動物の謝肉祭 (谷川俊太郎さんの詩で)

先日の題名のない音楽会、サンサーンスの動物の謝肉祭でした。とびっきりの若い演奏

者が集って、なんと谷川俊太郎さんがそれぞれに”詩”を付けられ、子供合唱団の子たちが

見事な朗読をした後演奏されました。一番最初は「亀」このテーマはオッフェンバックの

天国と地獄。谷川さんの詩はこうでした。「亀って年とってるのか若いのかわかんない。

楽しいか楽しくないかもわかんない」でした。次は「象」象をコントラバスに見立ててワ

ルツを踊る象を見事に演奏しました。お次は「水族館」フルートとピアノがキラキラした

水の中を表現しました。なんといってもピアノは児玉麻里さんと桃さん姉妹・フルートは

あの工藤重典さん。スゴイ組み合わせです。そして「ピアニスト」練習曲ばかり弾いてい

る無能なピアニストを表現し、最後は有名な「白鳥」のソロで終わりました。俳優でない

素朴な子供たちの詩の朗読が、想像力をかきたて、谷川さんのすばらしい詩にのって

なんとも豊かな動物の謝肉祭でした。すばらしい企画と谷川さんの瑞々しい詩に拍手で

した。佐渡さんの、クラシックをもっともっと気楽に楽しもうぜというのが十二分に伝わ

りました。

雪ですね

 予報通りの雪ですね。朝方は小さいフレークで水っぽく、積もらないかな?と思ってい

たら、今随分積もってきました。ロゴも何も入ってない大きい窓の診療ユニットからは

雪の降るさまを目の前で見ることが出来ます。来るのは大変だったけれど、こう見ると

きれいね・・と雪の降る様子に見入る方もおられます。とはいってもこの足もとの悪い

中、ご高齢の方と発熱のお二方だけのキャンセル。この雪の中をお時間早めにご到着され

る、メンテナンスの患者さん方、本当に頭が下がります。衛生士さんも助手さんも寒い中

早めの出勤。院長は一時間半前に出勤。自分の健康は自分で守る皆様のお気持ちに応えて

今日も一日頑張ります。

ナベサダ

寒さと疲れでほとほとへたっていましたが、この方のだけは見逃せないと

頑張ってBSを聴きました。渡辺貞夫。日本きってのサックス奏者も御年

81歳になられるそうです。それにしてもいつもかっこいいなぁ!この日も

マロン色の茶色のジャケットで決めて、サックスの金色が映えること!!

演奏合間のインタビューに答えて「今国立音大でサックス教えてるんだけど

上手いけど、何にもないのよ。上手いんじゃなくて、いいか悪いか自分の

歌を歌って欲しいんだよなぁ。与えられたことやるのはあたり前だけどさ」

とおっしゃって居ました。最後の演奏は My dear life!サックスが存分に

歌って豊かな音に彼の思いがふんわりのってるようでした。81歳というの

になんという軽やかさ。ステキでした。鳴りやまない拍手に、袖に消えたナ

ベサダさん。予定になかったのに、もういっちょやるかなぁといった風情で

Orange Express!すばらしいアンコールでした。あちこちで様々な活動な

さっておられますが、いつも満面の品よい笑顔が本当にさりげなくてステキ

なナベサダ・渡辺貞夫さんでした。ステキ・ステキ!

 

金柑煮てみました

大寒の名に恥じぬ?寒さ。皆さん風邪などひいてらっしゃいませんか?かわいいまん丸の金柑見つけたので、蜂蜜だけでコンポートにしました。そのままでも、パンにのせても、アイスクリーム(寒くてたべないかな?)に添えても。お湯注いでホットドリンクにしても。私達だけなら、こんなに柔らかくせず火を止めましたが、94歳の田舎の父にも送ろうと、いつもより柔らかめに煮上げました。あと1ヶ月の寒さのピークを乗りきってほしいと願いを込めて。庭の蕗の薹がいっぱいでてるでしょう。

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和みました

お見舞いに伺った病院のエントランス。ボランティアの作品だそうです。和ませていただきました。

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鍋料理

 ますます寒くなって、お鍋を囲みたい今日この頃です。我が家の定番は、まず向田鍋

(世にいう常夜鍋)です。若い方はごぞんじでしょうか?豚三枚肉の薄切りとほうれん草

だけ。一人ほうれん草一把食べられちゃいます。ポン酢でね。次はカキ鍋。我が家のカキ

鍋は薄いお味噌汁のような甘味なしの味噌仕立て。牡蠣と斜め切りのネギと油揚げの薄切

りに黒こんにゃく(面倒でも手切りします)のみです。細切りの糸こんにゃくで代用する

とうそのように全く違った味になるので、面倒でもこんにゃくは自分で繊切します。

薄かったお味噌汁のようなだしがだんだんコクが出ていって、あとのお雑炊がもう感激も

のです。次は鱈ちり。真鱈と木綿豆腐のみ。必ず小鉢にネギのみじん切りとおかかにミカ

ンの皮の千切りとお醤油で薬味を作り、深めの小鉢を鍋の真ん中に据えて、その薬味を

つけながら頂きます。次はなにかしら・・。鶏のもつ鍋でしょう。鶏のもつ・レバー・

ハツ・砂肝・たまごみたいの・正肉・皮と太めの糸こんと葱の斜め切りのみをすき焼き味

で煮ます。あとはおうどん・又はお餅を入れて〆ます。翌日このお鍋に残ったモツの残り

を突っつくのが又最高です。プリン体の塊ですのでコレステロール上がりますから、たま

にしか作りませんが・・。

ところでこの鍋料理が外国の方から見るとどうも不思議な食べ方のようですね。フラ

ンス人はお鍋見て「中心がない」と言ったそうな?どういう意味?かなあ?

よく考えてみれば、お鍋を囲みますから「輪をつくり・和む」には最高と私達日本人は

普通に思いますが、文化が変れば受け止めようも違うのですね。友人の息子さんが

カナダで居酒屋をオープン。今でこそ一番店となって評判ですが、オープン当初、

お料理を大皿で提供したところ、やはりびっくりされそれぞれのお箸でつつく習慣もなく

本当にご苦労されたようですが、現地の方々を知り、どうしたら受け止めて下さるか試行

錯誤の末、今では2号店出すまでになり、とてもフランクに食事が出来ると好評のようで

す。日本では冬と言えば鍋。家族同士でなくとも、友人・会社の同僚とつついて食べる習

慣も、国が変れば異文化でしょうね。最近は電気の「一人鍋」などという便利なものもあ

り、鍋そのものを否定するわけでなく、お一人住まいや、高齢者でカセットコンロや土鍋

の準備するのも大変な方に受けています。実際私も、86歳の母が入院中、94歳の父と

この一人鍋がどれほど役立ったかしれません。電気なので安心ですし、お手入れも簡単で

助かりました。

まだまだの寒さ。友人と近いうち「ネギま鍋」食べに行く約束を楽しみにしています。

友人の優しさ

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ありがとうございますご自身もご高齢のお母様抱え大変でらっしゃるのに、さりげないお心遣い。身に沁みます。下さったそちらにも、春よ来い、早く来い!

