遊び

BSのヒューマニエンスは遅い時間ですが大好きです

先日のテーマは「遊び」
遊びが専門と言う研究者が居るとか、人間とは「遊ぶヒト」=ホモ・ルーデンスなのか、と小難しい・・。

遊びはヒトが多様な道具を生み出した原動力で、ヒトの集団を大きく育てるツールとなってきた。
遊びは脳を鍛え、創造性や文化を生み出す。困難な状況を乗り越える力になってきたという。番組では遊びの真髄を妄想した

次の日ふと、「遊びをせんとや生まれけむ」
ふいに口ついてでたことば・・なんでだろ、不思議ふしぎ・・。

折しも運動会の練習が始まり、隣の小学校では大勢の小学生が大きな声を出して、一生懸命練習している。ゴミ捨てに行きながらふと見ると、全員で揃えなければならない動きの中で、一人二人・・わが道を行くテンポで動いてる子もいて、くすっと笑ってしまう。ほんとは合わせないといけないんだろうが、その子はそれで楽しそう・・

近くの公園で、無邪気に遊んでる子どものはしゃぐ声を聞くと、大人である私の身体も思わず動き出してしまいそうになる、心が躍る・・

思いっきり遊んで欲しいなぁ~、楽しそうな子供たちを見ながら、もっと大きな声出して遊べばいいのに、とつくづく思いながら「公園で遊ぶ子供の声がうるさい」と言う苦情もあると知り、なんともなぁ~の昨今

虫の入った虫かごを放っぽりだして、今度は遊具に夢中な子供を見て、なんだかいいなぁ~。いっぱい、めいっぱい遊ぶといいよ!
遊びは人類を救う!大げさでなく本気でそう思った、秋の日・・でした

小さなできごと

いつも買い物い行く度、通らせて頂く神社。
小さな神社ながら入る時には頭を下げ、二礼二拍手一礼して通らせていただきます。時にはダラダラ願い事をして・・(笑)

この夏の暑い日、私が境内に入ると、ちっちゃな女の子(多分小学1~2年生?)が一人でチョコンとお辞儀していてビックリ!すぐ行っちゃったので私も拝礼しました。ふと見るとその女の子が外で待っていて、「あのねあのね、この間中学のお兄ちゃんが二人でそうしてたから、真似したの」と。
嬉しくなって、「そうなの、そのお兄ちゃん私も見たことあるわ。ごあいさつできてすてきだったわよ」と言うと、走って行っちゃいました!

実は何日か前、その中学のお兄ちゃんと思われる二人に、たまたま会ってたのです。この小さい女の子と同じように、まぁ礼儀正しく神社境内を通っていたのです、しかも神社から公道に下りた時にも、もう一度お辞儀してたりしたのでビックリして「礼儀正しいのね、カッコいいわ」と声かけたのでした。そしたら
「○○中学生は当たり前です」と得意そうに言ったので笑ってしまいました。

そんなことがあったので、このちっちゃな女の子が出くわして、真似しようと思った中学のお兄ちゃんは、この男子生徒二人だったんでしょう。

偶然と言えば偶然、なんだか嬉しく、清々しい秋の一日でした。

ヒガンバナの謎に思う

なかなか秋が来ないと思っていたら、ヒガンバナは暦通りに咲いた。不思議ですね。春から秋まで地中で眠っているのに、どうやって暦を見るのでしょうか?
丁度新聞に「森から見れば」と言うコラムがあり、ヒガンバナ載っていました。

それによると、ヒガンバナで興味深いのは、日本のヒガンバナは種子を作れないことだそうです。それなのに各地に分布している、この不思議について定説があるそうです。

ヒガンバナは球根にでんぷんを含みます。有毒だが、あく抜きの下処理すればお餅にして食べられ、実際食糧が欠乏する時に、貴重な食べ物となってきたそうです(でも有毒と聞いてちょっと腰ひけますね)。もしもの時の備えとして先人が各地に持ち込んだというのです。

ヒガンバナは中国にも分布し、あちらには種子ができるものがあるそうで、種子ができない方は球根が大きく育つので、それが日本に持ち込まれたと考えられるそうです。

勿論、もともと日本にある植物にも、主食となるものどんぐりなどの木の実や、ワラビやクズの根からでんぷん質の食べ物が得られた。但し、多くは食べられるようにするまでにヒガンバナ以上に手間と時間がかかります。

時代が下るにつれて、より簡単に食べられる植物が持ち込まれ、日本人の生命線となってきた。雑穀・サトイモ・麦・稲・すべて外来種。日本人が生きながらえ、豊かに暮らしてきたのは、外来の植物のお陰なのだと記事は締めくくっています。

季節のヒガンバナを愛でる記事が、思わぬ日本人の生命線と言う話につながり、秋の初めに感慨深いことでした。

 

誰もいない海 トワ・エ・モワ

今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して人は行き過ぎても
私は忘れない
海に約束したから
つらくてもつらくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
たった一つの夢が破れても
私は忘れない
砂に約束したから
淋しくても淋しくても
死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
いとしい面影 帰らなくても
私は忘れない 
空に約束したから
ひとりでも ひとりでも
死にはしないと

 急に涼しくなって、慌ててカーディガン羽織って近所に買い物に出た帰り、新しく出来たこじゃれた軽井沢の一角のようなみどりの小道で、ふとこの歌を口ずさんでいました。ギター抱えたトワ・エ・モアの二人の画像もくっきり目に浮かんで・・。気温が下がったから、煮物を作ろうと買い込んだ大根が重かったのに、口ずさんだあとはあったかくなんだか軽やかでした。慣れ親しんだ、森戸海岸の海が浮かんだりして、歌はありがたい・・♪

まつ毛ダニ!

先日健康番組で「目の特集」があり、白内障に関心ある私は注目してみていました。その日は白内障でなく、二人の女性眼科医が「まつ毛ケアで予防」とあり、何のことかわからず見たら・・
なんと!まつ毛にダニが居るというのです!気持ちわる~!

そのダニの正体が画像で出て動いてる~、なお気持ちわるい~!
何でも今はまつ毛のオシャレが盛んで、汚れが取り切れておらず「まつ毛ダニが居るというのです。

まつ毛シャンプー?又はぬるま湯で丁寧に、まつ毛周辺を洗ってほしいとのことでした。まつ毛シャンプーすら知らない私は、ただただビックリでした。

マイボーム線と言う油分を分泌する器官があって、油分を分泌することにより、涙が蒸発するのを防ぐ役目の部分で、瞼のまつ毛の生え際よりやや、内側とか・・。

いずれにせよ、まつ毛の周辺をぬるま湯で丁寧に、きれいに致しましょう、ダニが繁殖しませんようにと知らないことばっかり!でした。

痛快!地曳いく子さん

若い頃からこの地曳いく子さん、女性誌などでちょくちょくスタイリストとして活躍され、きっぱりしたもの言う方だなァと思っていました。

久しぶり「60歳は人生の衣替え」と言う本出されたと新聞に紹介され読みました。相変わらず歯切れいいこと!

昔は似合ってた服が似合わなくなって、何を着たらいいかわからないという言葉を60歳以前後の女性からよく聞くんだそうで。なぜかと言えば、世間も自分も変ったから。体重は同じでも、くすんだ色や、体型を拾う、とろみのある素材は避ける。シャツなどベーシックな服も、シルエットが昔とは変わってるので見直す。
この3つに気をつけると方向性が見えてきますと優しくアドバイス。
過去は振り返らず、あまり先の未来まで考えないで「今の自分を基準に選んで欲しい」と。

歳を重ねると個性がより強く出てきて、本当に「十人十色」なんですよ、微差が印象を左右するので、還暦すぎのおしゃれは特に気を配ることが大事だと思います・・とやさしい。

この年齢になったら、周りから何か言われても聞く耳持たなくていいんです、いつ死ぬかわかんないんだからと、ビックリ発言!明るく楽しく、気分をあげるためにするのがおしゃれ。自分を素敵にしておくことで、周りにもいい影響を与えられますからね・・!と。

ヒャーッ!こう言い切ってしまうところが地曳さん!昔から変わらないなぁ~とびっくりしながら妙に納得でした。

小惑星の石と砂、地球へ

このニュースには、ホンワカしました
日本のはやぶさに次いで、二回目と、そうだっけ!?
海外の研究者はこのような報告も、本当に熱量持って興奮してインタビュに答えるから、夢が広がりますね

地球の生命の成り立ち、太陽系を知る上で小惑星の材料の回収は NASAとして初めてらしい・・。国防省のクリーンルームで大切に保管されるという。アミノ酸が見つかる可能性にもニュースは言及していた。アミノ酸と言うことは・・生命体!?
小惑星のベンヌというのは、2182年地球に衝突の可能性があるんですって

よくわからないけれど、小さくて大きなニュースだった
夢があるなぁ~と見上げると、十五夜前のキレイなお月様が冴え冴えと

朝夕しのぎやすくなってきて、カレンダーをどこで見たんだろうと思うくらい、お彼岸に合わせて真っ赤な彼岸花が、スックと咲いています

味道(みどう)

アラッ?料理の鉄人!?

