悲しいことが起こりました。テレビで詳しいことが伝えられるたび、心痛み、涙する思いですが、亡くなった方・怪我された方そのご家族のお気持ちは計り知れません。お悔みとお見舞いを申し上げます。あまりの惨状に言葉がみつかりません。ただ悲しいです。
障害のある人も、障害のない人も私たちには大切な存在であることを、お伝えしたいと思います。日々思うようにいかなかったり、不平不満あっても、みんな精一杯生きています。尊厳とやさしさを携えて生きていたいと思います。
健康応援ブログ
悲しいことが起こりました。テレビで詳しいことが伝えられるたび、心痛み、涙する思いですが、亡くなった方・怪我された方そのご家族のお気持ちは計り知れません。お悔みとお見舞いを申し上げます。あまりの惨状に言葉がみつかりません。ただ悲しいです。
障害のある人も、障害のない人も私たちには大切な存在であることを、お伝えしたいと思います。日々思うようにいかなかったり、不平不満あっても、みんな精一杯生きています。尊厳とやさしさを携えて生きていたいと思います。
大輪のバラのようなピアニスト・中村紘子さんが亡くなりました。この4月久しぶりにコンサートなさったと聞き、復帰されたんだなぁと喜んで、次のご案内を待っていた一人です。慶應の中等部からいきなり頭角を現した天才少女、最初のレコードも大事にとってあります。黒目の大きなハッキリした女の子と思っていたとおり、そのアグレッシブな演奏や発言に小気味よさすら感じたものです。
その方が「赤ずきんちゃん気をつけて」の庄司薫さんと結婚された時には度肝を抜きましたが、変らぬ中村紘子さんらしい演奏に、小躍りして聴いたものです。ショパンを優雅に引きながら、はてはカレーのコマーシャルに出て、お料理の腕前を披露なさり、ダックスフントに「ごまめ」とか・・ユニークな名前をつけて可愛がっておられ、とっても人間味あふれる天才ピアニストでした。目をつぶれば大きく腕をあげて弾き切る繊細でダイナミックな演奏の姿と音が蘇ってきます。
ガンになられて抗がん剤で髪の毛が抜けるのは癪だから・・と自ら美容院で髪の毛を切った・・とある週刊誌の対談で読みました。中村紘子さんらしい勝ち気で前向きで、多くのがん患者さんにその声は届いたと思います。
気品のある素敵な大輪の花・中村紘子さん。
友人のピアニストがステージ衣装のドレスを頂戴したのよ・・亡くなったニュースのその日知り合いからメールが届きました。同じ音楽仲間にも私達ファンにも、忘れられない大輪の花・中村紘子さん。もう一度生で、ショパン聴きたかったです。
親が病気になった時、子供にどう説明しますか?
・こどもの視点から
・お父さん・お母さんはなぜ入院していて、いつおうちに帰れるの?
・ぼく・わたしが悪いことしたから病気になったの?
・今までどおり触ったり甘えてもいいの?
・ぼく・わたしはどうしたらいいの?
・子どもの気持ちに寄り添って
・なぜ入院していて、いつうちに帰れるのか?
具体的なことをお話ししましょう。
(例)*おなかの痛いところを治してくる
*手術で悪いところを取ってくる・・などを聞くことにより
こどもなりに心の準備ができます
・誰かが悪いわけではないこと
特に幼児は、自分のせいで大切な人が病気になったと思いこむことが
あります。患者さん自身を含め、誰も悪くないことをこどもに伝えること
で、こうした思い込みや罪悪感を取り払うことが出来ます。
・病気のため痛いところ、苦しい時があること
痛い・痛くない部分を示し、抱っこが無理な時は手を握る、そっと触るなど
「今まで通りできること」も伝えると、こどもなりに工夫してスキンシップ
をとれるようになります。
・手伝えることを具体的に子どもに伝えること
こどもなりに、「お父さん・お母さんにしてあげられること」を一生懸命に
考えています。小さなこと(物をとってもらう、片づけを手伝ってもらうな
ど)でも、こどもができることを伝えてあげましょう。
*こどもに病気の話をするときに大切なことは、病気になった人の「気持ち」を伝えることです。
時には病気の話より、目の前でがんばってるお父さん・お母さんの思いを知ることの方が、子供の安心感につながることがあります。
病気の話をするときには、「あなたがいてくれるだけでうれしい」「学校や習い事でお友達と楽しく過ごしているのが何よりうれしい」と、必ず伝えて下さい。そうすることで、子どもは安心して、こどもらしい日常生活を送れるようになります。
お父さん・お母さんのケアの輪に子供もしっかり入れた上で、そのことをこどもに伝えましょう。そうすることで、こどもの自尊心や達成感、思いやりの心がより大きくなります。 以上、がんセンター よろず相談より引用
たまたま来院の患者さん(保育園の園長先生)とこのパンフレットについてお話ししました。実際親御さんが病気で入院・手術という家庭も少なからずあって、こどもたちへの対応には苦慮していますが、この内容はいいですね・・と一部お持ちになりました。いろいろな方々と連携しあい、知恵を出し合うことが必要ですね。少しでも子供の不安が払しょくできれば幸いです。
30度を超える日があったかと思うと、このところの凌ぎやすい気温。この後また急激に
気温が上がるのかと思うと、体力温存せねば・・と思います。暑い季節でも、フーフー言って食べるようなあたたかいメニューも取り入れて、身体の底力を蓄えておきたいですね。韓国の患者さんが見えると、夏でもチゲや、参鶏湯のようなものを積極的に食べ、発汗しタンパク質と共にしっかり免疫アップの食事取ってらっしゃるようです。
このところ高齢の患者さんの”物忘れ” ”勘違い” が散見され、昨年スタッフともども認知症の勉強会受講が、じわじわ役に立っています。勉強して知ると、ひょんなことに気がつくようになりますので、思わぬ事故や痛ましいことが防げれば・・と、朝礼・終礼で声かけあっています。
キャンセルのお電話頂くのが、ガンの発症・入院手術のお知らせだったり・・の患者さんもこのところ増えてまいりました。詳しいことを伺いつつ、ご退院後のケアのお約束をお待ちする旨お伝えすると同時に、ご入院中のお口のケアも確認させて頂きます。逆にメンテナンスが習慣になっている患者さんは、ご自分からご入院に持って行かれる口のケアのグッズを買いに見える方もあり、その際には「治療中のお口に為害性の無い、しかもお使いになりやすいブラシやうがい薬等、特化したもの」をご案内しています。又抗ガン治療中にお口のケアを受ける時期・避けたほうが良い時期もありますので、それも含め
