当院のスタッフの暗黙の条件?は食・食べることに興味・関心もってよく食べる人(笑)ですが、前回の「鰈のカレー」にはびっくり。このお土産大胆な発想と実に郷土色豊かで最高ですね。お土産に頂いてびっくりした気持ちが伝わってきました。
私も食べてみたかったナァ。 ”華麗”で”加齢”の私、つばごっくんでした!
鰈のカレー
世界初!水陸両用スーツ!
持ってたら便利って!エェッて感じのニュース。皆さんどう思われますか?
売りは「サーフィンしてそのまま会社へ」です。持ってたら便利って!?なんでェ?
要するにサーフィンするときに、スーツのまましても活動性に問題なく、サーフィンしてそのまま会社に行けるというものですが、そんなこと望む人いるんでしょうか?実際そのスーツ着てみたアナウンサーが、ネクタイにスーツ姿で、なんとお風呂に入ってみたりシャワー浴びてそのまま出勤を試していました。何なの!?テロップには、飲んで帰ってもそのまま寝ちゃって遅刻するより、スーツのままシャワー浴びて、濡れたスーツで出勤OKですって。そんな人いるのかなぁ。しかもこのスーツ・ネクタイ・シャツ全部で
32万4000円!!持ってたら便利って思いますか?不思議な世界のお話しでした。
イチゴができました~(*^_^*)
サイクリング
フムス!?
ちっとも知りませんでした。フムスなる食べ物。
随分前から流行っていたらしいですが、知らなんだー!
今朝TVで見て、うん?これはポレンタ?と思ったら、まったく違って「ひよこ豆」のペースㇳでした。ひよこ豆だって珍しいのに、ヘーッ!ペーストにして?イスラエルのお料理だそうですが、見た目はマッシュポテトでした。
ピタパンなどにつけて食べるそうです。
お豆なので、タンパク質多く、食物繊維たっぷり、ミネラル分も多いそうです。魅力的ですね。ひよこ豆を茹でて、ニンニクみじん・塩コショウ・練りごま(ピーナツバター)ひよこ豆のゆで汁を全部一緒にフードプロセッサーでペースト状にして、頂くそうです。
一種のサラダとのことですが、栄養分見たら何ともよさそうです。既に代官山のお店などでは、味付けしてグラム単位でお惣菜として、女性に人気とのこと。
ちなみに私の好きな「ポレンタ」は、トウモロコシ粉で作ったやはりペースト状のものですが、こちらはトウモロコシの甘味で、お肉料理とかの付け合わせにぴったりです。こちらも簡単で、トウモロコシ粉に水と塩を入れて練りあげるだけ。水を牛乳にかえれば、濃ます。練り具合はお好みで・・。
お休みの日にでも「フムス」トライしてみようっと!
重森三玲 作庭家
知らないことを知るっというのは、実に愉快です。
先日の日曜美術館見て。心底そう思いました。
もう既に知る人ぞ知るの、重森三玲さん。各界にもファンが多いようでこの日もジャズミュージシャンの菊池さん、作家の高橋源一郎さんが思いを語りました。
京都の重森さんの庭園美術館はじめ、東福寺の作品などが次々と紹介されましたが
全く初めての私はともかくびっくり! なんてカッコいいの! なんてモダン!
市松模様の唐紙
東福寺の稲妻模様の竹垣
派手で笑っちゃうほどの石の庭
最近エッジが効いてる、立ってると言いますが、こういうことを言うのかもしれません。
劇場空間のような枯山水
三玲79歳最後の庭・上古の庭は高橋源一郎をして「テーマパークみたい!」
古いものほど簡略化して、「永遠のモダン」を作り上げるのが芸術・・と。石に始まり石に終わる。石と話が出来るまで仕事はできないと、三玲は言っていたそうです。
これから梅雨に入りますが、京都のお庭は、きっと「苔」が美しい季節でしょう。訪ねたくなりました。
プロ・郷ひろみさん
ザ・カバーズ。リリーフランキーの絶妙な司会もあって、時間合えば見る番組ですが、昨晩は「郷ひろみ」時間来るのが待ちどおしかったです。
郷ひろみさんももう60歳!! 100枚目のシングル出されたそうです。「60歳になられていかがですか?」の質問に。「50歳から10年準備してきたので、これから始まりかな?」とさりげなく。未だ肉体を奮い立たせているんですよ!とプロのお答えでした。その言葉を地で行くように、ビックバンドバックに、歌う・踊る。郷ひろみさんはいい加減ということがありません。だからと言って、精一杯頑張ってるという風情でもありません。あくまでも軽やかに・楽しんで。だから大好きです。カメラが振っていくと、ビックバンドの誰もが楽しんで、実に喜んで演奏しています。聴く者にとって、これはすばらしいジョイントでした。一曲目は、「サマータイム」しっとりと伸びのある声で、転調しても高い声があんなに伸びやかに、気持ちいいほどです。ストイックな郷さんは、体つくりも怠りなく、きっちりスーツを着て軽やかに踊ります。
いつぞや郷さんの本好きをブログに書きましたが、このように曲をカバーするときも、日ごろの読書が曲や歌詞の理解に役立っているのでしょう。美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」は圧巻でした。1967年のジャッキー吉川とブルコメの名曲ですが、ひばりさんにとても可愛がっていただいた・・と言う郷さんは、「知ってる方だけに、ひばりさんに敬意を払いながら、オリジナリティも出して歌いたい」と熱唱でした。バンドもノリにノッテ
郷ひろみの真っ赤な太陽でした。
そうそう、一日4回歯みがきするんですって!
