子供の外傷

小学校で一番多いけがは、擦過傷とのことですが、病院を受診するケガで案外多いのが

口腔内のけがです。友達の頭が当たって歯がぐらついた。転んで唇と歯肉から血が出た、

遊具に歯をぶつけたなど、大出血や歯の喪失がみられるほどではないものの、必ず歯科

医院を受信しています。特に生えかわったばかりの永久歯の場合は、根っこの状態も

よく診てもらい、子供にも親御さんにも一生使う歯だから大事にしましょうと、あらゆる

場面で伝えることも大切と、学校歯科医会もコメントしています。

とはいっても、子供ってまだまだ力加減や、すべて加減ということができないものです。

当院にも保育園・幼稚園・小学校から時々お友達同士でぶつかった!あるいは自転車で転ん

だなどありますが、歯の根が大丈夫かその時点で確認しておけば、そんなに大事には

ならないことが多いようです。意外と多いのが滑り台から落ちて歯が抜けた!とかの、

例です。このような時は、あきらめずに抜けた歯を探して、冷たい牛乳に歯を浸して

持参のうえ、できるだけ早く歯科医院を受診ください。歯の根の部分には、歯根膜という

歯を支える組織があり、とても乾燥に弱く口の外での生存は30分以内といわれていま

す。抜けた歯を触る際にも、できれば歯の根の部分を持たないように気をつけてください

どんなに最良の処置をしても、植えなおした歯が失われる場合もありますが、やってみる

価値があります。いずれにしても、子供が小さいうちはいろいろなことが起こりますが

常日頃から、お食事をよく噛んでおいしさを教え、なんでも喜んでご飯が楽しいという子

供に育ってくれれば御の字ですが、なかなかお母さま方苦労してらっしゃいますよね。

そんなに手をかけたお料理でなく、素材を生かしたシンプルなおかずのほうが存外

喜ぶものです。根気よく頑張ってください。またお家でのお手入(ホームケア)と定期的

な歯科医院でのお手入れ(プロのケア)も、生活習慣としてお続けください。