しゃれこうべ”といえば、風雨や日光にさらされて白骨になった頭と言う意味。時間の経過で余分なものがそぎ落とされて、本質的なものが立ち現れてくる。これが「さらされる」の意味だそうです。
先ほど書いたこの旅立ちの季節。地方から出て来た若者が一人で生活をはじめファッションに興味を持ったり流行を真似たりする。初めて人を愛し傷ついたりする。やがて就職し、たくさんの出会いを重ね世間にもまれていく。そうこうしているうちに、いつか無理に流行を追いかけるのでなく、自分らしいスタイルでよりよく生きたいと思うようになってくる。その時、人は「さらされて」きたわけで、だんだん余分なものが要らなくなり、素のままで格好いい。それが「しゃれる」と言う本来の意味のようです。経験や年齢を上手に重ねれば、人はもっと豊かに変っていける希望がありますよ。「さらされて美しくなる」わかるような気がするこんなことを、満開の桜が風に散る頃知りました。
今まで医科の先生方が、お口の中(歯科の分野)に関心お持ち下さることは一昔前なら皆無と言っていい状況でしたので、昨今では、歯周病と心臓病・糖尿病・骨粗鬆症・・と関連性に注目下さるようになったのは、大変ありがたい、患者さんにとっても朗報です。
ですけれど、お口の中って人それぞれ状況も違うので、いっぺんに、又一度の歯科医院受診で、お口の中がよい状態になるなんてありえないことも知って頂きたいのです。
と言うのも最近、手術前の患者さんがいきなり主治医から「治療をお願いする歯科医院へ」というような用紙をお持ちになることが散見されます。その中身を読みますと大変
なのです。なぜと言えば
手術に臨まれる前から歯科で「定期メンテナンス」をきちんとしてらっしゃった方はともかく、事が起こってからでないと歯科にはご無沙汰・・という方が入院だからと言って急にお口の中をすっかりきれいにするなんて、出来ないのです。
そりゃ2・3か月の猶予があれば出来る限りのことは致しますけれど・・。
お口の中の歯石取るくらい簡単だろ・・と思われても困るのです。
歯石がたくさんたまるような方は、まずお口の中に問題抱えていることも多く、時間かけて石になったお口の汚れを、ガリガリ急いで取ればいいという問題ではないのです。
歯石の元は早いうちは柔かい歯石なので、お家でのケアとか歯科医院でもそう大変でなく、コントロールできます。
又歯が抜けっぱなしの方に急に何かを詰めたりかぶせたりも、プラーク(汚れ=細菌の塊)があるお口の中でやっても意味をなしません。
このようなことを踏まえてから、歯科受診を勧める用紙を患者さんに配ってほしいと思います。
いきなり短期で・短時間で治療をしてください・・と言うような用紙を持って見え、全身麻酔の手術するので一か月弱でとご指定されても、口の中精査や治療とおっしゃられても当惑致します。
ましてや手術を控えて、様々な服薬の方も多く、歯科の対応も時間がなくては「おっつけ仕事」しかできずかえってよくありません。
私達歯科からの、発信の仕方が不十分なのだと思いますが、医科の先生方もこのような状況を踏まえて、患者さんにご指示やご案内いただきたいのです。
はたして医科のドクターの中で、何人の方がご自身もお口のケア・虫歯歯周病の定期メンテナンスしてらっしゃるでしょうか?ご自分が日ごろお口の中にご関心持って、定期ケア受けて頂いていればおわかりいただけると思います。
又手術をなさるような病院には、歯科口腔外科が併設されているところも多く、まず院内の歯科口腔外科で連携してフォローしていただき、何も知らぬ患者さんが右往左往しないように、ご案内いただければと思います。
私共としても特にOP(オーラルフィジシアン)グループの一歯科医院として、全身状況・喫煙状況・服薬状況等伺って、安全・安心に診療を進めたいと考えています。
先日このような指示受けて来院下さった方、歯科受診は覚えてないほど久しぶり!6~7本が抜けたまま・残った歯もC3がほとんどといった信じられない状況です。
よくこれで今まで召し上がっておられた?と驚くような咀嚼も出来ない状況です。
鼻腔の蓄膿でなく頭の ”前頭洞炎”となり耐え難い耳鳴り頭痛に悩まされ病名が判明し、手術が決まってからもタバコを1カートン買うほど、生活習慣と病気の関連をご存じない方です。気の毒としかいいようなく、なぜ手術や歯科受診の案内するときに、担当医が「タバコの害」も話してないんだろう・・とその「いびつな対応」に少々腹も立ちます。
医療が専門化することは技術の進歩と相まったことでしょうが、人の体はパーツパーツが皆関連しているのです。からだ全体を見てもっと血の通った対応しないといけないとつくづく感じ、大きな問題だと思いました。
臨床って教科書とおりにはいきません。
そこを感じ取る・読み取る感性が、医療者には不可欠だとつくづく思ったことでした。
難しい時代だからこそ、「人間力」がもっともっと医療には必要です。
一見親切なような歯科受診を勧める用紙の提供ですが、上滑りのないきめ細かい対応が望まれます。自分が患者になった時でも、このような提案は戸惑うばかりと思います。
また、歯科開業医として患者さんにもっともっと自分の体に「関心」もって頂けるように医療者として心尽さねばならないと、反省したことでした。
医療技術・最先端の医療機器に甘んじることなく、患者さんから発する言葉・雰囲気・しぐさ、そして生活習慣。そんなことを読み取る・キャッチする臨床力が望まれます。
医療は人と人だとつくづく思う、気づかされる一日でした。
地方へ出先の折、帰る電車まで時間があって、夕食には早いけれど・・とちょっとつまむつもりで駅前のお寿司屋さんに入りました。メニューの他に、黒板には今日のおすすめが・・。桜も咲いて時は春・・。見れば、金目鯛・カサゴ・さざえ・・と魅力的なものばかり。帰るまで4時間くらいかかるので、小腹入れるつもりで、まずはカサゴ・うーんさわやかな甘みと歯ごたえ、美しい白身。次どうしようかな?と大好きな赤貝飛び越して
ミル貝。甘―い。この独特の歯ざわりとピンクベージュのような色。この時期貝は抜群。
このまま食べてたら、お夕食がたべられなくなる・・と金目鯛。この時期お煮つけとかが有名だけど、生もスゴイ。しっかりした甘味、すごいなぁお魚のそれぞれの美味しさ!と感激していると、
20代と思しき男性二人来店。座るなり、左手にスマホ持ったまま「ネギトロ!」と二人同時に。エッ最初からっ?と余計なお世話根性たっぷりで思った私。おやつ代わりなんだろうか?と耳そばだてていると、「あとサーモン」最近は小さい子から大人までサーモン人気と聞きました。「あと手巻きでもう一回ネギトロ」えーっ!
