美味しすぎてまずい!

料理研究家・ホルトハウス房子さん。
久しぶりにテレビで拝見しました。あいからずボーイッシュなショートヘアでイキイキしてらして、おいくつになられたのかしら?と思われた方多かったのではないでしょうか。
確か、外国の方と結婚されていて、鎌倉にお住まいでご活躍と存じていました。

この日のインタビュアーは、イケメンで4人のパパの谷原章介さん。
他の料理番組でも、実にお料理も手際のよい俳優さんです。

そんなイケメンをものともせず、淡々と段取り進めながら、サッサと洗いものをすませながら相変わらずの手際の良さが気持ちいいほどステキなホルトハウス房子さん。

この日のメニューは「チキンスープ」でした。
房子さんにとって、これはすべてのお料理の基本になる”お出し”のようなもの。だからこそていねいなお仕事を見せて下さいました。

鶏ガラ3羽分をきれいにきれいに脂・血合いなど、余分な部分を徹底してとり、きれいにしたガラを、寸胴鍋にいれかぶるほどの水を入れてひたすら灰汁とりながら4~50分煮出すものでした。火加減しながら、続けて灰汁をとり浮いてくる脂をとりして・・。
できがった透明な金色のスープは、惚れ惚れするほど美しい。
お味みした谷原さんも思わず「うまい!」
このチキンスープで、カレーもラーメンもとす早くおつくりになり、オーソドックスなお料理をあっという間に蘇らせて、どれもこれも画面に飛び込んで食べたくなっちゃいたいほどでした。

今度休日にでもこのチキンスープ、トライしようと思います。お料理の原点を教えて頂いたおもい。あれこれ入れたり、いじくりまわしたりしたものは「美味しすぎてまずい!」と言って憚らないホルトハウス房子さん。その歯切れよさがお料理にもお話しの仕方にも髪型にも現れていて、久しぶり気持ちのいいお料理番組でした。

お料理の間中キッチンの窓の外を、”トンビがくるりと輪を描いて”飛んでいて、なんともなの豊かさを感じたひとときでした。谷原さんの低音の抑えたしゃべりが、ホルトハウス房子さんのお料理をより引き立てていました。