死ぬことは「怖ろしい」・・日野原先生

あるテレビ局が昨年末から今年の一月にかけて、ご自宅で過ごされている日野原先生に連日インタビューされた報道を拝見しました。

一番苦しかったのは、あのよど号のハイジャック事件。あきらめた命を頂いた
その経験から、自分の命は人の為に使おうと奥様と決められた・・と。

多々意見のあった聖路加立て直しの際も、先を見越した、広い通路や壁に設置された酸素の装置などが、よもやの大惨事・サリン事件の時に役立ったことなど。ほかにも、人間ドックの普及・成人病を生活習慣病に名前を変える先頭だったことなど、紹介されました。

子供たちに、「命の授業」を実施され命の大切さを説きながらも、今年の一月インタビューに「死ぬことは怖ろしい」「本当のことを知るのは怖ろしい」とおっしゃる人生の大先輩の素直な言葉に、なぜかホッと致しました。

そしてその言葉の直後に、死ぬまで前進!「キープ・オン・ゴーイング」ですよ。私と一緒にね・・とご自宅でお顔を崩しながらおっしゃった日野原先生。

「キープ・オン・ゴーイング」そうかぁ~とつぶやく私です。

キープ・オン・ゴーイング! 日野原先生105歳の心からのメッセージです。