NHKチョイス!の「誤嚥性肺炎予防(戸原先生)」がとても素晴らしい番組でしたので、再度ご案内します。最近では新聞の死亡欄に「誤嚥性肺炎で」という訃報が度々載るようになりました・・。

この番組で戸原先生は「呼吸と嚥下」の大事さを何度もおっしゃっています。今更ですが、この当たり前の、普通に何気にしている呼吸とのみこむということが、不自由になる方が増えているのです。

予防には三つ大事なことがあるそうで
       ①口の中をきれいにする事
       ②口と喉の機能を保つこと
       ③体力を保つこと     の三つです

今では、療養中の患者さんに、医科の先生・歯科医の他、歯科衛生士や言語聴覚士、口腔内科医なども加わって、口の中は元より、体全体をマッサージしたりして誤嚥の予防するようになってきたそうです。特に活動できずベッドに横になっている方、麻痺などあってご自分で口の中をきれいにできない方などに、食後だけでなく、「食前のお口のケアも大事」ということでした。

身体がご不自由な方の口の中をきれいにするステップは以下です
 ①潤す ブクブクうがいをする
 ②磨く 歯と舌を磨く、入れ歯の方は入れ歯もよく洗う
 ③除去 ブラシやスポンジブラシなどを使って汚れを取る
 ④保湿 保湿剤でお口全体を潤す

又戸原先生は、ブラシの当て方も、誤嚥性肺炎を予防するために

・”奥から手前に磨く!” ことを勧めておられます。
 手前から奥へと磨けば、汚れを奥に押し込むことになりますから
 誤嚥の危険を増しますね。

・舌の舌苔(カビ)を取ることも勧めていますが、やり過ぎは禁物
 微妙に白いのは通常で、薄白いのは取る必要はないそうで、くれ 
 ぐれもやり過ぎないようにと。
 
・以上のように磨いた後は、唾液中に細菌が多いので、よくブクブ   クうがいをお願いします。

・又特に誤嚥予防のために、朝起きたら朝食前に必ずお口のケアを
 と勧めています。(寝ている間にお口は細菌がいっぱいです)

☆口の汚れが増える原因は、お手入れ不足・チョコチョコ食い飲み・お薬の服用、口呼吸とかいろんな原因がありますが、一番大きいのは唾液が出ていないことで、→唾液の不足は

  ・汚れがたまる
  ・食べにくい
  ・虫歯・歯周病になりやすい
  ・粘膜が傷つき易い   に繋がります

そこで、番組内で戸原先生は、唾液を出すために「梅干を思い出したら如何でしょうか?」と仰ったので、私はクスッと笑ってしまいました。と言うのも先日他の番組で、今の若い方は、「酸っぱい梅干は食べない」ので、梅干しのおにぎりなどNO!と聞いたからです。若い方が梅干しと言えば「はちみつ漬け」か今はパイン酢!と言うのもあるそうです。ビックリ!でした。

ですから、空港のPCR検査で、梅干し・レモンを思い出して下さいとあるそうですが、俗にいうハブロフ反射(条件反射)は高齢者だけかしら?等と思ってしまいました。(これらを思い出して唾液を出すのは無効という向きもあるようですが・・)

美容の世界では、お顔の周りをマッサージしますが、三大唾液腺
耳下腺(耳の下)・顎下腺(顎の下のゴリゴリ)・舌下腺(ベロの下奥)のマッサージも有効のようです。

何れにしても・口の中をきれいに保つ
      ・機能を保つ
      ・美味しく安全に食べる
      ・活動的な生活を保つ 等など、

今まで当たり前に出来ていたことを、キープする努力をしましょう・・と言うことでした。未だ私は大丈夫でなく、先日ご案内の

・大きく口をあけて「あ」を10秒続ける 

こんなことも、普段のお口の手入れに加えて始めてみませんか?