相棒さんは「軍艦でネギトロ!」よくわかんないこの食べ方・・と思ってみてると、スマホは左手に握ってるので、右手で食べやすいものだけなのかなあと理解しました。すると
「マグロ!」と。
何をどう食べようと本人の自由でしょうが、私達団塊世代の常識?では巻物は最後の方で、白身のお魚とかから食べていくと、よりおいしいと習ったというより会得したように思います。また最近では、ネタによってお店側から「塩で召し上がってください」と言われることもしばしばですが、”食べ方を強制されるのは嫌だ!”という友人も多く、そう考えれば、ネギトロから食べていこうがどうしようが「カラスの勝手でしょ?(古-い)」かもしれませんね。ですけれど、食べる時くらい、スマホ置いて
お寿司を楽しんだら?と思うのは私だけでしょうか。お寿司を楽しむという感覚自体が無いのかも・・。
それを見ていたら、あと一つだけ何か食べたいと思い、黒板を熟考した結果、太刀魚にしようか?トリ貝にしようか迷い、貝好きの私はトリ貝で〆めました。
こんな様子を見ていたお店の大将が、「オコゼのから揚げ召し上がりますか?」と骨のから揚げを持ってきて下さり、感謝感激雨あられ!!咥えついて口の周りがくわんくわんに
なったのは言うまでもありません。旬のお寿司4~5個頂いて、コーヒーとケーキ位の値段でした。若い方がもう少し食べ物・特に季節の食べ物に興味と関心持って下さると嬉しいことです。この店は「寿司」を「鮨」と書くそうで、「魚が旨い」の意味なんですよとお茶のおかわり下さったおばちゃんが教えてくれました。素朴ないいお店でした。
歯科医院の問診票って・・最近結構面倒ですよね。治療中の病気や持病の薬聞かれたりして必要あるのかしら・・?このようなことをおっしゃる方がおられます。歯の治療にからだの治療が影響するということに、ピンと来ない、以前かかってた歯医者ではそんな事言われななかったのに・・という方も多いのでしょう。
一昔前まで、歯医者は虫歯と歯槽膿漏の対応しかなく、それも削って形を戻す。動いてる歯は抜く、このように高齢者になるまで多くの方は歯を失っていました。
しかし、時代が変わってこの超高齢化社会。70過ぎて仕事している方もあられます。今後10年ほどで、65歳以上の高齢者が3割を超えるようです。子供のむし歯が平均一本と減る中、受診する多くの方は中高年層です。中でも高齢者は増える一方となり、その多くが持病を持ち、他科で処方された薬を常用しています。その6割が循環器系とも言われ血液の流れに関係する薬を飲む方も多い昨今です。
このような時代の変化に対応し、歯科医師が歯科の分野のみに目を向けていればいい時代は終わりました。現在では歯科治療を行う際、持病のお薬をお聞きしたり、場合によっては医科の担当医に患者さんの全身状態を問い合わせ、連携して治療を進める・・ということも当たり前になってきました。こうした配慮なく歯科の治療進めて、患者さんが不利益をこうむらないようにという配慮です。特に当院は、32年前の開業当初より
「歯も大切なからだの一部です」をモットーに診療してまいりました。
こうした新しい医療形態を確立するのに欠かせないのが ”患者さんのご協力”です。ですので、歯科を受診の際には、他科で受けている治療や・のんでいるお薬も教えて頂きたく、安全に進めるためにご協力をお願い致します。服薬(飲んでる薬)に関しては一冊のお薬手帳にまとめ、保険証と一緒に携帯されることをお薦めします。歯科受診だけでなく
緊急時にものんでいるお薬がわかるかどうかで、処置内容・予後が違ってきます。
虫歯・歯周病が細菌の感染症と理解され、定期メンテナンスをご支持頂き、お口の中を整えることが皆様の豊かな生活を支えることがわかってきました。今の歯科受診、新たな医療形態は、患者さんと私達医療者が、パートナーとなって進めていくものです。ご理解ご協力をお願い致します。
今朝方の雨?みぞれ!通勤大変じゃなかったですか?びっくりですね。桜も散りつつある4月も8日ですよ。寒いし・・。私は再びユニクロのコート引っ張り出し、主人はダッフルコート。「洗濯屋に出さないでよかったよな」本当です。散り始めた桜も、ドギマギしてるみたい・・。
HPインフォメーションに、昔の当院前の桜並木の写真載せましたが、あの桜が満開の時
大雪降ったことがあって、それはそれは幻想的でした。ピンクの桜がたわわに咲く中、大粒のぼたん雪だったんですから・・。2度目の経験、桜と雪です。
昨日と気温が10度も違うようですから、皆さま体調崩されないようになさって下さい。こういう時はあったかいもの召し上がって、からだの芯をひやさないように。お大事に。
多くの人が、ある年齢にさしかかると、少なくとも10歳くらいは若く見えるようでありたいと願うようになり、髪を染め、しわを伸ばし、最新流行の服を身にまとい、少しでもその外見が若返るようにと、心を砕く。そうした努力の後、妙に軽快な足取りで近づいてきた日には、一瞬、どこぞの若者と思ってしまう。
ところが、それで何をするかと言えば、まず40年前の流行言葉でしゃべりだし、偏見と先入観いっぱいの頭は、石のようにカチカチで、芸術嗜好に至っては、ありきたりの月並で、話の引き合いに出てくるのは、とうの昔になくなっている俳優ばかり。現代の世の中には、まったくもって興味なし。外見には散々心を砕いても、内面はすでに死んでいる。40年前に、既に死んでしまったというわけだ。
残念ながら、たくさんの人々が、よく老いるということを、知らずにいる。60歳にもなって、若く見られたいなんて、ばかばかしにも程がある。若く見えなくても、建築家ル・コルビュジエのように、画家のティツィアーノのように、90歳になっても、活き活きとしていることはできるのに。
