かくれ脱水!ご注意下さい。

急に寒くなって、着込んだ患者さんや背中を丸めて歩く方も増えてきました。本当に寒いですね。皆さんは大丈夫ですか?

実家の父を見ましても(寒い地方ですが)ビックリするほど部屋を暑くしていて母が頭がくらくらするというほどです。言っても本人「ちっとも暑くないよ」と知らんふり。
こちらも知らんふりして、室温下げたり、加湿器つけたりして調整におおわらわします。

実はこの季節、父のように室温上げて何にも感じず気づいたら脱水!なんて言う高齢者が増えています。高齢者でなくとも起こりうるのです。
父の場合は、しょっちゅうお番茶を飲んでるのが(意識して母が飲ませている)効いてるのか、幸い脱水起こしてはおりませんが・・。

先日内田裕也さんが”脱水”で救急車!のニュースはまさに「かくれ脱水」でした。慣れないホテルで室温調整がうまくいかず、脱水起こしたようです。

かくれ脱水になると、血液が濃くなるので、脳梗塞・心筋梗塞起こしたり
他の病気の誘因となります。
それよりなにより、ご本人が「暑い」と感じないのですから、周りが気をつけるしかありません。単に
脱水と言っても「命の危険」をも伴いますので、侮れません。

どうぞ皆様、高齢者に限らず、室温にはくれぐれも細心の注意をして、同時に水分をチョコチョコとって、事故を起こさぬよう気をつけて下さい。

水分摂取の際も、高齢者は飲み込みが難しい場合も多いので、ゆっくりと、そして姿勢を整えてから飲んで頂いてください。いきなり飲んで、むせって気管に入って事故を起こさぬよう、くれぐれもご注意ください。介護やお世話の方も大変ですが、一瞬の油断が命取りとなります。ご留意ください。

 

ベロ回ししてますよ・・と患者さん!

定期メンテナンスに見えてる男性患者さん。
ケア担当が「痩せられましたか?」とお聞きすると、「アッ、ベロ回し体操してるので、顔痩せしたかな?」と・・。

「すばらしいですね」どのように何回くらいやっているかなど、詳細お聞きして話がはずみました。
早い段階でサリバテスト(唾液検査)をして、噛む食材が少ないこと、したがってお若いのに唾液が少ないこと、過去の詰め物が多く二次う蝕になりやすいリスクがわかったかっらでしょうか?
自宅でのデスクワークで、つい口にするおやつも問題になりました。そのことをちゃんと自覚され、男性ですのにベロ回し体操なさるなど、積極的になられて嬉しかったです。
いつも素敵な方ですが、こんな風に積極的に取り組む姿勢に、男性ながらエライなぁとますますステキにみえました。自分の健康に配慮するなんていいですよね。

かく言う私もなんとかやっていますが、左右10回が結構きついです。でも唾液は出ますので、何とか続けなければと思います。

思わぬ効果。
先日大腸内視鏡検査でしたが、処置後1時間くらい休養室で休んでいた時、前日夜から絶食、下剤1リットル飲むだけでしたので、口の中がカラッカラでした。「お水下さい」も言えず、そうだ!とベロ回し体操左右10回もしたら出るわ出るわ唾液が・・で、わぁ救われた・・でした。カーテン越しにべロ回し体操してるとは、看護師さんも気づかなかったでしょう(笑)

皆様も歩きながら?(こわい)でも、テレビ見ながら?でもなさってみて下さい。すごく唾液出ますので、洋服を汚さないようにお気をつけください。唾液が垂れるほど出ますよ。
唾液は健康の源です。
そしてお口は、全身の健康のゲート!です。

歯が痛む!? 狭心症の早期発見

年間20万人もいる狭心症の患者さん、心筋梗塞で死亡する方は4万人もいるそうです。

あえてこのブログでお伝えしようと思ったのは、胸の痛みはなく、歯が痛むという初期症状の為、見逃すこともあるというニュースでした。以前から
良く左の奥歯が痛むのがサイン・・と聞いたことはありましたが・・。

2007から2014の急性心筋梗塞から48時間以内に入院した1063人の内、78%は胸の痛みあったものの、なんと”22%の方は全く胸の痛みはなく”心筋梗塞起こされたようでした。

☆歯が痛くなる(関連通と呼びます)→狭心症・心筋梗塞のサインでもあり   
                  ます。

特に毎朝階段の上がり下りで、毎回奥歯が痛む
  散歩中、坂道で毎回背中が痛い      など運動時に起き、再現性
                      ある場合はサインかもです

これらは心臓の周辺にある何本かの神経が脊髄に集まって、刺激が別の神経に移るからで、感じ方を誤解するのです。

奥歯・喉・肩・腕・みぞおち・背中等、左側に多く症状が発生します。
このような関連痛を自覚したときは、油断せず狭心症のサインかも?と
ぜひ受診ください。

☆また症状を感じにくいタイプで「息苦しい」だけというのもあるそうで
 糖尿病の方や、高齢者に多いそうです。糖尿病の方は腎臓機能も落ちてる
 ことが多いのです。
 70歳以上の方・タバコを吸う方は年1回の心臓の検査をお勧めします。

冠攣縮性狭心症という、強い痛みや圧迫感顕著な狭心症もあります。
 これは安静時(深夜・寝てるとき・早朝に40%)に起きるそうで、強い痛みで目が覚めるほどで、寝ている間の突然死もこれだそうです。
喫煙者に多いとのことです。

突然死と言えば、子供の突然死も「受動喫煙のリスクが大きい」と言われています。タバコは吸う人ご自身にも、周りの方にも様々なリスクをもたらします。まず禁煙!です。
喫煙は狭心症・心筋梗塞だけでなくあらゆる病気の引き金となります。
「自分のからだは自分で守る」禁煙は必ずできる有効な予防です。

フロス or  DIE

お口の疾患が全身に影響することが広まってきて、何より健康で美味しく豊かな毎日を送りたいという気運が高まってきました。
このようなことを踏まえ、歯ブラシの仕方も理にかなった方法に代わってきています。

①起きてすぐ、一度カラ磨きしましょう。
  寝ている間に口の中の菌は30倍に増えると言われています。ですので
  起きてすぐ口の粘りや乾燥感を実感する方多いと思います。
  朝食前にぜひ、デンタルフロスとカラ磨き(フッ素ペーストつけずに)
  してみて下さい。いつもの朝食がもっと美味しくいただけますよ。

②朝食後・昼食後・夕食後も、まずフロスをしてあらかたの汚れを取り、それからカラ磨きし、次にフッ素ペーストつけてブラッシングしましょう。
  「唾液の通り道作る」デンタルフロス。日本ではまだまだ全体の20%し
   か使用されてないようです。慣れればその気持ちよさがわかりますの
   で「歯ブラシ前にフロス」と習慣にすればよいですね。

