北海道の友人からししゃもをいただいた。開けると2種類のししゃも。メスとオスでかなり様相も色も違うが、スーパーで売ってるししゃもとは、なんという姿の違い。皮が光ってるし、やわらかそう・・。早速夕食に、友人から指示されたように炙っていただくと、なんという風味。姿も美しいけれど香りと甘み、そしてオスの方は脂のおいしいこと。この時期だけはししゃものお寿司も現地ではあると聞きました。北海道に詳しい主人が鵡川という土地の説明をしてくれました。

神のくにから柳の葉があやまって
地上に舞い落ちた。神さまは、
そのまま朽ちはてるのをあわれみ
魚にかえた。だから、木枯らしの吹く頃、ふるさとを慕って
川にのぼり、神のくにへ里帰りする・・・
柳葉魚は川へあつまり
のぼり始める頃
身がひきしまり淡泊な
うまさになる。
おそらく、神のくにへ帰るため
川の川口で
身を清めるからに
ちがいない

同じししゃもながらメスとオスの味の違いを堪能しながら、包装紙に綴られた詩を読みながら、遠い北海道の地に思いをはせました。鵡川(むかわ)という地名を地図で見たりして、炙った魚に
思いを寄せる夕食になりました。

2015/10/28 20:08

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