しあわせは歩いてこない(一部再掲載です)

おひな様過ぎて急に春の陽気になり、つい先日まで満開の梅に鶯が蜜を吸ってたり・・と思っていたら、河津桜はとうに咲き、いよいよ桜前線のニュースが近づいてきました、と言うものの、夕方にはヒヤリと寒い日もあります。近所の買い物の帰り、重い荷物にうんざりしてたらつい口をついてでた歌に、自分で笑いました。

しあわせはあるいてこない
だから歩いていくんだね
一日一歩三日で三歩
三歩進んで二歩さがる
人生はワン・ツー・パンチ
汗かきべそかき歩こうよ
あなたのつけた足あとにゃ
きれいな花が咲くでしょう
腕を振って足をあげて
ワン・ツーワン・ツー
休まないで歩け ソレ
ワン・ツーワン・ツー
ワン・ツーワン・ツー

あの水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」星野哲郎作詞、確か・・と回想脳が全開!なんで覚えてるんだろうこの歌詞。
そう言えば先日まで新聞で、毎日彼女の人生コーナーがあったからかしら・・?
どうしてこの歌が急に口ついてでたのか未だもって不思議!!水前寺清子さんの特別ファンでもないし、イヤハヤ・・。陽気のせいにするしかないですね。

とうとう一年経ってしまった戦争のニュースと、桜のニュースが混在の今日この頃。瓦礫と化していく遠い国の様子がテレビに映し出されるたび、決して遠い国の話ではないぞ・・と心落ち着かない日々。着の身着のまま一人荷物を引きずる老婆が、胸に十字を切りながらトボトボ歩く姿に心痛み、思わず祈った花冷えの日から、また一年。

桜の花はいろんな思いを伴いながら、悲喜こもごものなか、それでもいつも必ず咲いてくれる。自然の息吹に感謝して、道端の小さな花にも目をやって、ちゃんと生きていきたいなぁ~。