海外では「フロス OR DIE」と言われそれほど口のケアが、重要視され習慣となっています。

③唾液をだしましょう。
   先日もブログに書きました。多い方は一日1・5リットルも出るんで  すって!驚きです。普通には500ミリリットルから1リットルと考えていますが、60代ですと一日400ミリリットルしか出ない方もあるとか・・。これでは飲み込みにくいし、クッキーなど食べにくいし、食事中の事故も起きやすいですね。
当院でも、「ベロ回し」のストレッチ、中でも受付でも、変な顔実践してお教えしてますが、簡単にできますよ。

歯茎に沿って、ベロを左右10回ほど回すだけです。結構疲れますが、慣れてきます。そのうちストレッチ中に唾液がタラリ・・なんてことも。耳下腺・顎下腺・舌下腺の3大唾液腺を刺激してやりましょう。手足と同じく、使わないと使えなくなります。唾液(つば)でなったら大変です。

④おかずの具を大きく切りましょう。
  以前も書きました。シチューの季節になりましたが具(人参・ジャガイ   モ・玉ねぎ・ブロッコリー・大根等々)も食べ易くせず大きなごろっとで行きましょう。大きい塊をかじって、よく噛んで味を楽しんで頂きましょう。
「食べやすくたべやすく」調理することは、乳幼児や高齢者ならともかく(高齢者でもあまりに食べやすくしてしまうのは、かえっていけない・・と言う取り組み始まっています)あまりいいことではありません。

面倒なこと何故いろいろ言うかと申しますと、お口の中の特に歯周病菌が、ある毒素を出し、もうみなさんご存知の病気との関連が大きいからです。
病気の多くは炎症ですが、歯周病菌は炎症と仲良しなんですね。怖いです。

それからこれはとっても気になるニュースですが、日本にいる外国人の70%が、「日本人の口臭にがっかりした!」と言ってることです。要するに
私達日本人は世界でも有数の「口が臭い国民」ということです。うれしくないですね。
当院で取り組んでいる喫煙にも因ると思います。喫煙者は大方歯周病が進んでおり、歯周病はサイレントなので症状に気づいてない場合が多いですが、その歯茎の色・歯の汚れ・唇の色・皮膚等見ればすぐ喫煙者とわかります。
何よりタバコ臭いですから。

デンタルフロスの話題からまたまた飛びました。
どうぞ歯周病予防のため、きれいな息のために、デンタルフロスを毎回歯ブラシの度、歯ブラシの前にご使用ください。

フロス or DIE !

ポカン口!?

若い世代に増えて入るポカン口。
皆さんの周りや電車などで見かけませんか?

呼吸は本来、鼻を中心にするものですが、鼻づまりなどがきっかけで口呼吸に変わってしまうことがあります。最近若い世代に増えている「ポカン口」も、口呼吸で口をあけっぱなしにするからです。

口呼吸すると唾液がすぐ乾燥してしまうので、食べかすやプラークが洗い流されなくなるだけでなく、抗菌成分を含む唾液の自浄作用が低下して、細菌の活動が活発化します。その結果虫歯・歯周病になりやすくなり、口臭も強まり、お口開けていると、さらに気道の粘膜も乾燥し、アレルギーを起こしたり風邪をひきやすくなったりして、様々なトラブルの原因になって全身の健康にも影響します。

口呼吸気味の人は放置しないで、鼻詰まりがある場合はぜひ耳鼻科を一度受診下さい。鼻に問題ない場合は、お口を閉じて鼻呼吸できるよう意識してみましょう。あっぷっぷ~するのもいいかもしれませんね。
又、口が閉じない原因に噛み合わせの問題がある場合があるので、歯科医院で噛み合わせのチェックをお勧めします。

歯科衛生士さんの仕事

百歳の方が万の単位となり、75歳以上の後期高齢者が逆ピラミッドの上位を占めるようになって、日本は超々高齢社会になりました。それに伴い自分の歯を守らないと尊厳持って生き抜く事にはなりません。虫歯予防に加え、歯周病予防にも「特に患者さんの積極的な参加が欠かせません」患者さん自身が生活習慣や意識を変えなければ、十分な治療効果は得られないのです。

歯科衛生士としてご活躍のある歯科衛生士さんは、「歯科衛生士が仕事に取り組むには、歯科医師の深い理解が必要不可欠」と言いきります。そして「エビデンスに基づき、専門家の判断の下、患者主体の治療を行う」のが歯周病治療においては特に大事と。
ですのにその治療に携わる歯科衛生士さんの資格を持つ約25万人のうち、半数弱の方が就業されていない日本なのです。誠にもったいないことです。
先程のキャリアある歯科衛生士さんも「今改めて実感するのは長く続けることの意義」と。「続けることで自分も成長でき、学びたいという意欲が患者さんへの最良の歯科医療の提供につながる。そのやりがい含め伝えて行きたい」ともおっしゃっています。

「歯科衛生士」と聞いて患者さんは何と認識下さるでしょうか?「歯の掃除する人でしょ?」 ではさみしいですね。「虫歯を予防し歯周病が進行しないようにケアと知恵差し上げるプロ!」と思っていただけるように、朝霞・中央歯科では歯科医師と共に、歯科衛生士の地位向上を視野に毎日の仕事を通して、スタッフ全員で、医療の質を大切に取り組んで行きたいと思います。

プラーク取るだけが仕事ではなく、プラークは何か?どうしてつくか?どうしたら改善出来るか?患者さんの行動変容は、歯科衛生士さん自らの行動変容から始まります。せっかくの国家資格を無駄にすることなく、さらに深め磨いて、皆様から「世話して頂いて嬉しいです」とおっしゃって頂けるに十分なお仕事です。患者さんとパートナーシップで頑張りましょう。

結婚・出産・引っ越し等ご事情で中断されている歯科衛生士さん。時間経てば経つほど戻りにくくなるのではないでしょうか?仕事のブランクは、その間の社会経験がありますから、仕事に生かせます。是非とも歯科衛生士のお仕事をお続け下さい。8020はもうすでに8028!を目指す時代に突入。歯科衛生士さんの出番!です。私達応援します!

