正直、ゴルゴ松本という名を知りませんでしたし、お顔を見れば「アッあの人」と言った感じでした。そのゴルゴさんがすばらしい活動中です。お笑いの方が少年院など慰問されたリはきいておりましたが、なんと「命の授業」をする、しかも少年たちがメモをとるんだそうです。昔はごみをポイ捨てするようなゴルゴさんだったとか。何があったんでしょうか?有名な山形の上杉鷹山(為せば成るなさねばならぬ・・)や熊谷商業野球部の佐藤先生の「やればできる」に触発されたとのことです。
受け売りですが、書いてみます
・「苦」「困」「災」に「難」が加わると「苦難」「困難」「災難」となり、こういうことがおきると不幸だと考える。
「難」がない人生を「無難」という。無難な人生なんてありえない。
だから「難」がある人生を「有」「難」と書いて「有難」しという。
・「吐く」という字は口にプラスマイナス。マイナスなことを履かねば夢は叶う。だから
口にプラスで「叶う」
・「幸」せでも何かが欠けると「辛」くなる
 「辛」くとも何かが加われば「幸」いになる
・「命」という字は人を一叩き。
 寝ててもどんな時でも叩きつづける心臓。心臓の一叩きの連続が「命」
 その命を命がけで産んだお母さん、女性です。「命」の始まりは「女」
 「女」が「台」となって「始」まりとなる。女の人を粗末にしたらダメだよ。
ここ(少年院)から出たら、命をつなげる・広げることを大切にしてほしい・・と。
最近訪問した赤城少年院は、小中学校生の初等少年院だそうです(13歳から15歳)暴力でしか表現できず、どうやって生きていいのかさえわからず、愛情感じたこともないそうですが、このゴルゴさんの授業には、必死にメモ取ったりするそうです。
ゴルゴさん曰く、この漢字の説明”こじつけ”かもしれないけど、こっちを向いて聴いてくれる。この活動続けていきたいと話しています。ゴルゴさんの気持ちに少年たちの心が動くのでしょうね。私も、とても新鮮で勉強になりました。

     


























三寒四温の中にも陽ざしは随分と春めいてきました。4番診療室の額も「ぜんまい」の春らしいものに変えました。患者さんでプロのカメラマンさんの作品です。親子のように2本のぜんまいが向き合って、何とも力強くも可愛らしい自然の姿。そろそろ山菜がお店に並び始めました。今日は3月11日。あの日から4年がたち様々なレポートが各地から流れています。被災されても、未だ仮設に住まわれても、強く生きられている東北の方々に、そのお気持ち察するに余りあり、振り返って自分のやんごとない日々に感謝をするものです。それぞれに沢山の思いを胸に、ようやく前を向けるようになりましたとおっしゃる被災された皆様の、ご健康と幸多かれと祈るばかりです。今日もメンテナンスの個室の窓に、明るく陽ざしが注いできました。毎日いろんなことがありますけれど、家で朝ごはんが頂け、あったかいお布団に寝られる幸せ。ああだのこうだの言い合える家族や仲間・友人。かけがえない日々に感謝をしつつ、今日もお役に立つ時間が過ごせれば幸いです。東北の皆さま、おからだ大切にお元気にお過ごしください。日本中・世界中のみんなが応援団です。応援させて頂けることも有難い幸せなんですね。もうそこまで春が来ていますよ。もう少しもう少しです。



院内の飾りも、男の子のお節句になりました。毎年金太郎さんが鯉にまたがったのは人気です。
