むせることが増える、硬いものが食べにくくなるなどの「口まわり」のトラブルが、将来の死亡リスクを高める可能性がある。そんな調査結果を東京大学等の研究チームがまとめた。こうした口の働きの衰えは自覚しにくいが、歯科医の定期的な受診などで対処が大切という。

千葉県柏市在住で介護を必要としない65歳以上の2千人を対象とした調査、主に本人への聞き取りや測定から
①残ってる歯が20本未満
②噛む力が弱い
➂口を巧みに動かせない
➃舌の力が弱い
➄かたい食品がたべにくい 
⑥むせやすい      の6項目を調査し3つのグループに分け、4年後の健康状態を検証した

それによると
・3項目以上該当したグループは、ゼロのグループに比べ死亡率が2・09倍。介護が必要になった割合は2・35倍だった。

口の働きが衰えている人は食事量が少なく、肉類の摂取が減る傾向にあり、これは食べられるものが減って栄養状態が偏り、体力の低下や健康状態の悪化につながったとみられるということで、調査をした東大高齢社会総合研究機構の飯島教授(老年医学)は

「かむ力や滑舌の悪化など些細な口の衰えの積み重ねが、体に大きな影響を及ぼすことがわかってきた。早いうちに気づき、かかりつけの歯科医で口まわりのケアをしてほしい」と警鐘をならしてます。

身近にいらっしゃる高齢者のお口まわりに、目を向けて差し上げてください。又若い方も今からでも遅くないです。お口のケアを致しましょう。