ヒラリー・ハーン

先日久しぶりTVでヒラリー・ハーンのバイオリン聴きました。すっかり貫禄のついた体の線バッチリのトルネードドレス。ちょっとドッキリでしたが、彼女はものともせず相変わらずのダイナミックさでした。

曲はバイオリンコンチェルトブラームスの2番。皆さまもお聴きになればあぁあの曲というおなじみのコンチェルトです。イギリス・フィルハーモニア管弦楽団で指揮はカッコいいサロネン。コンチェルトに先んじて、シベリウスの「トウオネラの白鳥」やりましたがオーボエのソロが光っていました。

ヒラリー・ハーンは十代から活躍していますが、いつだったかグラミー賞も取るなど、めざましい活躍です。私も初めて聴いた時、その研ぎ澄まされた音色と圧倒的な美しさ・力強さに驚きました。この日のブラームスは、ハーンの力強いところと細やかな感性のコンビネーションがオケとよくコミュニケーションして、聴いてるこちらにその対話が伝わり、楽しくなりました。主導権をハーンとオケが交互にやり取りし、それが相乗効果となってこちらに届きました。すばらしいブラームスでした。

バッハのパルティ―タ。無伴奏のハーンのバイオリンの音色が教会の高ーい窓から降り注ぐ光のように、のびやかで力強いアンコールでした。豊かな時間でした。