その方の病気の状況に合わせ、出来るだけ丁寧なご案内を心がけています。病気になられても、ガン発症されても、出来るだけ清潔にしたお口から食べる!食べて元気になる!食べて免疫上げ病気を吹っ飛ばす! 中央歯科はこう考えて応援しています。
またガンだけでなく、骨折やちょっとした事での入院が思わず長引くことがあり高齢者の場合たったの1週間で、寝たきりと同じ状態になったり、一過性の認知症になったりすることもあります。これを防ぐため昨今は入院期間も短く病院側も長く置かないようにしてるようですが、患者側としても「入院する主訴(主たる病気)」が治ったらさっさと退院する!という強い気持ちを持って治療に専念したらいいと思います。病気は仕方ないこととはいえ、それ以上に引っ張る必要もなく、やれることやって自分で自分を守るしかありません。
お口のケアを長く続けておられる当院の患者さんは、”自分の身体は自分で守る”という意識が出来てらっしゃいますので、よもや病気になられても「しっかり対応されてるなぁ」と感心致します。「病は気から・・」もあながち嘘ではないようですね。
当院で日ごろやり取りしているように患者さん方は、他科でも医療担当者と十分にコミュニケーションとって、ご体調・病状を解決するため、パートナーシップが取れるといいなぁと願いながら、当院はサポートさせて頂いています。医科・歯科・介護の区別なく、それぞれが連携しあって、患者さんによりよい明日をお届けできれば幸せです。患者になられてもあきらめず、積極的に医療者に聞いて、やれることやって、日常の生活をキープしたいものです。あきらめないで下さい。中央歯科は皆様の元気な暮らしの応援団です。
知足の心がもたらす、感謝と謙虚さをベースにした、他人を思いやる利他の行い。このモデルは自然界にあります。ある植物を草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べ、肉小動物の糞や屍は土に返って植物を育てる・・弱肉強食が起きての動植物の世界も、大きな視点から見ると、このように「調和的な」命の連鎖の輪の中にあります。そして動物はその輪を自ら壊すようなことはしないのです。彼らには、必要以上にはむさぼらないという節度が本能的に備わっています。欲望のまま食べつくせばそこで連鎖は断ち切られ、自分達はおろか後に続く静物が危機にさらされることを百も承知だからです。ライオンも満腹の時は獲物を取りません。「足るを知る」生き方です。だからこそ自然界は調和をとり安定を長く保ってきたのです。
もともと自然界の住人であった人間だったのに、自分達も生命連鎖の中で生きていたはずだったのに、食物連鎖のくびきから解き放たれ、他の生物と共存を図るという謙虚さを失ってしまいました。人間の持つ高度な知性は、食糧や工業製品の大量生産を可能にし。それを効率化する技術を発展させましたが、やがてその知性は傲慢さに変わり、自然を支配する欲望へと肥大化しました。同時に足るを知るという節度の壁を消えて「もっと欲しい」「もっと豊かになりたい」というエゴが前面に押し出され地球環境を脅かすほどに陥っているのです。
私達が地球という船もろとも沈んでおぼれないためには、もう一度必要以上に求めないという自然の摂理を取り戻すしかなく、それが老子の言う「足るを知る者は冨めり」という「知足」の生き方です。欲しいものが手に入らなければ、手に入るものを欲しがれという格言もあります。「満足こそ賢者の石」知足にこそ人間の安定があるという考え方や生き方を、私達は実践する必要があります。
つまり私欲はほどほどにし、少し不足くらいで満ち足りて、残りは他と共有する優しい気持ち。あるいは他に与え、他を満たす思いやりの心。そのような考え方が必ず日本を救い、地球を救うと考えます。
但し知足の行き方とは、決して現状に満足して、何の新しい試みもなされなかったり、停滞感や虚脱感に満ちた老成したような生き方の事ではありません。古い産業が滅びても常に新しい産業が芽生えていくようなダイナミズムを有したあり方です。そのようなあり方が実現できた時、私達は成長から成熟へ、競争から共生へという調和の道を歩き出せるのではないでしょうか?
新しい時代においては、もっと相手をよくしてあげたい、もっと他人をしあわせにしてあげたいという、思いやりや「愛」をベースにした利他の文明が花開くかもしれないのです。そこへ達することより、そこへ達しようと努めることが大切なのです。そうであることより、そうであろうとする日々が私達の心を導きます。知足利他の社会へ至る道程はそう遠くないはずです。
「生き方」人間としていちばんたいせつなこと 稲盛和夫 より抜粋
夏の晴れた日の夕方になると、駒込校舎校門脇の桜の大木の根元をのぞいてみます。蝉の幼虫が地上に出てきて羽化の準備をする様子が見られるからです。蝉は地中で何年も幼虫時代を過ごし、地上に出て羽化をし、成虫になります。中には地上に出た瞬間に鳥などに襲われてしまうものもいます。地中では長い口を木の根に刺し込み、樹液を吸って成長するのですが、モグラなどの天敵にやられてしまうこともあるそうです。
ようやく地上に出て羽化に成功して成虫になり、オスはその喜びを謳歌するように鳴いてメスを呼びます。交尾して産卵するとそれぞれの役目は終わります。生存競争に打ち勝ったものだけが子孫を残せるのです。私達のかたわらではそんな生命の営みが繰り返されています。
これらは自然の摂理ですが、その生命の循環の中に私達人間の暮らしもあることに気づきます。人間は自然界の頂点に立っているように勘違いして、さまざまな科学技術の発達によって自分達の都合のいいように欲望を満たしてきましたが、生命の営みの基本を忘れず謙虚に暮らしていきたいものです。 香川芳子 香川栄養学園学園長
高齢社会を迎え、また団塊世代の今後を踏まえ、新聞・雑誌・テレビあちこちで「筋肉」がキーワードになっています。それに伴い筋肉をつけようと元気なお年寄り!?の俳優さんは引っ張りだこ。有名人も違うご活躍?の時代になってきました(笑)
筋肉というと、「骨を守るのに周りの筋肉が大事!」という昨今の教えだけかと思っていたらビックリ!
