ビタミンD欠乏症の子どもが増えているそうです

この新聞記事を読んで、やっぱり・・と思った中高年も多いのではないでしょうか?最近街歩いていても、小さなお子さんのバギーには、幌?というのでしょうか?日よけカバーがバッチリついていて、全くお顔も見えずで男の子さんかなぁ、女の子さんかなぁ~なんて通り過ぎていました。
最近マスコミで過剰な報道があり、過度の紫外線対策がされている節があり、素人ながら心配しておりました。

ビタミンDは皮膚に紫外線が当たって、そこで別の物質から合成される物質で腸管のカルシウムの吸収や骨への沈着を促し子供の成育に密接にかかわっているものです。

日光浴はいい!とばかり野外で真っ黒になるまで日焼けし、「子供は風の子元気な子」と言っていた時代とは違うのもわかります。現在は気象状況も地球自体も変って、外出を控えたり子供に日焼け止めを塗ったりになって、過度の紫外線防止対策と、裏付けのない食事制限など、紫外線を完全にシャットアウトされてる例が少なくなく、アレルギーを恐れて、ビタミンDを豊富に含む魚や卵、キノコなどの摂取を避けている場合もあると大阪大の小児科教授・大薗恵一さんは指摘しています。

今、ビタミンD欠乏症と診断される子供がこの5年で3倍以上に増加している現状との事。また妊娠中に浴びる太陽光の不足も一因になっているという報告もあり、大阪医療センター小児代謝・内分泌内科の依藤部長らの調査では、06年生まれの約1100人の新生児の頭蓋骨を調べたところ、指で軽く押してピンポン球のようにへこむ状態の「頭蓋ろう」と症状が約2割に認められ、ビタミンD欠乏症によって起きたとみられるとのことです。
また生まれ月による違いも見られ、妊娠期間が主に冬になる5月生まれは、妊娠中に浴びる太陽光の不足が起きがち・・と警鐘ならしてもいます。でもこれは意図して出来るものではないかも・・。

ビタミンD欠乏症を防ぐために日光にどれくらい浴びればいいか?その目安を国立環境研究所が公開しているそうです。
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/j1日に必要とされるビタミンDは大人で15g。摂取する目安を5・5μg
生後1歳未満で、5μgとしています。
食事以外に紫外線から合成する量の目安を10gと仮定すると、夏は全国どこでも数分程度日光を浴びればで十分との事。日本全体が亜熱帯のような昨今。難しいことかもしれませんが、ちょっとの散歩やお買い物のついでにできそうな助言です。やってみる価値はありそうですね。高齢者だけでなく、小さいころから適度に日光浴びましょう。ビタミンDってとっても大事。

そういえば、「骨太の改革}って誰が言ったけ?
意味違うけれど、骨がしゃんとしてないと大変だぁ~!

当院でも。BP剤(骨密度のお薬)のむ方が増え、受付で告知いただいた上で慎重な対応を心がけています。

骨はいかに大切か?ですね。