恐竜の「のど」化石見つかる・世界初!

福島県立博物館や北海道大学などの国際研究チームは、モンゴルのゴビ砂漠で発見された恐竜化石から。世界で初めて「のど」の化石が見つかったと発表した。
「恐竜がどんな鳴き声だったか」と言う謎の解明につながるかもしれないと期待されるそうです

このピナコサウルスの化石は、殆んどの骨が繋がった良好な状態で残っており、呼吸や音声にかかわる気管の入り口にある「喉頭骨」が見つかり大きさ7,8センチで、恐竜の喉頭骨が見つかったのは世界初と言います

この化石と現代の爬虫類や鳥類を比較分析すると。のどを形作る骨と、筋肉によって動かされる骨の間に関節があることなど、ピナコサウルスの喉頭骨の特徴が、鳥類と似ていることが分かったそうです。
ワニなど爬虫類が出す単調な発声よりもっと、複雑な発声が出来ていた可能性が高いということです。

未解明だった恐竜の音声発声の進化を解明する、重要な一歩になると期待されます。
今回発見された喉頭骨とは、輪状骨、舌骨、被裂骨だそうです。ロマンがありますね・・。