それは、朝・昼食後、ディナー前と寝る前だそうです。一回10分ほどかけて丁寧になさるんだそうです。清潔でスタイリッシュ、カッコいい郷ひろみさん。伸びのある強いあの声は、トレーニングの賜物と思われました。プロ・郷ひろみさんです。
シャガールとリッチモンドパーク
折り紙
メンテナンスに見えた小学生の女の子が、こんなステキな折り紙作ってきてくれました。もじもじ恥ずかしそうに差し出すのもいつものお嬢さんです。
とっても手が込んでいて、歯ブラシとフッ素のペースとがグッドデザイン。わかりやすく赤いマットの上で撮影しました。今はパウダールームに飾らせて頂いてます。以前は院長先生にビーズのネックレスだったりでしたが、こうして具体的な歯ブラシなどを作ってくれるようになり、成長ぶりが伺えて今後もますます楽しみなお嬢さんです。
ボンちゃんが来た!
山形のお野菜達
クイズダービー
大橋巨泉さん。アァあの黒縁メガネの?とすぐ思い出される方も多いのではないでしょうか?言葉の達人・プロデューサーとして、又競馬予想など数々の才能を発揮して、とにかくおもろい方です。このところ体調崩されながらも、辛い闘病生活乗り越え、昨夜金スマにお出になりました。声にも張りがあって、お痩せになったものの、「はっぱふみふみ」と言いだしそうな懐かしい声に感激。いろいろご苦労語られたあと、なんと「クイズダービー」が再現されました。どんな面子?と見れば、当時の竹下景子さんはそのまま。あの「はらたいらさん」の代わりはこの人しかないでしょ!と巨泉のたっての頼みで、「やくみつるさん」バッチリです。学習院の教授・篠沢先生にかわって、野村監督にはご愛嬌でしたが、素直な?回答ぶりが光ってました。回答者にたがわず、巨泉さんの番組進行の巧さ!スピード感。珍解答へのフォロー。大人の司会者ってこうだったんだった!と感じ入りました。また、「笑うセールスマン」の喪黒福造が巨泉さんがモデルだったと明かされ、当時の10分の番組がノーカットで放送され、アナログ映像の美しさに圧倒されました。当時の生活ぶりが如実に伝わって、目が釘付けになった方も多いことでしょう。クイズダービー再現番組終了の音楽鳴って、パッと走って正面カメラに向かい、ピッタリ時間合わせする見事さ。「また来週!」と思わず言ってしまった80歳の巨泉さん。本当に来週も見たくなりました。
いいお話し
今帰られたメンテナンスの女性。学生時代からですからもう、何年になるでしょうか?
お母さんに連れられて初めていらした時のことを思い出します。その女性も結婚なさり、お母様は2年前辛い闘病の後なくなりました。足がパンパンに腫れてまで、お口のケアに最後にいらした時のことをついこの間のように思い出します。診療後お迎えの車までお送りに行きましたら、車の中で待っていた大きな真っ黒のラブラドールがその方に飛びついて、「待ってたよ」と大喜びでした。今日娘さんいらして帰り際、早くも3回忌とのこと。先日お父さんが郷里・九州に帰られた時も、亡き奥様が可愛がっていたラブラドール11歳を連れてらしたそうです。お嬢さんが旅の無事を祈ってお仏壇を見たら、なんとお母さんのお位牌も持って旅に出られたとか。両親の情感じてびっくりしちゃった・・と笑って帰られました。青葉が目に沁みるよい季節。ご両親が幾度となく目にされたこの季節をご一緒されたいと思われたのでしょう。いいお話しを伺いました。
外を見れば、当院の大きな窓からも、駅前の樹木の青葉が、気持ちよさそうに風に揺れています。皆さまとの関わりの中で仕事が出来ますことを有難く思っております。
♪マシュケナダ♪
BSに見つけたマシュケナダの文字。うっそー!絶対見なきゃ!
オバオバオバ♪♪
画面に映ったのは私も持っていた、グリーンのレコードジャケット。セルジオメンデスとブラジル’66でした。女性ボーカル二人が写った忘れもしないアルバムです。マシュケナダの全曲が何度も流れました。我が母校では、当時のハワイアンのグループがすぐこのブラジル’66を真似てボサノバに転向しました。カッコいい人があふれていた青春。
画面には引き続き、ゲッツ・ジルベルトの「イパネマの娘」も流れ、デイ・トリッパ-、
恋の面影と懐かしい曲がオンパレードでした。セルジオメンデスが大変お元気で、当時のいきさつを楽しそうに説明しました。途中、ブラジル’65の時のワンダ(女性ボーカル)が、ある日突然セルジオと出会い、マシュケナダを歌うことになったと話し、当時のワンノート・サンバも流れ、嬉しくて思わず鼻歌歌ってしまいました。
ロックでもフォークでもない、ブラジルの多様性に富む音楽は、洗練されたリズムと美しいメロディで一瞬にして人々を魅了しました。「コンスタント・レイン」「ジョーカー」次々とステキな曲が流れました。至福の時間とはこのことです。
あの頃は、みんながボサノバに夢中。オスカー・ピーターソンのピアノも、エラフィッツ
ジェラルドも、日本ではザ・ピーナッツも歌いました。
マシュケナダ・セデミハキュケルバ・サンバ・コソサンバエスターニマート・オキュケロウエサンバ・・??かなりいい加減ですが真似して歌っていた、メチャクチャな歌詞が、口をついてて出て、オバオバオバ・・と興奮しました。わが青春を虜にしたセルジオメンデスとブラジル’66.土曜日とか日曜日の再放送が望まれます。きっと日本中の団塊の世代が、オバオバオバ♪♪でしょう
最近ひょんなお店でボサノバがBGMで流れています。若い方もブラジル’66の音楽聴いたらきっと気にいるはず。ぜひお店で試聴下さい。きっとはまります♪
ゴージャス
うっとり。
芍薬の花束 ゴージャスです
白銀比
世の中知らない事ばかりですが、黄金比ならぬ「白銀比」というのがあるそうで、無知な私はびっくり。代表が法隆寺の屋根だそうです。”大和比”ともいうそうです。
わかりやすいところで、ゆるきゃらの「ぐんま君」「ねばーる君」「こいっしー」がこの白銀比だそうです?よくわかりませんねェ。もっとわかりやすいのは、赤くて四角い郵便ポストですって。だからってどうでもいいことだったかも?