仲間と交流しました

IMG00215 IMG00216オーラルフィジシアンの新年会に参加させて頂き、院長先生が熊谷先生との写真撮ってくださいました。昨年暮れに日吉に伺い、実技をみて頂いて勉強になったお礼を申し上げました。更に仕事の精度を上げなさいとのアドバイスでした。その帰った翌日院長に、逃げないでやりますと宣言したことを思い出していました。

沢山の歯科医師、歯科衛生士の方とお話ができ、有意義な1日でした。ローストビーフはじめ美味しいお料理も堪能しました。ありがとうございました。神子島

 

ワインでなくお茶です

2015011019480000ワインも大好きですが、お茶も好きなのをご存じの方から

立派なお茶を頂きました。開けてびっくり!これお茶?よく見

ると玉露から作ったほうじ茶。とあって茶葉を生産した方の名

と茶師!?も書かれています。家族だけで飲むのはもったいな

いと思いましたが、開けてみると栓はクリスタルのガラス。

ワイングラスで召し上がってください・・とあるので、赤ワイ

ン用のグラスに注ぐと、「まぁきれいな色。そして高い香り」

全く濁りも何もないほうじ茶でビックリでした。きっとお食事の席でワインをお飲みにな

れない方用に開発されたのよね・・と大事に大事に味わっていただきました。大変ごちそ

うさまでした。

成長されて

先週メンテナンスにいらした小学6年生のお嬢さん。チアを始めた・・と伺っていましたが、こんなにすごいんですね。でもまだ上にあがれないの。下の役目・・と言いながらも嬉しそう。5歳の時初めて見え、嫌がって大変だったことを思い出します。でも以前からメンテナンス始めていたお父様とお母様のご理解もあって、続けてこられました。今日久しぶりに会うと、お母様を越す背丈になって、こちらも感無量。大きな充填もなく来年から中学生。受験とかあっても続けて下さるように応援です。

cheerland_All-Japan-Cheerleading-and一時期お稽古事があって中断されそうでしたが、何とか続いています。朝霞にお住まいでないので大変ですが、優雅に見えてもチアもスポーツ。頑張るほどにかみ合わせも強いでしょう。きっちり拝見していこうと思います。お勉強もチアもお口のメンテナンスも頑張りましょうね。

 

だるませんべい・・・

 縁起物のダルマの袋に、いろんなおかきが入った楽しいおせんべいを頂きました。

抹茶味 ほろ苦い思い出もあったかな・・

胡麻味 自分の気持ちをゴマ化しちゃいけないな~

辛子味 時には辛口に語ってみようか!

白砂糖味 やっぱり世の中そんなにあまくないよな~

梅ざらめ味 スッパイ(失敗)が財産になったね!

青のり味 まだまだ青いね、さあ、これからだ!

サラダ味 サラっと一歩、踏み出してみよう!

正油(醤油)味 正しく歩めば立ち上がれるぞ!  のダルマのつぶやき付き。

あ~疲れた!

でもこれ考えた方は大変だったんでしょうね。

和風総本家

 お正月早々でしたか?大好きな和風総本家は本当に感動的でした。ご存じのようにこの

番組は、日本の職人さんのお仕事をつぶさに紹介するものですが、私も日本人なのに全く

不勉強で知らない事ばかり。大量生産大量消費の真逆ともいえるこのような、職人さんた

ちがまだまだ頑張ってらっしゃる様子は、誇らしいものです。この日は”新潟”ののこぎり

職人さんでした。その方の商品がどこで注目されているかと言うと、遠く離れたイタリア

しかもviolinの修復工房でした。信じられないほど小さくすばらしい刃物のそののこぎり

が、あのストラスバリウスの修復に貢献していたのです。イタリアの工房での取材のビデ

オを新潟の職人さん家族にお見せすると、「信じられない。イタリアの有名なviolinの修

複の役に立っていたなんて!」とびっくりしながら戸惑っているご様子。そのご様子を

撮ったビデオを逆にイタリアの工房にお見せすると、その職人さんご一家のお人柄に

感動され、ついにノーアポで来日され、新潟の職人さんを突撃訪問されたのでした。

企画されたとはいえ、そこには「いいものを作りたい」という職人さん同士の誠実さと

仲間を得た満足な思い。テレビをとうして十分伝わりました。海外にもその道のプロは

くさんおられるでしょうが、日本の職人気質と言いましょうか、妥協のないきっちりし

たお仕事ぶりは海外での評価が高まるばかり。商品に凝縮された誠実さが海外の方の

心をとらえるのでしょう。オートマティックなITに代表される商品があふれる中、人間

の鋭い感覚・たゆまぬ努力に裏付けされた職人技にただただ「スゴイ!」と見入るばかり

でした。日本人の感性は世界中で秀でたものです。職人さんたちが途絶えぬよう、私達は

大切にしないといけないことを番組は伝えています。見終ると心が豊かになり、日本人と

して誇らしくなる外せない番組です。小さい頃嗅いだ大工さんの鉋屑のにおい!薄く削ら

れたかつぶしのような鉋屑をもらってあそんだものです。炊き立てご飯を移したおひつの

蓋。木のにおい。おひつに移したご飯の美味しさ。いろんなものを思い出しました。

 

「の」の字の哲学 (渡辺和子さんの言葉より)

なかなかできないけれど、渡辺さん仰る「の」の字の哲学という言葉には納得しました。

夫が仕事から帰ってきて「ああ疲れた」と言ったら、「疲れた”の”」、

夏に「ああ暑かった」と帰宅したら、「暑かった”の”」と言って上げて下さい。「私だっ

て疲れてます」「夏だから暑いのは当たり前でしょ」と言っては元も子もない。「の」を

心がけるだけで全然違ってくる。子供に対しても同じ。子供が帰ってきて「お母さん、今

日つらかった」と言ったら、「そう、つらかったの」と聞いてあげる。「あんたが悪いか

ら」とつい言いそうになるのを抑えて、まず相手の気持ちを酌んであげる。相手の気持ち

に沿ってあげる。そのゆとりを持つことが大事だとおっしゃっています。自分の言いたい

事を抑えて、相手の身になる自由。これは自分自身との戦いを必要とするとも言ってお

られ、いずれにしても私には難しいことばかりですが、心がけてみようと思いました。

チャレンジです。

ゆらゆら・・・

 一番ユニットの窓際に飾った、デンマークのモビールです。 さりげない図柄が風に揺れ

る様子が何ともよいのです。沢山持っていますが(笑)この季節はこれ!裏返しになると

ちゃんと雪だるまのカップルの後ろ姿なんですよ。ユニットでちょっとでも

お待ち頂く時間患者さんってご不安なもの。ゆらゆら・・

モビールに見惚れて落ち着いて頂ければ幸いです。

 

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誕生会していただきました(*^_^*)

__ 1 (5) __ 2 (4)院長先生はじめスタッフの皆にお昼休みに祝っていただきました。

何歳かはロウソクの数でお察しください(笑)

おいしいケーキと先生からは私のインコ好きを知って下さって可愛いポーチを頂きました!

