こびる

デパートの野菜売り場には、近所のスーパーにはない珍しい野菜などがあり、結構楽しみです。先日も、香菜ないかな?と巡っていたら、思いがけず「丘ひじき」が100円!
やったぁと嬉しくなって三つも買いました。丘ひじきは栄養あるうえ。シャキシャキの歯ごたえがたまらない美味しさ。サラダにも彩り歯ざわりいいし、辛し醤油でサッとあえると存外の美味しさです。お試し下さい。この日目に留まったのは、「子供ピーマン」でした。小さいので、小ぶりに作っているのかと思い、小人数の家族などには助かるなぁと思いつつ、値段が高いので売り場のお兄さんに聞きました。なんと!
”子供がピーマン嫌いなので、子どもの嫌いな臭いや苦みを少なくした、食べやすいピーマン”ですと・・。メキシコのハラペーニョを改良したらしいです。

嫌だなぁ、こういうの。
ピーマンはピーマンだからピーマンであって、子どもでも食べられる子もいれば、もう少し味覚発達すれば食べられるのに・・。それを食べやすいように人が味を変えるなんて!

白菜が最近小ぶりなので聞いたところ、小人数の家族だと使いきれないし、冷蔵庫に入らないので、美味しいし重宝な食材なので、使ってもらいたくて小さいサイズで提供しています・・と言うのとは訳が違います。ピーマンの味を変えちゃってるですから・・。こういうの嫌だなぁ。子どもの為にもならないと思います。小さい時ってまだ味覚が未発達でいろいろ食べて経験することで、ベロの上のブツブツ(味蕾)が発達して、少しづつ食べられるようになっていくものです。又いろんな味を経験すると、感情も豊かになるんですという報告もあります。

テレビの、有名シェフが産地を訪ねて・・とか言う番組などで、生産者に勧められて畑でいきなりピーマンなんかを生でかじりつき「ウン、うまい!」なんて言ってると、意外と子供たちも生のピーマン食べられちゃったりしてね。

子供たちに新しい食材食べさせる時「美味しいよ・食べてごらん」と言って出すのと「ちょっと青臭いけどね・・」と言って出すのとでは大違いです。新しい味は最初の印象大きいのですから。「まずいよね」と言って出すこともないでしょう・・。

いずれにしても、ピーマンの味をいじってまで、子どもに食べさせようというのと、重宝な食材なので、使ってもらいたくて小さいサイズで提供しています・・と言うのとは訳が違います。ピーマンの味を変えちゃってるですから・・。こういうの嫌だなぁ。子どもの為にもならないと思います。その時が来ればきっと食べられるし、いちいちそんな事してたら、すべて人間の都合で作り変えられてしまったら、傲慢です。

先日アップした、色鉛筆に「肌色」がなくなって「薄い橙色」になったという話と同じ。ものの本質は大切にしなければ。こびたら大切なものを失います。