知識と学び

長寿の国日本、お元気な高齢者が増えるなかで、予想だにしない病気も増えてきました。中央歯科では、主に虫歯・歯周病に光をあて、その原因菌を含んだバイオフィルム(ネバネバした汚れ)の破壊と除去をする予防の考えと処置をベースとして日々診療を進めています。しかしながら、お口の中は、歯と歯茎だけでなく、舌(ベロ)や上あご・下あごなどいろいろ同時に覗くことができます。その際、知識や学びがないと気づかないのです。医科でも症例の多い専門病院では数々みてらっしゃるから、より深い感性と洞察が出来、発見があるわけです。

そのような意味で、日頃からスタッフ皆で、時間あればこのような臨床に繋がる画像がたくさん出ている本をパラパラ見るようにしています。何気に口腔内写真とる時や、歯茎審査をするときなど、思わぬ小さな症状を見つけることがあります。「気づく」と言うのは大変大事なことで、見逃すのは勿体ないからです。特に口の中は痛みも症状もなく進む病気が多いからです。
当院はまた「禁煙支援」してますので、喫煙者や禁煙した方でも、又受動喫煙の環境にある方は、より注意しなければなりません。(加熱式タバコ・電子タバコでも同様です)そのような訳で、当院ではお役に立つべく小さな努力ですが続けたいと思っております。(今回の画像は”舌診のすべて”より引用させていただきました)