つまり、秘訣というのはね、どう若返るかということではなくて、いかに生き生きとし続けられるか、ということなんだ。
花吹雪の4月のある日に デザインの神様ムナーリの言葉より
今日のニュースで既に皆さんご存じかと思いますが、アメリカのある自治区で、”ジャンクフード税”が導入されました。全米初だそうです。肥満と糖尿病の多さに決断されたようです。住民の健康危機とまで心配される程だったそうで、その代り野菜や果物の税金は廃止になるようです。そしてジャンクフード税は食育・スポーツ施設の建設などに充てられるとのこと。他にフランスではソーダ税・ハンガリーではポテトチップ税が既に実施されているようです。
昨日、コンビニなどの”日持ちするパン”などに入っているPH調整剤のことを書きました。忙しい現代にあって、気軽で便利・好きな時に好きなものが食べられる便利ということにすべからく警鐘ならす時期になったのかもしれません。
いつぞや電車の中吊りで読んだ「あなたの体はあなたの食べたもので出来ている」
まさにその通りなんですね。神経質にならずに、一度「食」というものを考え直さねばとつくづく思ったことでした。
最近このようなお訴えが多くなりました。特に高齢になってらした女性です。女性ホルモンの減少により様々な症状が出てきますが、のんでらっしゃるお薬・特に誘眠剤などによるかと懸念しますが、ここに来て恐るべき情報が入ってきました。それは、PH調整剤です。よく利用するお菓子やパンなどに含まれています。特にコンビニのパンなどに多いということはPH調整剤が{日持ち向上剤)だからでしょう。Ph調整剤はクエン酸・フマル酸・重合リン酸塩などから成るそうで、日本では使用量に制限がないそうです!恐ろしいですね。
昨今・いつもイライラしてる人・キレる人が増えてきたのも、このような利用が多い食生活を懸念する声が上がっています。重合リン酸塩のリン酸は、私達に重要な「亜鉛」を体外に出してしまうそうです。「亜鉛」は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルですが、不足すると件名のように、お口の中や舌がピリピリする症状になる場合もあります。よく知られるシジミなどに多いですが毎日シジミ汁飲むわけにもいかず、亜鉛のサプリをとっても栄養素ってバランスの問題ですから一種類取ればいいというものでもありません。ならば亜鉛を阻害する、リン酸塩の多い日持ち剤・PH調整剤の多い食品の摂取を控えるしかありません。気にしてたらキリがない!とは言わずに、知らずにとっているものが微量でも積み重なってたまっていけば体に変調起こすのですから、侮れませんね。
昔のお豆腐のように物は腐るもの。便利が当たり前になって、自分でも大切なことを忘れていたことに気づかされました。便利ということの引き換えに、私達現代に生きるものは失うことも多いのかもしれません。今日からPH調整剤気をつけていきたいと思います。
皆さんもパックに入った日持ちのする食品など、ちょっと裏をみてPH調整剤気にしてみませんか?
昨日の近畿大学入学式に流れた、つんくさんの再発後の大変なご決断に、びっくりしたのは私だけではないと思います。昨日も画面に流れるつんくさんの画像・お声が出ないのでテロップで流れるご挨拶に、涙がぽろぽろ流れました。手術後の首をいたわるようなスカーフ。おだやかで静かなつんくさんの表情に、どれほどの葛藤がおありだっただろうかと察して、又とめどなく涙があふれてきました。しかし、彼は「大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。私にできること・私にしかできない事をやろうと思います」ときっぱりおっしゃったのです。歌手が声を失う決断するのってどれほどでらしたことでしょう。
シャランQのまことさんは、もう既につんくはPCで言葉を伝え、最高の歌を書こうとしてるよ。食事も普通にしているし・・と。タリーズの松田さんは「前向きに生きていく。困ってらっしゃる方の役に立ちたいと言っている」とつんくさんの様子を伝えています。小室哲哉さんはつんくが詩を書き曲をかいて僕が編曲するさ!と既にサポート体制であると伝え、周りの方々が心から応援し始めているのを聞いて、又泣きました。
どれほど多くの方がこのつんくさんの病気と現状を知って、勇気づけられたか計り知れません。これから食道発声法の訓練始めるそうです。頑張ってください。当院にも声を失い食道発声法によってしゃべれるようになった方がおられます。どれほどの困難さかはかりしれませんが、声が出るようになって孫に話せるようになったよ・・とその前向きさには脱帽。お口のメンテナンスにもきちんといらしています。手術によって唾液も減り、虫歯が増え易くなったので、こまめにいらしていますが、ご来院の度たくさんのことを教えて下さり、病気の原因が一日30本以上の喫煙だったと自戒してらっしゃるので、待合室でご一緒する他の患者さんに「喫煙の害」を伝える役目もあるんだとおっしゃっておられます。
1998年の歯科予防の会発足以来、私も禁煙支援続けてきました。なかなか難しいですが、歯科だからこそ出来るのが禁煙支援です。つんくさんの病因はタバコではないかもしれませんが、喉頭がんの最大の原因でもあるので、喫煙者は少しでも早く禁煙・卒煙して病気のリスク減らしましょう。患者さんのお気持ち伺いながら、禁煙支援を続けてまいりたいと思います。
つんくさん。この決断なさるまでどれほどの思いでらしたでしょう。これからのご活動を心から応援し、今回公表なさった勇気と前向きなお気持ちに敬意を表します。沢山の方が大きな力を頂いたと思います。どうぞ無理なさらずおからだ労わりながら、つんくさんにしかできない活動をおすすめください。頑張れ!
