けれんみ

外連味。私もしばらく忘れていた言葉です。他のスタッフもほとんど知りませんでした。
リオオリンピック閉会式で披露された、青森大学 新体操部のパフォーマンスがあり、その後、青森大学を取材するテレビに出くわしました。

青森と言っても、私高校の修学旅行で、奥入瀬に行ったくらいしか知りません。でも冬など雪深い地方ですから、きっと辛抱強く一生懸命な風土もあるのでしょうね。冬以外ではきっと有り余る自然の豊かなところが多いでしょうから・・。

披露された現新体操部員とOBの演技は、本当に身が洗われるような清らかさで、思わず「外連味のない演技だなぁ」と感じいった次第です。俗受けを狙ったいやらしさがなく、見ていて気持ちのいい演技でしたので、「けれんみ」という言葉を思い出したのです。今後も観る人にこのような感動を届けていって頂きたいと、この時世だからこそつくづく、心から思いました。