夏のような暑い日が一転して、今日は梅雨のようなうっとおしさ。この時期口内炎やヘルペスなど出やすいようです。新学期や年度初めのお疲れも出る頃ですので、カラフルなお野菜食べたり、焼き肉もいいんじゃないでしょうか。タンパク質積極的にとって、夏に向かうこの時期を乗り切りましょう。雨に濡れて、紫陽花のつぼみが膨らみ始め、家々の垣根のバラが見事に咲いています。
よい週末を。アレっ!題名は白銀比でした(笑)
みんな一斉に
ハッピーターンに
みんな大好きハッピーターンに、ハート型が一個たまーに入ってるんですって。たまーになのに、一袋にハートが二つ!も入っていたと、ちゃんと取っておいた男性がTVに出てました。「それで何かいいことありましたか?」「別にありません。ハート二つあっただけでハッピーで」と男性。ハッピーターンの会社も”ハート型”企画してよかったですね。双方嬉しいんですから・・。めでたしめでたし。
お誕生日は何度来ても嬉しいです! !
クレマチス
カサゴ
久しぶり、葉山の魚佐にお邪魔しました。あまりの人気店で、夕方は四時半から。待つの覚悟で5時前行って名前を書き、初夏の海風に吹かれながら、長椅子で待つのもいいもんです。近所の猫が魚のおこぼれ貰って駐車場で背中向けて食べ、空を見ればトンビが仲間と旋回中。いいなぁこんな日も!と微睡んでると、「久しぶりです。カサゴ入ってますよ。唐揚げします?」と魚佐の仲良し兄さんの声。「もっちろん!それ目当てに来たんだから」と、席に着くなり、鬼カサゴとカサゴ一匹ずつ登場。ウーン素晴らしい姿。完璧!パチリ!ここは揚げ方が上手で中までカリッカリです。手づかみですっかり平らげました。海辺だからこそのご馳走。お店の心意気も魅力的です。 美味しかったこと。背びれのトゲ以外はぜーんぶ頂きました。三日分のカルシウム取りました(笑)、間に見えるのは新筍と新わかめの酢味噌和えです。うーん。満足満足。目もとろけてますよ。
掘り出し物
一年くらい前にも書かせていただきましたが、今又、この言葉に注目です
serendipity セレンディピティ
思わぬ幸運に出会える能力 だそうです
辞書引いてみると、「掘り出しものを見つける才能・掘り出し上手」とあります
あちこちでお花が咲き、樹の新芽も美しい季節。思わぬ幸運に出会えそうな季節ですね。
なんだかワクワクしませんか?
咲きましたよ!
朝起きてびっくり! アマリリス咲きました!しかもゴージャスな色。白なのにグリーンが入って、しかも赤い筋の柄入り。ステキです。とても大きくて、赤ちゃんの頭くらいありそう。長持ちするといいなぁ。嬉しくて朝からウキウキ。思いがけずに咲いてくれるので、お花ってスゴイですね。ありがとうさん。
お猿さんの名前!?
1000匹以上の二ホンザルが生息する高崎山自然動物園で、赤ちゃんザルに「シャーロット」とつい先日お生まれになった英王室の王女と同じ名前を付けたとして、批判が殺到し、園がお詫びする騒動になっているようです。名前は公募でつけ、7日園は撤回も含めて協議するも結論出ずとのこと。公募で最多の59通だったので名付けたようです。
園に寄せられた550通の意見の大半は「失礼だ」という趣旨で、8日以降、英国大使館に意見を求め、市長とも協議して対応決めるとのことです。
一連の騒動は、英BBCでも報じられ、波紋が広がっているものの、7日に園には「失礼には当たらないのでは」との声も増えているようだと報じています。
英紙タイムズの東京支局長は「英国人の多くは王室への愛情を持っているが、動物に同じ名前を付けることに過敏に反応することはないだろう。シャーロット王女も、大きくなって高崎山を訪れたら喜ぶと思う。一部の日本人は、高貴な人に対する尊敬の念が、英国人よりすごく強いのかもしれないと」と話してるそうです。ニュースによると、実際、今までにも英国では、他の動物に王室の方の名前を付けた例もあり、違和感なく、かえって親しみ持って接してるとのことでした。
出産を待ちかねて、国旗柄の帽子をかぶったりウエア来たりして病院そばに座り込む市民に、コーヒーとパンの差し入れを王室がなさったり、出産後、王子がご自分で車を運転してベビーをのせて帰られる開かれた英王室。格式を重んじる我が国。どちらがイイの悪いのでなく、文化と皇族・王室への距離感の差と受け止めました。もし猿でなく「こうのとり」だったらよかったでしょうか?現在英国に住む知り合いから送られてきた、のんびりした風景の写真と、鹿と人間が一緒に写っている写真を見ながら、「シャーロット」というお猿さんも元気に育って、いずれ英国のシャーロット王女が、高崎山を訪問されたらどんなにステキだろうなぁと思いました。「おおらか」「余裕」という言葉が頭をよぎります。
この記事アップする朝、高崎山のお猿さんの名前、「シャーロット」で落ち着いたとの報道ありました。なんだかよかったと思いました。
「命の授業」 ゴルゴ松本編
正直、ゴルゴ松本という名を知りませんでしたし、お顔を見れば「アッあの人」と言った感じでした。そのゴルゴさんがすばらしい活動中です。お笑いの方が少年院など慰問されたリはきいておりましたが、なんと「命の授業」をする、しかも少年たちがメモをとるんだそうです。昔はごみをポイ捨てするようなゴルゴさんだったとか。何があったんでしょうか?有名な山形の上杉鷹山(為せば成るなさねばならぬ・・)や熊谷商業野球部の佐藤先生の「やればできる」に触発されたとのことです。
受け売りですが、書いてみます