20年来の知り合いの衛生士さんが、友人連れて訪ねてくれました。

日本で初めて「予防」を立ち上げた会以来です。

一歳半のお子さんつれて、忙しくも楽しそうにしてて、嬉しい再開とご訪問でした。ご一緒した衛生士さんも、勉強家で礼儀正しい、また楽しい方です。悩みがおありのようでしたが、それは一生懸命取り組んでいるからと、理解しました。

未々これから未来あるお二人に、してさしあげられる事は何だろう?と考えると、それは一緒に意見交換しながら、共に考えるということかなぁと思いました。

常日頃細かい仕事の歯科医や歯科衛生士は、たまには広い視野と遊びが大切です。更に考えの違う人と、年代違う方と、仕事以外の場で会ったり喋ったりが大切。視野広くですね。
そう言う私も、ランチを一緒にしながら、うまい子育てしている若い友人に感心させられ、初めて会う方の真摯なものの考えにふれ、あっという間の楽しい時間でした。お二人とも美味しそうに召し上がるのが何よりステキでした。地元のものですが・・と、お持ちくださったお土産が、さりげないのに美味しいことったら!お二人の活躍ぶりが心にしみる訪問でした。

またいらしてください。楽しみにしています。

虫歯予防デーに思う

最近のテレビコマーシャルを見ると、随分とお口のケアに関心が高まっていると感じます。CMの内容がとても高度で本格的になり、虫歯予防も単に「虫歯を予防しましょう」でなく、「大人虫歯を予防しましょう・・」とか細かに年代合わせた提案が増えてきました。すごい進歩です。

確かに子供の虫歯の数も「平均一本を切る」昨今。その代り歯肉炎は増えていたり・・。
当院にいらしてるご夫婦が、お孫さん生まれると「同じお箸とかで子供とやり取りしないでね。虫歯移るから・・って娘に言われた」など、健康情報が子育ての本など通じて伝わっていることがわかります。「やたらにチューなんかしないでね!」なんて言われたら
おじいちゃまおばあちゃまもがっくりですので、「定期メンテナンスでお口の中を整え、日ごろお家できちんとホームケアをしてフッ素など正しく使い、十分にスキンシップはしてくださいね」とご案内しますと安心なさいます。孫はかわいいですものね・・。
特に喫煙者は口臭等で嫌われますので、お孫さんの存在は ”禁煙のいいチャンス” です。
いかに生活習慣と健康がリンクしているかがわかってきましたね  !

ひところ流行った ”オフイスグリコ”も 大人が職場で好きな時に好きなおやつ食べて当たり前!という、歯科側にしてみれば「余計なお世話だなあ」と思うシステムも、働き方の時代の変化がもたらしたものと当時考えていました。
公務員が仕事中にタバコふかしているのが取りざたされたことあります、職場での禁煙が言われて久しいですが、仕事中に袋菓子・チョコなど食べながらはちと・・と思ってしまいます。歯科から言えば、ちょこちょこ食べは虫歯になりやすいからです。また小腹がすいたからとお菓子をちょこ食べしてると、いざ食事の時に十分に食事らしきものを取らなくなり、結局ちょこちょこ、食事だかおやつだかわからないもので埋めてるだけになり、健康に良くはありません。胃の手術をした方などで配分食の方は別ですが・・。

そんなこと虫歯予防デーに感じていたところ、新聞にこんな記事がありました。
  ☆デスクで「ちびだら飲み」
あるコーヒーメーカーの新発売の商品にまつわる所感ですが、1992年缶コーヒーが誕生した当時は製造工場や工事現場で働く人が短い休憩時間に気分転換に、コーヒーをぐいっと飲むことが流行ったそうです。この90年代に2000万人いた製造業・建設業の就業者が2015年に1350万人に減った一方、増えたのが情報・サービス業で、2015年には2991万人を数えるそうです。この方々が仕事中にコーヒーをデスクに置き、ちょっと飲んで少しリフレッシュ。再び仕事に向かいまた一口飲む。「ちびだら飲み」という習慣に代わってきたらしいのです。

この飲み方の変化の背景には 「働き方の変化」があり、長時間のデスクワーク中、ちびちび、だらだらと飲む生活習慣の変化に合う商品開発が始まっているそうです。
これも歯科医院側から言えば、ぜひとも「ちびだら飲み」には糖分のない飲み物にしていただきたいなあ・・とつくづく思います。ちょこちょこのみで虫歯のリスクが増えるからです。

先日も「ガッテン」で、高齢者にお肉を積極的に取っていただき、”アルブミン”を増やして、認知症・寝たきりにならないようにしましょう・・といっておりました。一般向け内容が本当に本格的になってきました。フレイルの予防です。

健康・健康・予防と言われる昨今。
その大元は「生活習慣にあり」とやはり思います。

以前より当院で提案している、三度三度のお食事をしっかりとり、甘いものなどはデザートとして食事のあと続けて取っていただき、食事と食事の間をあけていただく。こうすることで、歯の表面は再石灰化向かいます。もちろん食後にお手入れした上ですが。この習慣はメリハリある一日を過ごすためにも、とても大切なことだと思います。

時にはお友達とスイーツ食べに行ったりも、普段のよい生活習慣ができていれば、びくともしません。健康な歯を残し、健康な歯茎を維持してしっかり食べる。高齢になってもお肉を食べられるお口にしておく。このことは認知症予防にも役立ちます。

”噛んで味わって楽しんで食べる”
小さい時から、こんな生活習慣をつけてあげて、丈夫なからだを作っていく。
「食べること」って本当に大事!と虫歯予防デーにつくづく思います。お野菜もお肉もいろんなものを食べること自体が、お口のお掃除でもあります。おいしく召し上がって、仕上げに「フロスやフッ素を忘れない歯ブラシ習慣」こんな小さな習慣もチリも積もればで
健康を守る礎になります。

口で食べる・口から食べられる。
人として大切なことですね。ぜひ小さいうちからお子さん方に伝えたいと思います。

タバコフリーサミット2017・東京

当院では禁煙支援をスタッフ全員で心がけております。

そのスタートは2001年当時国立医療科学院にいらした、望月友美子先生からタバコの健康被害の実態を裏付け持って教えて頂いたからでした。最近は2020年のオリンピックに絡んで言われがちですが、オリンピックがあろうとなかろうとタバコに良いことは一つもないのです。特に口から吸うので歯や歯茎には最悪です。

当院では禁煙なさってからが更に大切な私どものサポートですので、喫煙者にはそうお話しして少しでも早く禁煙を勧め、ご家族含め周りの方への健康被害の大きさもつぶさにご説明します.

このサミットは今先頭に立って、皆様の健康にお役にたつべくご活躍の先生方が集まられます。声高に喫煙者を非難したり疎外するでなく、正しい事実を皆様に知ってほしいのです。是非ご参加下さい.

  5月27日 (土)    10時~18時    東京都医師会館  (お茶の水)    参加無料です
  厚労省・東京都医師会・日本対がん協会  申込み http://www.tobaccofreesummit.tokyo

 

新生活スタートの方お気をつけて!(電子レンジのお話)

この時期、新生活をスタートされる方々も多いと思います。料理はしないという方でも、電子レンジはご愛用ではないでしょうか?

先日テレビでその電子レンジのこわーい間違った使い方を放送し,警鐘ならしていたのでダイジェストでお知らせします。もうご存知の方ばかりかと思いますが、私は「卵は危険」くらいしか知らずビックリでした。(700wの例で説明してましたよ)

気をつけないとならないのは・・・
・水分の少ないもの→パン・サツマイモなど(早く高温になります)
・高熱になりやすいもの →あんまん (水蒸気含んでいる)
・油の多いもの →天ぷら・フライ
・調理でないもの→おしぼり

特に気をつけないとならないのは、「膜のあるもの」だそうで
・例えば、肉まんやソーセージのような
・また生の鶏肉は、3分で筋膜に水分が溜まって破裂するとか!
・カップ麺をレンジに入れ、着火して、大やけどし亡くなった例もあるそうです。怖いです!

