「はい、ありがとうございます」
会議などの場で質問されたり、発言を求められたりした際そう前置きして話始める人が増えたと感じる
へりくだったあいさつ程度に感じていたが、「心のこもってない感謝の辞はいらない」と不快がる人もいる
「ありがとう」をいう人たちに尋ねた。オンライン会議だと表情や感情がお互いに伝わりづらいので、まずは「ありがとう」と言語化して空気を和らげるという人。考えを整理するための時間稼ぎに使うという人など様々
「ほんとは怖い”やさしさ社会”」の著書のある森真一・追手門学院大教授は「感謝というより、無意識に自分の身を守っているのでは」とみる。「SMSなどできつい言葉が飛びかうのに対し、リアルな人間関係で傷つきたくない傾向が強まっている」
25年前「ありがとう」を連発する老練な大先輩(故人)がいた
「世の中、ありがとうを言わない大人ばかり。だから、わしの好感度が増すのや」とにやり。でも、心にもない「ありがとう」はなぁと当時は思った
「人の気持ちを優しくするプロンプト(入力文)だと思って、どんどん使えばいいのでは」と森教授
かの大先輩は、時代を先取りしていたのだろうか (阪本輝昭さん)
最近の日本語は、なにやらとっても難しい・・
だけども、レストランとかお蕎麦屋さんなどでも、お水やお茶を持ってきて下さったら、食事を運んできてくださったら、「ありがとう」って何気に言っていたいなぁと・・思う今日この頃です