・「苦」「困」「災」に「難」が加わると「苦難」「困難」「災難」となり、こういうことがおきると不幸だと考える。
「難」がない人生を「無難」という。無難な人生なんてありえない。
だから「難」がある人生を「有」「難」と書いて「有難」しという。
・「吐く」という字は口にプラスマイナス。マイナスなことを履かねば夢は叶う。だから
口にプラスで「叶う」
・「幸」せでも何かが欠けると「辛」くなる
「辛」くとも何かが加われば「幸」いになる
・「命」という字は人を一叩き。
寝ててもどんな時でも叩きつづける心臓。心臓の一叩きの連続が「命」
その命を命がけで産んだお母さん、女性です。「命」の始まりは「女」
「女」が「台」となって「始」まりとなる。女の人を粗末にしたらダメだよ。
ここ(少年院)から出たら、命をつなげる・広げることを大切にしてほしい・・と。
最近訪問した赤城少年院は、小中学校生の初等少年院だそうです(13歳から15歳)暴力でしか表現できず、どうやって生きていいのかさえわからず、愛情感じたこともないそうですが、このゴルゴさんの授業には、必死にメモ取ったりするそうです。
ゴルゴさん曰く、この漢字の説明”こじつけ”かもしれないけど、こっちを向いて聴いてくれる。この活動続けていきたいと話しています。ゴルゴさんの気持ちに少年たちの心が動くのでしょうね。私も、とても新鮮で勉強になりました。
ふーくらんだ膨らんだ!
足利の藤の花
ご存じ足利フラワーパークの藤の花。見た方も多いと思いますが、「世界が息を呑んだ美しさ」として2014年CNNが選ぶ「世界の夢の旅行先9か所」に日本で唯一選ばれました。何を隠そう私の生まれ故郷なので、嬉しい限りです。この足利フラワーパークは
私の小さい頃は「早川農園」と言って遠足とかで行きました。
いま有名な大藤は樹齢150年にも及ぶ藤棚で、ここまでになるには、ある一人の女性の活躍がありました。彼女はいつもピンセットを持ち、一匹の害虫見つければすぐさま対応する凄い人と聞いていました。
先日のカンブリア宮殿では、その「塚本こなみせんせい」の特集で、現在は静岡フラワーパークの理事長となり、足利には時々のようです。
先日の放送見た方は、塚本さんのきっぱりした妥協のない姿勢にびっくりなさると同時に
スゴイ経営感覚と思ったのではないでしょうか?実際私も聞いてはいたものの、そのお人柄にいっぺんで魅了されました。最近の海外のコンサル本・マーケティング論などより単純にわかりやすかったです。彼女いう「感動分岐点」という言葉。
そこそこ美しいではダメ。絶対美しい!でないと。
いろいろ取り揃えてあってもさぁ。何もないのと同じ。これって一つ何かなければ。
「お客さまの立場になって!」と精一杯最大限やってる?
自分が夢中にならずして伝わると思う?
自分も人も感動すれば、生き甲斐になるよ。
文句はやることやってから言って。
遠回しにに言ってもダメ。直球で言わないとね。(樹齢150年の藤の樹を移植する時、塚元さん44歳だったそうで、仕事してくれる職人さん達50歳・60歳のバリバリの腕に覚えのある職人さんたちばかり)その方達を前に「私の言うこと聞いて下さい。そして良い結果出れば、皆さんのお力。悪い結果なら私が責任取ります・・と言ったそうです。そして
仕事は結果を出すこと!と言いきられました。
この大胆とも取れる塚元さんの言葉に、村上龍は「これってほぼ経営者のいうことばかりですよ」と半ば笑いながら楽しそうにコメントしてました。
「そうですか?」とほほ笑む塚元さんの背筋がしゃんと伸びて、言葉のきれいなお口元に
確固たる信念を感じました。
この時期おおぜいが殺到する足利の藤の花に、こんな素敵な樹木医さんがいらしたなんて
樹木や草花にあふれる愛情を持ちながら、きっぱりした信念お持ちでいながら、ちっとも嫌味でない塚元さんに「拍手」送りたくなりました。ゴールデンウイークはメチャ混みだったようです。まだまだ大丈夫ですので、ゆっくりフラワーパークを訪ねたいと思います。皆様も新緑を抜けて、フラワーパークに足を運ばれてみませんか?きっと藤の花だけでなく、自然の美しさに感動なさると思います。ぜひお出かけください。これからは池の睡蓮も見ごろになります。ぜひどうぞ。
「忘れはしないいつまでも」
ザ・ワイルドワンズの加瀬さん。20日になくなって早一週間。慶應の後輩にあたるコラムニストの泉麻人さんが「実にお洒落な先輩でした」と。他のグループに比べ、「品を追求された」と。そうしてグループサウンズ(GS)を「より明快にして世に浸透させた」とその洒脱さも述べておられます。又音楽評論家の湯川れい子さんは、「ともかくおだやかな人だった」「怒った顔を見たことがない。人との間にヒエラルキーをつくらず、そこが魅力的でした」と。それまでのバンドやグループが縦社会だったのを、バンド=仲間という横並びにして、とても新鮮でさわやかでした。また人の魅力を引き出すのも巧みで、その手腕は沢田研二の歌の作曲やプロデュースに生かされたと。ビートルズのポールが来日した日に旅立った加瀬さんが、会場のどこかで聴いていた気がします・・ともおっしゃっておられます。
思い出の渚の「忘れはしないいつまでも」の言葉通り、残ったワイルドワンズのメンバーは「加瀬さんのレガシー(遺産)を引き継ぐ」と宣言したそうです。(週刊朝日より)
私も頂いたご本「ビートルズのおかげです」をパラパラめくっています。もう一度
加瀬さんのギターで聴きたかった「思い出の渚」。忘れはしないいつまでも。
いよいよジェット機!
