アルフォンス・デーケン先生のことば

喜び、悲しみ、苦しみを
分かち合う人間関係がないと
イラついたり、むかついたりする

喜びも人に話せば二倍
悲しみも人に話せば二分の一となる
まわりの人は有難い    

           アルフォンス デーケン

コロナ禍でリモートの仕事となり、新入社員でありながらたった一回しか出社せずとも仕事はできているが、精神的にいっぱいいっぱいになっている女子社員のドキュメンタリーを見ました。いいタイミングで、だいぶ年の離れた先輩が気遣って下さり、「一度山形の実家に帰って、そこからリモートで仕事したら?」と言われ、帰省し実家で母の手作り料理を食べ、姉の子供と遊び、生まれた土地の自然に触れ、そうこうしてるうちに生気を取り戻して仕事にもどれた・・と。

そのテレビを見て、このデーケン先生の言葉を思い出しました。生身のコミュニケーションなくとも仕事は出来るようですが、一人暮らしの方・新卒社員などに、言葉かけはぜひ必要です。仕事をこなしているから大丈夫ではないのですね。

どこかのタイミングで、誰かが声がけして、一人でないことを実感いただいたらよろしいですね。

まだまだ続くコロナ対応の毎日。
その黄色信号に気づいて、手を差し伸べ声かけして「みんながいますよ、一人じゃないよ」と伝えましょう。

先ずは、挨拶からですね。
道で会っても、「こんにちは」「いいお天気ですね」
変な人!?と思われてもいいじゃないですか?

お子さんなど、マンションのエレベーターで元気に挨拶してくれますよ。この間は聞くともなく「このバッグね、誕生日にもらったの!」と嬉しそうに自慢してくれました。「アラッそう!ステキね」と言ったらとっても嬉しそうでした・・。

「気をつけて行ってらっしゃい!」こんな感じかな?

このコロナ禍、しんどいのは皆さん一緒ですから。