菊乃井の村田吉弘さん、中華の脇屋さん、パティシエの鎧塚さん等が何やら学会?のように集ってるのを見ました。司会は今半の社長さんです
何事かと見たら、日本の料理・お菓子は海外の方からも賞賛されるようになってきたけれど、日本に目を向ければ非常に心配な状況だ・・と。

先ずは日本の伝統文化である食を担う人=料理人の育成、子どもの食育、50年後の子どもの未来を考えて、食から携わっていきたいとの村田さんの強いお気持ちが伝わってきました。
大賛成!

小さい頃からの食って、五感を育てますものね。だけども働く環境も状況も変わる今、単に食べるってこと自体が変わりつつあって・・。
季節もなくなりつつある自然の脅威の中で、食べるものがいつまでもふんだんにあるとも限らないし。
牛のげっぷが温暖化云々と言われても、何していいんだか・・。でも行く度スーパーの一角に、お肉の代わりの大豆たんぱく製品も増えてきている実情。自分たちの問題なんですよね。どうしたらいいのかしら・・。

最近キュウリなども、曲がったのも売るようになり、味に変わりはないし、まっすぐの胡瓜じゃなきゃならない理由はないしで、積極的に買うようにしています。ただ根元がふくらんだのはだめですね、時間がたってます。たんなる胡瓜も塩しただけ、何もせずお味噌をつけてかじる、ヌカ漬けの浅漬け、古漬けそれぞれに美味しい。中華では炒め物にもするし・・。野菜などの格好にこだわらず自然の味を噛みしめて、ベロを育てることが大事ではないかな~と、プロの料理家の活動に関心持ちました

若いお母さん方の間で「出汁」が人気とも聞きます。ステキな流れですよね、減塩にもなるし、海外でも人気なようですね。

そう言えば、ちょっと前フランス人のシェフに、鰹節の幅広く削っただけのおつまみを差し上げたら「う~ん、これは美味しい。アイディアが生まれそう」と喜ばれたことありました。最近ではヨーロッパで鰹節工場があるとも聞きます。

「味道」期待します。

缶の蓋がかわってた!

 

久しぶりにホタテの缶詰を買いました。母が好きなXO 醤をホタテたっぷりで余り辛くないのを作ってホームに届けようと思いついたからです。

いつもお料理用にはホタテの崩れたのでも充分なのですが、母に・・と思い、形がちゃんとしたホタテを買いました。いずれにしても崩して料理しちゃうから同じなんだけど。

ビックリ!缶の蓋が何やら様相が違う!蓋が缶じゃない?何言ってるんだか自分でも「?」。

青い紙の様な新しい蓋に「引く」と書いてありそこからつまんで?方向に引いたらいきなりホタテ!紙だと思ったのは紙の様な薄いアルミ!でした。

うまく辺縁が処理されていて怪我する心配もありません。アルミの鋭利な蓋がゴミ置き場の缶ゴミの所に散らばってるのを「危ないなぁ」と思って見てた私はちょっと嬉しくなりました。

全部が全部代わった訳ではないでしょうが、こう言う事を工夫し考えてる人が居ることに何だか感動!だけどコストかかりそうですねぇ。小さな新発見でした

かくや

 

我が家では何気に言ってた「かくや」
友人に言っても誰も知らない・・。

私の理解では、古漬けになったぬか漬けの救済策だと思っていますが、これがまたやろうと思ってできる味でなし、何ともご飯にあうのです。

イイ感じに浅漬けとか、お茄子の色がきれいに漬かったときなどは、我ながらほくそえんでしまいます。茄子のイイ感じに漬け上がった色はほんとに濃い紫と言うかきれいなんですよね。

ぬかの中で漬かり過ぎた、出すのを忘れてた古漬けを取り出し、塩だしして細かく刻み、気持ちお醤油を垂らして揉み、私流には刻んだ生姜もしくは薄切りの生姜を一緒に揉みこみます。

白いご飯がまぁ美味しいですし、お茶漬けにも浅漬けとはちょっと違ったなんというか、古びた味?して美味しいですよ、乳酸菌の力かなァ。

そう言えば、昔は「お香々(おこうこ)」と言ったのは、漬物の事ですね。

今回「かくや」を調べて見たら、日本料理では細かく刻むことを「かくや」と言うとありました。へぇ~知らなかった。落語好きの方は落語「酢豆腐」に出てくるので、かくやはご存知とのことでした。これまたへぇ~っでした。

 

カブトムシ大量発生!

キャーッ!びっくりしました。
カブトムシが一本の樹にうじゃうじゃいるんですから・・

イベントかなんかで、子ども達が採り易いようにしてるのかな?まさか!と見入ったら・・
本当に大量発生してるのだそうです。

近所の農家さんのご主人が言う説明に、またビックリでした。
と言うのも、「野焼き」ってご存知ですか?
農作物の茎や葉などの残渣を償却するための野焼き、害虫の発生を防ぐ効果もあると聞きました。又肥料として使う妙冬の間にたまった枯草や藁を燃やして灰にする野焼きもあると聞きます。

しかし最近は「煙でのどが痛くなる」「洗濯物が汚れる」「悪臭がする」「視界不良になり交通の妨げ」等など、野焼きは出来なくなってるようで、その処分に困りおがくずが増えてるんだそうで、そのおがくずはなんとカブトムシの格好の寝床だそうで、60匹以上も幼虫が出てきた時もあるそうです。テレビの放送では、食事時でしたらビックリして見れないような大きなカブトムシの幼虫ゴロゴロでした。すごい数!

農家さんも違う意味でご苦労されてるようでした。

野焼きは一つの季節の風物詩などと言ってる場合じゃない現状なんですね。今は気象の事だけでなく、知らないことが国内でも沢山起きています。知らぬが仏・・などとは言っていられないようです。

 

どこからか言葉が お帰りなさい 谷川俊太郎

お帰りなさい
あなたはどこからお帰りですか
山からも海からも町からも
一度として消息が届かず
空を見上げる日々
ヒトの寂しさとは
こういうものかと
地を這う虫に問うて
気を紛らわしておりました
静寂がせめてもの慰めで
意味あるものすべてが
消え去ってゆくように思え
思わず祖母の遺した辞書を
火にくべてしまったのでした
こうして傍らに座っていても
あなたを探すのをやめられない
感情があなたを通り抜けて
どこかを彷徨っている
私は私から遠く旅立って
草木に空に古い物語に身をひそめ
見えないあなたに見られたい
あなたはせめて微かな物音となって
私の耳に訪れてください

メッチャ明るい北口さん!

久しぶり、もろ手を挙げてすごーい!と言いたい選手が登場。やり投げの北口榛花さん。

いつもにっこにこ、何でもお母さまが「笑ってるといいことあるよ」と小さい時から仰っていたから・・と。

そんな北口さんのこれまでのいきさつを、テレビで知ってもっとビックリ!元々水泳・バドミントンの選手で、やり投げの道に!と促した先生がまたスゴイ。すぐ頭角を現した北口さんも、やり投げ本場のチェコの指導者に直接メール送り粘って弟子入り。その半端ない訓練の凄まじいことったら!並大抵の努力でないなァ~!またビックリ!

北口さんのこと書いてると「!」ばっかりになっちゃいます。
本当に屈託なくて、見る私たちを「すごーい!拍手」ってなっちゃう元気印の北口榛花さん。金メダル万歳!

すっごいトレーニングして超大変なのにあんな風に、コロコロっと笑って、ニコニコがすてき!それだけでも真似しよう。
なんて気持ちのいい人かしら。どうしたって応援します!

がんばってください。

古代クジラの化石見つかる!

ペルーで新種の古代クジラの背骨の化石が見つかったそうです。ロマンですねェ~。

今まで体長30m、体重200トンのシロナガスクジラが長年史上最大の化石と言われてたそうです。

ところが今回のペール―のは、体長は20mと短いものの、体重は340トンとシロナガスクジラの化石より重いそうです。半端ない重さですね!

マナティと同じく骨の比重が大きく、要するに高密度で、海洋哺乳類が水中生活に適した体重を保つためであろうと言われています。沿岸部や浅い海域で暮らしていたのでは?と。

ペルーの古生物学者が、13年前にペルーの岩の中から部分骨格を発見するも、大きすぎて岩のように見えた。破片の切片を調べて骨と判明し、その10年の差(月)かけて岩の中から解き放されたそう、貝や甲殻類を食べていた可能性も言われているそうです。

まだ全体像はつかめないが、更に多くの化石が見つかれば、生物が脂肪を蓄えて、進化する過程が分かるのでは?と期待されています。

ただ好きなだけですが、私は恐竜ファン。北大の小林快次先生の大ファンの私は「ロマンだなぁ~」と子どものように釘付けです。ずーと開催されてた恐竜博にも、残念ながら行けず地団駄踏んでいます・・。
余談・福井の大学に恐竜学科ができるそうで拍手!。いいなぁ~。

熱中症対策には、筋肉!?