NHKのたまたま見た”糖尿病”の番組で、専門医が「サルコぺニア」を言っていました。糖尿の番組でなぜ?と思った私は勉強不足を認識。今わかっていることをご説明下さって納得納得でしたので、かいつまんでお話ししますね。
ご存じでしょうか?サルコぺニア。随分前にこのブログに書きましたが、筋肉が落ちて
動作が緩慢になったり、ますます動かなくなって動けなくなる現象ですが、(当院HPのクローズアップご覧ください)そのサルコぺニアがまさかに糖尿病と関連するとは思ってもみませんでした。
その糖尿病専門医によると、筋肉減少によりサルコぺニアになる→ブドウ糖の消費が減る→血糖値が上がる というメカニズムだそうです。
確かにお元気そうに見える年配の患者さんにもよくお声掛けして伺うと、「お肉あんまり食べないのよね」とおっしゃる方がほとんどで、いらっしゃる度ズボンの中で足が泳いでいて、お痩せになったなぁと言うより、骨の周りの肉が落ちた!と思わせる方が多くいらっしゃいます。長生きして骨がもろくなっても筋肉ついていればどうにかなるという今の考えには、ほど遠い状況のようですね。骨折して寝たきりを引き寄せてしまいます!
「粗食の人は長生き」は、違ってきたようです!
でも聞けば年長者は意外とお肉好き。それもステーキ好き。カツも好き。味ハッキリしたのが好き。
上等なお肉でなく少し脂が散った気軽なお肉の方が軟らかいし、要は調理の仕方ですね。先日「いじりすぎてまずい」のブログあげましたが、すき焼き風・ステーキ風・焼き肉風。シンプルではっきりした味付けなら高齢者も美味しく食べられると思います。薄味すぎてなんだかわかんない調理はダメですね。やれフレンチのどうとか・・いじくりまわすから美味しくなくなっちゃうのです。
日頃からお肉を積極的に食べ、自宅で出来る簡単体操で筋肉ってつくようです。実はそういう私も、只今筋トレとは言えないまでも簡単ストレッチ中。これが効いてきて、膝の痛み解消しました。続ければ効果あるようです。
私達中央歯科クリニックは、生涯にわたり皆さんが自分のお口で召し上がってくださることが望みです。お口のお手入れはもちろんですが、お顔周りの”筋肉”も萎えると噛めなく飲み込みにくくなるのです。ですので、筋肉は「守り神」なんです。
筋肉はあっという間に萎えますので、焦らず続ければ結果は出ます!
筋肉はつくまで時間がかかりますが、根気よく無理せず続ければ安心と自信がつきます!
頑張りましょう。
日本デンタルショー2016東京に行ってきました!
4件のセミナーを梯子し、各業者様にご挨拶して、最新の情報を得てきました(^_^)v
各メーカーさんの最新機種を無料で試させて頂き、その場で質問出来るのも魅力です(*´ω`*)
歯科学生さんも多く、影響されて1日口腔を考える日としてしっかり勉強してきましたよ!
会場が広くて疲れましたが有意義な時間でした(*^_^*)
自分の中で咀嚼して患者さんに解りやすくお伝えしていけたらと思っています!
受付 小室
衛生士は聞きたいセミナーあって友人同士で参加。院長は夕方から別件の用事控えて、会場をショートカットで日ごろお世話になっている方へお礼伝えたり、新しい情報頂戴したりで昼食もパス!長年医療情報で支えていただいているサンスターさんで、極上の”青汁”が本日の昼食となりました。一瞬でも椅子に座らせていただき助かりました。ほっ!スタッフもそれぞれ時間割いて勉強してくれ頑張りに感謝。患者さんに還元しましょう✌
田舎から季節のぶどうが届きました。キレイ!久しぶりに巨峰と今人気のシャインマスカットです。マスカット好きの私ですが、たっぷりした真ん丸の巨峰に魅せられ、食後に頂き満喫してうとうとしてしまいました。テレビのやかましいCMにビックリして目をさますと喉乾いたなぁと思いながら、そうだ!巨峰食べっぱなしで寝ちゃったんだ!と気づいて慌てて洗面所へ。うがいしてビックリ!ゴブゴブペッした水が巨峰色!ショックでした。しかも先週歯のクリーニングと、くすみ取りしたばっかりでしたから。美味しいぶどうですが、食べっぱなしは要注意。特にホワイトニングした直後など十分お気をつけ下さい。お水でゴブゴブしておくだけでも色はつかないと思います。 因みに2枚目のカップに入ったマスカットは待ち合い室の飾り。本物そっくりで皆さん思わず「美味しそう!」と楽しんでくださっています。
ちょっと私的には、憤慨の話題・・なのですが、新しい需要があるようです!
魚臭さを抑えた「におわない魚」が人気だそうで、ミカンやレモンの香りをつけた「フルーツ魚」を売り出す地域も増えてるそうです(エーッ!)いつぞやこのブログでご案内した、「におわないピーマン」と同じ発想ですよね。いいのかなぁ・・?
