池さんのロングパス!

皆さんはご存じでしょうか? パラリンピック・ラグビーの方達。私恥ずかしながらちっとも知らなくて偶々テレビで拝見し、夢中になって応援しちゃいました。

そういえば・・と記憶の奥の方にあったのですが、ずーいぶん前、若者4人が乗った車が樹に激突し炎上!3人も亡くなってお一人も瀕死の重傷と!そのご無事だった方がこの
「池さん」なのです。左足を失い、左腕も感覚はなく・・の中、自分だけ生き残ったことに悩む日々だったようですが、ある日生き残ったからこそ・・という気づきの中、パラリンピックのバスケに挑戦し始めたのだそうです。右腕しか使えないのにあきらめず、右腕を徹底して鍛え、右腕だけでボールを操れるようになられ、その後車いすラグビーに転身されました。

更にコントロールに磨きをかけ、と言っても画面の練習状況を拝見すると、尋常ではない過酷なトレーニングとお見受けしました。こちらから見たら、それは難しいだろう!と思われるようなことでも、「出来ることをひとつづつクリアする」それにはたゆまぬトレーニング!と、ご自分を鼓舞してわざわざ大変なことをご自分に課せているように見えます。そしてその様子を、小学校で体験話として伝える活動をなさり、一緒に事故にあって亡くなった友達が僕の生き様を見ていると。だから試合でメダルとって見せることが自分だけ生き残ったんだから・・と。3人の為に何が出来るか・・と左足を失った池さんが
トレーニングしてるのを見たお婆さんが 「あなたに勇気もらったよ」とおっしゃって下さり、役に立つ自分に気づき、亡き友人の分も生きて証拠を残そうと、メダル目指す決意を固めたそうです。

リオでメダルとりたい!少しだけ残ってる筋肉を少しづつ大きくしていき、失った機能をトレーニングによって生まれ変わらせる。ギリギリまで自分のできる最大限をつくす・・と汗びっしょりになって、あえて坂道で車いす使ってトレーニングしたりの画面拝見していて、思わず「頑張れー」と心の中で叫びながら、カッコいい方だなぁと思いました。結婚されて男の子二人もお家の中でボール追っかけるのを楽しそうにみておられました。

競合オーストラリアに勝つために、一つ一つ戦略も検討しながら、仲間と協力しながら一つ一つクリアしていくご努力には本当に頭が下がりました。正直パラリンピックをよく
拝見していなかったことを後悔し、今後は是非に応援させて頂きたいと思いました。

絶望の淵から困難を一つ一つ乗り越えて来た”池さん”
もともとステキな方なのでしょうが、なさってらっしゃることが更にお顔にあふれて、何ともハンサムな男性です。

池さんとチームの努力が報われて、身体の大きい競合オーストラリアに勝って、リオ・パラリンピックの出場権を獲得されました。

「生きててよかった!」とおっしゃる池さんのお顔には、亡くした仲間へのおもいがあふれ、なおかつ”ヤッタ”という充足感も見られ、でも「僕の場合はですから・・」とあくまで謙虚な池さんでした。

あっち痛いこっち痛い・・を理由にさぼってる自分を恥じ、自分で自分の身体をみてやらずして誰がみるのだ・・と大いに反省でした。再放送あるなら、みんなにみてほしい番組でした。子供たちにもぜひ!番組に夢中になっちゃって本名聞き逃しましたが、「池さん」がぴったりな!素敵な方でした。頑張って下さいね。私も勇気頂きました。

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