予防予防と言われて久しいですが、1998年歯科の開業医が予防の会を立ち上げた時はエッ!でしたが、今では虫歯も歯周病も「細菌の感染症」をうたわない歯医者はありません。でも、きちんと感染予防のために、破壊と除去をしているか・・?どうかは疑問ですが・・。

折しも日本は超がつく高齢社会になり、お口の中の菌が、汚れが全身に悪さすることが注目され、長生きなさる中で、肺炎予防にも口の中をきれいにすること・・の重要性に注目が集まっています。
今日は遠い昔に削る・被せる・抜く歯科治療を受けた年代と、予防に光が当たり、維持することに目覚めた歯のたくさん残った世代が入り混じった現状です。

どちらにせよ、お口の健康保つには「唾・唾液」の役割が欠かせません。心配ないわよ!と豪語する中高年の男性も女性も、唾液量を測ると存外少ないものです。「私はしょっちゅうお茶飲んでるか・・」という女性も、測ってみると意外や意外少なくて、ビックリします。その上日本人はお薬大好き民族ですから、薬の副作用でお口が乾いている方も少なくありません。なのに自覚ないのが口腔乾燥気味の方・世代です。そして口が乾くから良くアメをなめているのもこの世代です。からだが欲しているのです・・。

唾液が充分に出さえすれば、お口の中は自浄されています。少ないと目に見えない菌たちは居心地いい口の中で悪さをするのです。その汚れ具合は肛門の汚れに等しいと言われます。ギョッ!ですね。

ですので、朝のお水一杯が推奨されていますが、起きたらまず、何もつけない歯ブラシで
お口の中を「からブラシ(何もつけずにブラッシング)」してみて下さい。洗面に吐き出した唾の汚れ!に我ながら卒倒すると思います。

就寝中は唾液はストップするので、寝る前にお手入れせず寝てしまった方は、特に朝方の口の中の汚れは最悪です。ですので、起きてすぐ「駆けつけ一杯・・ならぬお水を飲めば、寝ている間中増殖した悪玉菌を、飲み干すことになるのです。キャー汚い!」ですよね。

どうぞ朝起きたら、「からブラシ」の習慣を!
それから「美味しいお水を一杯!でお目覚め下さい。

寝ている間に人間の体は修復されていると言いますが、お口の中は菌たちの巣窟です。
見えない菌相手ですが、吐き出した唾のドロドロ見れば容易に理解できます。菌の集まりバイオフィルムは、お風呂や、流しのヌメヌメと一緒ですので、こすり落とさなければ
取れません。「うがい」では落とせないのです。

こうして起き抜けのお口の中を、まず「からブラシ」当てて清潔になさって下されば、朝の美味しい一杯のお水が、からだにも有益な一杯になります。
このひと手間が、あなたの健康を守ります。