因みにこのお魚、一般的なエサの配合飼料の魚粉を40~60%なのを、28%に減らして魚臭さを取ってるそうです。その代りに”大豆カスなどの植物性たんぱく質を増やし、うまみを補うチキンミール、脱臭効果のあるお茶の粉末を大量に加えたとか・・。開発したのはあのクロマグロの養殖に力を入れる近畿大学の教授です。「内臓と接して本来、エサのにおいがつきやすいはずの腹身もほぼ無臭にできた」とおっしゃっています。ウーン!
この教授は、国内で養殖盛んなぶりに注目され、餌と共に、においの元となる体表の参加を防ぐ真空パックも開発中とか。「ブリ特有のにおいを好む人も多いが、消費拡大のためには苦手な人の市場開拓が大事」とおっしゃるものの、私としてはお魚のにおいと言っても取り立てて”臭い”わけでなく、新鮮なお魚は気になるほどでないはず。それより魚特有のそれぞれの姿・様相・つや・海のにおいという風に理解して、さかなの「個体」を愛でどうしたらこの魚の良さを美味しく食べられるだろうと、楽しみだけれど・・。
こうして野菜もお魚も本来の姿を、人間が変えてまで食べる方がいいのだろうか?とつくづく考えてしまいました。
昔のキュウリに香りがあった様に。昔のトマトがこんなに甘くなくとももっともっと深い濃い味だったように。赤貝を食べると独特の香りがごちそうだったり、ピーマンとしし唐が似てるけど味は違ったり、そんなことがお料理する上でとっても楽しく、美味しいと感じることの幸せを、どうしていじってしまうんだろう・・と不思議に思うこの頃です。
九州では大雨で大きな被害が伝えられています。被災された方々お見舞い申します。どんなに大変なことでしょう。
この梅雨の時期、なんだか身体だるくないですか? 「梅雨だる」というそうです。多くは低気圧!気圧変動によるものですが、他に湿度・日照不足・気温差なども原因とか。それにより自律神経が乱れるんですね。
私は、あちこちガタ来てて、雨降るとまず首回りがうっとおしい(むち打ちの古傷)です。聞けば女性の60%がこの梅雨だるを感じているとか・・。膝が痛い・からだが重い・頭が重い・痛い等々。
頭痛(血管広がって神経を圧迫してるとか)には→コーヒー飲む(カフェインが血管収縮
ガム噛んで交感神経刺激する
関節痛(関節液膨張して神経圧迫)には→除湿する
患部を温める
目まい(内耳が反応・交感神経・副交感神経が乱れる)→乗り物酔いの薬(抗ヒスタミン
)剤を飲むなど
☆ツボを押す ふくらはぎの真ん中辺”三陰交押す
足の裏をドライヤーで温める(お灸と同じような効果あり)
☆スパイシーなもの・レモンのようなクエン酸の飲み物・ニンニク・また知らなかったのですが、「レンコン」は体内除湿に有効で抗ヒスタミン作用があるそうです。レンコンは煮物というイメージ強いですが、スライスしてオリーブオイルで焼くだけでも意外と美味しいですよ。
まだまだ続く梅雨空。来る猛暑に備え、なんとか”ぐでたま”しながら(笑)梅雨だる乗り越えましょう。主婦だってつらい時ありますよね。時にはさぼって、出来合いのおかずや缶詰など上手く使ってスル―しましょう。ドンマイ・ドンマイ!
時間が合えばみることにしてる県民ショー!
このところ方言で全く分からないのでギョッです。私の郷里の方言でも、先日全く分からず慌てました・・。
この度はこれ・・!
「こわいこわいやねは
わらわらあべは」 ヒエーッ全くわかんないですよね。
「疲れた疲れた言ってないで、早くいこうよ」の意味だそうです・・!
あまりにびっくりして、どこの方言かも忘れてしまった私。イヤハヤ・・。
日本のことまだまだ知らない事ばかり。昔ジェスチャーという番組あったけど(エッ知らない?)こうなったらジェスチャー(身振り)で伝えるしかないかなぁ・・。
ほっといて。
でもそばにいて
黙ってて。
新聞の片隅にあった、 加藤登紀子のひらり一言より
両親への接し方で悩んでいた私には、一瞬息止まった一言でした・・。
けだし至言なり。
真砂なす
数あるほしのその中に
われにむかひて
光るほしあり
正岡子規
同じテナントにある書道塾の先生は、有名な作家さんでとても気さくな方なので、いつもいろいろ教えて頂いています。丁度このお歌が書で飾ってあり、ガラス越しにその書を眺めてはくちずさんでおりました。素晴らしい心の琴線に触れる歌で、ぜひご紹介したいと思います。ご存じの方も多いと思いますが、心にポッと灯るものがあって美しくまた、元気にもなります。
最近、日本の方でない患者さんもチラホラみえるようになりました。どちらかが日本人の方というご夫婦や親子の方が多いです。この方も日本人と結婚された中国の方で日本語もとてもお上手です。中国人であるお母さんが思うところあって、転医してみえ、この日は上のお嬢さんも初診で拝見しました。
当院は熊谷先生率いるOP(オーラルフィジシアン)に属してますので、初診はルーティンでやることがあります。お子さんにも初診のルーティンがあります。
お母さんが先に受診されていたので、ご理解もあり、とはいえ小さなお嬢さんはお口の中の写真(口腔内写真)撮るのは初めてで実際ちょっと大変でしたが、とてもお利口さんで助手さんがフォローに入りさりげなく手助けしてくれて、つつがなくきれいな基本の口腔内写真が撮れました。お子さんの協力のおかげです。ありがとう。
すぐさま画像に映しますと、こんな小さなお子さんでも自分で指さして興味津々です。今時珍しいおんぶしたお母さんの背中に居る下のお子さんも、きっとこういう雰囲気の中にあって、歯医者は痛くするとこじゃないぞ!大丈夫!と思って下さると思いました。