 

ありがとうございました(*^_^*)

佐藤 香

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黒いカラス

今朝、出勤するのでベランダのガラスを閉めようと思ったら、おおきなカラスが手すりに

。以前だったら、朝から黒いカラスなんて「縁起でもない」とがっくりしていました。

偶然目があったら”カァ―ッ!”と大きな声でひとなき。ヤレヤレそんなに大きな声で鳴か

なくともわかるわよ・・!とつぶやく自分がいました。随分前「カラスが黒くなかった

ら」というエッセイ読んで、「カラスだってもし黒でなく白かったらこんなに嫌がられま

せんね」と言うびっくりする考察に笑いながらうなづいたことでした

”カァ―ッ!”とひと鳴きして飛び去ったカラスを見送りながら、挨拶しに来たんだ・・友

達とはぐれたのかしら・・と勝手な解釈して笑いながら出勤しました。

昨年は人生最大の盛りだくさんのイベントが起こり、にも関わらず無事に年を越せたこと

に心から感謝しました。たまたま出っくわしたステキな言葉「運命をお楽しみください」

に大いに勇気づけられ、温かい友人に恵まれ立ち直れました。どんなことも「心の持ち

よう」「自分のとらえよう・・」だと。

随分前にも書かせていただきました、上智のアルフォンス・デーケン先生にお目にかかっ

た時おっしゃって頂いた「にもかかわらず笑ってね」の言葉、又思い出しました。

ものはとりよう、気分よくおもしろがって過ごしたいと思います。

週末なのでお許しください

今朝テレビで(又テレビ!)「馬鹿やろ!」を連発していました。朝からなんでしょ!と

思わず見入ると、なぜか外国の方が言ってます。なんだか威勢のいい人たちが!ギリシャ

の市場でした。得意になってあげた右手に見慣れたお魚。アレっ”鱈?” お魚のタラを一

本持ちながら「バカやろ」と叫んでいます。バカやろって鱈のことだったんですね(笑)

そういえば、スペインではニンニクのこと”アホ”って言うんだと知って笑ったものです。

なんだか楽しくなって、出勤してきました。

妄想料理なる番組があって、結構気に入っていますが、言葉もさることながら外国を知る

のって本当に興味深いです。花の終末に、乱暴な言葉の連発!失礼しました。

オッチョコチョイ

新しい日めくりが届きました。今日の言葉は、いつくしみ。フムフム・・。あれっ!さつきみどりの日って、あの歌手の?と思ったら、5月4日はみどりの日ですよ、と言う意味でした。今年もオッチョコチョイは健在です。皆様よろしくお付き合いください。

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春は来ます

IMG00199お正月帰省した時の実家の庭に小さな小さな蕗の薹が。紅梅は沢山蕾をつけて今にも咲きそうです。高齢の両親、外にも出ずひたすら体をいたわっていますが、早く暖かくなって庭にも出て、紅梅の匂いを胸いっぱいに吸い春の訪れを実感してほしいと願います。もう少し時間かかりますが、春は必ず来ます。すべての人に春は来ます。IMG00200

配慮

2015010312540000高齢者に配慮したおせちの一品!まぁきれい!程よい酸味にいい案配のお味、何よりそれぞれ歯ごたえありながらも柔らかい。お野菜の切り方に工夫がありました。感服です。彩りきぬた巻と書いてあり真ん中は干し柿。食べる方を想像しながらも、ただ柔らかいでなく、食感を楽しんで欲しいという気持ちが伝わる一品でした。家庭でも参考になりました。

すばらしい年賀状

たくさんの賀状を頂きました。その中の患者さんからの賀状2通ご紹介いたします。

一通目は昨年もご紹介したOさんからのウイットに富んだ賀状。

もう一通は流れるような毛筆の賀状です。つい見惚れてしまいます。

以前勤務しており遠くに越したスタッフから、お子さん含め近況知らせる賀状には、懐

かしさと安堵がわいてきます。衛生士頑張っています!の一言はとりわけ嬉しく

子供を持って大変だろうなぁとエール送りたくなると同時に、ぜひ衛生士本来の仕事を

してね!と声かけたくなります。皆様たくさんのお年賀状をありがとうございました。

 

太田さんのはがきハガキ

2015 佐野成宏さんで幕開け

思いがけずお天気に恵まれ、今年も新年早々の佐野成宏さんの小さなコンサートで幕開け

しました。いつもの青山のイタリアンレストランです。ここには日本で一台しかない

イタリアのフェリーチェというすばらしいピアノがあり、床はテラコッタ。最高の環境で

す。このピアノ・フェリーチェ、名器ストラディバリウスと同じトウヒの響板を内蔵。

40人の熟練した職人が、一台を3年がかりで作り上げる最高品質のピアノ。縞黒檀仕上

げのグランドピアノは比類ない品と美しさです。昨日は蓋を開けた中も見せて頂き、

ブーニンはじめ著名なピアニストのサインがありました。そのピアノを昨日は佐野さんと

名コンビの河原忠之さんが弾く。これだけでも期待感いっぱいです。ナポリの歌4曲

に続きおなじみのトスティの2曲・朝の歌・そして外せない「忘れな草」でした。河原

さんもすばらしいピアノを前にいつになくのってらして、エナメルの靴が踊るようにペダ

ル踏む様子一番前の席で見て取れました。そのピアノに乗って佐野さんの歌も絶好調。

年々美味しくなるワインのように、円熟味を増してレストランのガラスがビリビリする

ような迫力でした。アンコールでは初めて「見上げてごらん夜の星を」を歌って下さり

イタリア人もびっくりのイタリア語のように、佐野さんの日本語は本当に美しいので

惚れ惚れ聴きました。長年ファンの80歳を超えるおばさまのご提案で、2月生まれの

佐野ちゃんにハッピーバースデイをみんなで歌いました。天皇皇后両陛下のご成婚記念

御前で歌を披露した経験ある佐野さんは、本当にジェントルマンなので、その声を聴くと

お人柄がにじみ出て大きな幸福感に包まれます。この日もいらしたどなたもそう思われた

に違いありません。お帰りになる時のお顔を見ればわかります。そんな方々とご一緒でき

ることも又幸せです。今年も佐野さんのように、いい気持ちの行ったり来たりができます

ように。みんなで頑張ろうと思います。

暮れに歯科衛生士が、熊谷先生のところにお邪魔して頂いてきた言葉。

「歯科医院が手を抜けば、患者さんの健康が遠のく」

本当にその通りです。

患者さんお一人おひとりとよく向き合って、お訴えを聞きご不自由さを伺い、どうしたら

宜しいかをご相談しながらお役にたってまいります。それぞれの生活があっての人々。

医療は暮らしに根ざしてこそです。

本年もよろしくお願いいたします。

 