先日7月末にもお伝えした「腹筋が支える飲み込む力」のきくち体操の菊池和子さんが、またまた良い情報を!

熱中症対策には、筋肉が大事と言うのです。

と言うのも、人間の体内水分量は、年齢や性別で違うけれど60%前後。
そして体内の水分は「筋肉に多く蓄えられ」=筋肉が増えると水分が蓄える容量が大きくなるとされ、「筋肉量はいわば、水筒のようなもの」

しかし、加齢とともに筋肉量が落ち、体内水筒の水分量が減る=熱中症のリスクも高くなるという訳です。

日ごろから体に意識を向けて動かし、筋肉を育て、水分を蓄える水筒の容量を維持することが大事だと伝えています。日頃から太ももなど大きい筋肉を動かし、水筒の容量を保って下さいと89歳の菊池和子さんが伝えます。菊池和子さんこの年齢で開脚できるんですから、すご~い!説得力あります。
紹介されていた、「空気椅子」の姿勢やってみようっと。
くれぐれも無理せず、少しづつこの姿勢を保つ時間をのばせるよう力をつけて行きましょう・・とあります。

89歳のおっしゃることは的確で優しい・・。 

四季ではなくなる?

猛暑の中台風7号・・

何気に見ていた天気予報
沖縄を強烈な台風が襲い!帰れないひと、生活物資が無くなって困っている住民の姿などが画面に映し出され、お気の毒だなぁと見ていたら、なんと関東では群馬の方で「雹が!」と。我が家でも急な雷に土砂降り!
久しぶりにバケツをひっくり返した!と言う表現ピッタリの雨でした

その天気予報の最後に、学者のような方が出てこられ、「あのですね、このような状況ですと、今にですねぇ日本は二季になると思うんです」。司会の方が突っ込んで聞くと「春は限りなく夏に近づき、秋は短く冬が長いそして冬はとっても寒い」と。
一瞬手を止めて聞き入ってしまいました

夏は暑いものだけど、このところの暑さは異常!思いだせば昨年の冬も豪雪は半端なかったし。もっと言えば私たちの着るものも、春・夏・秋・冬と言う区別はなくなってるように思う

フキノトウが芽を出し、梅の蕾がふくらみ、桜が続く、菖蒲がさき、紫陽花が続き、芙蓉や百日紅が青空に映え、モミジが色づき、松ぼっくりやどんぐりがシックな色で足元にころがる。そんなことはどうなるのだろう
今鳴いておかなきゃ大変とばかりに今「ミンミ~ン」鳴くセミは、春から鳴くんだろうか?

いつかこのブログに、氷が溶けてなくなるらしい近い将来・・と書いたけれどそんなにすごいスピードで温暖化進んでいるのだ!と改めて自分事だと強烈に思った番組でした

そう思いながら、日々スーパーの個包装の、プラスティックのケースに、手を出したりひっこめたり・・しています
小さい頃は、お豆腐買いにお鍋を持って行き、野菜も何も新聞紙でくるんでたよね?と言ってもしゃーないか・・

 

納豆アレルギーとサーファー?

アレルギーってさまざまありますよね?
私も鯖は何してもダメ!蕁麻疹です。よくキゥイ・メロン食べると喉の奥がイガイガする・・とも聞きます

前に美容師さんから、髪染めの時にグローブすると湿疹が出ると聞いたことありますが、医療者の中にもラテックスアレルギーの人は少なからずおり、内側にパウダー付き、パウダーなし、材質の見直しなど、様々な製品が出ています。

健康に良いと言われる納豆に、アレルギーあるとは!ちっとも知りませんでした。何でも、横浜市立大学附属病院の皮膚科・猪又直子先生がアレルギー学会誌に発表されたその衝撃の内容です

猪又先生は納豆アレルギーで来院された患者さんが、日に焼けてる方が多いなぁ~と感じたそうです。2015・11月~2016・12月迄に来院された140人の内納豆アレルギーは13人。その内11人がサーファーだったそうです。横浜の病院ですから、海にも近くそうかもしれないですね・・。

そしてそのサーファーで納豆アレルギーある方に「クラゲに刺されたことありませんか?」と聞くとほとんど「イエス」だったそうで、それで猪又先生はクラゲに刺された方に、納豆アレルギーが、しかもアナフィラキシーが起こっていることを発表されたそうです。

納豆にもクラゲにも「ポリガンマグルタミン酸」と言うアレルゲンが共通してあるそうです。海のクラゲの毒針にこのポリガンマグルタミン酸があって、刺されると人の体内に入ると思われる・・と海洋大学の永井先生と仰る方も言っておられます。知らないことってたくさんありますね。ビックリの情報でした。

それにしても、皮膚科医師の猪又先生のお気づきがすばらしい!「アラッよく日に焼けてるわね~?」で終わっちゃってたら、その気づきがあって、アレルギーとの因果関係に結びつかなければ、この情報はないわけです。

「患者さんのご様子を、診察室に入ってくるところからよく見なさい、そこからが診察です」と仰っていた高名な老医師の言葉を思い出します。

水だし緑茶

暑い暑い、本当に暑いですね

私はこの夏もっぱら緑茶を頂いています。
大好きなお店があって、もう退職された店員さんですがきれいな白髪の方が居られ、いつも彼女から楽しくお茶の葉を買っていました。

ある時新茶を買いに行ったら、水出しもいけますよ・・と教えて下さり、もちろん通常はお湯で入れますが、時には水出しでも楽しんでいました。

先日、この暑さの折、何を飲みますか?と言う番組あり、「水出し緑茶」のことを推奨してました。
と言うのも、水出しにすると、カフェインは下がるが、代わりに疲労改善物質の「テアニン」は増えるんだそうです。
疲労回復・入眠効果もあるので寝る前にも水だし緑茶はOKですよ!と言ってました。
頂き物などでしまいっぱなしの緑茶などあったら、この夏試されたら如何でしょうか?水出し緑茶.

変な癖ですが、私は新しいお茶を買う時は、必ず茶葉を直に口に含ませて頂いてから決めることにしています。香りと共になんともあま~くて茶葉って美味しいなぁ~といつも感激です。

お茶の話なのについでに
こんな暑い時、甘酒もいいですね。「飲む点滴」と言われるそうですが、コンビニにとっても小さい甘酒が売ってます。ビタミンも・アミノ酸も豊富なようですから、疲れたなぁっていうときの即効にいいかもです。
でも「砂糖の入っていないものを」。甘酒はでんぷんが糖化された天然の甘さですからお砂糖はいりませんね。

ダイヤル式の黒電話

ききかじりの話です

ある方が行きつけのお店に行ったところ隣に会社の同僚と思われる3人組が座っていて、小林明子さんの「恋に落ちて」を気持ちよく歌ってる横で、20代くらいの女性と少し先輩らしい男性が何やら話をしていたそうで

女性「歌詞に出てくる”ダイヤルを回す”って何ですか?

男性「昔の電話は指で回して掛けてたんだよ」

女性「指でくるくる回すだけで電話できたんですか?スマホよりスゴイ」

男性「そうじゃなくて指を穴に突っ込んで回すんだよ」

女性「なんの話をしてるんですか?私は電話機の話をしてるんですけど」

二人の会話は一向にかみ合わない。
「ダイヤル回して」の歌詞以外、まったく歌を聴いてもらってない男性の悲哀を横目に、しらないコンテンツは理解されないのだな?と実感したと。

そう言えば、いつかデパートで「昭和の時代展」をやってて、買い物に行ったついでに行ってみればあふれるほどの人・人・人・・
なかでも、昭和の茶の間が一角に設えており、ちゃぶ台、座布団に当時のカレンダー、土瓶と湯のみ、花柄のジャー、そして黒電話が鎮座していました。そこへとっかえひっかえお客様が、そこで写真を撮ろうと引きも切らず・・。
昭和を生きた方は懐かしくて写真を撮り、若~い人は「何これ!チョーかわいい!」と写メとっていました。

そこにあった黒電話も、若い人は多分つかい方まで思わなかったんだろうなぁ~とこの話を聞いて、プっとほくそ笑みながらため息つきました。

「それって何の話?」時代は移り行く・・なのですね
でも中には、昭和の歌ばかり歌ってる小学生?もいるらしいですよ。それもすっごく上手に。なんだか嬉しい・・。

 

腹筋が支える飲み込み力  きくち体操より

今では誰でも知っている「誤嚥」

ひと昔前は歯科関係者でも「?」漢字かけないし・・みたいだった誤嚥も今では一般にも随分知られるようになりました。

でも「腹筋が支える飲み込み力」と言うきくち体操からのご指摘は、私は知りませんでした。恥ずかしい・・。でも説明聞けばな~るほど、そうよね!と。

言い古されたことですが、頭の重さは体重の10%とされ、体重が50キロの人だと5キロ前後となり、かなり重いということをご存知でしょうか?
お年寄りになると段々、腹筋が弱ることで、頭を支える首、肩、腕の筋力が弱り、頭を支えることが難しくなるので、前かがみになり、ガクンと前に落ちてしまう姿勢の方が多いですね。