痛くなってから、歯に色がついてから、歯が抜けてから・・などイベントが起こってからの受診は、大人も子供もつらいものです。
子供にもきちんと向き合い、ちゃんと話せばわかります。子供こそ、小さい時からのお口のケアが当たり前になるように、中央歯科はご両親のご理解のもと、情報を開示し、患者さんがご存じない事はお知らせしながら、ご協力いただきながら健康支援させて頂きたいと考えております。小さいお子さん程、ちゃんと話せばちゃんとわかって下さいますね。
身内に急な用事があり、久しぶり横須賀のホテルに泊まりました。
翌朝のバイキング朝食で、ナーンとクリスピイなベーコン!こんなにカリカリなのは久しぶりです。聞けばNavyの方が多く、通常だしていた柔らかいベーコンが不評でカリカリになったそう。スクランブルエッグも半熟でなく、しっかり火を通したものに代わりましたとのことでした。他にもヨーグルトにドライフルーツが添えてあったり、サラダにクルトン、玉ねぎチップのフライ、ベーコンチップと他にはないメニューばかり。フルーツにはキィウィが山盛りで思わずオーッ!と感激。いつもは和食も頂く私ですが、あまりに充実した洋食メニューにおかわり必死でした(笑) 。
ホテル内にもアメリカの方が沢山いらして、エレベーターでも挨拶下さるし、ドア押さえて「どうぞ・・」として下さるし、久しぶりに一人で宿泊でしたが、ホテル共にホスピタリティ感じ、不安なく宿泊できました。
高層階から見る港の、軍艦?潜水艦?をまじかに見て、NAVYと共存する横須賀ならではの生活を垣間見ました。選挙権が18歳からになって「政治はわかんない」という若い人も多いようですが、沖縄に限らず、日本中のそこここで外国との関わりはあるわけで、私達の日々の暮らしがどうなっているか・・関心寄せればこのようなホテルでの出来事だけでなく、普段買い物する野菜やお肉・・様々なことから、諸外国との関係、日本の姿が見えてきます。ふと立ち寄った外国の方が多い横須賀のホテルで「政治って身近なものだなぁ」と感じいったことでした。
それにしても、ホテルでスマートに ”レディーズ・ファースト”して頂くと嬉しいものでした。ちょっといい気分でした。
新聞のB級言葉図艦面白いですね。
先日のこちらも隔世の感ありです。というのも・・・。
動物園に行ったら、動物に直接ℬエサを食べさせることが出来るコーナーがあって「餌あげ体験」とあったそうです。記者さんとしては「餌やり」というのではないか?でも動物園だから丁寧に「あげる」を使うのかと理解したそうです。
最近では植木に水を与えることを「水やり」でなく「水あげ」という人も多く、「水あげくん」というキャラクターを使ってる幼稚園もあるとか。
元来動植物には「やる」が使われました。「あげる」の用例は1950年代に報告され、70年代にはこの言い方の是非が盛んに論じられたそうです。現在、論争が下火になったのは「あげる」が「やる」を圧倒したからだそうです。「食う」より「食べる」が普通になった現代でも「道草を食う」は生き残っています。でも今や動物園で「餌あげ」と書かれるようですから、「やる」が「あげる」に勝利したことは間違いないと書いています。
そういえばニュースで、海外ではペットに遺産相続が出てきて、ある犬には140億というびっくりするような遺産がついていて、犬なのにサングラスかけてるのは襲われるといけないからとか(笑)日本でもペット信託なるものがあるそうです!!すごいですねエ。
20年ほど前ダックスフントを二匹飼っており、稽古ごとに遅れそうになって先輩方に「犬にご飯上げてて遅くなりました」と言って大目玉くらい、「ペットにはあげるじゃなくて”やる”でしょ」と叱責されたことを思い出しました。
隔世の感はヒタヒタよせてきてますね。
開業30年たつと、お通いの患者さん方も歳を重ねられながらメンテナンスに通われるようになりました。それでも2階にある当院にいらっしゃれるのですから、お元気でらっしゃいます。自宅でのお手入れもよろしく、定期メンテナンスも欠かさないのでお歳にしてはお元気な方ばかりです。お口の手入れが功を奏していると思われうれしいです。
歳重ね丸くなるより固くなる
診断は昔過労で今加齢
デパ地下にあること知ったグルメ旅
全国老人福祉施設協議会の「還暦川柳」の収録作です
年齢とともに衰え行くのはいかんともしがたい状態、歳をとり、筋力や活力が低下した状態を「フレイル」というそうです。もろさ・はかなさ・弱さを意味するとか。いっとき言われた「脆弱化」をわかりやすくいったものでしょうか?それにしても悲しくなる言葉ばかりです・・。
日本老年医学会は「健康と病気の中間的な段階をフレイルと呼ぶ」ことにし、これをそのまま放っておくと、介護が必要になる状態で、「疲れやすくなる」「歩くのが遅くなる」「体重が減る」といった要件が三つ重なると認定されるそうです。ただ元に戻らないわけでなく、早めに気づいて栄養とったり、ストレッチなどの運動したりして回復も可能とのこと。フレイルという言葉によって予防意識が高まって、要介護のお年寄りが減ることを目指すというものの、広まりそうもないですねこの言葉。馴染みなさ過ぎ、いかにもお役所の発想かな・・。 英語のスペルからとったことはわかりますが・・。
ともかく予防に効果的なもののひとつはタンパク質ですが、お肉でなくとも美味しくよく噛めて食べられれば、よく吸収されからだは喜び元気でいられます。工夫と心の持ちようも大事ですね。いずれにしても、アンテナ広く高く張って、いいと思うことは積極的にやって行く、好奇心というか気持ちの若々しさを保つことではないでしょうか?