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麗しのシャトー物語

又々テレビの話で恐縮です。この1996年に放送されたボルドーワインの番組が、アー

カイブスで再放送されました。たまたまでラッキーでした。Latour のワインは厳格だが

品格があり、ハーモニーがすばらしい。音楽に例えるならバッハとのことでした。長い番

組の間、名だたるシャトーのオーナーがインタビューに答えておられましたが、どなたも

「ワインはブドウから作られ、醸造家がつくるのではない。成功の秘訣の70-80%は

ブドウの実。醸造家はそのブドウの能力を最大限引き出し、スマートに演出し、瓶の中に

表現するだけ。テクニックだけではだめですよ」とおっしゃっておられました。そのブド

ウがよくなるためには、土壌とのこと。砂利と粘土。ブドウの育成に合った土と気候で

ブドウは苦しまなければならず、苦しんでこそ美味しい実りがあるのです・・と。

ボルドーワインは実にエレガントと評判ですが、ワインが出来上がるまでの過程と

哲学に触れると、より美味しさと味わいを増すような気がしました。

テクニックだけではだめですよ!の言葉は私達の仕事を含め、すべてに通ずる事とあらた

めて思い、ワイングラスに入った一杯のワインにも、ストーリーとヒストリーがあるこ

と、なんと奥深い豊かな飲み物であるかとおもいました。思いを馳せ乍らワインを頂く。

ゆったりした極上の時間。

そんな時間を楽しみながらメリハリある毎日を過ごして、来年も頑張ろ!。

 

 

開高健と越前蟹

又テレビの話で恐縮ですが、開高健と越前ガニという番組に出くわしました。もともとこ

の地方出身でらっしゃる開高さんがベトナムでの取材を終え、こころに重荷をしょった

あと訪ねられたんだそうです。お迎えする伝統ある旅館のご主人もどうしたら開高さんに

喜んでもらえるか、どうしたら越前ガニを堪能頂けるか、板長さんと考え抜いたようでし

た。画面いっぱいに写し出されるお料理は、シンプルで豪快ながら繊細。食材を知り尽く

した人のみが考えられるものばかりとお見受けしました。最後の日供された大きなどんぶ

りには、これぞ!越前ガニという何の衒いもない蟹尽くし。でも今まで見たこともありま

せん。このようなどんぶりを考えつくこと自体、すごい料理人だとわかりました。

 大満足して帰られ、色紙に「ここの蟹は裏切らないよ」と書き示した開高さんでした。

放送の中で、越前そばというご紹介もあり、大根おろしで頂くようでした。ちょうど

新そばで、色が緑っぽく白い大根おろしがキレでおいしそうでした。今年の年越しそばは

おろしにしましょう!と家族で話していたら、今日たまたま知人より「越前そば」です。

大根おろしで召し上がってください・・と頂戴しました! ひぇー! 番組見たこと

言ってないのに・・と ”念ずれば通ず”という言葉を、嬉しく有難く繰り返すばかりの

年の瀬です。思いは通ずるのですね(笑)蟹から話が飛びました。すみません。

ぜひ海辺の旅館に、越前蟹、堪能しに伺ってみたいものです。

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古田織部

長年磁器に絵をつけて楽しんでいたけれど、土もの(陶器)も大好き。なんといっても

土ものはその変幻自在のフォルム・色・景色など不思議な魅力があります。年の瀬の連休

騒々しいテレビ番組とは一郭をなして、古田織部をやっていました。

注目は「黒織部沓茶碗」テレビの前にたたずんでしまいました。織部にお詳しい茶人が

国宝級のお茶碗で茶を供され、番組進行の井浦新が居住まいを正してお茶を頂戴してい

ていて、好感持てました。その茶碗の中のお茶の色の美しいことといったら!!

古田織部の茶碗は装飾性を重んじても、「使う」ということを失わない・・と言うコメン

ㇳが流れ、「用」を失わないのだなぁと吸い寄せられるように画面のお茶碗を見ました。

無心でつくる。

こびない。

だから作為的ないやらしさがない。

若い頃父に連れられて、陶芸家・田村耕一先生の工房を何度もお訪ねし、お茶など頂き

ました。ご自分で作られた湯飲みや抹茶茶わんで頂戴したとき、「口に当てるところが

肝心。垂れないでしょ」とおっしゃっていました。「普段に使って欲しいのよね」・・と

よく言っておられ、ブラックの絵や、目の覚めるようなメキシコの織物。題材になさる柿

の木やホタルブクロのお話。釉に使うお庭の樹の葉なども見せて下さいました。庭に咲く

ホタルブクロなどに誘われるように作りたくなるのよ。テレビで古田織部のお茶碗を見な

がら、遠い昔の田村先生との楽しい時間を思い出しておりました。

古田織部の作品展が年明けまで、都内でやっているようです。なんとしてでも見に行こ

うと、カレンダーとにらめっこしています。楽しみです

 

クリスマスに

メンテナンスの患者さんから、スタッフにハンドクリームのプレゼント頂きました。気

遣って下さり有難うございます。先生には別なの。とおっしゃって開けたらドクターが大

好きなチョコ!しかもこれまた大好きピーカンナッツのチョコでした。院長大喜び!

お返しに、パウダールームで、あいうべー体操をみっちり(笑)お教えしました。唾液が出

ますように。メリークリスマス!

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可愛いカトレアの芽が

外は大さむ!日本列島大雪なのに、二階にある中央歯科冬は温室です。眠くなっちゃう位

あったか。ユニットの座板もヒートシートのように暖かくなっています。日の当たるうち

にお花に水をと見れば、あら、衛生士さんの個室の窓際のカトレアの鉢に可愛い花芽発

見!丁度ウサギの飾りが覗きこんでるようです。外は冬でもちゃんと日光のあたたかさに

応えてるんですね。全国の雪で大変な皆様にも一日も早く落ち着いたお天気になるようお

祈り致します。申し訳ないくらいの暖かな診療室から、お見舞い申します。忙しい年の瀬

ですが、天皇陛下も昨日おっしゃっておられたように、転ばないように足元お気をつけて

過ごしたいものです。ちっちゃい花芽ご覧になれますか?