首を
つい最近、メンテナンスでお約束の70歳の女性。いらした時に「今ようやく着いたのですが、途中で道がわからなくなって歩いてる人に聞いたのよ」とのこと。他の会話は全く何ともないのに、伺ってみると、以前何回かそんなことあって、家の周りをぐるぐる回っちゃったの・・。その日のメンテナンスメニューをゆっくりやるよう衛生士に指示して、ご家族と連絡とってみました。お家にはどなたもおらず、困って市の相談係に話してみると、「帰りが心配ですね!」と快くご家族と連絡とってくださり、追っ付け次男さんが仕事途中でお迎えに来てくれました。何気に「いや実はこういう事しばしばあって、心配してたんですが・・」とのこと。仕事途中にいらっしゃるの大変だったでしょうに、お礼をおっしゃって、次の予約も取って帰られました。「母がこうして元気でいられるのも、口の面倒見てもらってるからだから、何とか来ます」とのこと。あっぱれなご家族ですが、そうそう仕事も抜けてはいられないだろう・・と案じました。
この件以来、受付でのお金のやり取り・お約束の勘違いなど、気になることばかり。そんな話をスタッフにしたら、「そういえば、歯の型を取ったりする時、むせる方増えてきたように思います」との発言。開業32年目にもなると、メンテナンスの長い方は30年近いお付き合いです。40で来院の方は70歳。50で来院の方は80歳です。当院の最高年齢のメンテナンス患者さんは93歳のおばあちゃま。そう考えれば、人が歳とっていくにつれ発症する”認知症”の学びも必要だね!ということになり、今月末勉強に行くことになりました。声かけると、日曜にも関わらず、全員「行きます!」とのこと。患者さんだけでなく、自分の家族含め切実な問題ですから、嬉しい反応です。
伺う認知症講座の講師によれば、「患者さんが全く元気だった頃からのかかりつけ歯科医であれば、患者さんの変化に気づくことがあります。その変化が認知症の始まりであれば、早期に対応することで進行を遅らせることが出来ます。認知症患者には特有の”食べることの障害”があり、病名は同じ〝摂食嚥下障害”であっても、原因によって、ステージによって、実態は異なる。そして将来必ず通院できなくなり、口腔清掃も自分では出来なくなります。口腔の専門家・歯医者や歯科衛生士が正しい知識を持ち、口腔の専門家だからこそ知っておきたいことを学んでほしい・・とあります。患者さんの将来を見据えて学んでほしいという趣旨に大きく心動かされました。
駅前の小さな歯科医院ですが、長年信頼いただいてお通い下さる患者さんが、生涯にわたって、ご機嫌にいて下さり、ご自分で美味しく召し上がってくださること、人として尊厳のある暮らしがキープされることを心から願うものです。そのためにも歯科医院として出来ることは何か!ぜひ、みんなで学んで生かしていきたいと思います。楽しみな勉強会になりそうです。勉強して脳が疲れるでしょうから(笑)終了後にお肉をしっかり食べる食事会を企画しています。医療提供側が元気でいないと!ね。
新聞の投書欄に「ごもっとも」なご意見が載っていました。82歳の女性からです。その方が言うには、太い腰・出っ張ったおなか・丸まった背・胴にのめりこんだ首。そんなマネキン人形ないのでしょうか?というものです。この出だしだけでもなんてお若い柔かいお考えの方かとお察しします。外が春になりお花が咲き、「外へおいでなさい」と風が誘う(この表現も詩的でステキ)のに、重ね着を脱ぎ捨て、軽く明るい薄物の服に身を包んで陽光一杯の野に立ちたい!(この表現もなんて前向きなんでしょう)そう思って衣料品のチェーン店に出かけると、マネキンはみんなスタイルが良くて、いわゆるおばあさんの参考にはならない、老婆だって年齢にあったオシャレがしたいのです。だから店内の一角にステキな服を着せたお婆さん用マネキンを置いてほしいと夢を描いています・・との投書でした。とっても画期的で前向きでステキなご提案!きっとたくさんのメーカーさんの目に留まったことでしょう。さて、どこが一番に対応くださるでしょうか?このような声にいかに早く楽しい対応してくれるかどうかが、メーカーさんの今後にかかっています。自分の年齢にヤダヤダ・・と思うこともしばしばの昨今でしたが、こちらの82歳の軽快なおばあちゃまの投書読んで、なんだか勇気を頂き、歳取るのって悪くないなぁと思ったことでした。ステキな投書にホ・ホ・ホッ。
きっと素敵なおばあちゃまなのでしょうね。いくつになっても女性で居たいと誰もが思っていますから・・。ブラビーな投書でした。
「人のうつわ」なんて言葉を聞くと、ドキッとしますね。「あの人器小さいねえ」とか言われると他人事ながらちじこまってしまいます。うつわと言えば「器」食器です。普段使いの食器で食べているおなじご飯が、時に輪島のいい飯椀に盛られると、ご飯粒そのものが違って見え、美味しく見えます。日用品は丈夫が優先され、慣れてくると新しい使い初めの時の感動も薄れるものですが、輪島の漆塗りの飯椀などは使う度愛着もまし、作り手の気持ちがその掌に納まったカーブすら愛おしく感じられるようになって、つくづくいいお茶碗だなあと思ったりします。作家ものの陶器などは大事ですと、欠けても金継ぎまでして大切に使い、金継ぎの様子すら「いい景色」と愛でることもあります。ビールも同じで、お水飲むグラスで飲むのと、お店で電球のように薄いグラスで出されるのと、備前焼の焼きしめた陶器で飲むのでは、ビールそのものの味すら違うように思えたりします。
そう考えると、私達の着る洋服も「うつわ」かもしれませんね。まさに人を入れる器そのものが服でしょう。お料理と器の相性のように、TPOと言われるその時々にふさわしい色形があります。その器によって人の魅力を生かしたり損なったりもします。服を着るたびに、服をまとうたびに、「いい気分になれる」そんな服との出会いがその日をごキゲンにするような気がします。冬の間暖かい・ほっこりする色を選んで着ていた私達も、春の兆しを感じるようになると、いつしか新芽のような黄緑色・春の空のような薄いブルー・膨らみ始めた桜の色に似たピンクなど、つい手にしたくなります。「服は人のうつわ」であり服は気分であり、服は心持ちでもあるのですね。気候が亜熱帯に近づいてきた昨今ですが四季のある日本に生まれた幸せを謳歌して、様々な「うつわ」を楽しんでみましょう。その人が一番美しく見えるうつわが見つかるはずです。適当にとにかく間に合えばいいなんて思わず、私がステキに私らしく見える服。見直してみませんか?
普段何気なく口を開けてることありませんか? 人は鼻と口で呼吸できますが、口だけで
呼吸していると、様々な病気になりやすいことがわかってきました。口呼吸を防ぐには
”意識づけ”が大切です。無理なく鼻呼吸が出来るようになる体操が注目されています。特に今花粉や黄砂が飛ぶ季節。これらによるアレルギーで鼻の通りが悪くなることも口呼吸の原因になります。
口呼吸をすると、口の中が乾いて唾液がなくなる「ドライマウス」」にもなりやすくなります。口呼吸になるのは、口の周りや舌の筋力が足りないことが主な原因です。福岡市の
内科医・今井一彰先生は口の周りの筋肉を鍛える顔の体操「あいうべ体操」を約10年前に考案されました。下図のような4つの動作(1セット)を約4秒間かけてゆっくりします。この体操は口の周りの唾液腺から唾液が分泌されるのを促す効果があり、更に口の周りや舌の筋肉が鍛えられ、口呼吸から鼻呼吸にかわっていくと言います。トイレの中やお風呂の中などで習慣化させると良いとのことです。「箸の使い方を覚えさせるように、口を閉じさせるのも教育が必要」と今井さんは口呼吸の全身に及ぼすリスクを危惧して、この体操を勧めています、
先日のブログで告白したように(笑)私も数年前より朝の身支度の時に「あいうべ体操」をやっています。それこそ忘れることもありますが、ベーッと舌を出すと口の周りが柔らかくなってなんだかニコッとなるのです。それから出勤します。開業32年目となったのでそれなりの年ですが、お世辞でも「いつも元気でニコニコしてますね」と言われるのが自慢です。いつでも声かけて頂けるように、相談してみようかな?と思って頂けるように私自身ゆったりとニコニコ居たいと思います「顔施のある人」が目標です。明日の朝も「あいうべ体操」頑張ろ!