また、生の人参千切りに火を通そうと、お皿に人参千切りのせて自動にすると6分で「炭化」真っ黒になり(まるでひじきみたいに)11分で燃え始めました。こわーい!

★こんな時には、落ち着いて”スイッチを切り”、”ぬれふきんをかぶせてください”とのこと

いずれにしても、電子レンジを使う時には、「自動で加熱しないこと」入れっぱなしにせず
目で見て短時間で様子見ながら、安全に使って下さいとのことでした。
万能調理器のような電子レンジ。

テレビで千切りの人参が真っ黒になって、火を噴いているのを見て本当に驚きました。きちんと使わないと「危険がいっぱい」です。目を離さずよく見てコントロールしながら、安全に使いましょう。
新生活スタートの皆さん、くれぐれも気をつけて下さいネ。

女子旅 茨城グルメ編

茨城のグルメといえば、アンコウです。

特に2月のアンコウは肝がたっぷりで美味しいとか・・・

調べてみたら、3月いっぱいはアンコウ楽しめるようで、お店に予約して行ってきました。

各部位を特製酢(肝ソース入り)で堪能し、

待ちに待った、アンコウ鍋。

十数年ぶりに頂いたアンコウは、とても美味しく雑炊までペロリといけちゃいました。

機会があれば、また食べに行きたいと思いました。

                                      神子島

素敵なキリン

皆さん、キリン好きですか?

店員さんに確認して撮らせてもらいました。

周りにはお子さんがいっぱい。

キリンは、やはり人気者のようです。

当院にもキリンが3頭いますので、探してみてください♪

                       神子島

女子旅 茨城編2

茨城に1泊した理由は・・・

ここで、朝日を見るためです。

前日に下見をして、

見ることが出来、携帯で何とか撮れました\(^o^)/

                    神子島

 

女子旅 茨城編

早朝、出発で茨城に一泊してきました。

はじめは、牛久の大仏様です。

せっかくなので、中に入り見学してきました。

展望室は、ビルの27階相当だそうです。

暇つぶしに明太子パークへ。

駐車場に入るので、ヘトヘトであまりゆっくり見れなくて残念(ToT)

最後は神社にお参りに

空気がキレイで癒されました。 

                       神子島

 

女子旅 台湾・お土産編

台湾の素敵なお茶屋さんで急須を購入。

中国茶専用は今回ので、3個目になりました。

お茶を入れる時に傾けても蓋が外れない優れもの!

毎日、ほっこりお茶を楽しんでます♪

                  神子島

 

女子旅 台湾・食い倒れ編

ちゃんと、コースを食べてみたいとお店を予約。

お腹いっぱいだったはずなのに・・・

皆で、ぺろりいただいちゃいました)^o^(

                   神子島

女子旅 台湾・春節編

台湾の旧正月にあたる春節は華やかです。

 

酉年にちなんだ物がチラホラと。

最後のオブジェがお気に入りです(*^_^*)

                   神子島

女子旅 台湾旅行・飲み物編

台湾と言ったらフルーツです。

フレッシュジュースを頼んでみました♪

色とりどりできれいになりました(笑)

夜はホテルの部屋でちょい呑みです。

台湾の人は家庭でご飯を作って食べる習慣がなく、屋台が充実しています。

スーパーで買い物するよりもコンビニですぐ食べられるものを買うそうです。

その為、スーパーの品物の回転が悪く、賞味期限の物が多々あり、

ポテトチップスの袋を開けたら蟻が出てきたっ!ということも・・・

コンビニの方が品物の回転が良く安全だと、現地の人に勧められて、

私たちもそれに習い、コンビニで調達してきました!

台湾ビール数種類と、緑の紙パックはアスパラジュース、

クリーム色の紙パックはアップルミルクです。

どれも、甘みが強い…台湾の人は甘味を好むとは知っていましたが、本当でした(*^_^*)

 

                                                神子島

女子旅 台湾 乗り物編

連休に台湾に行ってきました。

去年の8月から待ちに待った台湾です。

テンションが上がった私たちは

行きの飛行機の中、地下鉄でパチリ撮らせてもらいました。

機内食は美味しく、地下鉄はきれいで快適でした。

日本の切符とは違い、台湾はコインでした。

最後は改札で回収され、再利用されるようなので、感心してしまいました(*^。^*)

                          神子島

台湾土産

衛生士が連休に台湾旅行に行って、かわいい美味しいお土産持ってきてくれました!まずパッケージがかわいい。台湾茶も香りよく、まったり感。癒される~。他に烏龍茶のチョコも美味しい!皆で堪能しました。たくさんお土産ありがとう。
皆様のお口のケアに日々奮闘している衛生士が、オン・オフをうまく使い、こうしてちゃんとプライベートも充実して仕事してくれてることに、院長もお土産頂きながら「嬉しいことだなぁ」と感謝でした。リラックスできてまた衛生士の仕事に集中するのでしょう。頑張れー!!PS 写真800枚近く撮ったらしく徐々にお見せするそうです。お楽しみに。

受動喫煙の怖さ!

いよいよ受動喫煙防止法が国会に提出なるようですが、小学校でも禁煙の授業があり子供たちにも、健康被害は伝えられています。やめられないあなたが悪いのでなく、ニコチン依存症と言う病気なのです。当院では虫歯、歯周病の成り立ちを説明する折、その方の口腔内の画像見て、喫煙者でなくとも受動喫煙の影響がお口の中に見られる方には説明し、健康被害にならぬよう支援致します。知らないことをお知らせして、見た目もきれいで本当に健康なお口の中に出来ることを、ご案内したいと思います。

お昼寝しちゃいそう?(DH の個室です!)

当院の歯科衛生士さんの個室です!お昼前から午後にかけては温室状態。
ご覧のように昨年の白いアンセリウム(ハワイ等の夏の花)がまた次々と咲き始めました。

こんなメンテナンスの個室なので、お口のケアしてる間に眠ってしまう患者さんも多く、お口のケアの時間が、リラックスタイムでもあるようです。この環境ですから夏は暑くなりますが、院長先生が日除けの簾下げて下さるので、またその風情も喜ばれています。

日がよくあたるなんて贅沢の一つかもしれません。口腔内写真撮る時などは、明るすぎて神経使いますが、これとて贅沢な悩みです。

衛生士さんに欠かせないもの

日々患者さんの歯周病対応に粉骨努力(笑)している歯科衛生士の頼みの綱、スケーラーです。毎回シャープニングして滅菌しスタンバイの消耗品。初荷が入り、早速シャープニング!大変な仕事ですが、このスケーラー次第なので、この製品含め現在欠品になってる輸入品も入荷待ちです。歯科衛生士の道具を揃えるのは勿論、的確に患者さんの歯周ポケット触らせて頂くために不可欠ですし、何より必需品です。良い道具を揃えないと患者さんがご苦痛ですからと、中山先生のご指導が生きています。頑張って!衛生士さん!