ご覧になりましたか?HONDAのジェット機!
創業者本田宗一郎さんの夢が詰まった飛行機がいよいよ世界に羽ばたきます。
中央歯科のある朝霞市には昔「無限」があり、隣の和光市はHONDAの本拠地。ホンダさんの各部署の方が、長くメンテナンスに来院頂いている当院は、少なからずご縁を感じています。とはいえ皆さん守秘義務でほとんどお仕事のことはおっしゃいません。ですけれどそれぞれに世界を股にかけてのご活躍。海外にいらしても、ご帰国の度にメンテナンスにいらっしゃる方もあり、ご理解下さって嬉しく思います。
さて、このジェット機。テレビのご案内で見る限り、素人目にもいかにも日本人らしい心配りがあちこちにあって、これは人気に違いないと見てるだけで嬉しくなりました。というのも藤野社長とおっしゃる方のまことにソフトな印象。この道に入って30年アメリカで家族と共に歩んでいらしたとか。
このHONDAのジェット機。なんとエンジンが主翼の上にのってるという、いわば常識外れの上、今までにない技術を盛り込みエンジンも自社開発とのこと。宗一郎さんも感無量でしょう。時速は778㌔このクラスで最高とのことです。
日本人らしい心配りと言ったのは、大柄な海外の方が座っても足がぶつからないようにとの「ゆとり」の配慮に加え、トイレを完全な個室にしてプライバシー確保し、「トイレを
hesitate(ためらう・我慢する)しないで済むよう」デザインしたとおっしゃったことです。
小型機市場で、今までにない技術を盛り込んで、今までない価値を!とおっしゃる藤野社長の心意気に石川県の精密部品会社も、息に燃えて張り切ってるようでした。
当院ご来院の違う部署の社員さんも、いつになく嬉しいそうで、「創業者の夢でしたから・・」とおっしゃる嬉しそうな顔に、ホンダイズムを見ました。嬉しい日でした。
健さんとコーヒー
高倉健さんが亡くなって、季節もかわり桜も散って、初夏のようです。先日の新聞に見覚えあるコーヒーの名が。京都のイノダコーヒー。今でこそ、大丸?の中に入ったり、物産展などで買えますが、昔は京都に行かなければ買えなかったようで、院長は大学時代車でわざわざ買いにいってたようです(笑)。新聞で、健さんはイノダオリジナルの赤缶≪アラビアの真珠」というのを、お砂糖なし、ミルクたっぷりで召し上がるのがお好みだったと出ておりました。記事を読んで、なんだか身近に感じました。美味しそうに黙って召し上がった後、「美味しかったです!」とだけ仰って静かに帰られるのが常でらしたとか。連休中、こんなことを思い浮かべながら、アラビアの真珠ゆっくり楽しみたいと思います。健さんとイノダコーヒー。静かに味わう健さんのお顔とお人柄が浮かぶコーヒーの香りがするような記事でした。
私の夕飯
こんなステキな!
ジャズの歴史 (前田憲男 編)
時間さえ合えば、必ず見る「題名のない音楽家」ですが、12日は冒頭にエリック・ミヤシロさんが出たので、これは外せないと、その日の予定をずらしてみました。エリックさんはトランぺッターで、そのすばらしさは言葉では言い表せません。ずーっと前ブログにも書かせて頂き、ハワイの海でイルカに助けられた話は有名です。その立派な体格と黒のヘアバンド。繊細かつダイナミックな音色は、一度聴いたら虜になります。この日は彼率いるスーパーバンドが演奏でした。
案内役は、これも先日雪村いずみさんとのジョイントコンサートでブログに書きました80歳になられる前田憲男さん。いつもの袖口フリルのブラックスーツでニコニコと。
前田さんによるジャズの歴史をかいつまんで書いてみます。
①もともとダンス音楽でした
②ストリート音楽となり、その担い手の黒人たちが不況で失業するようになり
③ディキシーランド・スタイルとなりました。プロもびっくりのこのスタイルの楽しさに、ベニーグッドマンとかが現れたようです。
④その後、グレンミラースタイルとなりました
今のビックバンドの標準で、12人から16人になり、お客様の踊りの音楽ダンスバンドとして、スイングに飽きた人々がジャムセッションを楽しむようになりました。。
⑤ラテンリズムのコンボが出てきました。 ダンス音楽として人気ですね
⑥ビーパップスタイル
オリンピックじゃないけど(前田さん弁)より高くより複雑に・・
⑦ウエストコーストジャズ(アメリカ西海岸)
太陽を浴びて、軽やかに。ニューヨークのドロドロジャズは似合わない
⑧モード(旋法)! コードよりモード
マイルスデビス・ジョンコルトレーンに代表されます
⑨ヒュージョンスタイル
木からエレキへ楽器の改良、ロックンロールの影響もあり、ロックとファンクの融合となった
⑩フリージャズ
あらゆる制約を取り払って、文字通り自由に
(以上番組での聞きかじりで、大雑把な流れですので間違っているとこあれば失礼いたします)
・このような歴史的な説明があって、名曲「枯葉」がそれぞれのスタイルで演奏されました。実感として曲を聞くことが出来とてもわかりやすかったし、当たり前かもしれませんが、エリックさんのスーパーバンドが、その都度自在に演奏され、指揮者佐渡裕さんもびっくりの ”前田憲男教授”の授業でした。
先日雪村いずみさんとのジョイントでも、演奏は元より前田憲男さんのその舞台上の間の取り方、ステキなウイットに、お歳召しても「カッコいいなぁ」と思ったことですが、ジャズやってる方は、他の楽器とセッションする中で培われる、やわらかさが絶妙でとてもステキです。ステキに歳を重ねられるって、やわらかくいることかもしれませんね。
そういえば
ジョイントって→つなぎ目・あわせめ・連合・合同
→自分のパートを歌いながら相手も尊重するっていう事ですものね
佐渡裕さんはクラシックの指揮者でありながら、懐深く(バーンスタインの影響もあって)+前田憲男さん+エリック・ミヤシロさん。これぞジョイントの最たるものでした。そして私達に感動を下さって、更にジョイントでした。ラッキーな朝でした!
