初物の筍

2014033113220000未だ早いと思いながら、八百屋さんに大きな筍。大きすぎるく

らいですが、思った時が吉日!とばかり、消費税前の買い物で

もう持てないほどなのに、欲張って買ってしまいました。

大きすぎてお鍋に苦労しましたが、茹で上がってイイ匂いの

筍君です。それにしても筍茹でている匂いって、何とも

そそられます。さてどうしようかな?まずはたけのこご飯、

姫皮は千切りにして梅とあえて・・と。底の硬いほうは

にんじんなどと煮含めて、若竹汁も木の芽あえも・・。と思いながらひとまず下ごしらえ

終えました。忙しいと何度もはできませんが、その季節の物はなるべく頂きたいと

思います。開業したころ、裏手のアパートの一階で診療していました。30年前です。

診療室向かいが八百屋さんで、筍の季節になると、ドラム缶をお鍋代わりにコンロにかけ

て、筍を茹でてくれました。共働きのお母さん方はとても喜んで買っていました。かく言

う私も「奥さん、筍茹だってるよ!」の声に茹でたてをありがたく分けて頂いて、文京区

の家まで帰ったものです。その八百屋さんは斉木さんと言って、ご夫婦で気のいい方でし

た。つい最近斉木さんの奥さんの訃報を聞いて、時の流れを感じつつ感謝の気持ちで

いっぱいでした。この土地の事を知らない私達を町内会に入れて応援下さいました。

このようなご近所に支えられて、今日の中央歯科はあります。ご近所・患者さん・スタッフ

支えられてまいりました。ご恩返しできているでしょうか?筍の季節になると、筍を茹で

る匂いとともに、お世話になったたくさんの方を思い出します。感謝ばかりです。

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