予防

1998年以来、診療の根底に「予防」を据え、私共だけでなく、患者さんにもご理解頂きお家でのケア、会社でのケアなど頑張られ、やった方が良いことを実践され、更にはご家族友人に広め・・と、素晴らしい健康観持たれるようになりました。

最初はこんな小さな芽でも、水をやり、肥料をやり、お日様を浴びて大きく育つように、皆様の健康への取り組みに伴走し、牽引していく中央歯科でありたいと思います。
本年もスタッフ共々勉強してまいりますので、宜しくお願い致します。

謹賀新年

新春のお慶びを申し上げます!

新年も飾り巻き寿司でスタートさせて頂きますv(*^_^*)v受付小室が作らせて頂きました。

松竹梅でございます。

本年も皆様にとって良い年になりますように♪

 

今年も患者さんの素敵な笑顔を楽しみしています!!! (*^_^*)スタッフ一同

今年も皆様有難うございました。

早くも31日、本年もお忙しい中、中央歯科にご来院有難うございました。
研修やセミナー出席等で臨時休診にもご理解賜ったおかげ様で、今年も沢山の学びがありました。中でも一番の学びは、患者さん皆様から頂く貴重な情報の数々です。生きた皆様からの情報は何より有り難く、診療進める上で大変な刺激となり、勉強材料となり、又その頂いた情報により違う観点からアプローチ出来たり、新たな対応が見つかったり本当に有り難く思います。その結果が少しでも皆さま方のご健康に寄与するものであることを願い、来年も真摯に診療にあたって参ります。

メンテナンスの重要性をご理解頂き、素晴らしい健康観持たれた当院の患者さん方(もはや患者さんとお呼びするのも憚れますが)を誇りに思い、来る年も前に進んで参ります。佳いお年をお迎えください。来年も美味しく召し上がれますように。

又、取り留めないブログを、読んでいただき有難うございました。来年もアンテナ張って
楽しく、又お役に立つ情報をお伝えできればと思います。宜しくお願い致します。

 

もうすぐクリスマスですね

ある日の朝霞駅東口。子供たちの讃美歌が聞こえてきました♪

もうすぐクリスマスですね\(^o^)/

品川プリンスホテルのツリーです(*^。^*)

友達と忘年会してきました(*^_^*)

クリスマスが待ちどおしいですね!

 

受付 小室

 

 

禁煙に新ルール?・本日NHKご覧ください

当院では、歯周病の最大の原因とも言われる「タバコ」に、ここ18年余禁煙支援をして取り組んでおります。

本日、NHKクローズアップ現代+で「禁煙に新ルール導入?どう変わる健康リスク」が
放送されます。夜10時です。

喫煙されてる方はもちろん、ご家庭・会社で悩まれている方、ベランダ喫煙で迷惑こうむっている方、身近な問題としてご覧になれたら見て下さい。

喫煙されてる方も 「やめようと思ってるんだけど・・」という方がほとんどです。その方が ”意思が弱いのではなく” 「ND]という脳の依存だからです。悪いのはあなたでなく、正しくリスクを伝えきちんと対応する医療機関も少ないのが現実です。支援者が必要なのです。

私達歯科医院は、お口を開けて頂くまでもなく、”喫煙者は風貌でわかります”
ですので、なおのことお口の中の実情を正しくお伝えし、全身の健康にももちろん悪いけれど、歯や歯ぐきにも大きなリスクがあることをお伝えし、皆様の恙無い毎日とご健康に本当の意味で、お役に立ちたいと思っております。放送の内容全部つかんでるわけではありませんが、きっと意味ある放送と思います。ぜひご覧ください。

カメラケースもクリスマス

大事な口腔内写真のキットも、クリスマスです。皆さんの口腔内写真、きれいにとってあげたいですものね!そして緊張せず少しでもお気持ちが和めば・・。

2016/12/ 3 14:27

セカンド・ミール効果

最近はテレビで健康番組花盛りですが、番組によっては?というものもたまにあります。
先日みた番組は、忙しい芸能人たちが、昼間はお弁当・夜番組終わってドカ食い!?
朝食めったに食べず、夜しっかり食べるという人や、炭水化物がダメ!?というので、ご飯を抜いてる女優さんとか、いろいろでした。

迎え撃つ((笑)ドクター方も、本当にこの先生ちゃんと食べてるのかしら?と疑問に思ったり、栄養の事ご存じでないなぁと思うこともしばしばですが、この日は違いました。

「朝ごはん抜きはご損ですよ!」何故なら、朝食べないと小腸の糖吸収を促してしまうのです・・と。
当院でも、朝ごはん抜きの患者さんには、特に若い方には、”糖尿病になりやすいですよ”とお話してたので、やっぱり!と思いました。

ですので、朝ごはん食べると ”糖尿病予防”になり、健康に良いのです。
特に今話題で人気のシリアルは、ゆっくりと血糖値を上げるので、朝ごはんにぴったりです。果物を添えて(バナナをスプーンで落とし入れればなおグッド)。さらにカップスープに卵を落としたり、
ソーセージ入れたりすればタンパク質も取れますね。
朝ごはんを食べましょう!

唾液検査

日本では馴染みのない唾液検査ですが、培養して菌が現れてくると、お口の中の状況と鑑み、やっぱり!と合点いく事も多く、必要な検査だなぁと思います。
内科など受診した際、診断するための採血、いくらかかりますか?とほとんどの方聞かないで受けるのに、歯科の唾液検査が、当たり前にならないのは、私達歯科医院側の案内、説明不足もありましょうが、虫歯・歯周病が細菌の感染症であること。自分の口の中の状況を検査である程度わかること。それに基づいてケアの優先すべきものもあること。削って詰めるのはそれからでもいいこと、が伝わってないからです。

唾液検査がすべてではありませんし、培養する程度のものでと精度をとやかく言う人もありますが、やるとやらないでは違います。事実を知ると納得します。検査に伴って生活習慣見直すきっけにもなり、このことがお口のケアにとても役立ちます。

口は、単独の部位でなく大切な身体の入り口であり、身体全体を反映することだってあります。今こそ、唾液が重要です。

 

2016/ 6/14 16:17

2016/ 6/14 16:16

勉強したあとの夕食が楽しみなのです

酒田へミーティングに出向いた日の夕食が毎年楽しみです。
この日もまずお刺身の盛合せ食べましたが、スタッフに魚に詳しい者がいて、盛合せのチョイスが最高でした。特に胆と一緒に食べた「カワハギの薄づくり」がメチャ美味しくてお代わりしました。更にサンマも頼んだらこんな素敵に作ってくれ、わがままいって骨センベイと頭も素揚げにしてもらいかぶりつきました。いかを特別に漬けた丼物も最高!
カザエビのから揚げとか・・旬を堪能。

当院スタッフは食べること大好き人間ばかりですので、現地の食材に毎年ながら魅了されます。お魚堪能したあと、松茸の土瓶蒸しを一人一人タップリ頂き、山の秋も満喫しました。こんな楽しみがあるので海外からの演者招いたご講演など、結構な量の勉強にも耐えられます。ノートも必死にとりましたよ。
渡ってきた白鳥が鳥海山バックに飛ぶ姿にも癒されました。酒田はいいなぁ。

2016/10/15 17:27

2016/10/15 18:18

2016/10/15 18:47

スターウォーズ

山形からのシンポジウムの帰り。飛行機に乗り込んだ途端、BGMがいつもと違うっ

なんと、スターウォーズの曲!!

