この6月4日今大変注目されている「オーラル・フレイル」について、科学大・戸原玄先生の情報を紹介しました。その中で舌骨上筋に注目され、オーラル・フレイル予防の提案がありました。その第一が➀「猫背は危険」というものでした。先ず正しい姿勢で・・と
そうしましたら偶々あの、自律神経の第一人者・小林弘幸先生も、猫背の事を書いてらっしゃったので、ご紹介します
・「猫背をやめる」ただそれだけ
自律神経が乱れていたり、胃腸の働きが弱っていたりすると便秘になる人が大勢います。私がやってる便秘外来に訪れる多くの患者さんに共通しているのが「猫背」です。健康にとっていいことがありません
血流が悪くなりますし、内臓が圧迫されることで胃腸の働きがさらに悪化します。猫背の場合は頭が前に傾いていて、常に首の筋肉に負担がかかっていています。そもそも首は脳と胴体をつなぐ神経、血管が多く通っている場所なので、そこに負担がかかっている状態は体全体のコンディションを悪くします。
とにかく意識して猫背をやめる・・なのですが、猫背は長年にわたって体が覚えてしまった形で、習慣、かなり意識しないとやめられないのです
そこで、★シンプルにおすすめなのは「30分経ったら、一度立つ」を習慣にすることです。
おフィイスで仕事をしている時も、30分経過したら一度立つ。家でテレビを見ていても、読書をしていても、何をしていても30分経ったら、一度立ち上がって下さい。これが猫背を意識するスイッチです。
その時できれば「肋骨ゴシゴシ体操」を追加してみて下さい。やり方は簡単で両手を軽く握って、手のひらで肋骨を左右にゴシゴシ擦るだけです。
背筋を伸ばし、正面を向いて、大きくゴシゴシすれば、それだけで背中は伸びますし、肩甲骨も動き、肋骨が刺激されたことによって内臓の動きも活発になってきます。
とにかく猫背をやめてみる。今すぐできる簡単で、おすすめのリセット術です
リセットの習慣より 「悪い流れを断ち切る」
小林弘幸
オーラル・フレイル予防にまずは猫背を改善・・と戸原先生のご提案は、自律神経や腸の疾病予防にも大事なんですね。口腔と全身の関りは切っても切れない、みんな繋がっているんだぁとあらためて納得。猫背予防心がけたいものです