幼児への座薬の使い方

座薬はお薬が飲めない時・緊急を要する時に使われます。正しく使えば効き目も早く、飲み薬に比べ胃腸に負担がかからないようです。

座薬は体温で溶けるように設計されているので、暖房の近くに置いたり直射日光の当たるところに置かないようにしましょう。日光の当たらぬ涼しいところで保管しましょう。冷蔵庫にしまうのもいいですが、出してすぐ使うと、冷たいのが刺激となって便意をもよおしたりするので、室温に戻してから使いましょう。なるべく排便後に使うといいですが急な時はそうもいかないので数分おいて室温に戻したり手で少し温めて使いましょう。排便時に座薬が一緒に出てきてしまった場合、座薬が指で持てる状態だったら入れ直して下さい。手をよく洗って下さいね。

実際座薬を使った際、入れた後30分したら体温測り効果を確認しましょう。お子さんの手の届かないところに保管し、くれぐれも誤って口にしないようご注意下さい。

※ノロウイルス等の場合は、座薬も含め、吐しゃ物のかたづけなど、素手で触ったりすること自体が、感染の元ですので上記のようにはいきません。あくまでもノロなど以外の座薬のご注意であることを申し添えます。