 

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ナンシー関の17年

毎晩8時過ぎに帰る生活していると、テレビなど見る時間ありませんが、テレビは私に

とって欠かせないものなので、厳選して(笑)見逃さないようにしています。こんな気持

ちを神様が察して、フラリとテレビをつけると「待ってましたー」と言わんばかりにすっ

ごくいい番組に出くわすことも多く、”呼んでるなぁ”と思うこともしばしばです。ですの

で、夕食の支度をしながらの”ながら見”も多く、片付けないといけない用事もすべて”な

がら”時間がいくらあっても足りません。積み残し積み残しの毎日ですけれど、その時々

「今でしょ」の番組ってあるんですよね。14日日曜の「ナンシー関のいた17年」もま

さにそうしたものでした。選挙速報を各局がここぞと仕掛けても、ナンシー関より優先

するものなんてありません。天才消しゴム版画家のナンシーさんはその風貌からしても異

彩を放ち、その、人と社会の本質を抉り取る言動は今日の選挙速報にあわせて、また是非

ちっぽけな政治家にコメント寄せてほしかったです。ドラマ仕立てになった放送は、安藤

なつというナンシー演じる俳優によって、ナンシーさんの半生を如実に映し出していまし

た。コラムニストでもあったナンシーさんは、ずっとテレビを見続けながらもきちんとテ

レビと距離を取っていたことがわかりました。どうしてこのような人が今居て下さらない

のだろう。もしナンシーさんが生きていたら今回の衆院選をどう書かれたか、テレビに映

る政治家にため息つきながら思ったことでした。

親交あった、いとせいこうさんと、リリーフランキーさんが喪失感あふれる言葉を言っ

ておられ、それがまた、ナンシーさんのいない大きな穴の埋められなさを物語っていまし

た。妹さんの視点から描かれたことにより、小さな消しゴムに凝縮された彼女の鋭い感覚

がよみがえってくるようでした。再放送が望まれます。

もうすぐ冬至です

22日は冬至。今年は19年に一度の特別な冬至だそうです。「朔旦冬至」新月と冬至が

重なる、すなわち太陽と月の復活のお目出たい年のようです。ほくほく南瓜を食べる日位

にしか思っておりませんでした。患者さんのお庭からかわいい柚子をたくさん頂きスタッ

フともどもそのいい匂いに感動してましたが、19年に一度の特別な冬至ですから柚子湯

にしましょうか。頂いた柚子は小さいのに、すごく瑞々しくてジュースがたくさんのすば

らしい柚子です。庭師さんが入られるほどのお庭の柚子なので、日ごろのお手入れがきっ

と良質の柚子になっているのでしょうね。柚子湯たのしみです。

おもわず胸に刺さるぐでたま哲学

時には  “あー、もー、ムリ!”って声に出して言っちゃえば?   来年には笑い話、

100年後には、どーでもいい話になってるから・・。ぐでたま最高!

人を見たらノミと思え。     こころせまっ!人間ちっちゃ!

ぐでたまに大笑いして午後の仕事も頑張ろうっと。

 

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プロムス音楽祭

先日読んでいた本が止まらず、相棒にテレビをつけたら、なんと7月のプロムス音楽祭を再放送しており、読書どころでなくなりました。

なんといっても「人々にクラシック音楽を」というこの音楽祭は、規模も何も凄いのです。グラスゴー・ベルファスト・スウォンジー・ハイドパークの4野外会場を結んで「ハロー」とやるのですから・・。BBCオーケストラとジャニーヌ・ジャンセンというバイオリニストが大活躍でした。

指揮はサカリオウモさんで、何とも愉快で誠実な方。いつも乍らタキシードの中のチョッキは国旗柄です。

会場設定も楽しいうえ、観客はそれぞれ好き好きな格好、仮想大会と見まごうほどのラフさです。国旗を着ているなんてザラですし、後ろの人が困るんではと思うような帽子をかぶった人も、大きな旗を振る人もいます。こんな会場で、エルガーの威風堂々とか聴けるんですから幸せですね。メリーポピンズメドレーなどもあって、みんなで呪文を唱えて歌うなんて、日本のコンサートではありえません。こんな風に老若男女、野外でクラシック楽しめるなんてステキです。

郷里・足利のココファームワイナリーの収穫祭で、古沢巌さんがバイオリンを弾き、坂田明さんがサックスを奏で、過去には山下洋輔さんがピアノを弾いたこともありました。ワインの飲みながらの野外音楽会のステキさは、経験した皆が認めるところです。

深夜のプロムス音楽祭の再放送は、BGMとして聞くにはあまりに楽しくて、つい読書の手を止めて聞き入ってしまいました。再放送聴けてラッキーでした。

テレビの力

一昨日テレビの健康番組をふとつけると「認知症の予防」やってました。どれどれ・・と

みると何とも元気なご年配の方々。それぞれの地方に昔から根付いている食材が紹介され

ていました。その中でも、私も大好きな”高野豆腐”の粉にはびっくりするも、おろし金で

おろせばいいやんか!と思ってみていたら、長野のある地方には、既におろしたものが

売ってるんですよ。ですから当たり前に皆さんよく召し上がる食材でした。いいなぁ。こ

の辺でも売ってくれないかしら?と次を見ると、例によって「油・オメガ3」の紹介でし

たが”認知症に効果絶大”とは知らなんだ。ふむふむ、エゴマ油に亜麻仁油。なんだ近所の

サミットに売ってたし!と昨日のんびり帰りによれば、エゴマ油も亜麻仁油もまったく消

えておりました!みんな見てたんですね、あのテレビ。ガンも怖いけど認知症はみんなが

心配している誰もが行く道ですものね。何とか予防したいという気持ちわかるわかる。と

いう訳で認知症予防に効果的な油買い損ねた顛末でした。しばらくは”オリーブオイル”と

”あいうべー体操”で乗り切ろうっと!

落ち葉カサコソ・・

古い作品ですが、以前こんなことをやっておりました。白い磁気に絵を描き、金も塗り、窯で何度も焼いて仕上げます。この作品は自分でも気に入っていて、カサコソ落ち葉を踏む季節になると引っ張り出します。少々どころか随分難ありですけれど、下絵をかき、絵の具を溶きして楽しんで描いていた頃を思い出します。絵の具を溶くオイルの匂い、足元でスースー寝息をたてて夜遅くまで付き合ってくれた愛犬べべも思い出します。夢中になって時間を忘れて描いていました。まだ老眼の気配もなかったころのことです(笑)

2013121714320000

院長先生のお誕生日

昼休み院長先生の誕生日を祝って、ピザランチ祝いをしました。3種類のピザと先生の大

好物のチョコレートケーキに、患者さんから頂いたカラフルなマカロンとミルフィーユを

飾りました。ルッコラ・イタリアンパセリ・ブロッコリースプライトの入った手作りのサ

ニーレタスのサラダもたっぷり頂きました。ドレッシングは先生が大学時代からおなじみ

のドレッシングです。こんなにお腹いっぱいになって午後の診療頑張らないと・・(笑)

スタッフからメガネ入れ兼スタンドになる優れものとグッズのプレゼントでした。メガネ

をどこに置いたかいつも探されているのと(笑)メガネを下げる皮の紐は「冷くないよう

に!」とスタッフの心遣いからで、ガンガン食べながら大笑いのランチでした。ちなみに

中央歯科の入社条件の一つは ”食べることの好きな人”です。今日は鎌田先生がお休みの

日なので、チョコレートケーキはしっかり取っておいてあげました。「冷めたピザ」は美

味しくないので話だけでーす。院長先生お誕生日おめでとうございます。ローソクは四捨

切り捨てで6本だけでした・・うん?

