PHIJ ヒューストン研修

PHIJ ヒューストン研修

まず、熊谷崇先生に感謝申し上げます。幸運で特別な方々・・出発時に頂いた激励文の意味を、今ここに、感謝と共に心から感動し、歯科医として未来に希望の灯りを見ております。このような、心に響く頭がフル回転する一週間も最近ないことでした。圧倒的な凄さでした。しかもその凄さは、ごくごくスタンダードであり、丁寧であり、自由であり、衒いのない素晴しいスタンダードさでした。サイエンスとアートと言われて久しいですが、アートとは、サイエンスをどう按配するか・・とは日野原先生の言葉ですが、按配するには、人としてのありようが大切であって、確固たる信念、たゆまぬ努力、さびつかない感度、そして人に対する配慮と感謝、ジェントルさと感じ入りました。タイトル持っているから先生と呼ばれて尊敬されるのでなく、真の医療者として、健康感を持った人々に信頼をいただくことの意味を心に問うた旅でした。

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3月、東京研修で配布された冊子には、「PHIJ」の文字が書かれ、研修のステップごとにチェックを受け、合否の判定を受けると明記され、開業しながら大学に残っていたころを思い出し、後輩の気持ちに立ち戻ったりもしました。今まで経験ないほどのスピードと準備の量に戸惑いましたが、同じグループの若き仲間たちの縁を得て、びっくりするほどその気になれたのも、嬉しい誤算です。同級生はほとんど守りの体制に入っており、こんなに勉強する仲間をもてた事に高揚感を味わい、ファイトが沸きました。 これも平成10年、一ツ橋ホール大雪の日、ブラッタール先生、免疫学者の多田富雄先生を招いての、熊谷先生のOPめざす第一歩の日から始まった、真の患者利益を提供する為の活動の過程でできた、多くの仲間があったからこそと思います。

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3月の講演はMcGuire先生のインプラント治療総論でした。口腔外科にいたとはいえ、なまった頭を呼び起こすのに苦労したものの、新鮮で魅力的なお話に期待が高まりました。大切な点を要約課題として課せられ 何十年ぶりかの英論文で、理解するのにグループの先生方には随分助けて頂き、ヒューストンに向かう飛行機の中でどうにか形にすることが出来、若い先生のエネルギーとフットワークには感謝でした。優秀な後輩、早乙女先生が一緒で楽しみも倍増してきました。

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McGuire先生のオフィスは機能美に満ち、ホスピタリティーにあふれ、魅力的な環境でした。熊谷先生が、技術アップを言われながら、投資して環境よくしないとだめだよとおっしゃる意味もよくわかりました。クリーンな環境から、いい結果が生み出せ、患者さんにも、スタッフにも、ひいては自分にもハッピーで仕事が出来ると言う事でしょう。私も3年前に改装しましたが、もう一度直したくなりました・・。  McGuire先生、宮本先生、Scheyer先生方の最新のデーターに基づいたご講演、また我々の処置について、多方面から、気づかなかったご指摘を頂きました。自由な発想と、信頼する仲間との沢山のディスカッションによるものと、伺いました。臨床家であり、研究者であり、とてつもなく広い視野をお持ちで、たゆまぬ努力をなさっていらっしゃるでしょうに、穏やかで、ジェントルでいらっしゃる事は、学ばねばならぬ大切な姿勢です。

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基本診査の実習では衛生士のチェックを受け、今までにない緊張感を味わいました。 ライブオペで、Scheyer先生はゆっくりと処置を進め、アシスタントのスムースな動きと相まって、術野はもちろん周囲にもほとんど血液の汚れがない美しい静かな処置でした。 ごく近くで見せていただけ、手技はもちろん、多くの学ぶべき事柄、気づきがあり、こんな経験はめったになく、今回のご配慮を大変ありがたく思いますと同時に、これから巣立つ若いDR達に見せてやりたいなあと、心から思いました。若いうちに最高のものに、沢山触れる事が何より大切です。そして学ぶ友も沢山もつことです。

研修を通じて、今までの処置では結果にのみ目がいっていたので、プロセスのひとつひとつを今一度見直して、スタンダードにきちんと、きれいに進んでいるか改善し、よりよい結果を目指します。今回の研修を通じて、知己の先生とはさらに交友も深まり、初めての先生とは、同じ目標を目指す仲間として喜びあい、無駄でないと信じてきた時間に更なる希望が見えてきました。定年のない我々の仕事ですが常に勉強する気持ちを忘れず、独りよがりにならぬよう、仲間の先生方と刺激しあって、熊谷先生が長きにわたり、ご自分ひとりで培って下さった海外の著名な先生とのご縁に深く感謝し、その恩恵に与る責任を自覚して皆さんと頑張りたいと思います。

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開業して初めての長い休診でしたが、患者さんかたから、いつも勉強して下さって有難いと言われました。その責任は重大です。期待される歯科医、尊敬される歯科医、信頼される歯科医療、課題は山積でも、この仲間にブレーキがかからなければ大丈夫と思います。 安全運転ばかりではつまらないので、たまにはスピードアップしてPHIJの動きに目が離せないぞというくらいに、山を目指して行きましょう。フランクに話し合える仲間をもてたこと、雲の上であろう方の実地のご指導受けられた事、身に余る幸せな時間でした。 あらためて 熊谷先生有難うございます。OPとしても口腔外科医としても嬉しい時間でした。 この素晴しいチャンスの実現にご尽力下さった全ての皆様に心からお礼を申し上げます。 仲川先生、人一倍面倒かけました。 オマハに向かって、自分のタイヤを交換して走り始めます。まだまだ頑張ります。 希望が見えてきましたから・・