ピチピチ球児

甲子園の接戦も日に日に佳境に入ってきました。番狂わせもあり、こればかりは

ドラマティックで誰にもわかりません。ところで現代の高校球児のユニフォーム

「ピチピチ」なの気づきましたか?ユニフォームのトレンドは時代によって変化するので

すが、近年は体のラインを強調する様にタイトなシルエットが好まれているようです。

太ももにピタッツと張り付いたパンツに、胸板や二の腕が目立つような小さめのシャ

ツ(上着)「フィットしている方が強そうに見えるじゃないですか?」と選手がコメント

してました。例えばサイズ的に「L」サイズでも着ているのは「S」のシャツと「L」の

のパンツだそうです。小柄なSサイズの選手もあえて「SS]サイズを着ることで体大き

く見えて気に入っているとのことです。ミズノによると、この流れは全国に広がっており

ユニフォームのSサイズとMサイズの売り上げが約20%伸びているそうです。以前は

ゆったりめが定番だったのが、マリナーズのイチロー選手がタイトなパンツをはいたとこ

ろあたりからと推測されているようです。一方で「ピチピチ反対派」もいて、ある監督は

「これが当校の伝統。守らなければいけないものがあると思う」と他校に比べゆったりラ

インのユニフォーム。

そこで高野連の「高校野球用具の使用制限」を見てみると、春夏の甲子園だけでなくいろ

いろ規定があることがわかりました。

・ユニフォームにつけるマークで認められるのは、校名、校章、都道府県名、地名それに

準ずるアルファベット表記のみ。アンダーソックスは白だけ、ベルトは黒または紺だけで

エナメルは不可。話題にしたピチピチかどうか?は規定に書いてないんですね!

・道具について、スパイクの表面は黒一色のみ、バットやグラブも黒や茶などと使える色

が限られている。メーカーの商標は表示できる場所や大きさが決められていて、グラブ

の場合、親指の付け根部分など一か所に限り「縦4センチ、横7センチ以内」まで認めら

れる。ヒャーッびっくり!

これほど細かい規則を設けているのはなぜなんでしょう。

これに答えて高野連。「高校野球は部活動で教育の一環。各校がユニフォームや道具で

過度に派手さを競うのを避けるため」と説明。特に甲子園は注目度が高いだけに、用具

メーカーの宣伝競争になるのを抑制する狙いもあるようです。

プロ野球では、かかとが隠れるくらい長いロングパンツをゆったりとはく選手も多いが

高校野球は「変形ズボンは使用できない」などの規定があるようです。帽子の上をへこま

せてかぶるなど、高校野球独特の世界観がある。もちろん流行は繰り返す。ルーズの時代

がまた来るでしょう」と見ているそうです。そうした中で甲子園練習でひときわ目を引い

たのが九州国際大付(福岡)の古沢遊撃手。178センチ、体重80キロの体格なのに、

着るのはSサイズ。分厚い胸板でシャツがはちきれそう。古沢選手は笑って「ぴちらせる

のが僕らの時代。それがカッコいいと思います」とのこと。今はビジネススーツやカジュ

アルパンツなども細身を着る若者が多い。先ほどの高野連の制約の中で、若者たちの

精一杯のオシャレなのかもしれないが、皆さんはどう感じられますか?

 

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