ワクワクしながら、自分のシートを目指していたら、この子たちがお出迎えしてくれました(*^。^*) ヘッドレストカバーです!

ちょっと、得した気分でした♪

                                                  神子島

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2016  チームミーティング参加してきました

プロフェッショナル・カンブリア宮殿に出演し、全国にお口のメンテナンスの大切さを
伝えた、熊谷崇先生率いるオーラルフィジシアンのチームミーティング。10月15・16日の二日間、山形の酒田市で一年に一度の集まりに参加してきました。

1日目はスウェーデンからいらしたヤン先生。インプラント周囲炎から始まって、現在のスエーデンでの歯周病の取り組み及び治療について分かりやすく、とてもスタンダードなお話しを丸一日して下さいました。久しぶり丸一日英語漬けでしたが、おなじみの岩上さんの名通訳でとても分かりやすかったです。日々の診療にたくさんのヒントを頂きました。貴重な講演を聞くチャンスをありがとうございました。

                                                神子島

2日めは、福利厚生に歯科検診を取り入れ始めている各企業の方々からのお話しで、多くのCEOはじめ、進んでいるところでは、既に”CHO”(社員の健康担当)がいらっしゃるそうで、企業側の、進んだ健康への取り組みを伺いました。「健康経営」ということで企業内で歯科検診の啓蒙活動をしていたりと、今後の健康保険の破たんのリスクを示唆した対応に驚きでした。私たち歯科医院も頑張らなきゃ!と思いました。

                                                小室 

 

 

 

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おかげ様で余命が延びました

先ほど上顎義歯出来上がった患者さん。お帰りの際の言葉です。

16年ほど前、現役でお仕事されてる時が初診。それ以来お忙しい時も、バイクで駆けつけ
メンテナンス続けてきた方です。初診で既に詰め物沢山でしたが、その後上は部分入れ歯にしました。お手入れもきちんとなさり、頑張ってらっしゃるなぁと思った矢先、ガンの発病。確定診断つくまでが長かったので、げっそり痩せ気持ちも落ち込んで、こちらも途方に暮れそうでした。

病名がはっきりし手術に臨むことになり、「終わったらメンテナンスにきますよ!」と仰ったものの、体力も落ち歩行もおぼつかずでお気の毒でした。そんな中「口の中が気持ち悪いけれど、いきたくても歩けない」とご本人からの電話もあり、”お家で出来るお手入れなど話し、待ってますよ!”とお葉書差し上げました。途中奥様がお手入れ用品を買いに見え、ご家族の連携が素晴らしかったです。

しばらく間を置いて「行ってもいいですか?口の中さっぱりさせたい」と再びご本人からお電話頂いた時、それは嬉しかったです。その日衛生士の、体調と病気に配慮したケア受け「アーさっぱりした」とお痩せになったお身体でしたが、ファイトが出てきてらっしゃるようにお見受けしました。抗ガン治療受け乍ら、無理ないケアを再開なさり、「しっかり食べたい」という意欲も出てきて、部分入れ歯を作り直すことになって、今日出来上がりました。

アシストしたスタッフに「今日は天ぷら食べるんだ」とおっしゃって、こちらを労って下さったとのこと。お帰り際「寿命?いや余命?」と笑いながら訂正なさって「余命が延びました!」と喜んでお帰りになりました。慣れるまで新しい義歯は大変かと思いますが、いつでも調整いたしますよ・・と申しあげたら、ニコッとなさいました。多少でもお役に立てたかと、スタッフ一同嬉しい一日となりました。美味しく召し上がれますように総力上げてサポ―トさせて頂きたいと思います。これから食欲の秋ですものね。

セミナー報告

患者さんそれぞれに合った、ホームケアをどうするか?といった興味深いセミナーに出席したスタッフから、報告がありました。とても勉強になる内容で、日頃患者さんに相対してるからこその質問も出来たようで、当院スタッフも頼もしく思いながら、又一段上がれたのではと!嬉しく思い、患者さんに見える化しながら、より親切でその方の現状に即したご案内と確認が出来、より良いお口の中へとなればいいなと思います。患者さんが生活者である事を大切に対応が望まれます。勉強してきてくれて、又互いに高めあって患者さんに貢献しましょう!

2016/ 9/23 13:23

妊娠中の歯のケア (子どもの虫歯予防につながる)

妊娠中の女性のからだは様々変化しますが、お口の中も例外でなく、むし歯や歯周病に成りやすい状態です。

妊娠なさると体内でエストラゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されるようになり、歯周病の原因菌が実は「女性ホルモンを好んで栄養とする」ので口の中で増えやすくなります。
そうして増えた歯周病菌が早産や低体重児出産につながるという報告もあります。又唾液が少なくなったり、つわりでご気分悪く歯ブラシできないなど、むし歯が出来やすくもなります。

お世話する周りの方のお口の中に虫歯菌があると、子どもの歯が生えてきた時、同じスプーン使ったり、哺乳瓶から、またスキンシップするうち、唾液を介して虫歯菌が移ることがあるので、妊婦さんだけでなく、お世話なさるご家族にもお口のケアが必要です。

ですので、妊婦さんのお口の状態をよくすることは、生まれてくるお子さんのむし歯予防にもつながるのです。第一子を出産後このことを知ったお母さん「上の子供の世話で歯みがきがおろそかになりそうだったが、妊娠中のはみがきの大切さをしって、意識してするようになったら、自分自身も気持ちいいし子供にうつさないで済むから合理的」とおっしゃるお母さんもおられます。

妊婦さんは口内環境や、レントゲン、薬の服用できないなど妊娠中はいろいろ制限があるので、治療には神経を使います。必要な治療は原則5~7か月の安定期に、十分な考慮の上なら診療受けることはできますが、お腹のお子さんが専一ですので、応急処置にとどまることも否めません。ですのでなおさら、妊娠を希望される方は、普段から定期メンテナンスを受け、お口の中をよい状態にしておくことが何より大切です。

随分前ブログにも登場いただきましたが、ご夫妻でメンテナンスに通われていたお二人から、妊娠希望であること。奥様に埋もれた親知らずがあって時々症状がでることの相談を受け、ご夫妻と良くお話しさせて頂きました。出産後はご実家の近くに住む予定で当地を離れることも伺い、奥様の親知らずを抜歯することに合意しました。難しい状況にあった親知らずも難なく処置でき、最小の抗生剤だけで炎症も程なく収まりました。何回か傷口の消毒をし、ケアを続けた数か月後 「ありがとうございました」とご懐妊の喜びの報告を頂き、それからご実家に帰られるまでご夫妻で定期メンテナンスを続け、すばらしいお口の習慣を身につけられて、引っ越されました。しばらくして可愛い男の子とのご家族写真が届き、元気そうでお役に立ってよかったと安堵いたしました。

ですので、今から妊娠をお望みの方は、ご夫婦でお口のチェックを受け、必要な虫歯は最小の処置をして治しておき、お手入れもしてホームケアの習慣を身につけてからでも、遅くはないなぁと感じています。

たったのむし歯のことでしょう? 
今痛くないし・・。
歯のことばっかりやってられませんよ!