 

  1212-2 1212-1 めがね

ホンダさんのクリスマスツリー

和光市の本田技研工業・和光ビルの名物ともいえるのが、巨大なクリスマスツリーです。

昨年から電飾がLEDにかわりその数15000球!12月1日点灯されました。この樹

メタセコイアは1963年(昭和38年)創立15周年に従業員一同から、本田社長・藤

沢副社長に贈られたものだそうです。その当時の誓いが「夢と若さと枯れることないアイ

ディアが、今後のホンダをますます発展させるであろうことを約束する」というものだっ

たそうです。その後1989年(平成元年)頃「地域と融合した開かれた工場を目指す」

施策として”この樹をクリスマスツリー”にと発案されたのだそうです。いまでは従業員や

地域の誰もが楽しめるイベントに欠かせないものになっています。お近くに通りがかりの

時にはちょっと足を延ばして大きなツリーを見上げ、「ほーっ」とよい気持ちになってく

ださい。なかなか見事です。点灯する前LED照明をつける作業も大変だったでしょう。

ツリーを見るとなぜか祈りたくなりますが、あれだけ大きいとなおのことつい祈ってし

まいます。どうぞ穏やかな年の瀬になりますように。

2014120920530000

 

今年のクリスマス飾り

2014121214400000毎年Velvet Yellowさんにお願いして、バーンロムサイのチャリティ、クリスマスリースを手配します。今年はスワッグというタイプを頼みました。バーンロムサイはタイのHIVに母子感染した孤児たちの生活施設です。そこで作られた端切れから可愛い手作りクマさんも届きます。何とも可愛らしいクマさんです。今年の花材は特別。伊勢神宮で行われる遷宮の時に使う木材、神宮備林(伊勢神宮で20年に一度行われる遷宮の時に使用する木材として古くから守られてきた特別な森・加子母の森)の貴重な杉と檜の間伐材で作られたそうです。ですので花材を生かしてシンプルなスワッグになったそうです。深い緑のスワッグは樹の香り・緑の匂い・たくさんの見たことない木の実の枝がふんだんです。ダイレクトな自然のパワーを感じるせいか、午前中の患者さんが手を合わせてらっしゃいました。この時期に飾る「マトナ」のあったかい赤い額ともぴったりです。皆様に平安が届きますように。

言葉と別品の国

 

広告を通し、軽妙且つ鋭い視点で世相を切り取ってきた天野祐吉さんが亡くなって一年。

数々の残された言葉が未だ多くの人を引き付けてやまないようです。天野さんといえばい

つも言葉が「生活者の視点」であったことを強く思い出します。言い古されたことですが

「男はアタマでしか考えられない欠陥動物なんですね。専門的な目でしか、モノが見えな

くなっちゃうんですね」とブレーキかけてらっしゃいました。生活者の目線で・・天野さ

んの場合はうたい文句でなく、常に私達の心にしっかり届くものでした。最近アナウン

サーの言葉もスーッと目の前を通りすぎるような言葉ばかりで、それを「ことばが”から

だ”を失っていく」と天野さんは表現されました。もっと匂いのある言葉。温度のある言

葉。表情のある言葉。「世界で一位とか二位とか、何かにつけてそんな順位を競い合う野

暮な国より、戦争も原発もない”別品”の国がいい。道をすっと照らしてくれる語り部のよ

うな人でしたとたくさんの方が語っておられます。また「楽しめば得」ということも多く

のディレクターさんなどに伝えてらしたようで、「天野さんだったらなんて言うかな?と

思うことがよくあってと。もっと大真面目にふざけなきゃダメだよ」の言葉にひゃーっと

頭が真っ白になった。見透かされたと感じましたと述べてらっしゃいます。広告は風景を

変える。人の顔を変える。若い人の顔が小さくなったのは広告のせいだ。「消費者の立場

に立って」とか「生活者の目線で」といった言葉を、調子のいいうたい文句としてではな

く。言葉を過小評価してはいけない。言葉は時に人に希望を与え、その物事をよい方向に

変えると書き留めたノートにあったそうです。成長から成熟へ。もっともっと言葉を大切

にして別品の国を目指したいものです。

ふなっし~のプロ根性

昨夜、行列のできる法律・・になんとあのふなっし―が!以前ブログに書きました。

なかなかの物知りとプロ根性。着ぐるみなんて言ってはいけませー(笑)。

この日もオリンピック選手の体感トレーニングをしている方が、ふなっしーのジャンプ力

と体の柔軟性を褒めちぎっていました。ご存じのような柔軟性。単なるトレーニングの

賜物なのかと思っていましたが、目標とするアーティストがいたのです。その名はオー

ジー・オズボーン。知る人ぞ知るアメリカのスターだそうです。番組でふなっしーの望み

を叶えようとオズボーンの自宅を訪問することになり、ふなっしーがアメリカに飛びまし

た。ビバリーヒルズの豪邸前で興奮したふなっし―を有名なオズボーンが迎えた瞬間響き

合ったのか、飛んだり跳ねたりするふなっしーに、オズボーンがノリノリになってバケツ

の水をふなっしーに浴びせ、プールに投げ込みました。このバケツの水を観客にかけるパ

フォーマンスが、「なし汁ブヒャー」のルーツでした。ふなっしーの体当たりの一生懸命

さにオズボーンも「今度日本に行ったら一緒にやろうぜ!」と。言葉を超えてふなっしー

の”人を楽しませたい”という強い気持ちが伝わったようでした。プールに投げ込まれ救い

出されたビショビショのふなっしーが「重い!」と水をたっぷり吸い込んだ着ぐるみ

もらした一言には大笑いしましたが、それでも憧れの大スターに会えて認めてくれたこと

に大満足のようでした。ご当地キャラを超えたふなっしーの”物知り度”と一生懸命さにま

すますファンになりました。先日の阿川佐和子さんとの対談も超絶もので、あの阿川さん

もたじたじでした。年収8億うんぬんより、オファーに甘えることなく楽しんでもらおう

、一心腐乱の努力するふなっしーはスゴイと思いました。参りました!