するとのどを圧迫し、食べ物を飲み込む力が弱り、内臓の働きも悪くなるので「腹筋は命」とも言われる・・と菊池和子さんはご指摘です。

そのきくち体操代表、菊池和子さんはなんと御年89歳でいらして、雑誌などで拝見しても、背筋ピーンと伸ばし開脚できちゃうのですからビックリです

その菊池さんが、若い人でもスマホを長時間見たりして、前かがみになってる姿を見て気になっていると・・。「誤嚥」のことです・・。
おなかをしっかりつかんで、自分の腹筋に意識を向け、頭を支える力が落ちないように気をつけることが大切ですと、語っておられます。

シャンとして気持ちいい姿勢の、菊池和子さんのおっしゃる言葉には説得力があります、
    ”隙間時間に、お腹をギュッ!”  やってみようと思います

 

高齢者の「孤食」は本当にダメなのか?川口雅裕

「孤独のグルメ」に学ぶ孤独じゃない孤食へのヒント

一考に値する・・TV東京の「孤独のグルメ」
久住昌之さん原作漫画のテレビ化。主人公は高齢者ではないが、中年独身の井の頭五郎。一人で食事するシンプルな内容で、孤食の寂しさどころか、食事そのものが喜びにあふれている。「自分の楽しみを奪わないで欲しい」と言ったくらいの決意が見えるが、決して彼は人とうまくやっていけない人ではない。
主人公の松重豊さんの丁寧に感情を表現するナレーションに秘密はあるが、一人だからと言って孤独ではない。孤独の中に楽しみがある。

将棋に「棋は対話なり」と言う言葉があるそうな、黙って対局者は将棋を指しているが、相手が指した手の意味を読みとり、その手に対する自分の意見を返すという繰り返しであり、それは対話と同じである。黙っているからと言って孤独ではないし、頭の中に沢山のことばや情報が流れ、ドキドキワクワクが生じていると。

孤食も、店や料理人、出された食事の味、見た目と対話してる場合もある・・とこの川口雅裕さんは言う。

問題は孤食そのものでなく、孤食によるマンネリと思う。マンネリを避けるためには、食べる物や食べる時間、一人で食べるのか誰かと食べるのか?自分で決められる環境にあることが重要だということかもしれない。
(自立して暮らせなければ、無理な相談ではあるが・・)

老人ホームに入居している人が、不満な点としてあげる「食」は、好みや品数が原因でなく、毎日同じ時間に皆が集まって皆で同じようなものを食べるという、マンネリに原因があると感じる。フムフム・・現在ホーム入居中の母も同じようなことをつぶやいている・・。しんどいんだな?と。

高齢者になると食事は大きな楽しみの要素だが、それは美味しいかどうかではなく、「自分で食べたいときに、食べたいものを好きな環境で食べられる」かどうかではないかと考えている・・と老いの工学研究所・川口雅裕さんは言っておられる。
う~ん、それはそうなんだけど、物理的にすごく難しい問題。ホームに入れば好きな時間に食べることは不可能だし・・、たとえ在宅でも、独居でそれが高齢者が調理など安全確保できた上での、自分で好きに・・ならいいけれど。ア~ァ堂々巡り・・。

それが危険になって来るからホームに入居になるわけで・・。いつまでも結論の出ない話、何を確保して、何に目をつぶらねばならないのか・・。歳とることは本当にむずかしい・・。

そんな時に新しい老人ホームの案内を見た。医療機関が経営するから何の心配もいらないと大きく言っている・・。そうかなァ~。
それも大事だけど、長年生きてきたそれぞれの高齢者が、ある程度の自由度を持って生活する、特にご飯(食事)に関して、一人で好き~に出来るとこってあるんだろうか?
パンフレットに毎日フランス料理!?みたいに書いてあるけど、それはしんどいなぁ~。
自分の調子によって、気分によって、昆布とたらこ、美味しい漬物だけで炊き立てご飯食べたい時ってありませんか・・?しかも一人で!
そんなホームあるわけないですよね!?

こんなことつぶやいていたら、TVであのアグネスチャンが老人ホーム入居を考えているとの見出し!もう67歳ですって、全然そうは見えな~い!
初めて出産した時、赤ちゃんを仕事場に連れてって「アグネス論争」と言われながらも、ご自分の主張をきちんと通し子ども三人育て上げ、ご自分も大学院に入り、聞いてみれば一本筋の通った自分の意見をちゃんと持った、生活者としての視点を持った自立した女性、何より若々しい。
アメリカの破格の老人ホームを検討してるみたいだけれど、このような高齢者?が増えていくんでしょうか?

これから、高齢者の孤食?ではない、自由度を持った高齢者の食事への関心は高まっていくに違いない・・変わっていくかな?と期待を込めて、いろいろ思うことの多かった記事でした・・。

人間を止めない人

伸びたパーマの根っこから
染め残した白髪が無残に伸びているから。
ああ、あの人は女を止めたのだな。
だから灰色の枯葉模様のぽりえすてるのちぢみのブラウスを着て、
だから丈の短いズボンをはいて
だからくたびれた靴を内股にして、
座っているのだな。

ところが突然、赤子を胸におぶった若い女が
ちょっと離れたところに向こう向きに立ったのに、
無関係のはずの女を止めた人が、
つっと立って行って若い女に席を譲った。

女を止めても、人間を止めてはいない人。

              曽野綾子 「自分の始末」より

耳が痛~い

一生懸命だと 知恵が出る

中途半端だと 愚痴が出る

いい加減だと 言い訳が出る

              けだし名言
                                 

皆様、暑い!ですが、しっかり食べよく寝て、水分・塩分取りながら、無理なくやり過ごしましょう            

夏の百合

朝から蒸し暑い毎日、如何お過ごしですか?汗びっしょりになって、重い買い物袋下げ帰宅途中、「頑張って!」と言わんばかりに咲く百合の花がなんともゴージャスで素敵でした。

いいですねぇ~おっきな百合!家に飾るとしべの赤い花粉が汚れるので、しべはつい取ってしまいますが、外植えならではの、真っ白な花弁に真紅のしべがあってこその百合なんだわと、つくづく美しさに足とめて眺めながら「まぁほんとに素敵!」と見入ってしまいました。

夏の草いきれと、濃い木々のみどりの中、一服の清涼剤ですね?山の方ではそろそろヤマユリが咲くでしょうか?

百寿

有難いことに、今日義母が百寿を迎えます。

都内のホームに移動して早5年以上。 
生まれ育った文京区、「東京に戻りたい・・」と義母が言ったのは、まだ義父も元気でやんごとない頃だった。その一言がずーっと気になっており、義母が一人になった時決断したものだった。姉妹が皆都内在住だったから早速に上の姉である伯母から「ありがとう、東京に来させてくれたのね」とわざわざお電話頂き恐縮したものだった。双方が元気かくしゃくな時に面会したら、お互いに手を握り合い、会話が留まることなく延々と懐かしいおしゃべりを楽しんだ。別れ際「これが最後かもしれないわよ」とすぐ上の姉である伯母に言われ、感極まって義母が泣きべそかいたのを思い出す。そのしばらく後に伯母様は逝去されたが、義母は知らない。

昨年暮れに、義母は一カ月余り入院して、よもや!?と心配するも、皆様のお世話のおかげさまで見事に退院。「ただいま」とホームの玄関でおっしゃったそうで、介護の方々を大変喜ばせた。すごいなぁ~。

ここ3~4年前から義母の口癖は「上等よ~」
この言葉を聞いて息子である我が夫はことのほか喜び「おふくろすごいな」と自慢げに、「上等なんて言葉忘れてたわね、お義母さんすごいわねぇ~」と二人でそのあり様に感激でした・・。

それ以来ずーっと会う人ごとに「上等です」と仰るものだから、誰も嫌な顔せず、思わず笑顔になってしまう日常だと、ケアマネさん始め皆さんからコロコロ弾んだ声で報告を聞く。こちらこそ嬉しい。
お世話くださる方にいつお電話しても、どなたも「今日も上等、上等と仰っていますよ、お食事も上がれていて、皆さんと仲良くお話しされたりしていますよ」と。ケアマネさん始め介護士さんや皆さんのお力添えが、心に沁みて家族としては有難いのひとこと。

その義母が百歳になります。
それこそ「上等ですよ、おかあさん」です。すごいスゴイ!
どなたにも感謝でいっぱい。おかげさまです。

 

本物のストロー(麦わら製)

わぁ~懐かしい!

先日の新聞に出てたのは、昔あった麦?の加工品のストローでした。
何でも長野県の伊那谷で、地元の畑で育てた麦を加工して、「本物のストロー」作りが進んでると。環境への配慮と農福連携を共に実現する取り組みと。拍手~!