この図は、みらいクリニックの今井一彰さんに グラフィック竹田明日香さん です
10年連続アカデミー賞受賞のボビーマクファーレンの初来日、ブルーノートに行ってきました。CDより間近にきくボビーの自由なアカペラ!凄いなぁ!ピュアなものと土臭いものと両方持っていて、幅が広い。でもどこかで地に足つけていて、人間味とユーモアにあふれてる。もともとチックコリアとモーツァルトのセッションやったアルバムに魅せられて以来のファンだけど、生はやはり違う!今日は娘のマディソンともジョイントしたけど、物凄い才能感じました。ボビーは完全に自由。そういう意味で大好きなアーティスト。満員の会場の皆それぞれ楽しんでました。近くに湯川れい子さんがいらして素敵に楽しんでらっしゃいました。ボビーの声は豊かで自由。いいなぁ~最高でした。
最近はお子さんの発育もいいので、奥歯が早く生えるようです。寿命が延びた今、すり鉢の役目の奥歯を大事にしないと、大変な事になりますね。出典は平成17年千葉県歯科保健実態調査からです。少し古いですが・・
それによると、下の第一小臼歯は61・4歳
第二小臼歯は58・3歳
第一大臼歯は54・3歳
第二大臼歯は49・8歳
ということは平均健康寿命前に男女とも奥歯を失うということですね。これは大変です
ウサギさんじゃないのですから、前歯で噛んだりしてるわけにいきません。
ではなぜ、奥歯を失う確率が早いのでしょうか?
①お口が小さい
②頬粘膜が硬い(ほっぺたの筋肉が広がりにくい方です)
③嘔吐反射がある(すぐオエ-ッとなる)
④矯正装置が入っている
⑤親知らずがのぞいてる・・。斜めに生えている
⑥舌が邪魔して毛先が当てにくい などの理由で奥歯が磨きにくいからです
なので、・ブラシが届きにくい奥歯の奥も楽に磨け
・上や下の奥歯の外側・内側にも届く 歯ブラシ及び部分磨きブラシが必要
そのようなホームケアを毎日して頂いた上で、定期メンテナンスで歯科衛生士に取れていない汚れのコントロールをしてもらうことです。
前歯で噛み切って、奥歯の臼で咀嚼する。小さい時学校で習った通りです。
お口の中はそれぞれ役目があります。お口は皆さんの大事な食器です。いつもきれいにして、美味しくお食事を召し上って、またきれいにして次のお食事に備える。よく噛んで召し上がれば唾液も出て、飲み込みにもご不自由なく、お口の中も中和されます。この繰り返しがスムースにいけば、生涯にわたってご自分のお口で召し上がれることが可能になります。奥歯は召し上がるだけでなく、「イザッ」という時、踏ん張り時に噛めなくては仕方ありませんね。無駄な歯は一つもないのです。理屈に合ったお手入れして大事に致しましょう。
冬の間楽しんでいただいた一番ユニット窓際の、雪だるまのモビールが、春のベランダ・お庭の風景のモビールにかわりました。各個室に春の陽ざしが届くようになってきたので(実際は既に暑くて先週窓際28度と言う日もありました)又皆様楽しんでくださると思います。輪郭の色が何ともステキな濃いローズ色です。風に揺れるともっと素敵です。画像ではお伝えできず残念。いらしたら皆様お楽しみください。
おもしろい新聞記事の紹介です。
「姑息な手段」を「卑怯な手段」と理解してる人が約7割という文化庁の調査とのこと。私も誤解してました。「姑息」は本来「一時しのぎ」という意味だそうで、時代と共に解釈が変化しつつある例の一つだそうです。しかしなぜここに「姑」と言う文字なんでしょう?「姑」は「古」の部分が「年老いた」という意味を持ち、「夫の母」「父親の姉妹」「夫の姉妹」を指しますが、古代中国の語学書には「姑は故=なじむ」とあるそうで、「自分にとって久しく故んだ人」のことだそうです。「故」にはこのような名詞としての働きの他「ひとまず」「しばらく」と言う副詞のような役割があるようです。「息」には「休息」という言葉があるように、「呼吸する」の他に「休む」という意味もあります。それで「姑息」には「ひとまず休む」→「一時逃れ」「一時しのぎ」という意味になるようです。日本語・漢字の意味って本当に面白いです。
3月も終わりに近づき、新しい門出の4月が始まります。ちょうど桜も咲き始めました。この週末は桜を愛でたり、暖かい春の空気を吸ったりなさって、季節の移ろいを楽しみながら、ひとまず心もからだも休息しましょうか・・。季節の変わり目はからだの変調時期でもあります。くれぐれも無理なさらないように。
今朝いらした奥様。ご子息が医療関係の方・・。近々「カマンベールチーズ」がなくなるから買っておいて・・と言われた由。何やら健康情報で特集されるそうです。昨年でしたか?”ハードチーズ”が虫歯予防に良いとの情報お流しましたが、こんどはカマンベールチーズ!何に聞くんだろう・・!!毎日毎日テレビで「あれがいいこれがいい・・」の上雑誌には なたまめ・黒酢・酵素・・。イヤハヤ大変な時代です。その上特保だけでなく栄養補助食品の規制が大幅にゆるくなって、この先どうなるのでしょうか?こう言いながら、私メも朝は大忙し! ブラックコーヒーに最近、小さじ一杯のココナッツオイル入れて、認知症予防を期待しています。出勤前の歯ブラシするときには、ブラシし乍ら、30回の爪先立ち(ふくらはぎ運動!)。歯ブラシ終えフロスしてフッ素仕上げをしたら、
あいうべー体操して、二ッと口角上げて「鏡に向かってヨシッ!」して出ます。想像するだけでおかしいでしょう!?家族が見たら、こわい!?せいぜいこの位。あとは3食出来るだけカラフルな食事を心がけています。お魚もだ~い好きですが、お肉・特に骨のついたものとか尻尾とかスネとか大好物。それでも骨密度足りないのですから、女性のからだを保つのって大変ですよね。でも食事は楽しく、美味しくが大事なので、我慢して食べるのは避けたいと思っています。という訳で、山盛りの健康情報の中から、出来るだけ選りすぐってお役に立つことを書いていきたいと思います。毎日いろんなことが起こりますが、ご飯をちゃんと食べて、前を向いて大きく息吸っていれば、「そのうちなんとかなるだろう」です。大丈夫・大丈夫!
