60代独身女性 職業欄の肩書は

60代の独身女性が職業欄を書く際に「主婦」でよいと言われた経験を新聞に投稿された方に、多くのお便りが寄せられたそうで、それを読むといろんな事が見えてきました

もとはこのような投稿です(要旨)

・とある申込用紙に商業欄があり、4月からアルバイトを始めるので「アルバイト」と記入したら、担当の若い男性が「主婦でいいんですよ」と言ったそう。結婚してないし、主婦はどうなんだろう、自分は定年退職し所謂、無職の身だと。その時、結婚してるしてないに関わらず、家の事をしているって「主婦」又は「主夫」では?と思ったと
最近の投稿を見ると「年金受給者」「元〇〇」という肩書も。自分に置き換えると「元会社員」「休職中」。もしかしたら私も「主婦」なのか?家事はしている。一人暮らしでも生活はしている。独身でも主婦。皆さんはどう思われますか? (川崎市 佐野ときえ 検討中 62歳)というものでした

これに対し兵庫県66歳の方。現役時代は何の迷いもなく職業欄に「会社員」と書いた。定年直後に「無職」と書くことに一抹の寂しさを覚えた
職業欄を「生活の糧を得るための生業」と考えると今の自分は「年金受給者」?と思う。「ただ、無職と記入する時の、どこにも帰属していない、なんとも言えない解放感も捨てがたい

携帯電話の契約カウンターで似た経験をした60代の方
自分自身は「専業主婦」の分類と思ったが「無職」にチェックしようと思ったら有無を言わさず「主婦ですね!」と言われ違和感覚えた。自分と同じ年恰好でも、定年退職したばかりの無職の男性には「主夫ですね」とは言わないだろうと思ったから
「家事は女性がやるものというという感覚が、未だ世の中にはあるのでは」
しかも家事は社会的、経済的な営みなのに、「主婦という言葉の中には”社会や経済から遠い存在”のような古いイメージがこびりついている」とも感じる。世の中の意識が変わって「主婦」の言葉が自然消滅することを、期待していると言う

60代の独身女性が職業欄を書く際に「主婦でよい」と言われた経験を投稿なさって、「皆さんはどう思われますか」と問いかけただけで、こんなにさまざまなご意見が集まったんですね。興味深く読ませて頂きました

最期に男性からの投稿もあり、71歳の岩国市の方は「家守」と称し、読み方は「かしゅ」「やもり」どちらでもいいそうです。縦のもの(家事)を横(ハウスキーピング・ハウスキーパー)にして、再度縦にしたらこうなったと・・
役所などの「正式な」書類は仕方ないので「無職」。炊事洗濯、子どもや高齢者の世話と言った、世の中で産業になっていないことを家でやっているだけ。だから「無職」は違うんだけど、と思いつつと。

いろいろな思いをもって、さまざまなやり取りとお考えを拝読しました
私も「主婦」「無職」「元何々・・」モヤモヤです。気持ちがモヤモヤなので、文も何だかなぁ~歯切れの悪いことで失礼しました
仕方がナイチンゲール(笑)