伊那市の10アールの麦畑に、市の職員と多機能型事業所「輪っこはうす・コスモスの家」などで働く障害者約20人が集まって作業開始。120センチほどに育った「ライ小麦」を刈り取り、トラックで運び、煮沸消毒後、一カ月ほど乾燥させ加工するそうです。この畑の麦で2万4千本のストローを作れるとか・・。

このライ麦は繊維質で硬く、他の品種よりストローに適しているんですって。完成したストローは、細長く、プラスティックのように硬い。何回も洗って使うことが可能だそうです。

今後は道の駅だけでなく、スーパーなどでのとり扱いも目指して居るとのことです。
麦ストローは脱プラスティックの象徴的な商品。市民の意識を高める手段になっていけば嬉しいとの事ですが、3本入り一袋100円(税込み)取り寄せて見たいなぁ~。

なんか思い出す、歯で噛んでしまった昔のストローの歯ざわり・・。
懐かしい、なつかしい・・

乳酸菌とビフィズス菌 (脳腸相関)

何かと話題の腸に関して、ヨーグルト売り場も何だか騒々しい・・。いろいろあり過ぎて迷うほど。結局いつもの大きなヨーグルトを買って、ガバガバ食べてる私です。
以下、元アエラ編集長の浜田敬子さんと森永プロバイオティクス研究室勝俣紀子さんの記事です。ご参考になれば・・

理想的な腸内環境とは、腸内細菌が多様性に富み、バランス良いのが健全な腸内環境だと。フムフム・・。その総数は40兆個、人の細胞数37兆個と同等もしくはそれ以上で、重さも1~1・5キロもあるので、一つの臓器に例えられることもあるほどと・・ヘーッ!

先ずは食事、運動、睡眠など生活習慣などを整えることが大切。ヨーグルトに入ってる良い菌は乳酸菌とビフィズス菌が知られているが、ビフィズス菌が入っていないものも多いとか!そうなんだぁ~。

主に小腸で働いて乳酸出すのが乳酸菌。大腸で働いて、乳酸に加えて酢酸と言う短鎖脂肪酸を出すのがビフィズス菌。酢酸は悪い菌の増殖を抑え、腸の働きを活発にする、他にも代謝を上げる、免疫や血糖値の調整、脂肪の蓄積を抑えるなど良いことをしてくれます。酢酸はお酢にも含まれるけど、のんでも途中で吸収され大腸には届かず、ビフィズス菌に作ってもらうのが重要だそうです。

なのでヨーグルトを買う時に、ビフィズス菌入りかどうか見て下さいと言うことでした。

近年注目の「脳腸相関」ですが、ある特定のビフィズス菌に認知機能の一部である記憶力を維持する働きがあるとわかりました。
認知機能低下の原因とされる物質は20年以上かけて蓄積されると言われており、早期対策が大切だと・・。

その他にもビフィズス菌の大腸内の菌数は、加齢とともに減るので、その減る時期と便秘の方が増える年齢とが一致する、毎日の生活にビフィズス菌を取り入れてよい腸内環境を保ち、腸から健康になる時代だと提案していました。なるほど、高齢者施設でも、ご存知と思うけれど重要なことですね。

たしかにおなかの調子が悪いと、肌の調子も悪いことは実感ですから、まんべんなく食事をとった上で、ヨーグルト特にビフィズス菌忘れないようにしたいなぁと痛感。私はお砂糖なしのヨーグルトにきな粉と、友人から頂いた黒糖生姜シロップ足してます、これが美味しいので続けようと思いました。

氷なくなる?

夏の北極海 氷なくなる? (6月7日の報道)

(これを受けて) かつてないナンキョクだ
         -ホッキョクグマ  と10日の朝日新聞(笑)

この新聞報道では、早ければ2030年代に、夏の北極海の氷が溶けてなくなるとのシミュレーション結果を、韓国などの国際研究チームがまとめたというものです。目標である産業革命前からの世界気温の上昇を、1・5度に抑えたとしても、氷がなくなる可能性があるというものです。温暖化や生物多様性の損失の加速が懸念されると。

北極圏は他の地域より温暖化が進んでいる、北極海の氷がなくなると地球全体の温暖化も加速すると言われ、海洋環境が変化することで、北極圏内外の生態系にも影響が及ぶと指摘する。

氷の減少は主に温室効果ガスの排出量増加に影響を受けており、早ければ30年代の9月にはすべての氷が溶けてなくなることが予測されたと伝えています・・。

 

パルスオキシメーター

一見、大きめの洗濯ばさみのよう。人差し指の先端を挟むとすぐ血中酸素飽和度が表示される、「パルスオキシメーター」と呼ばれる小さな機器、三年に及ぶコロナ禍で、どなたもお世話になったのではないでしょうか?

この原理を考えたのは日本の技術者であったと、新聞で知りました。
青柳卓雄さん。新潟に生まれ、発明家になる夢を抱き大学で工学を修め、島津製作所を経て日本光電工業入社。「ユニークなものを作れ」と上司に言われたそうです。

麻酔科医との会話がきっかけで、動脈血の酸素濃度を簡単に測れる装置の開発に打ち込み、当時は採血しなければ酸素濃度は読めず、患者さんの顔色で判断してたそうですが、青柳さんは拍動を利用し、動脈血だけの信号を取り出すことに成功、連続測定を可能にしました。

しかし大発見でもすぐに光が当たったわけでなく、米国で麻酔中の酸欠問題が問題化した80年代、有用性が理解され企業が相次いで製品化し各国に広まり多くの命を救ったそうです。

晩年まで改良に尽くし、2021年4月に84歳で死去。米紙は長文の訃報を載せ、日本光電の小林直樹特別研究員は「論文を書くより、役に立つものを作りたいという根っからの技術屋でした」と。又その死を悼んだ米エール大学の名誉教授は、青柳氏を2013年のノーベル医学生理学賞の候補に推薦したとの秘話を明かしたそうです。

全国で10万人超が自宅療養と言う名の「自助」を強いられたこの三年のコロナ禍で、パルスオキシメーターは私たちの命綱となりました。日本国内でももっと評価されるべき発明であろう・・と記事は締めくくっています。我が家でも大変お世話になりました。

脳梗塞の兆候

気温が上下し、からだが追いつかない今日この頃です。
言い古された脳梗塞の兆候ですが、今一度振りかえります・・ 

F    face→お顔、特に口の周りのゆがみはないか?

A arm →両手を水平に上げ、どちらかが下がることはないか?

S speech →呂律が回らないことはないか?

T time →急いで救急車呼んでください(発作の起きた時間メモし渡す)
     早ければ早いほど、救急処置が功を奏します

FAST  とっさでも 思い出して頂ければ幸いです

 

 

アカパンサスの花の頃  ルバーブ

 

そろそろアカパンサスの蕾が放射状の花を咲かせる頃です。薄紫のその花はなんとも涼やかで独特です。ほかの誰にも似ていないアカパンサス。毎年その季節になると、気になるのはこのルバーブ、これまた美しい食用のものです。甘く調理するけれど野菜でしょうか?

赤いふきだから野菜になるのかなぁ。近所にはないので毎年同じデパートに出向きます。野菜売り場でひっそりと売ってます。季節になるとあった!あった!ホッ。買ってると、必ずよその方から声かけられます「何して食べるんですか?」私はジャムしか知らないし・・。

だけども煮上がった鮮やかな色とほのかな酸味が、我が家は大好き。昔はルバーブパイにしたけど、今は専らジャムとして、パンにつけたり、ヨーグルトやアイスクリームに添えたり。

ともかくこの色!
なんとも晴れがましい、美しくてぽったりした豊かな赤!

今年も、ルバームジャム作れるかなぁ
なんだか待ちどおしいのです。あの売り場に買いに行きましょう・・

どこからか言葉が いのち  谷川俊太郎

いのち

ある年齢をすぎると
どこも痛くなくても
体がぎこちない
けつまづいて転んでから
それが分かり
体は自分が草木と
同じく枯れてゆくと知る

人間として
社会に参加した
忙しない「時間」は
悠久の自然の「時」に
無条件降伏する
落ち葉とともに
大地に帰りたい
変わらぬ夜空のもと

言語で意味を与えられて
人生は素の生と異なる
己が獣とも魚とも鳥とも違う
生きものなのを
出自を共にしながら
人は誇り
人は恥じる

言葉の変化

先月でしたか?新聞一面に載っていたこのページに目が留まりました

“私たちに染み付いた無意識の偏見をまず言葉から変えていく。

ここに並んでいる「言葉の変化」は、近年のメディア上で実際に変化してきた言葉たちです。私たちの社会には、気づかぬうちに目に触 れているたくさんの思い込みや偏見の言葉たちが日常のあちこちに存在します、たかが言葉と思うかもしれません。それでもきっと、知らず知らずのうちにその言葉たちが社会の空気や価値観を作っていくはずだから。普段から使う言葉が変わることで、無意識の偏見に気づき、変わっていくきっかけになるはず。今日、3月8日は国際女性デーです。「女性だから」「女性はこうだから」と言うような無意識な思い込みや言葉について、考える日にしませんか。Think Gender より良い未来へとあります

そこには

 看護婦→看護師   女優→俳優
 父兄→保護者   女医→医師
 OL→会社員   未亡人→故○○さんの妻
 キーマン→キーパーソン   家政婦→家事代行
 嫁・婿→子の妻・夫  サラリーマン→ビジネスパーソン
 保母→保育士   主人→夫

意味は理解するけれど、慣れで使っている言葉を頭の中で修正していくのはかなり難しい・・。でもやらないとならないのだろう、習慣を変える大変さ、でもやれる事からやって行かないとダメかなぁ~

こどもロコモ!?