アッそうだ、春めいてきて買い物途中とか道端を見て下さい。結構かわいいお花が咲いています。お庭の花でなくとも、”からすのエンドウ”とか”オオイヌノフグリ”とか。ちっちゃいけどよく見るとかわいいですよ。これらは雑草と呼ばれますが、植物にお詳しかった昭和天皇が「雑草と言う植物はない」とおっしゃたのはあまりにも有名です。そうなんです。雑草でもよく見ると一つひとつかわいい花弁です。今年はまだ見ていませんが、芝生の間などに顔出す”ネジバナ”も大好き。よくみればひとつのお花がランの形です。見つけたらごらんになって下さい。薄いピンク色ですよ。では、健康情報も吟味して取り入れましょう。忙しい時は買ってきたお惣菜のお世話になりますが、栄養素を補充する意味で、生や蒸したカラフルなお野菜をたっぷり食べたりして体調を整えましょう。色とりどりの野菜売り場を見るとワクワクします。そろそろ筍・蕗・・ああ忙しい!
シルバー川柳から、医療関係のものを3題!
三時間 待って病名「加齢」です
改札を 通れずよく見りゃ 診察券
延命は 不要と書いて 医者通い
おまけ 良い医者を 待合室で 教えられ
万歩計 半分以上 探し物
飲み代が 酒から薬に かわる歳
今日も一日お疲れ様でした。明日はあったかそうですね。
衛生士の診療風景です。よい姿勢見て,いい仕事してるんだなぁ~と思わずシャッター切りました。中山先生にSRPのご指導頂いて随分経ちますが、成果も出てきて仕事への興味も倍増のようです。SRPにはスケーラーと言う道具が必要で、その道具を最高のパフォーマンスで使おうと思うと、それを手入れする為の道具が又必要です。SRPの効果を上げる努力している人は、スケーラーの手入れに余念がないし、そういう人は手入れをする道具を粗末に扱うことはありません。少しでも時間があると一人静かにシャープニングする姿は、カッコいいなぁと思うこともしばしば。職人さんのように集中してる姿はステキなものです。和風総本家と言う番組をよく見ますが、すべての職人さんに共通する”空気感”があるように思う・・と著名な山本浩正先生が書いておられます。日々患者さんに合わせた処置をし、会話をし、ドクターや仲間と症例検討する姿にも感性が育ってきて、その元は患者さんが下さってるんだなあと思う事しばしばです。いずれにしても患者さんやスタッフ間でのコミュニケーション経て学び取っていく姿楽しみでもあります。細かな仕事ですから、目もからだも労わって下さいね、休日は充分休養しリラックスに努めて下さい。そうそうしっかり食べてね!中央歯科の入社条件は食べるの大好きな人!ですから。
華やかな河津桜、出先で生けてありそのボリュームに圧倒されました。
ソメイヨシノに比べて色が濃く元気みなぎる色、パワーを頂くような色ですね。皆様のお近くにも咲いていませんか?外には白いこぶしも咲いていました。東京でも桜の開花宣言。さくら・さくら・桜です。これから、どんどんあらゆるお花が咲いて、春が一歩一歩近づきます。気温の変化で体調も崩しがちですので、ご無理なさらず春を感じ乍ら、又ご自分の体からの「声」に耳を傾け季節の移ろいを楽しみましょう。昨日の夕飯に”うど”と新わかめで酢味噌にしました。歯ざわりもごちそうで、香りも楽しめ酢味噌が鼻を抜けて春だなぁと、つい「あらばしり」の小さい瓶を開け一献楽しみました。本当は桜の樹の下で頂きたかったですが・・。まだ花冷えもいいとこですね。お花見はあったかくしてお出かけください。春が来ました!
今年初めにお伝えしようと下書きし掲載忘れましたので、遅まきながらアップさせて頂きます。最近このような「うっかり」多く心せねばと反省です。ニュースはフレッシュな内にお伝えしなければ・・。
歯周病が動脈硬化に関連することが指摘されているが、岡山大学大学院歯周病態学分野の
工藤値英子助教(現・神奈川歯科大講師)と高柴正悟教授らの研究で、歯周病患者は動脈
硬化に係わる悪玉コレステロールの値が高いことがわかった。平均年齢60歳の男女45
人に3年2か月の臨床観察研究の結果だそうです。歯周病の原因菌ジンジバリスの感染度
と超音波検査・血液中の因子の検査による動脈硬化の状態だそうで, その結果ジンジバ
リス菌に対する免疫グロブリンG値の高い患者は、悪玉コレステロールの値も高いことが
わかったそうです。これまでの実験では、マウスによる報告だったが今回の研究で、人間
においても歯周病菌の感染が脂質代謝異常の原因となることが示され
動脈硬化と歯周病菌の関連がはっきりしてきたようです。
「厚労省は3月6日新たな減塩目標を公表しました。「高血圧を引き起こす要因」と賢い減塩を勧めています。
今まで 男性 11・1g→ 8g
女性 9・4g→ 7g が目標とのことです。
食塩の摂取量ワースト一位は 中国 次が日本
日本は特に”みそ””醤油”文化の国ですので、つい摂りすぎるのでしょう。しかしながら
循環器疾患(心臓病や脳卒中・・)の他腎結石・骨粗鬆まで塩分が関係しているそうです
血圧は加齢によって上がることが多いですが、食塩摂取量が多いほどこの上がり方が強く
なります。諸外国から見ても日本人の摂取量が多いのは日本人固有の食生活にありますが
実は、外食や加工品からの摂取量も大きな割合を占めているのです。「減塩」=美味し
くないと思われがちですが、最近若い方もスチーム料理・蒸す調理法を取り入れる方も多
く関心が高まっています。又食塩摂取は胃がんの発症とも関係しているので、「今」始め
てほしい減塩です。新潟県では「にいがた減塩ルネッサンス運動」と名つけて県民の
摂取量を10年で2g減らす目標掲げ、今好きなだけとって将来我慢するか、少しずつ楽
しむか考えようと提案しています。WHOでは健康的に食べられる量として一日5gを推
奨。日本人の摂取量から見ると達成は難しいようですが、「今の頑張りが将来の健康に繫
がる。時間軸で考えてほしい」と専門家は伝えています。かといっていきなりすべての料
理の味を薄くするのでなく、わかるかわからないかと言う程度から始めるといいようです
す。突然味が変わると家族も戸惑います。すべての料理の味をいっぺんに変える「全部
型」でなく、多様な味付けの中から薄味でも飽きない食卓。素材の味を意識した食事を
勧めています。ちなみに我が家では、この季節、新キャベツや新玉ねぎが柔らかく瑞々し
いので、ざく切りにしてフライパンにいれ、ヒタヒタのお水とオリーブオイル少々で
蓋して沸騰させ、湯切りしたらそのままお皿に盛って、レモンやお酢または少量の塩コ
ショウだけで頂いたりします。旬の野菜は甘くやわらかくびっくりする量が頂けます。
その時々、オリーブオイルの代わりに、豚ばら肉・ベーコン等あり合わせと彩を考えるの
も楽しいです。キャベツを白菜に変えたり、セロリの葉っぱをあとから加えたり、お好み
でありです。そしてこのような火の通った野菜を先に食べ始めると、血糖の上昇も緩やか
です。減塩は「お塩」を何が何でも減らそうでなく、食材の塩分含有量を知って、上手に
利用し、やさいや加工品の組み合わせと素材の味を意識すれば、結構楽しいものです。
私も大好きで食べ過ぎるきらいのあるのが、練り物。ちくわやさつま揚げなどです。ちく
わを一本ビールのお供に食べたしにゃ、2gくらいの塩分取ってしまいます。食事
は楽しんで、かしこく減塩したいものです。
「あなたはあなたの食べたもので出来ている」 まさしくその通りです。 頑張ろ!
