高所平気症!?

このところ、小さい子供のマンションなどからの転落事故が多いのを受けて、最近のお子さんの動きや、住宅事情に詳しい専門家の番組を見ました。よく言われるベランダだけでなく、出窓やトイレの窓からも事故はあるそうです。びっくりです。

その原因の一つとして上げられたのが、「高所平気症」という初めての言葉。
当たり前の恐怖感を持たないんだそうです。福島学院大学・織田正昭教授によれば、子供は4歳までに感覚の8割が出来上がるのだそうですが、地面というものを知らせないで育つと、「高さを自覚できなくなる」のだそうです。たとえば、子供を外に連れ出して、滑り台・ブランコ・鉄棒で遊ばせて、高さ感覚を養うなどでずいぶん違うとの事。行動パターンを変えないと、大人になっても直らないと警鐘を鳴らしていました。

また、高層マンションでなくとも、マンションのベランダの手すりには工法上110cm以上としか制約がなく、ベランダに網目状とか、桟とかの飾り、エアコンの室外機、植木鉢など。子供にとってはいくらでも足を引っ掛けてのぼる手立てになるそうで、お話聞いていて怖くなりました。

たった5分、お母さんがゴミ捨てに降りて行った間に、お母さんを追ってベランダから身を乗り出しついでに落下。また寝室のベッドが窓にぴったりだったので、その上に乗ってカーテンで遊んでいるうち落下!なんていう事例もありました。どちらも身近にある話でぞっとしました。

スタッフと話しましたが、そういえば遊園地の高さがある乗り物なども、最近は結構小さい子が平気ですよね!?なんていう話もあり、「高所平気症」ということをみんなが意識するべきと感じました。
「子供は風の子」と昔から子供は丈夫なんだからと思っているだけでは大変。大切なお子さんを怪我や事故から守るために、最近のこのような状況は知っておいても損はないと思いました。
事故起きてからでは、当事者はもとよりみんながつらいですものね・・。地面で遊んだり、自然の中で感覚を養うなど気をつけたいものです。