乾燥とゾウ(天声人語より)

ようやく雨・少しの雪が降って久しぶりのお湿りになりましたが、乾燥は相変わらずです。この冬は堪えますね。乾燥・・。保湿剤や加湿器ではとても追いつかないカサカサ度です。若い方に比べ私などは本当に堪えます。美容の大敵!!

ビックリしたのは動物園のゾウ。
新聞記事によると上野動物園のアジアゾウは4頭とも、冬の間保湿処置が欠かせないんだそうです。放っておくとあかぎれやひび割れを起こし、表皮から出血するそう。からだの大きさとは比例した繊細さですね。特に弱いのは、頬・耳・爪・わき腹・尻尾の先あたりだそうで、飼育係は初冬から春先まで毎週、たっぷりのオリーブオイルを「刷毛で」塗るそうです。なめても害はなく、塗る度くすぐったそうなそぶりを見せるとか?ゾウも飼育係のきめ細かいお手入れを喜んでいるのでしょう。このお手入れは30年来続くのだそうで、高温多湿の森や密林から来た動物ゆえ、厳しい日本の冬の乾燥には対応できないんだそうです。

この記事を読んで少し笑っちゃいました。同じこと言ってました。
私もこの仕事して長くなりますが、院長も私も、院内で唇が渇いて皮がむけそうな方や、肌がカサカサしている方には、ずいぶん昔から「安いのでいいからオリーブオイルを塗って下さい。たとえ口に入っても害はありませんよ」とお勧めしていたからです。昔はこんなに、家庭にオリーブオイルが一般的でなかった頃は「サラダオイル」と言ってたのを思い出しましたが、アジアゾウさんと一緒でした・・!

どうぞ皆さんも、朝晩クリームやオイルでこまめにお手入れください私は洗顔後の蒸しタオルを実行しています。目にもいいと眼科主治医も推薦。効果あるといいなぁ。
おっと、栄養不足も響きますので、タンパク質・脂・ビタミンまんべんなく食べて下さいね。冬場のダイエットは危険ですよ。皆様しっかり食べましょう。