見返り美人 続編・・
21日にアップしてくれた衛生士・神子島さんの画像。メガネなしで見た私。「ウン?ミル貝?」と思っちゃいました。先日スーパーのお魚売り場で、貝から思いっきり伸びてるミル貝見て、「おいしそうだなぁ」と思いながら買わなかったからです。食い意地張って何でも食べ物に見えちゃう私。アシカさんごめんね。美人さんのベストショットでした。
よく咲きますねぇ!
「よく咲きますねェ」しょっちゅう患者さんにこのようにお誉め頂きます。「どうしたら次々と咲くんですか?」ともお尋ねがあります。しいて言えば”根元に水を上げ過ぎない”ということでしょうか? お花から「お水ほしいよ~」のサイン感じたら、水を霧吹きします。たったそれだけです。すべてはおひさまのおかげです。
胡蝶蘭何回めでしょうか?また蕾がついて、桜の開花と同じ日に咲き始めました。売ってるのと違い、あっち向いたりこっち向いたりですが、一つ一つのお花の綺麗さは一緒です。かえってお花が力強くパキッとしてるように感じるのは気のせいでしょうか?お天道様に恵まれた当クリニック。窓際は早くも25を超え衛生士さんは暑いー!患者さんは暖かくて眠くなるわ!です。贅沢な悩みの当院です。
ヒラリー・ハーン
先日久しぶりTVでヒラリー・ハーンのバイオリン聴きました。すっかり貫禄のついた体の線バッチリのトルネードドレス。ちょっとドッキリでしたが、彼女はものともせず相変わらずのダイナミックさでした。
曲はバイオリンコンチェルトブラームスの2番。皆さまもお聴きになればあぁあの曲というおなじみのコンチェルトです。イギリス・フィルハーモニア管弦楽団で指揮はカッコいいサロネン。コンチェルトに先んじて、シベリウスの「トウオネラの白鳥」やりましたがオーボエのソロが光っていました。
ヒラリー・ハーンは十代から活躍していますが、いつだったかグラミー賞も取るなど、めざましい活躍です。私も初めて聴いた時、その研ぎ澄まされた音色と圧倒的な美しさ・力強さに驚きました。この日のブラームスは、ハーンの力強いところと細やかな感性のコンビネーションがオケとよくコミュニケーションして、聴いてるこちらにその対話が伝わり、楽しくなりました。主導権をハーンとオケが交互にやり取りし、それが相乗効果となってこちらに届きました。すばらしいブラームスでした。
バッハのパルティ―タ。無伴奏のハーンのバイオリンの音色が教会の高ーい窓から降り注ぐ光のように、のびやかで力強いアンコールでした。豊かな時間でした。
思い出の渚
君を見つけたこの渚に♪
一人たたずみ思い出す♪
小麦色した・・・ 加瀬邦彦さんがなくなりました。
夏の葉山で、白いコッパン履いた70歳の加瀬さん。「この御歳70歳が17歳のももクロと共演。カッコいいと思わない?いいでしょ!」とおっしゃったのを思い出します。縁あってお食事ご一緒しました。スマートな冗談沢山おっしゃってカッコいい先輩でした。
その後銀座のケネディハウスに友人と押しかけ、やんやのライブを楽しみました。全員ガンになって、ワイルドワンズじゃなくて、”ワイルドガンズ”だよ!と冗談飛ばした加瀬さん。ご立派な風情のちょっと年配の方が、背広姿で来店したかと思うと、ワイシャツの袖をまくってこぶしを振り上げノリノリの様子に、この空間は団塊世代のオアシス!と感動したものです。当院の患者さんにもケネディハウスの常連とおっしゃる方がいてびっくり。ワイルドワンズってカッコよかったもの!
「ビートルズのおかげです」という加瀬さんの本を頂いて帰ってきました。折りしもポールが来日中。ギター弾きながら加瀬さんの歌。もう一度「思い出の渚」聞きたかったです。残念です。
見返り美人
ふなっしー雑誌デビュー!
