「忘れたっていいじゃない。
 本当に大事なことは、みんな身についているんだから。」  

指先や、肌で覚えたことを人は忘れない!素晴らしいことね。できないことに悩まず、できることによろこびを!とコラム担当の加藤登紀子さん。

そう言えば、ホームにいる義母。もう何年もやっていないのに、一昨年ケアマネさんにお願いして、昔から家で漬けていた梅干し作りを提案しました。面食らいながらも快諾したケアマネさん。男性なのでよくわからず一昨年は失敗。でも昨年再挑戦お願いしたら、「出来た出来た!」赤紫蘇の色も鮮やかな真っ赤な梅干し。美味しそうで上出来でした。義母94会心の出来で、96歳の義母の姉のおばさまにお送りすると、ちょっとしょっぱいけど上出来でしたとお電話頂戴しました。

義母は自分で漬けた事は忘れてしまい、アラッ誰が漬けたの?と言いながら嬉しそうに大事そうにタッパーの梅干しを冷蔵庫にしまいました。そして以前やってらしたように、「梅酢はどうするの?使う?」と私に聞く義母。何と昔よく梅酢に谷中生姜をつけたり・・有用にしてたこと覚えてらしたんですね。からだが覚えていて自然に動いたり、手が器用に動く。

又、ひょんな時例えばハンカチのたたみ方とか・・、鍵を閉めた後のちょっとした確認とか・・。いろいろ困難なことは増えましたが、このような会話や行動を通して、なんだかとても穏やかな気持ちになりました。