ビックリしました、ロコモ→ロコモティブシンドロームは高齢者に関して言う言葉だと思っていたら・・
5月半ばのテレビで、子供の10%にロコモ症状が出ていると・・!?
俄に信じられません。

2020年の調査で、階段が上がりにくい→子供の10%もあり、片足立ちで5秒キープがなかなかできない子供が多いという調査結果だそうです。
その他、すぐ転ぶ子供も多いとか・・。まるで高齢者の話のようです。

特にこの3年のコロナ禍で、出歩かない・・からだを動かさない・・の他、家に居ることが多かったせいか?ゲームやスマホ三昧で姿勢が悪くなったことも影響しているようです。

これからを担う、子供たちに起こっているこの事実に、そりゃ大変と関心寄せ、自分達も足元気をつけながら、知恵を出し合っていきたいものです。老若男女みんなみんな大変な3年間でしたが、振り返りながら次に生かしていかないとなりません。本当に大変なこの3年でした・・。

翼 (再掲載させていただきます)

2022年に書かせて頂いた「翼」ですが、真夏のような気温の日があったあと、昨日今日のように肌寒く15~6度なんていう曇り空の日に、やはり、この武満徹の詞が石川セリの声とともに耳に届きました・・再掲載です

久しぶり、古~いバイオリン等のCDを引っ張り出しているうち、ふとこれも随分前の「石川セリ」を聴きたくなって、珍しく何度も、繰り返し
大好きな「翼」(武満徹・詞、恩地日出夫 演劇「ウイング」)を聴きたいと思ったのですが、その前の「島へ」に心揺さぶられそのあとに「翼」を聴いていると、ベランダの、葉の落ちた紫陽花の細い枝を揺らしていました。よく見ると、その葉の落ちた柏葉紫陽花の枝に、小さなプツンとした膨らみもあり、冬を越して又蕾をつけてくれるのだろうなぁとかすかな楽しみを持ちました・・。(2022年1月掲載時、今は花どきです)

島へ (井澤満・詞 1983年TVドラマ「島へ」(富岡多恵子・原作))

見知らぬ人よ あなたはどこにいるのですか
めぐりあいを信じていますか
ガラスの廻転扉をひとつまわったら
あなたの胸にぶつかるでしょうか
都会の海に漂い
島をさがしつづけています

さすらうひとよ あなたは歩きつづけますか
繋ぐ掌と掌もとめていますか
心の水平線さえいつか見つけたら
あなたとわたし出逢えるでしょうか
結ばれる睡る緑の
島をさがしつづけています

 

翼  (武満徹・詞 1992年 恩地日出夫 演劇「ウイング」)

風よ 雲よ 陽光よ
夢をはこぶ翼
遥かなる空に描く
「希望」と言う字を
ひとは夢み 旅して
いつか空を飛ぶ
風よ 雲よ 陽光よ
夢をはこぶ翼
遥かなる空に描く
「自由」という字を

※1993年~1995録音の大事に聴いていたCDですが、歌詞カードの最後のページを読んでいませんでした。この度何気に見ましたら、武満徹さんの編集後記のような言葉(以下)があり、うっかりしていたことを恥じながら読みました。

以前偶々、石川セリの昔のアルバムを聴いて、自分が少しづつ、機にふれて書き溜めてきた小さな歌を、彼女に歌ってもらって、なにか楽しいアルバムを作ってみたいな、と空想したことがあった。中略・・・。思いがけなくも、私の夢は実現することになった。中略・・・。
きっと多くの方が、なぜクラシックの、しかもこむずかしい現代音楽を書いている作曲家がこんなアルバムをつくったりするのか、不思議に思われただろう。「翼」といううたにも書いたように、私にとってこうした営為は、「自由」への査証を得るためのもので、精神を固く閉ざされたものにせず、いつも柔軟で開かれたものにしておきたいという希いに他ならない。    武満徹

急須でお茶を (新聞の投稿ひとときより転載)

(以下投稿省略文です)わが家では、お茶と言えば手軽なペットボトルやティーバッグが多いのですが、先日親戚の集まりで急須でお茶を入れた時に、自分でももっとおいしくお茶を入れられるようになりたいと思いました・・
それで近所のお茶農家の方が営むお店に伺うと、お茶の葉や育てる工程によって、たくさんの種類の茶葉があり、それぞれのお茶に合うお湯の温度があり、最後の一滴までそっと注ぐこと等教えて頂き、ゆったり気分でお茶をいれてみたら、口に含んだ時の温かいまろやかな味は格別でした・・・と。夜お茶を入れると、自然と家族がテーブルに集まるようになって、話す時間が生まれた・・お茶に感謝したい。57歳四日市の主婦の方の、お茶を愛でるお話しの投稿でした。

随分前このブログで、小学校でお茶を入れる授業したら、お急須をいきなり直火にのせた!と言う話を書いたことがあります。極端な話、お茶はペットボトルで飲むものだと思っていた・・と言う生徒も少なからず居た・・とも聞いたばかりの昨今です。

投稿の主婦の方も、ペットボトルばかりだったけれど、親戚で急須で入れたお茶が美味しかったので、お茶を入れてみたいと思った・・と、思いがけずいいきっかけがあったのですね。
お急須でなくとも、手短なポットでもいいので、ぜひ茶葉で入れるお茶の美味しさを知ると、時にはお茶を入れてみたいと思うかもです。ほっこりしますよね。ペットボトルのお茶も重宝ではあるけれど、お茶を入れるという、短い時間だけれども、時間が貴重なのかもしれません。ちょっとの時間でもひと呼吸できます。

先日新茶のニュースもありました。おいしいお菓子が目に浮かびますね。ちなみにこの時期、我が家的には「みなづき(ういろうに小豆かの子をのせたお菓子)」と言う和菓子が気に入っています。幸せな時間です。

チャイルドライフスぺシャリスト

先日のプロフェッショナルは、日本ではまだ少ない、チャイルドライフスペシャリストでした。この日は名大小児科でご活躍の佐々木美和さんでした。「ある小児病棟物語」と銘打ってありました。

予告を見ていた私は、友人たちに「見てね!」と連絡済み。小児がんや難病の実際を知らない友人は途中で「見ててつらい・・」と素直な感想くれましたが、番組終了後には「このチャイルドライフスペシャリストが、全ての子供達の病院に居るといいわね」と言ってくれ、見て下さってよかったと思いました。

チャイルドライフスペシャリストは、医師でも看護師でもありません。
番組内でも名大小児科の医師が「彼女の力はまるでマジック!ですね」と称賛するほど。彼女たちの活躍はあちこちで大きな成果を上げています。でも日本ではまだ50人ほどしかいないのです。

このブログのコーナーで度々出てきます、1994年入会した日本医大の癒しの環境研究会で、いつだったか?初めてこの資格の方に出会ったときは衝撃でした。アメリカでは既に進んでいるようでした。
その時のお話し思い出すに、小児の患者さんのオペをするときにも、その手術をするそっくりのお人形が出来ていて、各部位が取り外せるようになっていたり、まるでお人形ごっこをするように、小児の患者さんご自身に説明しながらリハーサルするように、子どもだからって親にだけ話すのでなく、自分でも触って、やって貰って話すんだそうでした。
これから起こることをお話ししたりして、傍にいますよと頑張りを応援するのです。他のスタッフと協働し、子どもの気持ちを一番に考え、子どもの乗り越える力をサポートするものです。

番組では日本でもこのような経過を経て、本当に子どもから聞こえてくる声をききたいと思って、活動されていると仰っておられました。

この日佐々木さんは小児の患者さんが入院中「何気ない日常を守ることがどれだけ大切か」「当たり前の日常が当たり前であるように」と何度も話されました。ガンダム作りたい!お友達とお部屋で遊びたい、遊べたら嬉しい・・。そうですよね!