オファーの絶えないふなっし~ですが、いよいよ雑誌モデルデビュー!それも若い人向けのAnCan。なんと押切もえさんや、以前ブログでご紹介の高垣麗子さんとそうそうたるモデルさんと一緒。表紙を見ると、モデルさんと同じように、「ふなっしーにもウエストのくびれが!!」びっくり!です。
聞けば前日から”ウエストのくびれ”を作るべく、鏡の前でポージングの練習してたとか。ふなっし~ってこういう「ひたむきさ」が好き。人気の秘密です。ですので、押切もえさんも「がんばりやさんの梨(人)柄に刺激を受けた」と言ってらっしゃいます。半日に及ぶ撮影にも耐え大成功だったようで・・。
「顔の大きさは置いといて(笑)ふなっしーだってスタイルで負けてなかったなっしー」とダイエットした?ことを明かしたそうです。いつも一生懸命なふなっしーに現場もいい雰囲気だったとか。いろいろ勉強させられるふなっし~です。雑誌の紹介には
「美くびれに注目」!ですって。ふなっし~はやっぱりスゴイ!ひたむきです。
おにぎらず
おにぎりがこんなことになってるとは、全く知りませんでした。おにぎりは「握るからおにぎり」なんですが、握らないのです、だから ”おにぎらず”
私達世代は「おむすび」と言いました。両方の手にご飯をのせて結ぶように形を整えるからです。「おにぎらず」はその名のとうり握りません。でどうするかと言えば、一帖の
大きな海苔を広げ、ご飯を置き、好きな具を置いて折り紙のように畳むのです。その後
切り方によって、断面を楽しみながら頂くようです。つまりご飯のサンドイッチです。
最初はびっくりの私もやってみると実に実用的。おにぎりとは別物と思えば、それなりに
楽しめ便利です。本も出ているようですが、自分で工夫してみると意外といけます。この
おにぎらず。男の方の発案だとか。すばらしいですね。おにぎりの他におにぎらずもありです。楽しい・たのしい。
就活 プロフェッショナル
各界の達人が、若者に厳しくもあたたかい言葉を述べていました。
・自分を知る・・自分の気持ちの浮き沈みを知りなさい
・会社を知る・・周りがどう自分を評価するかを知って,ギャップを自覚しなさい
☆ローソンからサントリーに移った 新浪剛史さん
人と違うことをやりたい人を待ってます。でもね暴走はダメ。つまるところ礼儀正しい人・きちっとしてる人・時間を守る人。要するに人に助けてもらいやすい人になることだね。自分から考え、自分の言葉を持ち人を知ることのできる人。(すごくシンプルでわかりやすい説明をされました。当たり前をちゃんとやることでしょうか)
☆俺のイタリアン・・の坂本さん
自分の失敗を、他人にさらけ出せる人。こういう人には踏ん張る力があります。カッコつけててもダメですよ。
☆スジ屋(地下鉄のダイヤを作る人)半田さん
ベトナムにも行って、現地で特別指導している方だそうです。私にとって、共に働きたい人は「仕事をワクワクしながら挑める人」
どちらの方も、「漠然と仕事していても意味がない」と言いきられました。そして”より深く”自分を知っているか。アンてナ張って感性磨いているか”・・。
最後に ☆プロ野球の山本昌広さん49歳。選手として30年生き抜いてきたとおっしゃる山本さんは、「運」が自分に回ってくるように、常に準備しておけよ。見えないところで努力してれば、巡ってくるよ。その時すかさずキャッチできるように。
どなたの言葉にも、真摯なお気持ちと誠実さが感じられ、特別なことではないと感じました。日々大切に丁寧に生きることなんでしょうね。
今年入社した方は、ひょっとして今日初のお給料日ではないでしょうか?嬉しいですね。石の上にも三年。戸惑うことも多いでしょうが、頑張ってください。
み~んな最初はおんなじです。頑張れ!応援団はいっぱいいます。
マスターズ
先週末来、寒いしお天気悪いしで、体調崩されていませんか?
TVではマスターズの中継もあって、気が気ではなかったですね。なんと39年ぶりの完全優勝、ジョーダン・スピースと言いましたか、次世代のスターが現れました。なんといっても気持ちの強さを感じるスターです。タイガーウッズも40歳になって復活。それより何より、我が松山君5位!頑張りました。彼の何とも飄々と素直な中にも感じる、
まっすぐ見つめた眼差しがとっても若者らしくて良いです。一度は勝ったという優勝相手に自信もついたことでしょう。こうしてどんどん凄い相手と戦って共に成長していくんですね。これからを引っ張っていく人の予感がするマスターズでした。
「オシャレ」どんな意味?
