安全な治療を提供するために(ご協力をお願いいたします)

 歯科医院の問診票って・・最近結構面倒ですよね。治療中の病気や持病の薬聞かれたりして必要あるのかしら・・?このようなことをおっしゃる方がおられます。歯の治療にからだの治療が影響するということに、ピンと来ない、以前かかってた歯医者ではそんな事言われななかったのに・・という方も多いのでしょう。
一昔前まで、歯医者は虫歯と歯槽膿漏の対応しかなく、それも削って形を戻す。動いてる歯は抜く、このように高齢者になるまで多くの方は歯を失っていました。

しかし、時代が変わってこの超高齢化社会。70過ぎて仕事している方もあられます。今後10年ほどで、65歳以上の高齢者が3割を超えるようです。子供のむし歯が平均一本と減る中、受診する多くの方は中高年層です。中でも高齢者は増える一方となり、その多くが持病を持ち、他科で処方された薬を常用しています。その6割が循環器系とも言われ血液の流れに関係する薬を飲む方も多い昨今です。

このような時代の変化に対応し、歯科医師が歯科の分野のみに目を向けていればいい時代は終わりました。現在では歯科治療を行う際、持病のお薬をお聞きしたり、場合によっては医科の担当医に患者さんの全身状態を問い合わせ、連携して治療を進める・・ということも当たり前になってきました。こうした配慮なく歯科の治療進めて、患者さんが不利益をこうむらないようにという配慮です。特に当院は、32年前の開業当初より
「歯も大切なからだの一部です」をモットーに診療してまいりました。

こうした新しい医療形態を確立するのに欠かせないのが ”患者さんのご協力”です。ですので、歯科を受診の際には、他科で受けている治療や・のんでいるお薬も教えて頂きたく、安全に進めるためにご協力をお願い致します。服薬(飲んでる薬)に関しては一冊のお薬手帳にまとめ、保険証と一緒に携帯されることをお薦めします。歯科受診だけでなく
緊急時にものんでいるお薬がわかるかどうかで、処置内容・予後が違ってきます。

虫歯・歯周病が細菌の感染症と理解され、定期メンテナンスをご支持頂き、お口の中を整えることが皆様の豊かな生活を支えることがわかってきました。今の歯科受診、新たな医療形態は、患者さんと私達医療者が、パートナーとなって進めていくものです。ご理解ご協力をお願い致します。