佐々木さんは「チャイルドライフの世界」(藤井あけみ)の本に出会い、アメリカに出向いて勉強され16年だそうです。そして今、名古屋に子どもホスピスを!と言う活動に尽力されていると聞きます。

「病気になった子どもの人生も、祝福されていいですよね!」の言葉が胸に突き刺さりました。小児がん拠点病院は全国にまだ16か所。
AYA世代のガン患者さんの問題とともに、注視していきたいと思います。小児からAYA世代まで繋がっています。それなのに、まだまだ公的サービスが受けられない現状です。

先ずはこの番組をご覧になって関心持たれ、チャイルドライフスペシャリストを目指す方が増えるといいですね。あちこちにいろんな活動の芽がでて、繋がるといいなぁ~とつくづく思います。

シルバー川柳(選抜7選・・)再掲載いたします

  むせび泣く
  ことはないけど
  むせて泣く

  30回
  噛んだらあごが
  疲れ果て

  さっきとは
  3日前だと
  気がつかず

  歯磨きを
  いやがる孫に
  入れ歯見せ

  百歳の
  患者に秘訣
  聞く主治医

  IPAD
  指舐めスライド
  孫怒る

  寝坊して
  雨戸開けば
  人だかり

        読んでは笑い飛ばしていた自分にも、「アレっ?」と心当たりあるよ うになってきた、今日この頃です、ヤレヤレ・・。

介護

たまたま途中から見たEテレ・・
穏やかそうな、ゆったりした女性が話してらして・・

睡眠確保が大事よ・・を聞いて、中年女性へのエールかな?と聞いてるとなんと「介護うつ」への対処法でした。
そのまま静かに聞きました。聞きたくなるような講師の方の話しぶり、
加茂登志子と仰る精神科のドクターでした。穏やかぁ~。

・睡眠は確保すること
   水枕、氷枕を利用すると、体温下がってよく眠れますよ

・自分に「推しの時間」を作る
   ストレス発散しましょう

・「親スイッチ」を切り替える
   介護者として距離おいて、接してみましょう

・抱え込まない
   介護サービス・通所リハ・新たなコミュニティを臆せず利用して

介護する「自分の健康を大事にしてね」と💓

おだやか~に話される加茂先生のお話しに、今当事者でなくても、とても
心に響きました。みんな一人じゃないんですよね。

どこからか言葉が 谷川俊太郎 4月

今年ももう春

 今年ももう春だ
 桜が飽きずに咲いている
 旧知の女性が九六歳になった
 まだ口は達者で
 スマホを枕元に置いてる

 気候変動を気にしている
 放射性廃棄物を気にしている
 曾孫の教育も気にしているが
 死のうが朽ちようが
 人にはまだ先があると言っている

 可愛がっていた文鳥が
 鳥籠から空へ家出した時は
 ひとり発泡酒で乾杯していた
 ここ数年句作しているらしいが
 なかなか見せてくれない

 まだ見栄があるらしい 

キンカン

新しく出来たスーパー内のドラッグストア。調剤薬局も兼ねなかなかの評判です。

我が家では定番の「キンカン」そろそろ予備が・・と15%引の日に買いに行きました。新しく入った?と思われる若い方に売場を聞くと、「キンカンって何ですか?」と。エーッ!キンカンも知らないの?のオバサンの私

「ほらっ肩凝ったりしたとき塗る、茶色い瓶のスース―する・・」に益々若い店員さんわからなくなり、中年の方にバトンタッチ。

「ハイ、こちらですね」と懐かしい黄色の箱に茶色の地味な瓶を取りだし確認くれました。

「何に使うんですか?」と若い店員さんにきかれ「肩こりとか、キッチンでちょっとした火傷にも聞くのよ」に、へぇ~って顔されました。

昔からサロンパス・サロメチール・キンカンは定番だったもんね、家庭では普通に。イヤハヤ我ら絶滅危惧種かぁ?

そう言えば下のスーパーでも、柑橘類が混在する時期になると、必ずレジが若い方だと「これってオレンジ?いよかん?デコポン(凸のないデコポンあり)ですか?」等聞かれること多くなりました。
知ってると楽しんだけどなぁ~。そう思うのも年寄りだけかぁ~。

世代間落差を感じた一日。丁寧に対応下さった店員さんありがとうございました。やれやれ・・。

Alfie

三月のはじめ、20世紀のポピュラー音楽界を代表するアメリカの作曲家・バート・バカラックが2月に94歳で死去と、新聞で知りました

つい口をついてでてきたのは、Alfie  ♪ジャズスタンダードの名曲です

What’s it all about ,Alfie?
Is it just for the moment we live?
       いったいどうしたって言うの、アルフィ―?
  私達はこの瞬間が全てなのかしら
  人生の意味って何?

Wat’s it all about when you sort it out Alfie
Are we mean to take more than we give
Or are we mean to be kind?
    考えても簡単に答えを見つけられるものじゃないって言うの、アルフ         ィー?私達はいつも得をするように、生きなくちゃいけないのかしら?
  それとも損をしてでも親切に人を助けなくちゃいけないのかしら?
  ・・・・・・

爽やかに軽やかに甘い声で、洗練された都会の真ん中に、私たちをはこんでくれたバートバカラックそして歌アルフィー。何気に口ずさんでいたけれど、この歌はどうしようもないヒモ男を演じる、1966年の映画の主題歌と今知りました、調子に乗って口ずさんでいた若気の至り・・。

カーペンターズが歌った「Close  to you」(遥かなる影)も同級生が集まったらみんな鼻歌歌える懐かしさです・・。

理屈なしに、口ついてでてくる曲。
幸せだった青春の記憶、その頃歌った歌が年齢とともに、違う風に深く沁みてきます。それでもいい歌に出会えた幸せは、格別です。

 

 

 

 

 

 

 

ネジバナ 続き

四日、木蓮の記事の際、私の好きな「ねじり草」のことを載せたら、翌々日の新聞に「ハチジョウネジバナ」の記事。
ネジバナ?って私の思ってるねじり草?と思って読むと・・

何でも名古屋の会社員の男性が、べらんダで100個の鉢植えを育て!どこから飛んできたのか?身に覚えのない植物が生えてくることもあるらしいのです。

2014年頃に現れた「ネジバナ」もその一つで、夏が近づくとらせん状の淡いピンクの花をつけるのが美しく(私が言うねじり草)抜かずに残しておいたそう・・。
4年が過ぎた頃、開花時期が周りと違うネジバナが咲いてることに気づき、ツイッターに投稿。
2019年にもそれがまた咲いたので、ツイッターに報告したら・・。
「一株頂けないでしょうか?」神戸大学末次健司教授からDMが届き、ビックリした男性は一鉢丸ごと送ったら、忘れかけていたころ、教授から連絡あり「新種として正式に発表することになった」と、ビックリですね。
今年3月ネジバナの新種・「ハチジョウネジバナ」と言う名前が付き、論文が公表されたそうです。

ベランダで偶然生えてきた花を育てネットで公開しただけなのに・・と男性は喜び、これまで多くの新種を記載してきた末次教授も「新種が都市部のベランダで発見されたのは驚きだった。日常的に触れる自然の中にも、未だ未知の世界があることを再認識させてくれる発見だと語ってるそうです。

ネジバナって本当にかわいいんですよ。土手とか?原っぱ、空き地などで見つけたら、ぜひ見て下さい。10日の朝ドラにも、ネジバナが画像として映り「アラッ!」と感激しました。

小さなお話しですが、なんだか嬉しい一日でした。春たけなわです。

日常の中の非日常

母が昨年九月から都内のホームに入っています。
当初一カ月の体験と聞いていたと、ずいぶん悩んだようですが半年たちました。丁度コロナ禍だったので、面会も思うようにできず、面会時間も限られ、居室で飲み食いダメと制約ある中、母の本音も引き出せずにいました。

4月からだいぶ緩和になり、母には外食も許可となり(娘の私が責任持つ条件で)慣れ親しんだお店にでかけ、老人用ではない普通のお食事に目を細め、噛み応えあるお肉に舌鼓を打ち、忘れっぽいのに昔父と来た日のことなど・・饒舌に話して楽しそうでした。
このような日が来て私もホッとしました。

と言うのも、年明けてすぐ位だったでしょうか「今日だけでね、三人の方が出てったのよ・・」といきなり母が言う日がありました。ギョッとした私は、母の顔を見ながら「寒いし、未だコロナもゼロではないし、お病気の状況によって、病院で治療なさるための一時的なご移動じゃないの?」と言ったものの、母は返事をしませんでした。その代り「私もいつああなるのかしら・・」と言ったので、慌ててあったかいお茶入れましょうと話題をかえました。

そのことがとっても気になっていた折、偶々訪問した日曜の午後、ホーム前に黒い車が停まっていて、今日は日曜だからご面会が多いんだわと、玄関に入ったら、ホーム職員が揃っており、何人かのご家族がいらした・・と思ったら、ストレッチャーに乗ったお布にくるまれた方が運ばれてきました、思わず後ずさりし、ご一緒に手を合わせてお見送りしました。

傍にケアマネさんが飛んできて、ご面会が丁度このような時になってしまい申し訳ありません、ご一緒に手を合わせて下さり有難うございましたと言われました。このご逝去の方、病院ではコロナでご家族が傍で見送れないので、こちらで皆様がお見送りされました・・と。

気を取り直して母の居室に行き、母の顔を見て安心し持参した大好物を差し出すと大喜び。食べながら「さっきお一人亡くなって運ばれたのよ、見た?」と母から口火を切ったので、ご家族でお見送りしてらしたから、「手を合わせさせていただいたわよ」と言ったら「そう、そりゃよかったわ」と言っただけでした。