昔アルフォンス・デーケンさんに頂いた言葉「にもかかわらず笑う」と同じように「にもかかわらず、前を向いてあきらめない」気持ちを維持することでしょうか?人との接触もなくなると家に閉じこもりがちですので、隣近所で声かけあう、こんな些細なことが大事かもしれません。一番悲惨で悲しいことは「孤独」と感じることです。お声かけ合って、元気の交換しましょう。「いいお天気ですね」「昨日はスゴイ雨でしたね」「紫陽花がきれいですね」「新しいスーパーが出来ましたよ」「お足元気をつけて」「帽子よくお似合いですね」。ちょっとした一言が元気につながるかもしれませんね。
「サルコぺニア」 この言葉を最近よく聞くようになりました。高齢化が進む中で、要介護や寝たきりの要因として今もっとも注目されています。サルコぺニアとはギリシャ語で「肉」「筋肉」を表す sarco と「減少」「消失」を意味する peniaを組み合わせた「筋肉の減少」という意味だそうです。
広義のサルコぺニアは加齢によるものなので65歳以上の4〜5人に一人、80歳以上では2人に一人がサルコぺニアになっているという報告があるそうです。サルコぺニアは病気一歩手前の状態、結構深刻な健康問題とされ、寝たきりにつながるといわれます。
以前このブログで 「フレイル」(虚弱)という言葉をご紹介しました。今はどうにか日常生活を行えている、いわば”病気の一歩手前”の状態を言います。要介護状態へは、フレイルを経て進むことが多いと考えられています。このようにサルコぺニアになると体が動きにくくなり活動量が減ります。活動量が減ると食欲が低下し、低栄養となります。
低栄養とは健康な体を維持するために必要な栄養(エネルギーやたんぱく質)が不足している状態のこと。低栄養になるとサルコぺニアがさらに進行します。つまりサルコぺニアがサルコぺニアを加速させるという悪循環を引き起こしてしまうらしいのです。以前、ライフプランニングセンターの道場先生に、脆弱化のスパイラルと教えていただきました。そのことに似ています。
私事ですが、93歳で倒れ幸運にも復活した父が全くそのとうりです。関心持ってこのフレイルとサルコぺニア勉強しながらお伝えしていこうと思います。
前回の続きです。
高齢化が進む中で、要介護や寝たきりの原因として今もっとも注目されている”サルコぺニア”は加齢などによる筋肉量減少で誰にでも起こりうる症状です。特に足の筋肉が減少するとちょっとした段差にもつまずき、転倒しやすくなります。
60歳代になると20歳の時と比べて一般的に腕の筋肉量は10〜15%。足の筋肉ん量は40%も落ちるそうです。サルコぺニアの人は」今はどうにか日常生活を行えている、いわば”病気の一歩手前”の状態なのです。この状態をフレイル(虚弱)と言います。この段階で、あるいはその前に筋肉トレーニングや栄養改善を行えば通常の生活に戻ることが可能になります。一般にはロコもの方が言葉としての認知度は高いのですが、ロコモの方はサルコぺニアになっている可能性が高いと考えられます。
又筋肉の減少というと、痩せた人を思い浮かべますが、サルコぺニア肥満も話題です。筋肉量の減少に加えて志望が蓄積してイル状態です。サルコぺニアに該当し、なお且つBMI25以上の人を指します。小太りといった感じですが、このサルコぺニア肥満になると、糖尿病のリスク19倍、女性は高血圧のリスク約2倍になるという報告があります。
ところがサルコぺニアはまだ「保険病名」として認められておらず、検査を行っている医療機関はほとんどありません。食事指導も低栄養を引き起こさないような「リハ栄養」という新たな考えの指導が必要です。
・筋肉量のチェックには
①握力計を使う
②横断歩道を青信号で渡り切れるかどうか
③指輪っかテスト(簡易な筋肉量テスト)があります。両手の親指と人差し指で、ふくらはぎのもっとも太い部分を囲みます。
指がくっつかない人 サルコぺニアの可能性低い
指がぴったりくっつく サルコぺニアの可能性あり
指が重なってしまう サルコぺニアの可能性高い だそうです。やってみて下さい
・サルコぺニアの予防・改善
①筋肉トレーニング・・と言ってもお家で出来そうです
・ハーフスクワット 椅子に座って123数え立ち上がって123ゆっくり元に戻る
・爪先立ち 腰巾に足を開き背筋伸ばして123でかかとをあげ、123で元に戻る
・ももあげ 椅子に座り背筋を伸ばし椅子の座面を両手でツ゚k差観123と片足の膝をゆっくりと引き上げる。123と声出しながら元に戻る
②筋肉の材料となるたんぱく質の摂取です。肉・魚・乳製品・大豆製品です
③禁煙です。 詳しいメカニズムはまだ完全ではありませんが。喫煙者はサルコぺニアに
なりやすいとという研究結果が多く報告されています
いずれにしても生活の質を落とさないためにも「病気になる前の元気な状態に戻る」ため
にも、過度の安静や低栄養は好ましくありません。この点の改善の為、管理栄養士の奮起
が望まれます。医師・歯科医師・看護師・管理栄養士・歯科衛生士・理学療法士・言語療法士等
皆さんとの連携が望まれるところです。
寝たきりになりたい人なんていないと思います。そうなってしまう確率を、自力で下げる方法があることご存じですか?