★参考までに 塩分の多い(と思ってないことが多い)食品の代表を
食パン一枚 約0・8g
お味噌汁一杯・ちくわ一本 約1・8g
塩鮭 一切れ 約2・5g
親子丼 一人前 約3・0g
きつね蕎麦(おつゆも含む) 一人前 約4・5g
ラーメン一人前(おつゆも含む) 約5g
又みんなの大好き肉じゃがですが、煮汁100gでは一人前の食塩摂取量 約2・2g
煮汁200gでは 々 約1・7g
私は無類のオリーブ好きです。この大きめなオリーブも下手すると、10個位食べちゃうので、注意が必要です。いくら体にいいといわれてもね。いい艶でしょ!先日当院切ってのお魚好きの小室さんが、アクアパッツァ作ろうかな?と言うので、このオリーブ入れるといいよと少し分けました。乞うご期待!ですね。 追記 最近気づいたのですが、赤ワイン頂くときに、オリーブとチーズは外せない私ですが、アッそうだクルミなどナッツ類も。意外や意外合うものを見つけました。それは羊羹。虎屋に一口羊羹と言うのが売っていて気軽に楽しめますが、黒糖の「あけぼの」と言うのを買って、キューブ状に切って、チーズ・とピンチョスみたいに楊枝にさしておつまみにしてみてください。合いますようー。羊羹とプルーンなどもいけます。スパークリングにもいいですね。どうぞお試しを!
先日、日本料理の村田さんの記事を書かせて頂きました。今や日本料理は世界が認めるとところとなり、「umami」と言う文字が普通に使われています。昨夜はパリの有名店が「春菊」の若芽を摘んで、ハーブのように使ったり、面白い使い方をしていて、その香りを愛でて下さっていました。日本では鍋物が主の春菊ですが、昨今春菊をサラダにしたり
する方もいらっしゃるようです。素材も含め脚光浴びている日本料理です。
さて「旨み」日本人がうまみと間違えるのは→塩味・無味
外国人が「旨み」と間違えるのは→酸味だそうです。
また昆布・鰹節・緑茶など、旨みが強いものになれてる人とそうでない人もいるそうです
そもそも「味」は舌にある”味蕾”というセンサーで感じるわけです。タバコを吸う方が濃い味を好むのは、舌の上に舌苔と言うコケ(汚れ)があるため感じるセンサー味蕾が働かなくなってるからで、禁煙なさって舌の表面がきれいになってくると、薄味でもわかるようになられることからも明らかです。この味蕾は肌と同じように、ターンオーバーし、一定周期で細胞が入れ替わっているのです。普段から薄味に慣れ、味の変化を感じていたり味のアレンジを楽しんでいたりすると、センサーの感度も上がり、味覚力が高まるようです。時は春。着るものも薄着になるこのチャンスに薄味になれて(笑)ものの「旨み」をじっくり味わってはいかがでしょうか?
鼻濁音っと聞いて「何それっ」と言う世代もあるかもしれません。その位絶滅危惧日本の音です。やさしく響く発音「鼻濁音」を日常生活で使う人はなんと5人に1人。全国的に著しく衰退し、来世紀には東北地方でわずかに残るだけ。それ以外の地域では消滅の可能性大ということです。ノートルダム清心女子大の尾崎教授(社会言語学)と国語研によるとたとえば、「鏡」という言葉で鼻濁音使う人は21・1%。そのうち70代で39・5%いるが、50代は25%、30代は11・5%と若くなるほど減り、20代は5・8%だけ。「鏡」という言葉で鼻濁音使う人は九州・中国・四国では皆無で、近畿も4・3%とのことです。鼻濁音使わずとも日本語は日本語ですが、鼻濁音ですと言葉が大変やわらかく美しく響いて日本語っていいなぁと思うと思います。
ちなみに鏡→か が みの ”が”のみ鼻に抜けるように発音するもので、最近はアナウンサーでも出来ていない人が多く、とても残念に思います。
私の親戚に「多賀」というものがおり、電話では「たな(笑)」と聞こえます。”が” を鼻濁音で言うからです。電話受ける者に言っておかないと「棚(たな)」さんからお電話です・・と、なりかねません。歌手の方が〇〇”が”ーと歌うのを聞くと、汚い日本語だなぁと残念に思います。日本人だからこそ日本語をきれいに発音したいものです。蛇足ですが、昨日もうすぐ震災から4年たつ11日を前に、東北地方の頑張ってらっしゃる方を特集している中で、宮沢賢治の朗読を続けているご高齢の女性が出られました。何ともゆっくりに語られる宮沢賢治が、なぜこんなにも言葉が美しいのだろうと聴き入っておりましたら、やはり正しく鼻濁音が使われておりました。鼻濁音あっての日本語と言っても過言でないほどニュアンスのある響きです。若い方が鼻濁音使ったらきっと素敵と思います。何気に使ってみたらいかがでしょうか?鼻濁音の復活を望みます
磁器上絵付の仕事をしていましたが、日本の焼き物(土もの)も大好きな私。歳と共にその傾向が強まった気がします。磁器のような石ものもステキですが、土ものはなんといっても作り手の思いと、窯に入ってからの炎の芸術。はかりしれぬ窯変の妙です。たまたま通りがかりに「唐津」の展示会があり、時間も迫っていましたが、吸い寄せられるように会場に入りました。14代中里太郎衛門さんのびっくりするようなエメラルドブルーの鶴首の花入れには、「これが唐津!?」と腰抜かしましたが、何とも暖かい作風とその深いブルーに見入り、その場を離れられませんでした。衝撃でした。他にも楽茶碗の黒に、赤い緋の色がスーッと入っていたり、何とも造形の美の極みといった感じでした。そのようなモダンな作品の中に、美しい古唐津そのものの茶碗もあって、和ランのすーっと流れるような絵柄に、唐津本来の美しさも堪能させて頂きました。水指のとも蓋もそれぞれに美しく、黒の茶入れの口に溶けるように流れる白の美しさ、そのお仕覆の見事さ。一度会場を出ても、もう一度戻って何度も拝見してしまった14代中里太郎衛門さんの作品でした。新しい挑戦も伝統を大切になさって、あくまでもスタイル崩さずに、美しいものを作ろうとなさる並々ならぬお気持ちがうかがえる、よい展示会に巡り合って幸せなことでした。
