今話題。 哲子!?

AKBのある女子が哲学にはまってるそうで、哲学に夢中な女子を今、「哲子」と呼ぶそうです・・。知らなかったぁ。
知ったかぶりをしてみれば、哲学とは「物事の本質を探究する学問」という事でしょうか。

AKBのその方は、20代という若さなのに、ステージや舞台でチヤホヤされる自分は、本当の自分ではないし、その評価は自分一人に向けられているものではないから、自分を見失わないためにどうしたら・・と思っていたら、ニーチェの本に出会って「これだ!」と思ってはまり、いろんな本を読むようになった。自分というものに少し向き合うようになったんじゃないか・・と老成してるような発言でびっくりしました。すごいですね。それだけスターになると華やかさが半端じゃないのでしょう。

この方だけでなく、今「哲子」さんが増えていて、哲学書はフィーバーしてるようです。子育てに悩むお母さんたちにも読まれ、ご自分が感じたことを、本を読んでいろいろな人の考えを聞いて、自分というものを振り返るんだそうです。一昔前なら、周りに兄弟・親・はじめ年長者などがいて、又おせっかいやく人がいて、自分を様々言ってくれる人がいたので、うっとおしいと思いながらも第三者からの見方というものを知って考えるきっかけはありました。今の時代は、周りを取り巻く環境が希薄なうえ、マスコミ情報があふれているので、かえって自分を見失いがちというより、わからなくなるのでしょう。

いくつかの言葉が紹介されました。
・人生には段階がある。しかも価値ある人生は平坦ではない。  ヒルティ

・悲しみはいつか癒える。  アラン

・実在は本質に先立つ  サルトル

人間は自由の刑に処せられているので、チャンスがないとか 〇〇がない・〇〇できないでなく、自分でもっと積極的に動いてみれば、続けてみれば意外と選択肢はたくさんあって、道は開けると・・
番組に登場した哲学者は言っていました。学者といってもかなりフツーの方でした。

数年前ブームになった哲学が若い人に読まれていると知って、待合室に「ニーチェ」と「菜根譚」を引っ張り出しました。どこのページを開いても、」「アッ」と思う一言に出会えます。皆さんも立ち読みしてみませんか? なーんだと気が軽くなったりします。哲子さんが増えそうですね。

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