小さな言葉かけ

3歳弱から93歳の方まで、本当に様々な年齢の患者さんに来院頂いています。ありがと

うございます。このところ急に寒くなって、風邪ひいてらっしゃらないか?血圧の具合は

如何か?手術の後のお食事は召し上がれているのか?気になることは山のようにありま

す。「オーラルフィジシアン」という立場で診療している当院では、患者さんの生活感

を大事にしますので、治療中のお病気の具合・服薬の状況・ご家族のことなど・・患者さ

ん方も協力下さりお話し下さって、全身の中のお口というスタンスで拝見しています。で

すのでスタッフも大変ですが、本を読んだり、セミナーに出たり、毎日の朝礼・終礼で連

絡し合うように心がけています。そうした毎日ですので、お迎えしたり、お送りしたりす

る時に、自然と言葉が出て応対しているのを見聞きするとスタッフ同士嬉しいものです。

例えば 「朝夕寒くなってきたのでゆっくりお布団から起き上がって、血圧が急に上がら

ないようにして下さいね」「胃の手術して、お食事を何回かに分けて食べてるかと思いま

すが、お手入れどうしてますか?」「糖尿病の数値は落ち着いてらっしゃいますか。宴会

シーズンですから、大変ですよね」「雨で滑りますから、気をつけてお帰り下さい」時に

はドアを出てから歩き出すまでお見送りするときもあります。先日は小学生のお子さんに

「むし歯にしないようにね。一生使う歯だから」と受付があたたかく話しかけていて、う

なづくお子さんをみました。小さな言葉ばかりですが、きっといつか心に届いて伝わる

と信じています。オーラルフィジシアンミーティング(酒田・熊谷崇先生主催)では、

歯科だけでなく、各業界で抜きんでた方をお呼びしご講演を聞く機会に恵まれます。日本

にとどまらず海外からの演者のこともあります。そのような前向きな方々にお会いしてい

つも思うことは、皆様礼儀正しく、教養のある言葉の数々と言葉が的確であたたかいとい

うことです。優れた通訳の賜物でもありますが、お話される姿・佇まいが既にステキで

す。このようにミーティングに伺って頂くのは歯科情報だけでなく、人として魅力的であ

ることもぬきんでた方々の特徴だという学びです。このようなたくさんの刺激も頂戴し

て、患者さんがたに折々いろいろな言葉がけが出来るようになることは、互いに嬉しいも

のです。自慢話になりましたが、私達オーラルフィジシアン(内科的歯科医院)は医療的

データーEBMだけでなく、その方の生活感バックグラウンドを踏まえてというナラティ

ブNBMを大切にしています。このNBMを進めるには、日ごろのお声がけと双方の会話を

通じた信頼関係以外にありません。これからも一言を大切に、患者さん方が安心してお話

し下さる医院づくりを目指して、みんなで学んでまいりたいと思います。アメリカ人の患

者さんに休日前「Have  a nice holiday」とお声かけしたら「Same to you」とおっしゃっ

て頂きました。ステキな習慣で、真似させて頂こうと思いました。学びは真似るです。

タンピン・カンリ

今日本のコンビニのサービスが、世界中から注目されているようです。日本型コンビニの

祖は有名なイトーヨーカ堂の鈴木さんです。ハーバードのビジネススクールでも最近

「タンピン・カンリ」という言葉で通るようです。びっくりです。客が欲しい時に欲しい

ものが手に入る。お客様の便利を優先したのが日本型コンビニです。以前のような十羽

ひとからげのサービス・皆と同じサービスでは生き残れない、という現代。いろんな意味

でゾゾっとします。サービスの提供側でもあり、時には客の立場になる自分としても思い

つくことはたくさんあります。ですけれど、やはりこれも誰かが旗振ってこうしましょう

と同じサービスしては元の木阿弥で、お客様が提供側に何を期待しているか?を感じるこ

とがまず大切です。

感じる心・感性は一口では言い表せず出来るものでもありません。ショートカットの

近道もありません。常日頃から自分が多くの人と関わること。アンテナを高くかざすこ

と。好き嫌いにかかわらずいろんなこと経験したり覗いてみて、楽しんだり、やだなー

と思ったり、イチョウの樹を見てワッきれいな黄色!と眺めたり、原宿のかわい系の

増田セバスチャンさんの舞台装置(ぱみゅぱみゅさんの専任の方)みてびっくりした

り!自分の好きなことばかりでなく、俗に言う”視野を広げる”がイイと思います。

日本型の主従のウエットな関係はダメだと思います・・と言いきる若い専門家に聞いてみ

たくもなりましたが、大変なチャンスとも感じています。どんなに便利になっても人間が

人間にサービスするのでここが大切です。いずれにしても大変な時代になりましたが、自

分がお客様の立場だったらと思うと、合点したり思いつくこともたくさんあります。工夫

することは楽しいことです。又その工夫を相手の方が喜んでくださった時には本当にうれ

しく思います。行ったり来たりのコミュニケーションですね。

 

風邪

日本語の達人・齋藤先生によると、「風」=人の肉体に何らかの影響与えるもの

風邪 =邪な気を運んできた

風邪を引く =邪気を引き込む と理解して軽く考えずに何かのサインと受け止めると

       よいとのことでした。又「風邪」は経過するものとの意味もあるそうです

ついでに、お口の中をきれいにすると、インフルエンザや風邪にかかりにくいと言われます。よく噛んでゆっくりお食事すれば、唾(唾液)も出て、尚お口の中の抵抗力を増します。お口の手入れには
   ブラシだけですと 58% の汚れが取れるのですが

   デンタルフロスを加えると 90% も取れるとのデーターがあります。

   細菌の汚れは手ごわいので、お口に合わせて使ってみてください。フロスは使うと

   とてもお口の中がさっぱりきれいになります。お口の中きれいにして風邪予防!!

今日は雨の後の小春日和。気持ちのいい朝です。紅葉した葉も本当にきれい。富士山も

真っ白でしたが凛々しい姿がベランダから見えました。しっかり召し上がって、お口のお

お手入れして、お元気に12月を迎えましょう。

健さんとマウスピース!

みたび高倉健さんです。生きるために俳優になったという健さんですが、任侠ものが立て

づいた時「自分が心を入れてない映画に、観る人が興奮している。怖いメディアだと

思ってフリーになった」はぐらかさずに自分が納得できる映画だけやろうと心に決め、

名優と言われる方から”佇まい”を学ばせて頂きましたと語っておられました。お芝居と映

画は違う。生き方が全部出るんだからちゃんとしないとね。人の命は限りがあり、身を

捨ててでも悔いがない人間であったかどうかですよ・・。一度キリを生きるんですよと。

パッと私達の前から姿を消されて、今になってどの言葉も心に深く響きます。

プロフェッショナルとは?に「生業です」と。Disciplineという言葉が浮かびました。

そんな中、足を衰えさせないためにウォーキングなさっていたようですが、「マウスピー

ス(4ミリ)は歩くとき欠かさないよ。歯がイカレたら歯の方が高いんだよ」と冗談いう

方でもあったようです。今、噛み合わせや歯周病・食いしばり・・いろいろな意味で、マ

ウスピースのご利用が増えてきました。何の分野でも健さんはしっかり本物を見極めて、

必要なことはしてらしたんだと感じ入りました。

山本周五郎さんをご愛読とか。人の生き方から知恵をもらい糧にするとおっしゃる健さん

から逆に、どれほど多くの方がその生き方からたくさんのものを頂いたことでしょう。

”はぐらかさない” 久しぶりに聞いた日本語でした。

祈り

2014111714410000

 

 

知人のお見舞いに行った病院にもう大きなツリーが。しゃがみこんで祈る若

いお母さんとはしゃぐ小さな子供に寄り添うお父さん。一家の祈りが伝わる

光景でした。遠くで見ながら、同じ気持ちになりました。大きなツリー飾る

のも大変だったでしょうが、ツリーから希望と幸せを沢山の方が感じられる

ことでしょう。穏やかな時間が少しでも長く続きますように。

お魚三昧!