4月となって、出勤途中にも、着慣れないスーツやヒールの若者を見るにつけ、「頑張ってよ」と声をかけたくなります。入学式でしょうか?お母様が早足で改札を抜け、パスネットの残金が足りないのか?引っかかってドギマギしている新入生の本人も居ました。これから荒波に出るんでしょう・・。新しい季節に新しい生活。活動の場をかえ、地方に移る人もあり、何もかも又新しく変わっていく季節。生きていくって、変っていく事ですね。そして自分も変わっていけるなら世界はいつも新しいのでしょう。「おしゃれ」も自分が変っていくことですが、そもそも「おしゃれ」ってどういう意味なんでしょう。
「しゃれる」の語源は「される=さらされる」という説があるそうです。”晒し木綿”は木綿を灰汁で煮て日光や雪の上でさらして白くしたもの。怖いですが”しゃれこうべ”といえば、風雨や日光にさらされて白骨になった頭と言う意味。時間の経過で余分なものがそぎ落とされて、本質的なものが立ち現れてくる。これが「さらされる」の意味だそうです。
先ほど書いたこの旅立ちの季節。地方から出て来た若者が一人で生活をはじめファッションに興味を持ったり流行を真似たりする。初めて人を愛し傷ついたりする。やがて就職し、たくさんの出会いを重ね世間にもまれていく。そうこうしているうちに、いつか無理に流行を追いかけるのでなく、自分らしいスタイルでよりよく生きたいと思うようになってくる。その時、人は「さらされて」きたわけで、だんだん余分なものが要らなくなり、素のままで格好いい。それが「しゃれる」と言う本来の意味のようです。経験や年齢を上手に重ねれば、人はもっと豊かに変っていける希望がありますよ。「さらされて美しくなる」わかるような気がするこんなことを、満開の桜が風に散る頃知りました。
お寿司屋さんで
地方へ出先の折、帰る電車まで時間があって、夕食には早いけれど・・とちょっとつまむつもりで駅前のお寿司屋さんに入りました。メニューの他に、黒板には今日のおすすめが・・。桜も咲いて時は春・・。見れば、金目鯛・カサゴ・さざえ・・と魅力的なものばかり。帰るまで4時間くらいかかるので、小腹入れるつもりで、まずはカサゴ・うーんさわやかな甘みと歯ごたえ、美しい白身。次どうしようかな?と大好きな赤貝飛び越して
ミル貝。甘―い。この独特の歯ざわりとピンクベージュのような色。この時期貝は抜群。
このまま食べてたら、お夕食がたべられなくなる・・と金目鯛。この時期お煮つけとかが有名だけど、生もスゴイ。しっかりした甘味、すごいなぁお魚のそれぞれの美味しさ!と感激していると、
20代と思しき男性二人来店。座るなり、左手にスマホ持ったまま「ネギトロ!」と二人同時に。エッ最初からっ?と余計なお世話根性たっぷりで思った私。おやつ代わりなんだろうか?と耳そばだてていると、「あとサーモン」最近は小さい子から大人までサーモン人気と聞きました。「あと手巻きでもう一回ネギトロ」えーっ!
相棒さんは「軍艦でネギトロ!」よくわかんないこの食べ方・・と思ってみてると、スマホは左手に握ってるので、右手で食べやすいものだけなのかなあと理解しました。すると
「マグロ!」と。
何をどう食べようと本人の自由でしょうが、私達団塊世代の常識?では巻物は最後の方で、白身のお魚とかから食べていくと、よりおいしいと習ったというより会得したように思います。また最近では、ネタによってお店側から「塩で召し上がってください」と言われることもしばしばですが、”食べ方を強制されるのは嫌だ!”という友人も多く、そう考えれば、ネギトロから食べていこうがどうしようが「カラスの勝手でしょ?(古-い)」かもしれませんね。ですけれど、食べる時くらい、スマホ置いて
お寿司を楽しんだら?と思うのは私だけでしょうか。お寿司を楽しむという感覚自体が無いのかも・・。
それを見ていたら、あと一つだけ何か食べたいと思い、黒板を熟考した結果、太刀魚にしようか?トリ貝にしようか迷い、貝好きの私はトリ貝で〆めました。
こんな様子を見ていたお店の大将が、「オコゼのから揚げ召し上がりますか?」と骨のから揚げを持ってきて下さり、感謝感激雨あられ!!咥えついて口の周りがくわんくわんに
なったのは言うまでもありません。旬のお寿司4~5個頂いて、コーヒーとケーキ位の値段でした。若い方がもう少し食べ物・特に季節の食べ物に興味と関心持って下さると嬉しいことです。この店は「寿司」を「鮨」と書くそうで、「魚が旨い」の意味なんですよとお茶のおかわり下さったおばちゃんが教えてくれました。素朴ないいお店でした。
しわのしわざって!
ヤダー!雪!
今朝方の雨?みぞれ!通勤大変じゃなかったですか?びっくりですね。桜も散りつつある4月も8日ですよ。寒いし・・。私は再びユニクロのコート引っ張り出し、主人はダッフルコート。「洗濯屋に出さないでよかったよな」本当です。散り始めた桜も、ドギマギしてるみたい・・。
HPインフォメーションに、昔の当院前の桜並木の写真載せましたが、あの桜が満開の時
大雪降ったことがあって、それはそれは幻想的でした。ピンクの桜がたわわに咲く中、大粒のぼたん雪だったんですから・・。2度目の経験、桜と雪です。
昨日と気温が10度も違うようですから、皆さま体調崩されないようになさって下さい。こういう時はあったかいもの召し上がって、からだの芯をひやさないように。お大事に。
若返りの秘訣
多くの人が、ある年齢にさしかかると、少なくとも10歳くらいは若く見えるようでありたいと願うようになり、髪を染め、しわを伸ばし、最新流行の服を身にまとい、少しでもその外見が若返るようにと、心を砕く。そうした努力の後、妙に軽快な足取りで近づいてきた日には、一瞬、どこぞの若者と思ってしまう。
ところが、それで何をするかと言えば、まず40年前の流行言葉でしゃべりだし、偏見と先入観いっぱいの頭は、石のようにカチカチで、芸術嗜好に至っては、ありきたりの月並で、話の引き合いに出てくるのは、とうの昔になくなっている俳優ばかり。現代の世の中には、まったくもって興味なし。外見には散々心を砕いても、内面はすでに死んでいる。40年前に、既に死んでしまったというわけだ。
残念ながら、たくさんの人々が、よく老いるということを、知らずにいる。60歳にもなって、若く見られたいなんて、ばかばかしにも程がある。若く見えなくても、建築家ル・コルビュジエのように、画家のティツィアーノのように、90歳になっても、活き活きとしていることはできるのに。
つまり、秘訣というのはね、どう若返るかということではなくて、いかに生き生きとし続けられるか、ということなんだ。
花吹雪の4月のある日に デザインの神様ムナーリの言葉より