味道(みどう)

アラッ?料理の鉄人!?

菊乃井の村田吉弘さん、中華の脇屋さん、パティシエの鎧塚さん等が何やら学会?のように集ってるのを見ました。司会は今半の社長さんです
何事かと見たら、日本の料理・お菓子は海外の方からも賞賛されるようになってきたけれど、日本に目を向ければ非常に心配な状況だ・・と。

先ずは日本の伝統文化である食を担う人=料理人の育成、子どもの食育、50年後の子どもの未来を考えて、食から携わっていきたいとの村田さんの強いお気持ちが伝わってきました。
大賛成!

小さい頃からの食って、五感を育てますものね。だけども働く環境も状況も変わる今、単に食べるってこと自体が変わりつつあって・・。
季節もなくなりつつある自然の脅威の中で、食べるものがいつまでもふんだんにあるとも限らないし。
牛のげっぷが温暖化云々と言われても、何していいんだか・・。でも行く度スーパーの一角に、お肉の代わりの大豆たんぱく製品も増えてきている実情。自分たちの問題なんですよね。どうしたらいいのかしら・・。

最近キュウリなども、曲がったのも売るようになり、味に変わりはないし、まっすぐの胡瓜じゃなきゃならない理由はないしで、積極的に買うようにしています。ただ根元がふくらんだのはだめですね、時間がたってます。たんなる胡瓜も塩しただけ、何もせずお味噌をつけてかじる、ヌカ漬けの浅漬け、古漬けそれぞれに美味しい。中華では炒め物にもするし・・。野菜などの格好にこだわらず自然の味を噛みしめて、ベロを育てることが大事ではないかな~と、プロの料理家の活動に関心持ちました

若いお母さん方の間で「出汁」が人気とも聞きます。ステキな流れですよね、減塩にもなるし、海外でも人気なようですね。

そう言えば、ちょっと前フランス人のシェフに、鰹節の幅広く削っただけのおつまみを差し上げたら「う~ん、これは美味しい。アイディアが生まれそう」と喜ばれたことありました。最近ではヨーロッパで鰹節工場があるとも聞きます。

「味道」期待します。