少々前ですが、2017/9/14の新聞です。
この厚労省の発表は2015年度に病気やけがで全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)だそうです。前年度より1兆5573億円増加。国民一人当たりも1万2200円増の33万3300円で9年連続で過去最高を記録とか。

特に薬局調剤医療費が6985億円増えているそうです。
高齢化の影響も大きく、65歳未満は18万4900円に対し、75歳以上は92万9000円と約5倍だったそうです。

医療費の財源は国民や企業が負担する保険料で成り立っており、全体の48・8%を占めています。
ですので、昨今は企業が「健康経営」と称して、社員の予防に力を入れ、
具体的に動き出しました。調剤薬局でも多剤投与に対して、医科と連携しきめ細かい対応されるようになりつつあります。

私共、中央歯科では当たり前ですが「定期メンテナンス」が、ようやく皆様に認めて頂けるようになってきたと実感しています。
でもまだまだこれから。今だに歯医者なんて何かあったら行くとこ・・みたいにおっしゃる方もいらっしゃいます。ご損ですね。

これも私達歯科側のアピール不足ですので、さらに丁寧に皆様に伝わるように毎日お話していかなくては・・と思っています。口から口へと・・。
お口の中をきれいに保つことは、虫歯・歯周病に限ったことでなく、もっと
からだの根幹にかかわる病気につながる重要な事なのです。

お一人お一人が「自分のからだは自分で守る」につながるケアをなされば、積もり積もって健康に向かうようになり、お元気で楽しい毎日につながると思います。

亡き・日野原先生が下さった言葉「習慣がつくる こころもからだも」を
引き続き皆様にお伝えし、無駄な医療費に対して、私たちがもっと敏感にならなくてはなりません。医者にお任せではないのです。

何年か前アメリカでChoosing    Wisely というキャンペーンが起きました。
いきなり日本でどうこう言うものでもありませんが、当時日本医師会の方が「医療が高度化し医療費が増大する中、それぞれの検査や薬が本当に必要なものか、重複はないか、ますます真剣に取り組まないといけない課題になっている」と話された記録があります。
「患者さんは黙って医者の言うとおりに・・等という風潮は過去のもの。知りたいこと、困っている事、訴えたいことをあらかじめ整理して、医者に質問してください」とも述べてもおられました。
本当に必要な医療だけを選ぼうと、医療を提供する側と受ける患者さん側に呼びかけるキャンペーンでもあったと思います。

我々医療提供側は、折々情報を整理して、正しくお伝えし、患者さん方がご損ないようにしないとなりません。あくまでも主役は患者さん。我々と一緒に同じ土俵に立って頂き、健康支援できればと思います。