きっと今日仕事終わって寄っても、スーパーから消えてるんだろうなぁと心配なのが、ココナッツオイルです。昨日の健康番組で認知症予防に、大きな効果があると特集されました。今年初めにも雑誌にのって、このところ忘れっぽいと自覚の私は、早速に買いに行ったものの、近所にはなくある駅内の輸入製品の多いスーパーでようやく見つけました。
ココナッツは嫌いではないものの、チョコレートやクッキーに入ってるのが好き!のレベルなので、常温になったオイルの存在は知らずでした。はたして買ってみると白いクリーム状。湯煎するとと透明の液状になります。独特のココナッツのにおいがします。
当時の案内で、朝のコーヒーに小さじ一杯入れるとのことでしたので、やってみましたが「認知症に有効と聞けば積極的に入れるでしょうが、効果出るまで続くか自信ありません。嫌いじゃない私でもにおいは気になります」といった状況です。
そもそもなぜ「ココナッツオイル」かと言うと、認知症は「脳の糖尿病と言われる」そうですが、つまるところアルツハイマー型認知症は、脳のエネルギー不足で、脳内でブドウ糖が利用できない状態とのこと。なので”ケトン体”を与えればいいという理屈です。そのケトン体に「中鎖脂肪酸0・3%のココナッツオイルが有効」との説明でした。ケトン体と言うのは肝臓で脂肪が分解するときにできるものだそうです。ケトン体を増やすのに有効なココナッツオイルの他・炭水化物を減らすことも有効のようです。
ココナッツオイルは一日小さじ3・5杯を目安にとのご案内ですが、初めは小さじ1杯位から試してほしいそうで、下痢をなさる方も中にはあるそうです。それと肝臓悪い方・糖尿の方・腎臓悪い方は主治医と相談くださいとのことでした。でもお医者さんって、薬のことはご存じでも、栄養や食事の事詳しい方あんまりいらっしゃらないですよね。これが大変困ることです。お医者さんに中には、昨今の食事栄養の事鑑み、診療下さる方もおられるかもしれませんが、ほとんどの方は失礼ですが”医者の不養生な方”が多いとお見受けし、「栄養のことは専門でないので・・」とおっしゃる方がほとんどです!?
番組では、コーヒーにも・お味噌汁にも・炒め物にも・酢の物にも・・何にでもココナッツオイルを垂らしてと勧めていましたが、いくら認知症に効くからと、何でもおかずにココナッツオイル入れてたらそれこそ気持ち悪くなるし、日本食独特の旬のお野菜などの香りもどうなんでしょう?とチョコっと疑問に思いました。ココナッツオイルが認知症に有効なのはわかりましたが、これからの季節の山菜・筍・蕗・野蕗・・などの香りは香りで楽しんで、うまくココナッツオイルは取り入れないと、その独特のにおいで、途中でいやになりそうな予感もしました。
先日日本料理の村田さんの和食への思いを書かせて頂きましたが、本来のお料理というものを、大事にしたいと思います。日本料理は本当に完成されたすばらしい料理ですので健康に良いものの取り入れ方も、本来の姿を崩さない方法をとりたいなぁ~と思った私です。無国籍料理と言うのもありですけれど、日本料理の良さも大切にしたいと思う気持ちも大事に、健康に良いものを取り入れていきたいと思います。こうしてる間にもスーパーでは「ココナッツオイル売り切れ!」なんでしょうね(笑)確かに認知症は怖いけれど
食生活のバランスとって、楽しんで食事を頂きたいものですね。
嬉しいお誘いがあって、先日あるコンサートに行ってきました。ほとんどが熟年者。私達が若いくらい(笑)でした。有名なジャズピアニスト・アレンジャーの前田憲男さんのピアノに、ベースとドラムス。下階でお店をやっている最中に最上階でドンスカやっていいのか・・と前田さんも心配するほどの迫力です。まずは名曲コルコバード!大学時代パー券買わせられよく聴いたジャズの名曲です。一曲目が終わって
「今聴いておかないと大変!と言う歌手を紹介します。三人娘の生き残り!雪村いずみさんでーす」との案内に、ニッコニコのご本人が「生き残りの雪村ネズミでーす」と軽やかに現れました。なんと!背中がウエストまで開いたマーメイドドレス。目元にお歳がささやかに伺えましたが、ショートカットの丸顔といい、すばらしいスタイルといい驚嘆!です。並み居るお客様も口あんぐり!あっけにとられる観客をよそにいきなり、「思い出のワルツ」彼女の十八番です。伸びのいい声。張りのある声!エッ彼女おいくつ?の声が観客席にひそひそ・・。すばらしいスゴイ。私達もびっくりの明るい雪村いずみさんがそこにいらっしゃいました。「次の曲なんだっけ?アッ!シェーンね。すみまシェーン!」とギャグ飛ばすテンポもお見事。その後サニーサイドアップ・テネシーワルツ・思い出のサンフランシスコ・ラバーズカムバックトゥミー・キュート・慕情・マイウエイと続きました。堪能な英語と日本語を巧みに操って、本当にびっくりのすばらしい歌声。三人娘の美空ひばりさん・江利チエミさんと同期と思えばお歳も想像つきます。それなのにこの声。この伸びやかな歌声はレッスンの賜物でしょう。つい見てしまうのですが・・歯も義歯とお見受けしましたが、このはっきりしたきれいな英語と日本語。とにかく驚異的でした。そして何より、観客を楽しませようとなさるそのエネルギー!本当に久しぶり”プロ”歌手に出会いました、と言っては失礼なくらいプロってスゴイ!と感動しました。行くまで渋っていた主人も途中顔見ると珍しくニッコニコ。心から笑っていました。そして「いやスゴイ!」の連発。帰れば早速にネットで調べ「本当にスゴイ ご年齢75を超えてるよ」と帰ってなお「スゴイスゴイ」の連発。久しくない感激した一日でした。前田憲男さん・雪村いずみさん。洒落たなステージと伸びのよい元気な歌をありがとうございました。勇気が出るとはこのことです。プロってスゴイ!とおもいました。もっと多くの方にこの雪村いずみさんの歌届けたい。聴けてラッキーでした。