frailtyこのコーナーで何度も取り上げているフレイル。ひとたびフレイルの状態になると図のようにどんどん衰えていく悪循環になり、容易なきっかけで取り返しのつかないことになります。
ブログで何度もご紹介済みですが図の真ん中にある言葉。サルコぺニア。「筋肉量がへって筋力か身体機能が落ちている状態」を指し”フレイルの中核を占める状態”です。悪循環を注意深く見て頂くと、活動度の低下と食欲・摂取量の低下があることに気づくでしょう。「運動しない・栄養的にも十分な食事をしない」ということだそうです。この循環は図の方向に回るだけでなく、ご本人の努力次第では逆方向にまわすことも十分可能だそうです。
と言うのはどんなに高齢であっても、適切に運動すれば筋肉は増え、筋力も上がるそうです。筋肉の材料、すなわち食事が欠乏しているとせっかくの運動が無駄どころか毒になる可能性もあるようです。お食事が大切です。
ここでいう「運動」とは?特別なものでなく誰でも使える運動メニューなのです。きわめてシンプル。毎日のウォーキングで、歩数を一か月に一割ずつ増やしていく、これだけでいいそうです。騙されたと思って、やってみてください。もし上限を決めなければ、一年後には今の約3倍歩いている計算になるそうです。下記のもう一つの表をご覧下さい。
※英語ではfrailty(フレイルティ)ですが、日本老年医学会では「フレイル」と
呼ぶことを提唱しています。
要介護の原因疾患 (上位5つ 平成25年国民生活基礎調査より)
1脳卒中 21・7%
2認知症 21・4%
3高齢による衰弱 12・6%
4転倒・骨折 10・9%
5関節疾患 6・8%→このうち3・4・5は「フレイル」から容易に移行します。
こんな言い方もなんですが、”手厚い介護は、助けてもらう瞬間は嬉しいが、虚弱の人が自立にもどるチャンスを奪い、虚弱や要介護の期間を長期化する。介護に頼り過ぎない生活を目指せば、ピンピンころり型で老いて行く可能性が高いという福祉からの見方もある事を付記致します。
よく言われる”お大事に症候群”かもしれません。理論的にはわかりますが、独居のお年寄りもいらっしゃるわけで、難しい問題を含すんでいますが、日常のちょっとしたことで、身体能力を維持可能だとわかってきたということです。やるかやらないか。少しでも早く気づくか放っておくかで、ずいぶん違ってくる事がわかってきたようなので、お伝えしました。(以下の図は順天堂医院院内ニュースより引用)
昨日届いた、日歯広報(所属する日本歯科医師会広報)に上記件名「オーラル・フレイル」の文字が。先日3月26日開催の理事会で新たな考えとして示された・・とあり本当にうれしくなりました。
当ブログでも、医科からの発信を受けて、今年初めから「フレイル」「サルコぺニア」について何度か書かせて頂きましたので、いずれ歯科でも動きがあると目論んでおりました
良かったぁ!
からだの健康寿命を言う時に、まずお口から!と思っていたので、これで医科との連携が少しでも進めば嬉しいですね。そしてもっと国民に向かってこのことが広く伝わるようにしないとなりません。その時になってから慌てても、なかなか難しいです。
今は小さい時、子供のころから「食べること」「からだを作る食の事」を伝えなければならないとつくづく思っているので、あちこちでこのような動き歓迎です。まず、歯科医院の多くが治療だけでなく、お口の役割をもっともっと伝えて、「いい人生につながるお口の大切さ」を担って行ければと思います。日歯のこの提言大賛成!
歯科医師会のオーラルフレイル提案もあり、心強くなってきました。当ブログでは、数回にわたりフレイル・サルコぺニアをお伝えしていますが、もう一度あらためて書きます。
高齢になり軽い病気やケガがきっかけとなって、急激に体力が衰え、介護が必要になったりします。要介護と健康の中間にある状態を、2014年に日本老年医学会の提言によれば、75歳以上の多くはこの状態にあるとしています。
加齢と共に筋力が衰えた状態を「サルコぺニア」とよび、これに認知機能障害やうつなどの心の問題、一人暮らし、経済的問題などが加わると「フレイルになりやすい」と言われます。日本には統一基準がまだないのですが、米国老年医学会の評価法「フレイル」と呼び
・一年で4キロ以上体重が減った
・疲れやすくなった
・握力の低下
・歩行速度が秒速1メートル未満
・身体の活動性の低下
の5つのうち3つに該当するとフレイルとしています
日本では国立長寿医療研究センターの調査解析によれば、熟睡感がなく目覚めの悪い人・奥歯で噛めない人・地域活動しない人はそうでない人に比べ、フレイルになりやすかったとのことです。
しかし適切な対策さえとれば健康な状態に戻る可能性はあり、寝たきりになるのを遅らせることを知ってほしいと伝えています。
そのほか大事なことは大きな大げさな運動でなくとも
・横になったままグーチョキパーと足の指を動かしたり
・背伸びをしたり
・家事や歯みがきの際、かかとをあげたり下したり・・
・三度の食事でタンパク質をしっかりとること そして
★奥歯でしっかり噛めるようお口の中を整えておくことです
奥歯でかみ合わせが出来ないと、咀嚼に必要な筋肉が減っていってしまい、軟らかいもの・食べやすいものばかり食べていると、口の周りの筋肉が衰えて、本当に食べられなくなります。無理のない範囲で、シャキシャキ・サクサクと言った食感の生野菜なども召し上がると、意外と食欲出たり、楽しいものです。
手のひらを頬にあて、奥歯で噛み合わせ、頬の筋肉が動くかどうか、確かめて下さい。お口の周りの筋肉が働いてくれるかどうか、噛むだけでなくゴックンと飲み込む時にも筋肉が必要です。
高齢者の中には、びっくりするほどお元気な方もおられ、そのような方には、年配者が集まる場などで、指導役を任せる取組みも始まっているようです。助け助けられの意義を最大限生かすには、一人でも多くの方が新しい知識を持ち、気づき合うことだと思います。
誰もが迎える「老い」。みじめな思いが少しでもヘリ、生活の質が少しでも維持できて、「ありがとう・おかげさま が行き交う世の中」になるといいですね。理想かもしれませんが、やる意味はあるようです。ちょっとずつでも・・。
先日このブログで、日本歯科医師会のオーラルフレイルへの取り組みをご案内しました。さらにマスメディアなどを通じて、多くの国民に伝えていくことになったようです。
歯周病の治療や歯を失ったときの治療を受けるのはもちろんのこと、「滑舌の衰え」「食べこぼし」「わずかのむせ」「噛めない食品が増える」などのささいな口腔機能の低下を軽視しないことが大切です。このわずかな口の衰えは、身体の衰えと大きくかかわっています。
日本歯科医師会は、「8020運動」に加え、ここにオーラル・フレイルの予防という新たな考え方を示し、健康長寿をサポートしてまいります・・とあります。
これからもこのブログで、お口の中に定まらず、皆さんのおからだ全体にお役に立つ情報をご案内していきたいと思います。
今日は本当に春らしい暑いくらいの陽気となりました。まだ4月ですが、紫外線は相当強いようです。外に出るときには、サングラス・帽子などで予防いただき、いつでも取れる水分も携帯ください。
そうそう近所の内科の先生から伺ったことですが、「モーラステープ」というパップ剤張った方が、日光を浴びて湿疹出る方が散見されてるようです。日光疹の既往なくともご注意ください。
たばこを吸っているお父さん、待ってます!