魚お魚をいただきました\(^o^)/

 

久しぶりに捌いてみたらへったぴになってました(>_<)骨を引いてしまって刃こぼれさせてしまいました(;_;)

 

 

いさき

 

 

 

 

 

 

イサキは10尾以上いたので、塩焼き用と唐揚げ用に冷凍しておきました。しばらくお魚続きで楽しみです(*^。^*)

                                                    受付 小室  恵

ジャン・ギャバンのパネル

高倉健さんのお人柄をしのぶ声が、日を追ってあちこちで紹介されています。どなたもそ

のお人柄を称えるというより、特に男性からは尊敬にも似た、ご自分の目標だったという

声が多いようです。コーヒーがお好きだったそうで、撮影中行きつけのお店には、高倉さ

んが「お店の雰囲気にあうので飾ってくれますか?」となんとジャン・ギャバンの写真の

パネルをお持ちになったそうです。ジャン・ギャバン若い方はご存じないかもしれません

が、健さんらしいと思いました。その写真の前の席に座られてコーヒーお飲みになり、必

ず「美味しかった。ごちそうさま」と店を出ていかれるそうで、店主が「男が惚れる男で

した」と偲んでらっしゃいました。生きるために俳優になりました・・と言ってはばから

ない潔さ。お笑い番組ばかりの軽妙なテレビに、久しぶりにガツンと目が釘付けになりま

した。「不器用ですから」が口癖とのことですが、礼儀正しい高倉健さん。役柄を演じる

のでなく、その方そのものを深く知って心を演じられたんだと思います。

23日の「あなたへ」の再放送楽しみです。

蜷川実花さんと椎名林檎さんの会話

日本のカルチャーを世界へ!とそうでなくとも元気な若い二人が、テレビで盛り上がっていたので、「ナヌナヌ・・」と聞き耳立ててみれば、2020年のオリンピックについてでした。聞けば蜷川実花さんは、オリンピック委員会のなんと理事に抜擢されたらしいです。「へーっ知らなかった」と写真家としての彼女しか知らない私は、お父様を考えても並外れた才能と行動力を買われての事と納得しながらも、二人の会話を聞いていました。蜷川さんに言わせれば、委員会に出ても”プレイヤーばっかりで、プロデューサーがいないんだよね”と若者らしい率直なご発言。新入りなのでまずは、真ん中のテーブルに入ることを試みていて、「こういう人います・こんなステキな人います」ってアピールしてるんだけど・・・とのことでした。黒縁メガネで落ち着いた林檎さんも、先日はサッカーチームへのエールの歌を作られたそうですが、応援歌でなく、軍歌だろう?との批判も

あったそうです。NIPPONという歌を披露されましたが、それぞれ第一線にいる若い

女性二人の会話がとても新鮮で面白かったです。はじける才能たくさん持った若者が

出てきて、ポップなだけでなく、自分だったら何ができるんだろう・・と考えて発言して

いる様子が何ともステキでした。真面目なお二人から目が離せません。

活躍が楽しみです。

あなた

高倉健さんの訃報が伝えられました。

どなたからのコメントも、言葉少ない中にも健さんへの惜別の思いにあふれています。

町のインタビューにもそれは同じで、ある方は「新幹線でわっイイ男!と思って足の先か

らずーっと見たら健さんだった。これぞ日本の男と思った」ときっぱりおっしゃって居ま

した。その時の興奮が伝わってきます。

  行く道は精進して 忍びて終わり悔いなし  という座右の銘も伝えられています。

天台宗の僧から教えて頂いた言葉とのことですが、その方が「あのお方は、何かにつけて

結果や報酬を期待しない。あのお方は何でも命かけている。軽く受け流すことはしない。

お侍さんや」とおっしゃっていました。決して努力はやめない。我慢し続けて一生終えて

も悔いはない。という意味だそうです。ある方はその誠実なお辞儀の仕方を振り返り、

ある方は「ニコッとして黙ってるんですよ」と偲んでらっしゃいました。役柄が多かった

せいで、何度も刑務所を慰問なさったそうですが、その時に「あなたの大事な人のところ

に帰ってやって下さい」と話されたそうです。”あなた”という映画を観たくなりました。

街頭インタビューで聞こえた”日本の男”という言葉が、黄色に染まり始めた街路樹と

ハラハラ落ちる桜の樹の赤い葉っぱの季節にズシンと響きました。男の人が惚れる男

でいらしたんですね。多くの人の心に何かを残されました。

初ハプナ!

念願のハプナに行ってきました\(^o^)/

1ハプナ

 

チョコレートタワーのいちご味♡初体験)^o^(

チョコタワー

 

閉店ギリギリ3時半まで粘ってたくさん食べてきました(*^_^*) ハプナ

 

やはり一番人気はローストビーフでした。二番人気は蟹!!無言で黙々と食べてましたわ( ^)o(^ )

年に1回くらいは行きたいですね(笑)

 

挟間美帆さん

このところあちこちで見かける凄い人。挟間美帆さん。ちょっと前からジャズピアニスト

の山下洋輔さんが絶賛して可愛がってらしたので、ただ者ではないぞ!と注目してました

が、本当にすごい。静かそうな若い女性ですが、ひとたびピアノの前に座ると、あふれん

ばかりに音がこぼれてきて、ピアノの巧さもさることながら、そのセンスといったら!挟

間さん独特のアイディアが、たとえば弦楽器と一体となって、ジャジーなピアノに弦楽器

が見事に呼応し、発展させ、挟間さんのピアノのタッチが誘い水となって弦楽器がとても

ダイナミックになったりと、なんだか生きる力みなぎるといった感じです。挟間さんの作

曲ポリシーが伝わってきます。アメリカ留学中も頭角を現したようで、山下洋輔さんが嬉

しそうにしてらっしゃるのがよくわかります。あふれた才能に出くわして、ライバルでも

あり親のような気持ちで応援してらっしゃるのが見て取れます。新進の音楽家を顕彰する

「出光音楽賞」も当然!のすばらしき若き才人です。チャンスあったら

ひお聴き下さい。