かくや

 

我が家では何気に言ってた「かくや」
友人に言っても誰も知らない・・。

私の理解では、古漬けになったぬか漬けの救済策だと思っていますが、これがまたやろうと思ってできる味でなし、何ともご飯にあうのです。

イイ感じに浅漬けとか、お茄子の色がきれいに漬かったときなどは、我ながらほくそえんでしまいます。茄子のイイ感じに漬け上がった色はほんとに濃い紫と言うかきれいなんですよね。

ぬかの中で漬かり過ぎた、出すのを忘れてた古漬けを取り出し、塩だしして細かく刻み、気持ちお醤油を垂らして揉み、私流には刻んだ生姜もしくは薄切りの生姜を一緒に揉みこみます。

白いご飯がまぁ美味しいですし、お茶漬けにも浅漬けとはちょっと違ったなんというか、古びた味?して美味しいですよ、乳酸菌の力かなァ。

そう言えば、昔は「お香々(おこうこ)」と言ったのは、漬物の事ですね。

今回「かくや」を調べて見たら、日本料理では細かく刻むことを「かくや」と言うとありました。へぇ~知らなかった。落語好きの方は落語「酢豆腐」に出てくるので、かくやはご存知とのことでした。これまたへぇ~っでした。