朝小サマースクール2017・がんとたばこ健康教室 ☆小学生親子
25組50名様ご招待
8月5日(土) 14:00~15:00
昭和女子大学 東京都世田谷区太子堂1-7-57
講演内容・山王病院副院長 奥仲哲弥先生
「親子でたばこについて考える」
対象・小学生の親子
お申込み方法・(締切 7月3日)
FAXにて下記の通りお申し込みください。
郵便番号・住所・電話番号・講演名「親子でたばこについて考える」
参加者の氏名と学年と人数を明記の上
朝小サマースクール係 FAX 03-3545-0978
協力 ヤンセンファーマー(株)
公益財団法人 日本対がん協会 03-5218-4771
プロフェッショナル・カンブリア宮殿で皆様に「予防の大切さ」をお話しした酒田の日吉歯科・熊谷崇先生に出会って来、1998年から唾液検査(サリバテスト)も優に1500を超える実践例となってきました。医科の血液検査と同様にお口の中もリスク検査をせずに来たことが不思議なくらいです。血液検査して糖尿の数値・肝臓の数値・血液の内容・腎臓の数値・等々わかるからこそ診断がつくのに、歯科では「見た目」で判断され(虫歯だと・・簡単に・・)すぐ処置ということになるのが通常でした。
熊谷先生に出会って、虫歯・歯周病が感染症であり、その成り立ちをはっきりと知って、「皆さまにお知らせしなければ・・」という思いに至り、1998年からご自身のお口の中を知って頂く為に、そしてご自身でやれることはなさって”お口の健康を守って頂きたい”と検査を実施しています。この検査から虫歯のなりやすさ・なりにくさは元より、ご自分の食習慣・生活習慣を見直すきっかけにもなり、お口に始まって全身の健康維持につながる良いきっかけにもなっておられます。
今まで何も説明されずに、削っては詰めてきた部位を再び虫歯にしないためには、どうしたらよいのか・・の道しるべにもなります。ともかく、自分のお口の中の状況を知ることはひいては自分の全身の健康につながるのです。昨今のマスコミの過剰とも言える健康情報には正しい情報も数多く随分意識が変わってきました。”お口の中はお口の中だけにあらずして”。皆さんがご損の無いように医療機関は今わかってることを、きちんとお伝えしなけれななりません。
(画像のブツブツしたものが、お口の中の、虫歯に悪さする菌です・このほか大切な唾液の量・唾液の力等もわかります)
20分 血圧が下り始め、脈もゆったりに。
手足の温度が正常にもどり、血流がよみがえる
8時間 血液中の一酸化酸素が正常になり、酸素濃度が上昇し正常になる
24時間 心臓発作を起こす可能性が少なくなる
48時間 食べ物の味が良くわかるようになり、においにも敏感となる
2週~3か月 血行が良くなり、肺機能が改善する。歩行が楽になる
1~9か月 咳や息切れが改善する
10年 肺がんにかかる危険率が喫煙者の十分の一になる
(口腔がん・食道がんの危険率も低下する)
15年 心臓病にかかる危険率が吸ってない人とほぼ同じになる
アメリカの肺がん協会データーより抜粋
SGセンター薬剤師 中垣繁監修リーフレットより
瞬時にいいことがありますので、「いまさら~」と思わず、次の一本に火をつける前に
おいしいお茶(今は様々な種類のおいしいお茶がありますよ)やお水飲んで、ニコチンを
体から排出してください。そうこうしてるうちに、”脳の一日●●本分のニコチンがなくてもよくなり” 減煙から禁煙 と成功なさると思います。
決して吸ってる方の「意志が弱いのでタバコやめられない」ではありません。
脳がニコチンの量を記憶して依存してるだけです。
応援しますので頑張ってみてください。必ず禁煙できます!
先日受講してきた「医療面接」藤田菜穂子先生の院内報告がありました。他院のスタッフさんとロールプレイ交えてだったようで、大変勉強になったようです。知らなかったことも沢山あり、また「そういう見方も出来るのか・・」といった違う視点からの取りようも教えて頂いて、一段と患者さんとの応接・対応に学ぶこと多かったようです。歯科衛生士さん・助手さん・受付さんとそれぞれの悩みもあったようですが、問題を共有でき、同じ院内も立場によって微妙に違うことも少しわかったような気がしました。特に歯科衛生士さんは個室対応なので、息詰まることもあるでしょう。逆に受付さんは待合室がオープンなので、かえってプレッシャーもあるでしょう。開業して33年目ですと、患者さんとも長いお付き合いになってきていて、お歳を召されたりして、お年寄りなりの行き違いや、頑なさ(失礼!)も見えてきて苦労もあるようですが、みんなで状況を正しく共有することによって、随分と違ってくると思われます。藤田先生が出された本は一人一冊ずつ持って折に触れ読んでもらっていますが、実践はそれ以上に勉強になったようでした。藤田先生ありがとうございました。明日からの力を頂きました。
思いっきり生きよう!と大口開けた奥様方が(年配者)が、ナーんとジェットコースターに乗って歯を見せています。
ナレーションは 「上方向も・下方向もOK!」ってどうゆう意味!?
アッそうかジェットコースターに乗っても、上の義歯も下の義歯も落ちないってこと!? ジェットコースターのせいでなく、義歯が合ってないんじゃないの?と思った私。だいいちこの方々ジェットコースターに乗るかしら・・。歯をむき出しにしてもポリグリップ使ってれば元気?と言う意味? よくわかんないけれど・・。
ポリグリップの宣伝にしてやられました(笑)