マーゴ・フォンティーンの言葉とチョン・キョンファさん

名バレリーナ・マ―ゴ・フォンティーン(マ―ゴット・フォンティーン)さん60歳の時の言葉が新聞にありました。マーゴさん華があって気品のあるすばらしいバレリーナでした。

☆「歳と共に何かが失われていくことに絶望してはいけない。それを超えるエネルギーで自分の人生を選び取っていくことが大切」だと。

それを受けてバイオリニストのチョン・キョンファさん。久しぶり新聞でお名前を発見、お元気に復帰とあります。しばらくお名前拝見せずいたのは指の故障で一時舞台を離れていたとか・・。有名な指揮者チョン・ミュンフンのお姉さまです。お姉さまのバイオリンンも歌うがごとく、流れるがごとくの力強い演奏で、聴くと彼女の音の世界に知らぬうち入り込んでうっとりします・・。

そのチョン・キョンフアさんの言葉。

「生きていて、発見する心さえ持ち続ければ、何にでも希望を見いだせる。苦しい時は、何か大切なことを教えられている時。私は何事にも悲観しません。探求に終わりがないということは、絶望ではなく恵みだと思っていますから」

久しぶりのサントリーでは、バッハのソナタとパルティ―タ全曲とのこと。「探求は恵み」とおっしゃるキョンさんがバッハと向き合われた時間。きっと演奏会は素晴らしい豊かな時となることでしょう。楽しみです。