子ども達の鉛筆、2Bが標準になった理由

テレビを見ていてビックリ!です。子供たちが学校で使う鉛筆の標準が2Bになったそうな!?

えッHBじゃないの?と見ていてなんでなんで・・!と。

何でも手を使わない毎日にどっぷり浸かった結果とか。それってお年寄りに懸念される「フレイル」と同じじゃないのかしら?子供たちも・・!

子ども達の筆圧が弱くなっていて、HBでは薄くて読めないのだとか。標準鉛筆が2Bになったというこの状況を危惧した関係者は、手は立派な感覚器であり、又運動器でもある。HBの鉛筆使って訓練した方がよい!と仰っていました。子供のころからこんなに握力もなければ大変だと!

そう言えばいつぞやブログに書きましたが、例の吹き流し(へび笛)。高齢者の嚥下予防・お口の機能強化のために当院でご案内してた際、幼児や小学生に「やってみて!」と言っても吹けない子供が結構いて唖然とし、ゆっくりお教えしておりました。まだまだ腹式呼吸等できないにせよ、「フーッ!」と言うことすら難しい子供がいて、ショックでした・・。紙風船もおんなじ状況で!

今高齢者に注意を呼び掛けていることが、同じく小さい子供にも・・と思うと複雑な気持ちです。どんどん便利になる一方で、体の部品を使わないで済んでることは、身体能力の低下どころか、もっともっと大きな問題を含んでいると心配してしまいます。

出来ないから、やり易くする!でなく、もうちょっと頑張ってできることは減らさない努力が必要と私は思います。やれば出来ることですから・・。あきらめないで、やれば出来ることだと思いたいです。