こんな言葉を耳にした事もありますが、今、ご夫婦でお仕事しながら子育てする時代。
ご両親が傍にいてみてくださる方ばかりではありません。へたすると、まだまだお若いおじいちゃま・おばあちゃまはそれぞれお仕事している場合もあります。保育園に預けるったって、むし歯があってはみんなとご飯もおやつも頂けません。

歯は本当に大事。
歯の具合いが悪いと思う以上に治療に時間がかかり、何よりストレスです。
それよりお口の中をきれいにするために歯医者に通う! この方がお気持ちが楽です。

どうぞ、妊婦さんでお口のケアしてない方は、体調見て汚れを取りにいらして下さい。
歯周病菌の汚れは女性ホルモンを栄養にして、お口の中で増える一方し、虫歯菌もお子さんに移りますので、きれいにしておいてご損はないですよ。。

 

歯の着色!

患者さんに好評の金具のない義歯(入れ歯)です。歯の着色見えますか?
歯茎のピンク色もうっすらブルーに!慌てますよね。犯人は(笑)
美味しい巨峰(ぶどう)でした。この季節特に美味しいですし、最近は皮のところにとっても栄養あるとのことで、皮ごと食べる人も多いようです。

入れ歯にこれだけ着色するのですから、ご自分の天然歯にももちろん色はつきます。召し上がったらお口ゆすいでおくこと必死ですね。又硬い歯ブラシや、取り替えるのが遅れて毛先が荒れた歯ブラシで、日頃磨いてらっしゃると、歯の面に細かい傷つけていて、色が滲みやすいのでお気をつけ下さい。

ぶどう色に染まった患者さんの義歯。きれいに汚れをとって差し上げ喜ばれました。毎日色々なものを頂きますから、色の濃いもの召しあがったら、ゴブゴブゆすいでおいてくださいね。但し日頃歯ブラシ怠ってると、ゴブゴブしてもダメです。それは歯の面に汚れがくっついたままだからです。日頃の毎回のお手入れ肝心です。
(画像一枚目はブドウで染まった義歯・二枚目は汚れをきれいにして差し上げた画像です)

2016/ 9/16 12:54

2016/ 9/16 14:42

心に響いた言葉

当院のある朝霞は、和光市のお隣。和光市と言えばホンダ技研さんがあり、当院にも長くメンテナンスにいらしている社員さんが多いです。そのHondaの創業者である本田宗一郎さんの言葉が、ある本で目にとまりました。親父!と社員に慕われた伝説の方です。

自分の喜びを追及する行為が

他人の幸福への奉仕に

つながるものでありたい        本田宗一郎「やりたいことをやれ」より

趣味のひととき

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年に数回、無性にジグソーパズルを作りたくなります。

最近はステンドグラス調の透明なキレイな仕上がり。

出来たときの達成感は周りの人に自慢したくなります(笑)

                            神子島

ウワッー!キレイ。シャガールのステンドグラスかと思った! (スタッフ)

今日からまた頑張って!

休み明けの朝。毎日通るお宅のお花で一日花です。今日は一つだけですがすっきり鮮やかな咲きようです。三つも四つも咲いてる日もあり。結構楽しみなんですよ。今日はいくつ咲いてるかなぁ~と。

”暑いけれど今日も頑張って!”と元気なお花にエールもらう思い(笑)。
強烈に真っ赤だし、咲きっぷりがおおらかでしょう!栄養ドリンクみたいな「喝ーッ」てお花です。名前がわからず友人に聞いたら「紅葉葵」らしいと教えてくれました。名前もなんだかす・て・きです。いつかこのお宅の方にお会いしたら「拝見していつも、お花に元気頂いています。ありがとうございます」とお礼申し上げようと思います。

皆さんはどんな夏季休暇をお過ごしでしたか?まだまだ暑いですけれど、しっかり食べ十分に睡眠とって又頑張りましょう。

2016/ 8/ 6 10:46

ユマニチュード市民公開講座 於上智大学

先日の日仏会館に続き二度目の参加・上智大学での市民公開講座・ユマニチュード。
夏の暑い日にも関わらず800人近い参加者とのこと。イブさんだけでなく、普段はフランスで活動の、ロゼットさんも歯切れよいハートフルなお話下さいました。

どんどん日本各地で実践進んでいるようで、現場ならではの問題点などが話され、静岡大学によるデーター化も進み、イブさんもビックリの進みようです。何より現場での実践伺うと、素直に「すごい!」と感動です。

認知症・介護の現場だけでなく、歯科の私達の毎日にも多くの示唆があります。9月の研修が楽しみです。20年ほど前、癒しの環境研究会で教えて頂いた大熊由起子さんにもお目にかかれ、懐かしくお話させて頂きました。あの頃「寝たきりは寝かせきりからつくられる!」と言う本書かれ、センセーショナルだったものでした。このユマニティブの勉強会に、大熊さんがお出になってらっしゃることがまた心強くすばらしいことです。

「革命」とも言われるこのイブさん・ロゼットさんのユマニティブで看護、介護の現場が確実に変わります!皆さまも専門職でなくとも一度ぜひ、市民講座など覗いてみてください。自分もケアされる側にも、ケアを提供する側にもなるのです。知ってて損はありません。いえ、知らないと損です。お話し伺うたびにその思いを濃くします。すごい!

2016/ 8/ 7 12:25

2016/ 8/ 7 12:26

2016/ 8/ 7 12:34

 

症例検討中

新患の若い女性。年齢に比して歯茎の腫れと歯石著明。歯茎の隙間の深さ測る検査が出来ないほどでした。今までの歯医者では何も言われなかったタバコも、医科の先生に言われ減煙中とのこと。患者さんが前向きになられていればこそ、この歯茎も、歯科としてアプローチの仕方変わってきます!お仕事上、生活時間が大幅に違うようで、このような生活環境も大きくお口の中にひびいているようです。
今後担当する衛生士と共に意見交換して検討し、禁煙支援担当や受付含め、みんなでこの方のお口の中がいい状態になり、健康取り戻されるようにサポートしていきます。
患者さんも「タバコ含めこんなに心配していただいたの初めて・・」とおっしゃって下さり、ご自分の口の中を何とかしたい!というお気持ちが伝わってきました。
ご一緒に頑張りましょう!