家に居ればこのような場面にそうは遭遇することではないのに、90も過ぎてこのような事が日常にあるということは、しんどい事だろうなぁと、帰りの車の中でもずーっと思ったことでした。

桜の花もすっかり散って、新芽が春の日に透きとおってキラキラ美しい時、日々このような事が普通にあるのだ・・と言う現実に、母の気持ちを慮りながら「春は進んでるわね、ハナミヅキの白い花も一斉に咲いたし、チューリップは満開、又外食に行きましょうね」と他愛ない会話をしましたら、「今度は何が食べたいかしら・・」と母も前向いてくれました。

「戦争経てるから、大概の事は大丈夫」と強がりいう母の背中が、少し丸くなってきたことに今日は気づきました。
なるべく行って、その折々に一緒に居てあげようと思った春まっ盛りの一日でした。

電動キックボード

電動キックボードが今年7月から「自転車並み」の扱いになるようです。利用者や購入者への交通ルールの周知や、年齢確認の徹底を盛り込んだ、安全利用のために事業者が守るべき対策を定めたガイドラインをまとめたという。

電動キックボードは、従来の道路交通法では原付バイクに当たるが、7月1日から最高速度20キロを超えない車体を対象に、運転免許が不要で、ヘルメット着用は努力義務になり、自転車と同じ場所を走行するようになるという。但し16歳未満は運転が禁止される。

今でも電動キックボードの交通事故や違反は後を絶たないらしい。
2021年9月から2022年12月までに指導警告・取り締まりはなんと計3089件にのぼるという

基本になる自転車もヘルメットの努力義務とやらで、すでにヘルメットは売り切れのお店もあるとか・・。
髪型を気にして被ろうかどうするか?悩んでいる人も多いと聞く、でも何かあった時、頭を守るのって大切なんだと思うけれど。
すごいスピードで走り抜ける自転車もいるし・・。スマホ片手に。

乗る人も歩きの人も、お互いに気をつけなきゃね。

木蓮の花

桜が散り始め、こぶしの花も、真っ白から茶色になり始めました。
こぶしの花はアッチ向いたりコッチ向いたり咲くけれど、木蓮の花は開ききらずにずっと上を向いているから、どんな花なのか本当は知らない・・。

だけども白い木蓮もえんじの木蓮も、この季節ならではの風格と言うか、趣のある、見ていると「何を言いたいのかなぁ~」と勝手に思ってしまい不思議な花だなぁと思いながら、桜・こぶしと並んで、春には欠かせない不思議な花、うっすら良い香りを放ってるようにも思います。

道端にはコンクリートと塀の隙間から、濃い紫の野スミレが咲いてたりして、随分前そんな風に隙間から大根が生えたりして「根性大根」なんてニュースに出たっけ・・!など古い話を思い出し、道草しながら帰ります。お散歩の醍醐味ですね。

街なかの草花は、派手ばでしく咲く花もあれば、ひっそりこちらを見てないようで香りだけ放つ花もあり、色鮮やかな花もあれば、よく見ないとわからないほど目立たないけれど、一つ一つがちっちゃな可愛い花もあったりします。私の大好きなねじり草は、捻った一個一個のピンクの花は、ちっちゃいけれどランのような形をしています。かわいい。

新入生の姿みられる、春本番になりました。
無事みんながスタート切れるように、楽しく無事にと祈るばかりです。

涙活

涙を流したらすっきりした、そう感じたことがある人は多いのではないでしょうか?涙がストレスを軽くすることは、科学的な裏付けもあるようです。なかでも感動や共感で流れる「感涙」がいいらしい・・。

最近は、積極的に涙を流す「涙活」を取り入れてる会社や学校もあるそうで、それはどうなんだろうと私は思うけれど・・。これに参加した方の一人は「無理やり泣くというのはわざとらしいと思っていたが、ストレスを無くすための前向きな行動だとわかった」と、又「泣けるツボは人それぞれ、人生経験が投影される」と仰っています。

先日ヒューマニエンスにも出てらした、東邦大学名誉教授・脳生理学の有田秀穂先生は「感動・共感で流れるなみだが大事、脳の動きと関係がある」とおっしゃいます。

有田先生によると、心の琴線に触れて感動したり共感したりすると、まず大脳の前頭前野が強く興奮する。信号が送られ、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられる。「交感神経」から。リラックスしている時や寝ている時の「副交感神経」に切り替わるんだそう。
こうした一連の仕組みによって、涙が流れる→それまでのストレスで一杯だった脳の状態が、すっきりとリセットされるんだそう。

泣けるツボも、親子愛・動物愛・友情・スポーツなど様々なジャンルが考える・・。
コロナ禍で外出もはばかられ、ストレスもたまりがちだった・・。

22日世界一になった日本の野球・侍チームだが、ここに至るまで、各国強豪との接戦で、日本チームの活躍に涙ぐんだり、うれし涙だったりした。野球が好きとか嫌いに関係なく、一生懸命挑戦し、励ましあう姿に涙腺緩んだ方も多いと思う。何より楽しんでる様子にこちらまで夢中になって!

ヒューマニエンスで、女性MCの方が「他番組だけど、子供のおつかいの番組、あれ泣けますよね」と言ったとたん、わかるわかる・・と、ちっちゃな子が買い物袋を引きづりながら、買うものを忘れないようにブツブツ言いながら歩く姿の映像が蘇って、涙目で聞きました。

人体の仕組みって本当におもしろいですね

 

バナナと筋トレ

宮城県に住む東日本大震災経験者の女性が、経験踏まえて新聞の小さなコーナーに投稿していた。

あの日、揺れた直後から、人々はリュックを背負い、スーパーや八百屋の店先に列を作り、キャベツひと玉500円、卵1パック1000円、いつもの食パン一斤500円・・。それでも文句ひとつ言えず買い求めるしかなかった。生協の配達灯油も通常の半量となり、うっかり玄関に置いておくと盗まれた・・と。

あれから12年経つが、我が家には今もバナナだけは途切らすことがない。洗わなくても皮さえむけばすぐに口に入れられ、ボリュームもあり、比較的安価。日持ちもする。あの日、たまたま買い置きしてた「それ」にはとても助けられたものだと。

今日まで体の不調も感じながら歳を重ね70歳を過ぎた。エレベーターが止まった時の備えとして、毎日の散歩や筋トレを欠かすことはできないと、心して生活している

このような内容のものでした。ご経験した方でないとわからない、手軽ですぐにできる投稿に「有難く真似させて頂こう」と思った、桜咲く春の一日でした

 

復興ってなんだべ・・

震災から12年
「5400人の被災地からの声を掘る」と言う番組見ました

「震災ってなんだべ・・」とおじいさん

未だに「どうしていいか、わかりません」と言うご婦人

中でも「気持ちまで、仮設よ」と涙こらえて仰る女性に、思わずも胸つまりました。

「日本列島改造みたいなことをやるけど、俺たち住民は全体の底上げ望んでるのさ」の言葉にも、ぐっと胸迫るものがありました。

たくさんのご意見を総括して五百旗頭さんが「予算の使い方に危機感ありませんかね・・」国の取り組みが、実際当事者の皆さんの心に届いていないと感じ、未だ復興に苦しむ方々のやるせなさも感じ、ひたすら被災者の方々のおからだ、労わって欲しいと願いました。

桜が咲き始めた春のよい季節なのに、「気持ちまで仮設よ」ってどれほどのお気持ちなんだろう・・
忘れてはならない、思いを寄せ続けなければ・・と思いながら、桜のつぼみを眺めました。

こども

偶々チャンネル変えてたら出くわした、途中から見た番組
子供の話題だったみたい・・

  肌を話さず→

   手を離さず→

    目を離さず→

     心を離さず  と

先日安全なはずの学校で、外部から入った少年による殺傷事件が起きた  

折しも、子供の数が減って国や自治体が、躍起になって助成金ばかり言っているけれど、お金の給付があれば、ないよりは助かるだろうが、果たしてそれで解決するのだろうか?夫婦ともに働く時代になって、働く環境の中で、昔からの物差しの中でしか働けない環境では、解決できない問題のように思えてならない。
そんな中、子供の心が揺れている

子どもを公園で走り回って遊ばせてやりたくとも、公園ですら誰が見守るのか?日常の細かいことを言ったらきりがないけれど、夫婦ともに日常の他愛ない事をシェアする仕組みもない中、おじいちゃんおばあちゃんが近くに居ない人は、誰に頼むのか?そのおじいちゃん、おばあちゃんさえお元気で、まだまだ自分も働き、老後に備えて自分の時間も欲しいという時代。

子どもは国の宝・・と言うわりには、にっちもさっちもいかない。

現場の声が、世の中を動かすポジションの人に届く仕組みはないんだろうか?届かない原因は何なのだろうか?

当地では、午後三時になると、街中にアナウンスが流れる
「いつも私達を見守って下さり有難うございます。今学校が終わり、私達は下校します。宜しくお願いします♪」何気に聞いていた子供の声のアナウンス。みんなで、子供達の事、気にしてあげようというきっかけになっていると思う。見守るって大事な、誰でも出来ることじゃないかな。