1杯のホットコーヒー、1杯の温かい緑茶

以下、小林弘幸先生の「心と体の免疫力を高める最強習慣から」です

わたしは、基本的にいつも常温か、温かい飲み物を飲んでいます。なぜなら、体の冷えは想像以上に悪影響をもたらすから。冷えによって血流が滞って、腸の機能が低下すると、相関する自律神経のバランスが乱れます

そこで私は、ホットコーヒーや温かい緑茶を多くの人にすすめています。

先ずコーヒーには抹消神経を拡張させる作用や、抗酸化作用があり、血流を良くしてくれ、大腸のぜんどう運動も促し、腸内環境がよくなって、全身に血液が流れやすくしてくれるからです。ハーバード大学の研究によると、コーヒーには幸福感に関わる快楽物質である、セロトニンやドーパミンを増やす作用があり、適量のコーヒーには抗うつ作用まで見込まれるというのです

緑茶については、「テアニン」というアミノ酸に注目です。テアニンを摂ると、脳の「α波」が増加するとわかっており、α波が増えると副交感神経の働きが活性化して、抹消の血流が改善されます。α波はリラックス状態を示すので、気分がふさいだりイライラしたりするときには、一杯の温かい緑茶が最適でしょう

 

折しも、新茶の季節。
先日新茶のコーナーでは、茶葉をそのまま食べさせてくれました。私は日本茶を買う時には必ず、茶葉を食べさせていただくので、「ラッキー!」とばかりにお味見しました、「う~ん」なんて甘くて瑞々しい柔らかい香り!自宅用と、親友に。あと仕事してらっしゃる方にお仕事場で召し上がれるように、とティーバックになった新茶も買いました
小林先生おっしゃるように、α波が出てリラックスなさり、ゆったりなさってお仕事進むでしょうか・・

先日友人宅に新茶を持参した時には、「ちょっと待って・・」といって、大事にしまってあった五月の兜の絵柄で、裏には菖蒲が描かれた九谷のお茶碗出し、器をあっためて丁寧に新茶を入れて下さり、幸せな香りに包まれました。
小さな、けれど大っきな充足感につつまれました・・
新茶は香りもさることながら、その若葉のような緑色がまさに新茶。α波が溢れ出るようで、幸せ感につつまれました