重森三玲 作庭家

知らないことを知るっというのは、実に愉快です。
先日の日曜美術館見て。心底そう思いました。

もう既に知る人ぞ知るの、重森三玲さん。各界にもファンが多いようでこの日もジャズミュージシャンの菊池さん、作家の高橋源一郎さんが思いを語りました。

京都の重森さんの庭園美術館はじめ、東福寺の作品などが次々と紹介されましたが
全く初めての私はともかくびっくり! なんてカッコいいの! なんてモダン!

市松模様の唐紙
東福寺の稲妻模様の竹垣
派手で笑っちゃうほどの石の庭

最近エッジが効いてる、立ってると言いますが、こういうことを言うのかもしれません。
劇場空間のような枯山水
玲79歳最後の庭・上古の庭は高橋源一郎をして「テーマパークみたい!」

古いものほど簡略化して、「永遠のモダン」を作り上げるのが芸術・・と。石に始まり石に終わる。石と話が出来るまで仕事はできないと、三玲は言っていたそうです。

これから梅雨に入りますが、京都のお庭は、きっと「苔」が美しい季節でしょう。訪ねたくなりました。

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