 

2016/ 7/29 13:11

2016/ 7/29 13:11

2016/ 7/29 13:11

 

僕一人ですよ。自分の歯で食べてるの・・。

先ほど終わられたメンテナンスの患者さん。平成14年初診ですからもう14年のお付き合い。お忙しい方なのに、きちーんと通われています

お帰りの際、「この間同級生にあったら、入れ歯になってないの僕くらいで、ひどい奴はいくつも”部分入れ歯”っていうの?入ってて、そのうちの一人が脳溢血で、指もままならないので、入れ歯一つ自分で入れられないわけよ・・」に言葉失いました。続けて「最初は面倒だなと思ったけれど、こうして歯が残ってて自分で磨けてさ!有難いよね。こういう歯医者のかかり方してなかったら、どうなってたかと思うし、脳溢血になった友達可哀想で仕方ないよ」と歯ブラシなど買われて帰られました。

これが現実です。今からでも遅くありません。お口の中をきちんと診てもらい、ご自分の実情を知り、お口の中の状況・歯も歯茎も良い状態にすることできるのです。ぜひお口の中を整えることなさって下さい。思い立ったが吉日です。

筋肉と糖尿病!?

高齢社会を迎え、また団塊世代の今後を踏まえ、新聞・雑誌・テレビあちこちで「筋肉」がキーワードになっています。それに伴い筋肉をつけようと元気なお年寄り!?の俳優さんは引っ張りだこ。有名人も違うご活躍?の時代になってきました(笑)

筋肉というと、「骨を守るのに周りの筋肉が大事!」という昨今の教えだけかと思っていたらビックリ!

NHKのたまたま見た”糖尿病”の番組で、専門医が「サルコぺニア」を言っていました。糖尿の番組でなぜ?と思った私は勉強不足を認識。今わかっていることをご説明下さって納得納得でしたので、かいつまんでお話ししますね。
ご存じでしょうか?サルコぺニア。随分前にこのブログに書きましたが、筋肉が落ちて
動作が緩慢になったり、ますます動かなくなって動けなくなる現象ですが、(当院HPのクローズアップご覧ください)そのサルコぺニアがまさかに糖尿病と関連するとは思ってもみませんでした。

その糖尿病専門医によると、筋肉減少によりサルコぺニアになる→ブドウ糖の消費が減る→血糖値が上がる  というメカニズムだそうです。

確かにお元気そうに見える年配の患者さんにもよくお声掛けして伺うと、「お肉あんまり食べないのよね」とおっしゃる方がほとんどで、いらっしゃる度ズボンの中で足が泳いでいて、お痩せになったなぁと言うより、骨の周りの肉が落ちた!と思わせる方が多くいらっしゃいます。長生きして骨がもろくなっても筋肉ついていればどうにかなるという今の考えには、ほど遠い状況のようですね。骨折して寝たきりを引き寄せてしまいます!
「粗食の人は長生き」は、違ってきたようです!

でも聞けば年長者は意外とお肉好き。それもステーキ好き。カツも好き。味ハッキリしたのが好き。
上等なお肉でなく少し脂が散った気軽なお肉の方が軟らかいし、要は調理の仕方ですね。先日「いじりすぎてまずい」のブログあげましたが、すき焼き風・ステーキ風・焼き肉風。シンプルではっきりした味付けなら高齢者も美味しく食べられると思います。薄味すぎてなんだかわかんない調理はダメですね。やれフレンチのどうとか・・いじくりまわすから美味しくなくなっちゃうのです。
日頃からお肉を積極的に食べ、自宅で出来る簡単体操で筋肉ってつくようです。実はそういう私も、只今筋トレとは言えないまでも簡単ストレッチ中。これが効いてきて、膝の痛み解消しました。続ければ効果あるようです。

私達中央歯科クリニックは、生涯にわたり皆さんが自分のお口で召し上がってくださることが望みです。お口のお手入れはもちろんですが、お顔周りの”筋肉”も萎えると噛めなく飲み込みにくくなるのです。ですので、筋肉は「守り神」なんです。

筋肉はあっという間に萎えますので、焦らず続ければ結果は出ます!
筋肉はつくまで時間がかかりますが、根気よく無理せず続ければ安心と自信がつきます!
頑張りましょう。

 

器械もお疲れさま!

診療室リニューアルの際採用した、ヨーロッパ基準クラスBのリサが、オーバーホールの時期を迎えました。担当者がいつもとても良く指導サポート下さり、当院スタッフも日頃良く手入れしていますので、今日のオーバーホールも雨のなか無事納品設置となりました。またこれから毎日十分な消毒、滅菌に活躍くれるでしょう。役目の済んだ部品ありがとうね!このようなバックヤードの小さな機械たちが、安全・安心な診療を支えてくれています。

2016/ 6/23 13:02

赤い宝石!

以前勤務していたスタッフが、さくらんぼ持って来てくれました。知り合いの農園からとのこと。正に赤い宝石です。食べるのもったいないくらいキレイ!久しぶり、自分で絵付けした小さなコンポートに盛りました。ごちそうさまー!美味しかったです。

2016/ 6/30 20:27

唾液検査

 

2016/ 6/14 16:16

プロフェッショナル・カンブリア宮殿で皆様に「予防の大切さ」をお話しした酒田の日吉歯科・熊谷崇先生に出会って来、1998年から唾液検査(サリバテスト)も優に1500を超える実践例となってきました。医科の血液検査と同様にお口の中もリスク検査をせずに来たことが不思議なくらいです。血液検査して糖尿の数値・肝臓の数値・血液の内容・腎臓の数値・等々わかるからこそ診断がつくのに、歯科では「見た目」で判断され(虫歯だと・・簡単に・・)すぐ処置ということになるのが通常でした。

熊谷先生に出会って、虫歯・歯周病が感染症であり、その成り立ちをはっきりと知って、「皆さまにお知らせしなければ・・」という思いに至り、1998年からご自身のお口の中を知って頂く為に、そしてご自身でやれることはなさって”お口の健康を守って頂きたい”と検査を実施しています。この検査から虫歯のなりやすさ・なりにくさは元より、ご自分の食習慣・生活習慣を見直すきっかけにもなり、お口に始まって全身の健康維持につながる良いきっかけにもなっておられます。

今まで何も説明されずに、削っては詰めてきた部位を再び虫歯にしないためには、どうしたらよいのか・・の道しるべにもなります。ともかく、自分のお口の中の状況を知ることはひいては自分の全身の健康につながるのです。昨今のマスコミの過剰とも言える健康情報には正しい情報も数多く随分意識が変わってきました。”お口の中はお口の中だけにあらずして”。皆さんがご損の無いように医療機関は今わかってることを、きちんとお伝えしなけれななりません。
(画像のブツブツしたものが、お口の中の、虫歯に悪さする菌です・このほか大切な唾液の量・唾液の力等もわかります)

 

2016/ 6/14 16:16

2016/ 6/14 16:17